月別アーカイブ: 2017年4月

牛島の藤は……

 ゴールデンウィーク前半の今日、牛島の藤を見に行ってきました。樹齢1200年とも言われる最も古い藤は今でも健在で、ノダフジ(Wisteria floribunda)とばかり思っていたのですが、案内板によると右巻きだそうです。花序が長すぎることは気になりますが、西日本では普通種のヤマフジ(Wisteria brachybotrys)なのかも知れません。


【注】(2017.5.1.加筆)
 案内板の年代が昭和47年となっており今から45年前になりますが、この頃、我が国での植物螺旋の定義が、牧野富太郎により記載された『アサガオは左巻き』から木原均が提唱した『アサガオは右巻き』に正されたことに気づきました。現在の定義では、ノダフジは左巻き、ヤマフジ、アサガオは右巻きですが、今から半世紀近く前に設置された案内板ですので『このフジはノダフジと同じ巻き方(当時の右巻き)だが、ヤマフジほどには葉の裏の毛が多くない』と言っている可能性があります。
 残念ながらつるの巻いている箇所は確認していません。青色が鮮やかな花色はヤマフジを思わせますが、長い花序は明らかにノダフジですので、恐らくノダフジ(W. floribunda)の一品種なのでしょう。

【案内板より】
国指定特別天然記念物
牛島の藤案内
 この藤は、樹齢約千年といわれる古藤で、山藤に似ている。つるは右巻きで毛がない変種といわれ、全国一をほこる。根のまわりは十平方メートルもある。明治のころは、三メートルちかい花序をつけていた。藤棚は七百平方メートルの面積がある。園内にはおなじ藤が二本ある。毎年五月はじめに藤紫色の花をひらき美しいながめは関東一といわれている。昭和三年一月十八日国の天然記念物、昭和三十年八月二十二日文化財保護法により特別天然記念物の指定をうける。
藤の伝説
 むかし、柳原で農家の娘が長い間病気で苦しんでいた。旅僧から娘の病気は生垣の中にある藤を寺に納めるとよくなるといわれたので、藤を寺の境内に移し植えたところ病気は治ったという。この寺は蓮花院といわれ今はないが、藤だけが残されてそのあとをしのばせている。
 昭和四十七年三月
     埼玉県教育委員会
     春日部市教育委員会
     春日部市 関根石材施工

鷹取山から長柄桜山古墳へ

 連休初日の今日、鷹取山を超え、桜山を経て、相模湾のほうまで歩いてみました。


【参考】
 ウマノアシガタ Ranunculus japonics
 ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis
 ハナアロエ Bulbine frutescens
 メマツヨイグサ Oenothera biennis
 シラユキゲシ Eomecon chionantha
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 ホタルカズラ Lithospermum zollingeri
 ゲンペコイギク Erigeron Karvinskianus
 ヤマツツジ Rhododendron kaempferi
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 シラスゲ Carex duniana
 ノハタカラクサ Tradescantia flumiensis
 カマツカ Pourthiaea villosa
 ガマズミ Michelia figo
 ムラサキケマン Corydalis incisa
 ヤマブキ Kerria japonica
 カタクリ Erythronium japonicum
 ノダフジ Wisteria floribunda
 カンアオイ Asarum nipponicum
 
 ヤマグワ Morus australis
 鷹取山親不知
 三浦薬師如来酉年開帳-神武寺
 子育て地蔵尊-神武寺
 イワタバコ Conandron ramondioides
 タチツボスミレ Viola grypoceras
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 モッコウバラ Rosa banksiae f. Alboplena
 シラン Bletilla striata
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Alborosea’
 ショカッサイ Orychophragmus violaceus
 シャガ Iris japonica
 シバザクラ Phlox subulata
 タツナミソウ Scutellaria indica
 ホウチャクソウ Disporum sessile
 キランソウ Ajuga decumbens
 江の島(長柄桜山古墳群二号墳より)
 キバナアマ Reinwardtia indica
 フリージア Freesia refracta
 ヤマアイ Mercurialis leiocarpa
 タイワンリス Callosciurus erythraeus
 ボラ Mugil cephalus
 クサフグ Takifugu niphobles
 キバナイペ Handroanthus chrysotrichus, Syn. Tabebuia chrysotricha ‘Gold Tree’ (or ‘Gold Trumpet Tree’)
 セイヨウキランソウ Ajuga reptans

今年のクゲヌマラン(類似種?)

