月別アーカイブ: 2015年12月

2015年大晦日

 2015年も今日でお終い。双子はいつも通り広島へと旅立ち、私たちは、これまた昨年同様に、金剛山金乗院平間寺(川崎大師)等に詣でました。


稲毛神社の大銀杏すっかり落ち葉となっていましたが、若宮八幡宮の銀杏はまだ見ごろでした。


  御神木大銀杏
  十二支めぐり
 この御神木大銀杏は、樹齢約一千年といわれ、当神社の長い歴史と尊い由緒を物語っています。
 江戸時代には東海道を旅する者に「山王さまの大銀杏」として知られ、安藤広重の「武相名所旅絵日記」などに当時の神々しい姿が描かれています。
 また、別の書物には「この大銀杏の周囲を回りながら願い事をするとことごとく叶う。特に縁結び子授け、子育て、学問・習い事の向上に霊験があり、参拝者が絶えない」と書かれています。
 さらに、色紙に願い事を書いて枝に結び、葉のある頃には一葉をとって御守りとするとよい、と伝えられています。
 戦前は神奈川県指定の天然記念物となっていましたが、惜しくも昭和二十年、戦火を浴びて大きく損傷してしまいました。しかし、年とともによみがえり、その生命力の強さは御神霊のなせるわざと人々はいよいよ篤い信仰を寄せています。と同時に近年、平和のシンボルとしても仰がれるようになりました。
 昭和六十一年、稲毛神社境内整備事業の一環として、この御神木の周囲に十二支のブロンズ(制作川村易)を置き、十二支めぐりとして整備いたしました。
 また、「十二支講」が結成され毎年例祭を行い、動物愛護・自然保護を主題とした集いが開かれています。
 ご自分の生まれ年の神像を通してご祈願ください。

  長念寺の文化財
 当寺は、浄土真宗本願寺派に属しています。絹本着色・秀月禅尼画像は、当寺の中興・秀月禅尼を描いたもので、画像裏側から慶安三年(一六五〇)の制作であることがわかります。(昭和三十六年九月十九日、川崎市重要歴史記念物指定)
 紙本金地着色・鳥合わせ図屏風 六曲一双は、江戸時代初期、京都狩野派の画家による制作で、鳥の鳴きくらべを描いためずらしい作例です。(昭和五十九年十一月二十二日、神奈川県重要文化財指定)
 木造・阿弥陀如来立像は、寄木造、玉眼嵌入で、胎内の墨書銘から天文三年(一五三四)、道仙正蓮の制作であることがわかります。(昭和六十年二月二十四年、川崎市重要歴史記念物指定)
 昭和六十一年十月
   川崎市教育委員会

湘南七福神を巡る

 2016年年始の七福神めぐりは相模七福神三浦七福神めぐりを予定していますので、年内に湘南七福神巡ってみました。
青竜山東昌寺-福禄寿


 光照寺-寿老人

 延命寺-厨子弁財天

 宗泰寺-大黒天

 長運寺-布袋尊

 長谷山仙光院-毘沙門天

 玉蔵院-恵比寿

【本日の主な経路】
京急神武寺駅-東昌寺-第一運動公園-桜山道祖神-庚申塔-海寶院-光照寺-沼間庚申塔群-ヨークマート-桜山石碑群-桜神宮逗子分社-延命寺-宋泰寺-桜山隧道-長柄庚申塔-長柄桜山古墳群第1号墳-長柄桜山古墳群第2号墳-六代御前墓所-蘆花・獨歩ゆかりの地碑-長江隧道-長柄交差点-長雲寺-大神宮-長柄御霊神社-仙光院-阿部倉山登山口石仏群-福厳禅寺-葉山温泉-長江緑地-葉山隧道-玉増院-大峰山-熊野神社-真名瀬漁港-森戸明神-森戸海岸-諏訪神社-葉山マリーナ-渚橋-京急新逗子駅
【文献】
 内田武雄(1978)文化財散歩ふるさと・逗子、逗子市教育委員会
 高梨炳編(1975)葉山町郷土誌、葉山町


