月別アーカイブ: 2019年4月

大岡川の夜桜Ⅱ

 今日は、帰りに横浜公園を経由して上大岡まで歩いてみました。横浜公園のチューリップは、品種にもよるのですが、来週あたりが見頃でしょうか。


【参考】
 赤煉瓦倉庫
 クィーンの塔(横浜税関)
 横浜公園
 大岡川の夜桜(南太田あたり)
 大岡川の夜桜(弘明寺あたり)

新元号は『令和』

 本日、平成に続く元号が『令和(Reiwa)』となることが政府から発表されました。
 帰りに立ち寄った横浜橋商店街では既に新元号が掲示されていました。


【万葉集巻五より】
右事傳那珂郡伊知郷蓑島人建部牛麻呂是也梅花歌三十二首并序
天平二年正月十三日萃于師老之宅申宴會也于時初春月氣濟風梅披鏡前之粉蘭薫珮後之香 (以下略)
【読み下し】
右のこと、那珂郡伊知郷蓑島の人、建部牛麻呂(たけべのうしまろ)これなり。梅花の歌三十二首併せての序
天平二年正月十三日(西暦730年2月7日)(そつ)(おきな)の宅に(あつまり)て、宴会を(のぶる)なり。
初春の(れいげつ)にして、氣(きよ)く、風らぎ、梅は鏡前(きょうぜん)()(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を(くゆ)らす。
【疑問】
 件の和歌が詠まれたのは、対照表によればグレゴリオ暦での2月7日です。蘭というのは、シュンラン(春蘭、Cymbidium goeringii)のことだとの説があるようですが、聊か時期が早すぎる様にも思えます。花期から推測する限りカンラン(寒蘭、Cymbidium kanran)であったのではないでしょうか。
【文献】
 万葉集、http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2569911 Accessed 2019-04-13.
 歴史読本臨時増刊 特集「万有こよみ百科」(1973)、新人物往来社、東京.