 通勤途中の道端で今年もクゲヌマラン(Cephalanthera longifolia)が咲きだしました。昨年みつけた2箇所(3地点)とは全く別の箇所でベルト状の緑地帯です。昨年は花期の終盤に気づいたため、よく確認できませんでしたが、今回みつけた個体は、少なくとも形態的にはクゲヌマランと言ってよさそうです。草丈は10cmから20cmほどで、周囲には、まだ蕾だけの個体が沢山ありました。


 この写真からも明らかなようにギンラン(C. erectra)でもササバギンラン(C. longibracteata)でもないのですが、ただ、問題なのは周囲の植生です。この写真の場所はサクラとコナラの樹の下で、あたりにマツは一本もありません。マツも含めて針葉樹がない場所であることは、昨年の生育箇所にも共通することです。つまり、マツの根と菌根共生系を形成することで栄養を得ているとされたクゲヌマランには当てはまらないのです。それと、どの生育箇所もここ30年ほどの間に造成された埋立地であることも、このランがクゲヌマランではなく近縁の外来種である可能性を否定できない材料です。
【参考】
 金沢区に生育するクゲヌマランあるいはギンラン類似種

川崎市宮前区の渦桜

 里桜の季節も終盤となった今日、川崎市宮前区で渦桜(うずざくら)が見れるとの情報に接し、平瀬川の親水広場を訪ねてみました。
 本日のお目当ての『渦桜』は、荒川堤で栽培されていた樹を標本として三好学が1916年に記載した品種で、20枚から30枚の花弁が渦を巻くように配置するのが特徴です。ソメイヨシノでよく使われる満開の定義(8割の蕾が開花済み)に照らすと、今日は丁度満開を過ぎようというところでした。来週は、鵯桜、泰山府君など最も遅く開花する里桜も見頃を迎え、季節は着実に移っていきます。


【参考】
 渦桜(うずざくら)Cerasus Sato-zakura group ‘Spiralis’
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Arbo-rosea’
 妹背(いもせ)Cerasus Sato-zakura group ‘Mirabilis’
 駿河台匂(するがだいにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Surugadai-odora’
 菊桜(きくざくら)Cerasus Sato-zakura group ‘Juzukakezakura’
 突羽根(つくばね)Cerasus Sato-zakura group ‘Juzukakezakura’
 御衣黄(ぎょいこう)Cerasus Sato-zakura group ‘Gioiko’
 太白(たいはく)Cerasus Sato-zakura group ‘Taihaku’
 鬱金(うこん)Cerasus Sato-zakura group ‘Grandiflora’
 手弱女(たおやめ)Cerasus Sato-zakura group ‘Taoyame’
 紅南殿(べになんでん)Cerasus Sato-zakura group ‘Beninanden’
 松前早咲(まつまえはやざき)Cerasus Sato-zakura group ‘Matsumae-hayazaki’
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’

里桜が見頃です

 久し振りに朝から良い天気。遅咲きの桜も見頃を迎えました。


【参考】
 一葉(いちよう)Cerasus Sato-zakura group ’Hisakura’
 鬱金(うこん)Cerasus Sato-zakura group ‘Grandiflora’
 楊貴妃(ようきひ)Cerasus Sato-zakura group ‘Mollis’
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Alborosea’
 駿河台匂(するがだいにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Surugadai-odora’

【参考文献】
 森林総合研究所多摩森林科学園(2014)サクラ保存林ガイド、p.111.

江戸の五色桜

 江戸時代中期から後期にかけて、一大園芸ブームがあったことが知られています。梅、牡丹、花菖蒲、朝顔、菊と、四季折々、主として花を観賞することを目的として沢山の品種が作出されました。桜もその例外ではなく、諸大名の江戸屋敷には、里桜群として知られる傑出した交配種が多種多様に育成されており、江戸末期、寛政から天保の頃には250品種程度に達したといわれます。
 里桜群の品種は、山野で見かけるヤマザクラやオオシマザクラなどを交配親として、人工的に作出されたもので、花期は概ね遅めですが長い期間におよび、一重咲きだけではなく、半八重、八重、菊咲と多彩な形態を示し、花色も白、桃、紅、黄、緑と多彩です。このため、五色桜の呼称が生まれたのだそうです。
 時は移り明治維新になると大名家の江戸屋敷の撤退に伴って、多くの里桜品種は失われていったと考えられています。この頃、里桜の収集に尽力したのが駒込の植木職人だった高木孫右衛門です。高木は少なくとも78種の里桜品種を収集保存、1886年に荒川の堤防が改修された時にこの桜を提供しました。荒川堤の桜は明治時代の後期には見頃となり、江戸の五色桜として知られるようになりました。
 米国ワシントンD.C.のポトマック河畔移植された桜は、この荒川堤の桜であり、1910年に贈られた3020本のうち、3分の1にあたる1220本は里桜群の品種でした。太平洋戦争後の物資不足の折に荒川堤の桜は殆どすべて薪となって姿を消しましたが、その後、1952年、1981年の二回にわたってアメリカから里帰り桜が寄贈され、江戸の五色桜が復活しています。
 生物の多様性の重要性が広く認識されるようになった現在、染井吉野(そめいよしの)一色の景観はあまり自慢できるものではなくなっています。里桜に限らず、様々な桜が日本全国で見られるようになることを切に祈ります。