以下、本日撮影した映像


【参考】
 セイヨウアジサイ Hydrangea macrophylla
 ツバキ Camellia japonica
 ケヤキ Zelkova serrata
 タチツボスミレ Viola grypoceras
 トネアザミ Cirsium incomptum

逗子の図書館へ

 鷹取山および神武寺のことでいろいろ釈然としないことが多いので、今日は逗子の図書館で調べもの。行きには、これまでコースがわかりにくかった逗子中学コースを選んだら、案の定コースアウトして、斜面を滑り降りたところ、養護老人ホームせせらぎの近くに出ました。逗子側のコースの精査は今後の課題です。


【参考】
 マンリョウ Ardisia crenata
 ヤブラン Liriope platyphylla
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 ツバキ Camellia japonica
 スエヒロタケ Schizophyllum commune
 イモカタバミ Oxalis articulata

夜の追浜七福神めぐり

 年明けには近隣の七福神をめぐる予定のため、地元の追浜七福神を廻ってみました。気づいたことは、夜は閉まっていて境内に入れないところが多いことでした。

海辺の散歩道から海の公園へ

 横浜ヘリポート周辺の海岸に設置された海辺の散歩道あたりには、イソヒヨドリが生息しています。コマドリの仲間特有の美声には気づいていても、いつもは声はすれども姿は見えずだったのですが、今日は、このイソヒヨドリのオスをうまく撮影できました。街路樹として植栽されているハマヒサカキの実に興味があるようでした。


【参考】
 イソヒヨドリ Monticola solitarius
 ハマヒサカキ Eurya emarginata

木古庭本圓寺

 今日は午後から買い物に出るとのことで、午前中に葉山の大明山本圓寺を尋ねました。本圓寺は、日蓮宗本圀寺派の古刹で、縁起によれば建長5年(1253年)日蓮聖人の開山と伝えられています。
 寺宝として願満大黒天を蔵していることから、堀口長徳寺の毘沙門天像とともに、葉山の二福神として知られています。
 境内では、日蓮の命日(10/13、新暦11/21)に合わせて行われる法要、御会式おえしきの頃に開花することから御会式桜と呼ばれる十月桜が咲いていました。


日蓮宗本圓寺縁起
 当山は建長五年四月二十八日房州清澄山に於て立教開宗された高祖日蓮大聖人が、時の府たる鎌倉に開教せんと海を渡り、横須賀米ヶ浜に着き本道を送びて、此地に来り滞在数日法縁を結び大明山本圓寺と合祀法華の道場としての基を定む。孫弟子麻訶一院日印聖人延慶三年髙層なる寺門を整へ爾來連綿として清浄なる法域は日蓮大聖人の法勲と共に愈々栄え当地方随一の名刹なり。
 口碑に往昔より庵ありし地なりと開山後土地の字名を髙祖坂と称し附近に日蓮大聖人御使用の髙祖井戸あり瀧不動の水と同じく法楽の功力に依り常に水の枯れたる事なし。猶秘宝願満大黒天ありて顕著なり。


【文献】
 坂本勝成(1978)相州三浦郡木古庭の滝不動と本円寺、立正大学人文科学研究所年報、15号、49-61.
 桐沢契要(1913)日印聖人御事蹟, 63p.,正法社.

【参考】
 マメガキ Diospyros lotus
 ツタバウンラン Cymbalaria muralis
 ツバキ Camellia japonica
 ジュウガツザクラ Cerasus x subhirtella ‘Autumnalis’

初冬の鷹取周辺

 今日は広報イベント開催のため逗子へ行ってきました。会場となった体験学習施設スマイルまでは直線距離だと3.5kmほど、鷹取山を越えていけば2時間かかりませんので、山道を歩いてみました。行きは一人でしたが、帰りはUさんと二人で、目のいいUさんに東京スカイツリーが見えているのを教えていただきました。


【参加】
 サザンカ Camellia sasanqua
 ホルトノキ Elaeocarpus sylvestris
 ギョリュウバイ Leptospermum scoparium
 マツバギク Lampranthus spectabilis
 セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
 サンシキスミレ Viola tricolor

クレーン船再訪

 11月に入るといなくなっていた寄神建設の洋翔が今月になって、また八景島沖に来ており、なにか作業中のようです。