今年は、12年に一度の午年で三浦三十三観音霊場の開帳の年に当たるそうです。三十三か所廻るのは退職後の楽しみにするとして、今日は家内と二人で、近くの霊場2箇寺を訪れました。
追浜東の坂中山観音寺は、追浜南町の浄土宗鎮西派良心寺の末寺で、ご本尊は十一面観音菩薩立像と聴いていましたが、本尊以外に7体の観音像を所蔵していて、開帳日の今日は結構な賑わいでした。
観音寺には、浦郷八景(北郷八景)の額があると聴いておりましたが、今日は初めて実物を目にすることができました。八景のうち唯一場所の特定が出来ていなかった、洲口につき、ご朱印を揮毫されていたご老人に伺ったところ、深浦湾のかなり広いエリアを洲の口と総称していたようで、もともと場所は限定されていなかったようです。
毎月17日には、良心寺のご住職を招いて法要が営まれているとのことでしたので、そのうちお邪魔してみたいものです。
月別アーカイブ: 2014年4月
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大楠山初登頂
春の横須賀中央
双子は今日から横須賀市のジュニアリーダー養成講習会に参加することになり、横須賀市立青少年会館へ。両親は、子供と別れ、若松町の滝本寺に立ち寄った後、自然人文博物館で過ごしました。
中央公園からは360°の展望が望めます。
春の横浜三塔
同時に見ると願いが叶うという都市伝説が広まっている横浜三塔、街路樹の銀杏が茂ってしまう前に、県庁分庁舎前から撮影してみました。
関内の八重桜
普賢象の咲く季節
普賢菩薩が乗り物としていた象が普賢象。その普賢象の鼻を思わせる葉化した2本の雌蕊をもつことで知られるのが八重のサトザクラの一品種である『普賢象』Cerasus × lannesianaです。
金沢八木のひとつと知られる称名寺の普賢象桜は、かねさわ物語(1838年)によれば、1614年に刊行された『名所和歌物語』に既に記載されており、昭和初期までは金沢文庫の近傍に普賢象が植栽されていたようですが、現在、称名寺周辺に八重桜は確認できません。
横浜で山桜と言えば、菊名の桜山公園が知られていますが、こちらはもっともポピュラーな八重桜品種の関山で、普賢象はみられません。関内のさくら通りも主要品種は関山ですが、こちらには普賢象と思われる八重桜が数本植栽されています。
さて、身近で撮影しやすい普賢象として、中央水産研究所の普賢象を撮影してみました。葉化した2本の雌蕊がはっきりと見て取れます。象の鼻とというより2本の牙のイメージなのでしょう。