 以下、本日荒川堤等で撮影した写真です。


【参考】
江戸彼岸群
 江戸彼岸(えどひがん)Cerasus spachiana
 枝垂桜(しだれざくら)Cerasus spachiana ‘Itosakura’
 八重紅枝垂(やえべにしだれ)Cerasus spachiana ‘Plena Rosea’

山桜群
 江北匂(こうほくにおい)Cerasus jamasakura ‘Kohokuenesis’

里桜群
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Arbo-rosea’
 一葉(いちよう)Cerasus Sato-zakura group ‘Hisakura’
 薄墨(うすずみ)Cerasus Sato-zakura group ‘Nigrescens’
 八重紅大島(やえべにおおしま)Cerasus Sato-zakura group ‘Yaebeni-ohshima’
 弁殿(べんどの)Cerasus Sato-zakura group ‘Rubida’
 江戸(えど)Cerasus Sato-zakura group ‘Nobilis’
 手毬(てまり)Cerasus Sato-zakura group ‘Temari’
 楊貴妃(ようきひ)Cerasus Sato-zakura group ‘Mollis’
 細川匂(ほそかわにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Hosokawa-odora’
 御衣黄(ぎょいこう)Cerasus Sato-zakura group ‘Gioiko’
 福禄寿(ふくろくじゅ)Cerasus Sato-zakura group ‘Contorta’
 苔清水(こけしみず)Cerasus Sato-zakura group ‘Kokeshimidsu’
 紅豊(べにゆたか)Cerasus Sato-zakura group ‘Beni-yutaka’
 太白(たいはく)Cerasus Sato-zakura group ‘Taihaku’
 御車返(みくるまがえし)Cerasus Sato-zakura group ‘Mikurumakaisi’
 駿河台匂(するがだいにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Surugadai-odora’
 鬱金(うこん)Cerasus Sato-zakura group ‘Grandiflora’
 松月(しょうげつ)Cerasus Sato-zakura group ‘Superba’
 泰山府君(たいざんふくん)Cerasus Sato-zakura group ‘Ambigua’
 日暮(ひぐらし)Cerasus Sato-zakura group ‘Amabilis’ (楊貴妃に類似性が高いとされる江戸系の1品種。)
 高砂(たかさご)Cerasus Sato-zakura group ‘Caespitosa’
 早稲都(わせみやこ)Cerasus Sato-zakura group ‘Caespitosa’ (高砂のシノニム)
 鵯桜(ひよどりざくら)Cerasus Sato-zakura group ‘Longipedunculata’ (最も花弁数が多く、また最も遅咲きの品種)
 手弱女(たおやめ)Cerasus Sato-zakura group ‘Taoyame’
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 白妙(しろたえ)Cerasus Sato-zakura group ‘Sirotae’
 朱雀(しゅじゃく)Cerasus Sato-zakura Group ‘Shujaku’
 御座の間匂(ござのまにおい)Cerasus Sato-zakura Group ‘Surugadai-odora’ (旗弁が5枚程度生ずる駿河台匂)
 嵐山(あらしやま)Cerasus Sato-zakura Group ‘Arasiyama’
 北斎(ほくさい)Cerasus Sato-zakura Group ‘Hokusai’ (日本花の会がイギリスのキューガーデンから導入した品種)
 八重紫桜(やえむらさきざくら)Cerasus Sato-zakura Group (銘板には紫桜の実生から育成されたとあることから、小石川植物園から導入されたラインと思われる。国立遺伝研の八重紫との関係は未解明。)
 マノガ(まのが)Cerasus Sato-zakura Group ‘Manoga’ (米国からの里帰り桜として導入。詳細不明。)
 糸括(いとくくり)Cerasus Sato-zakura Group ‘Fasciculata’
 有明(ありあけ)Cerasus Sato-zakura Group ‘Candida’ (京都の有明とは別品種。)
 千里香(せんりこう)Cerasus serrulata Sato-zakura Group ‘Candida’ (遺伝的には、有明と同品種。)
 花笠(はながさ)Cerasus Sato-zakura Group ‘Hanagasa’ (浅利政俊により1963年に福禄寿の実生から育成された品種)
 紅笠(べにがさ)Cerasus Sato-zakura Group ‘Bunigasa'(浅利政俊により糸括の実生から育成された品種)
 ワビヒト(わびひと)Cerasus Sato-zakura Group ‘Wabihito'(米国からの里帰り桜として導入。関山のシノニムである可能性がある。)
 麒麟(きりん)Cerasus Sato-zakura Group ‘Kirin’
 増山(ますやま)Cerasus Sato-zakura Group ‘Masuyama’

