月別アーカイブ: 2016年7月

金沢四石のうち三石

 今日は珍しく昇天山金龍禅院の門が開いていたので、金沢四石のひとつ飛石を撮影することができました。この機に現在確認できる残りの2石も見てきました。


飛石
 瀬戸明神が伊豆の三島から当地金沢に飛来し飛び乗った石と伝えられる。かつて金沢八景一望の地であった九覧亭のあった山上にあったのが、文化九年(1812年)の大地震で現在地に転がり落ちたと伝えられている。
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福石
 源頼朝が瀬戸神社参拝の折、海水で禊する際に服を掛けたため服石と呼ばれ、この石の前で拾い物をすると福を授かる云われている。
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美女石
 金沢山称名寺の阿字ヶ池にある石で、池に落ちた姫を助けようとした乳母がいたが、二人とも溺死して石になったという言い伝えがある。昭和初期に描かれた連作画『続金沢百景』の一枚に寄れば、現在残されているは美女石の方です。
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姥石(現存せず)
 残された『続金沢百景』や写真から、かつて存在したことは確かですが、現在では失われています。阿字ヶ池周辺で最も印象が近いのはこの石ですが、やはり少し違うようです。
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蛇混柏:金沢八木
 現存する唯一の金沢八木の残存。延宝八年(1680年)8月6日の大風で倒伏したと云われ、瀬戸神社境内に幹の一部が残されている。
蛇混柏

蛇混柏


青葉楓
 謡曲『六浦』に唄われた銘木だったが、現在の2本の樹は3代目といわれる。
青葉楓

青葉楓

沼間のスダジイ


 『かまくらと三浦半島の古木・名木50選』に選ばれている『沼間のスダジイ』は、家から徒歩40分くらいの場所に生えています。以前から立派なシイノキがあることには気づいていましたが、名のある樹とは思っていませんでした。大木になることが多いスダジイとしては、特筆するほど大きい訳ではないので、巨樹・巨木林データベースには登録されていないようです。


 以下、本日、鷹取山ハイキングコース(主に浜見台側)で撮影した写真です。


【参考】
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 ヤブラン Liriope platyphylla
 ミヤギノハギ Lespedeza thunbergii subs. thunbergii f. thunbergii
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 ヒマワリ Helianthus annuus
 スイカ Citrullus lanatus
 コスモス Cosmos bipinnatus
 カボチャ Cucurbita spp.
 ヤブマオ Boehmeria japonica
 ヤマノイモ Dioscorea japonica
 ヨツスジトラカミキリ Chlorophorus quiquefasciatus
 イヌトウバナ Clinopodium micranthum
 キンミズヒキ Agrimonia pilosa
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 アキノタムラソウ Salvia japonica
 ダイコンソウ Geum japonicum
 ユウガギク Aster iinumae
 ヒヨドリバナ Eupatorium makinoi
 キハギ Lespedeza buergeri
 弥勒菩薩磨崖仏
 ヤマユリ Lilium auratum
 オニユリ Lilium lancifolium

海の公園でイベント開催

 地引網があるというのでどの様な獲物がかかるかを見に行ったのですが、アオサ類の発生が予測以上に多いため中止になったとのことです。代わりにタッチプールが予定されているとのことでしたが、開催を待たず早々に退散いたしました。


【参考】
 ハマゴウ Vitex rotundifolia
 ハマボウ Hibiscus hamabo
 ハマオモト Crinum asiaticum
 ナンキンハゼ Triadica sebifera
 ニーオン Leucophyllum frutescens

今市宿七福神を巡る

 昨日は日光庁舎で会議があったので、旧今市のホテル村上に宿泊。今朝はホテルの朝食の準備ができるまでに当地の七福神を廻ってみました。

【今市宿七福神】
恵比寿尊-追分地蔵尊


布袋尊-霊空山徳性院

毘沙門天-橋本山瑞光寺

大黒天-瀧尾神社

弁財天-星顕山光明院如来寺

福禄寿-金輪山明静寺

寿老人-長盛山本敬寺

 
二宮尊-報徳二宮神社

 今市宿七福神は、日光市の旧今市エリアにある七福神で、二宮尊徳たかのりを祀った二宮神社とセットで8カ所巡ることになっているようです。文献によれば下野の国の一宮は日光二荒山神社で、二宮、三宮は存在しないそうですから、一宮制度とは無関係に尊徳を敬った人たちが創建した神社です。
 寿老人の本敬寺に大黒天像があったり、大黒天の瀧尾神社に、恵比寿、弁天、大黒の三神が並んでいたり不可解なことが多い七福神巡りでした。今市総鎮守の瀧尾神社では、絵馬の代わりにかざぐるまを奉納するようです。

【番外】
稲荷社の布袋尊
星之宮:この地区に多数ある星宮神社、神仏習合の名残でしょうか、祀神は虚空蔵菩薩とのことです。

その他、本日撮影の写真です


【参考】
 耳を見るウサギ(原真一,2004)
 カラスウリ Trichosanthes cucumeroides
 十九夜塔
 ヤマユリ Lilium auratum
 ザラエノヒトヨタケ Coprinus lagopus
 ホソバウンラン Linaria vulgaris
 イワツバメ Delichon urbicaの雛
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 大谷川だいやがわ
 オオハンゴンソウ Rudbeckia laciniata
 カボチャ Cucurbita spp.
 ソバ Fagopyrum esculentum
 ノウゼンカズラ Campsis grandiflora
 ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva
 クリ Castanea crenata
 ヒイロタケ Pycnoporus coccineus
 オニユリ Lilium lancifolium
 ヒメイワダレソウ Lippia canescens
 山泉楼
 二宮堂

【文献】
 渋谷申博(2015)、諸国神社一宮・二宮・三宮、380p.、山川出版社

剣道部を引退間近

 今日は三年生最後の対外試合でした。これが最初で最後の道着をつけた写真となりそうです。
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【守破離】
 守:師についてその教えを守って励むこと。
 破:師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。
 離:師から独立して独自の境地を拓くこと。


 以下、本日撮影した写真です。


【参考】
 ヘクソカズラ Paederia scandens
 カヤツリグサ Cyperus microiria
 コムラサキ Callicarpa dichotoma
 サルスベリ Lagerstroemia indica
 カキ Diospyros Kaki
 オシロイバナ Mirabilis jalapa
 コオニユリ Lilium leichtlinii f. pseudotigrinum
 カラスザンショウ Zanthoxylum ailanthoides
 ネコ Felis catus
 フヨウ Hibiscus mutabilis
 ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana
 コマツナギ Indigofera pseudotinctoria

梅雨らしい雨の日に…

 今日は朝から如何にも梅雨らしい雨降り。昼過ぎから近くを散策してみました。


ニーオン Leucophyllum frutescens
ノウゼンカズラ Campsis grandiflora
ランタナ Lantana camara
クチナシ Gardenia jasminoides
ピンクノウゼンカズラ Pandorea ricasoliana