種間雑種
 冬桜(ふゆざくら)Cerasus x parvifolia ‘Fuyu-zakura’ (マメザクラとオオシマザクラとの種間雑種とされるが、遺伝解析の結果からヤマザクラの関与も示されている。)
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis ‘Somei-yoshino’

 大正期の荒川堤
 鬱金の並木

 以下、本日撮影の桜以外の写真です。足立区都市農業公園では、ローズマリーの品種が多数栽培されていました。



【参考】
 ローズマリー
   ”ブルーボーイ” Rosmarinus officinalis ‘Blue Boy’
   ”コーリンハイムイングラム” Rosmarinus officinalis ‘Collingham ingram’
   ”ゴリシア” Rosmarinus officinalis
   ”スプレ&アップライト” Rosmarinus officinalis ‘Ploughmans upright’
   ”サンタバーバラ” Rosemarinus officinalis ‘Santa Barbara’
   ”プロストラータス” Rosemarinus officinalis ‘Prostratus’
   ”ロックウッドデフォレスト” Rosemarinus officinalis ‘Lockwood de Forest’
   ”アープ” Rosemarinus officinalis ‘Arp’
 ブーケンビリア Bougainvillea sp.
 ニオイバンマツリ Brunfelsia australis
 カモミール Matricaria recutita
 イベリス Ibelis sp.
 ヒメリンゴ Malus x cerasifera
 エリカ・コロランス ‘ホワイト・デライト’ Erica colorans ‘White delight’
 エリカ・クリスマスパレード Erica x hiemalis ‘Christmas Parade’
 ジャノメエリカ Erica canaliculata
 チューリップ Tulipa sp.
 モッコウバラ Rosa banksiae f. Alboplena
 ムラサキサギゴケ Mazus miquelii
 みのり(真海徳太朗 作)
 お兄ちゃんと一緒(鈴木法明 作)

【文献】
 森林総合研究所多摩森林科学園(2014)サクラ保存林ガイド、111p.、東京.
 森脇和郎・勝木俊雄(2011)遺伝研のさくら、151p.、遺伝学普及会、三島.
 大島秀章・川崎哲也・田中秀明(2007)新日本の桜、263p.、山と渓谷社、東京.

一葉、鬱金も開花

 海の公園では、里桜の季節を迎えています。楊貴妃に続いて、今朝は一葉、鬱金が開花したのを確認しました。明日には普賢象も開きそうです。


【参考】
 一葉(いちよう)Cerasus serrulata ‘Hisakura’
 鬱金(うこん)Cerasus Sato-zakura group ‘Grandiflora’
 楊貴妃(ようきひ)Cerasus Sato-zakura group ‘Mollis’
 御車返(みくるまがえし)Cerasus Sato-zakura group ‘Mikurumakaisi’
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Alborosea’
 駿河台匂(するがだいにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Surugadai-odora’

楊貴妃が開花しました

 久し振りに日差しのあった今日、海の公園では、八重の里桜『楊貴妃』の開花が始まっていました。


【参考】
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis ‘Somei-yoshino’
 楊貴妃(ようきひ)Cerasus Sato-zakura group ‘Mollis’
 御車返(みくるまがえし)Cerasus Sato-zakura group ‘Mikurumakaisi’
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 駿河台匂(するがだいにおい)Cerasus Sato-zakura group ‘Surugadai-odora’
 普賢象(ふげんぞう)Cerasus Sato-zakura group ‘Alborosea’
 鬱金(うこん)Cerasus Sato-zakura group ‘Grandiflora’

雨の日の鷹取山

 一昨日から降り続く雨は今日も降りやみません。意を決して午後から鷹取山を訪ねてみました。ウグイスカグラはまだ咲き残っていましたし、アオキ、ウラシマソウの花は真っ盛り、ヤマブキも開花が始まっていました。


【参考】
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis ‘Somei-yoshino’
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 ウラシマソウ Arisaema urashima
 ヤマブキ Kerria japonica
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 ウグイスカグラ Lonicera gracilipes
 アオキ Aucuba japonica
 ヒメツルニチニチソウ Vinca minor
 タチツボスミレ Viola grypoceras
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 ムラサキケマン Corydalis incisa
 弥勒菩薩像
 前浅間
 鷹取小学校
 湘南鷹取第一隧道
 宮川