月別アーカイブ: 2020年11月

神奈川区東南部の名木古木、など

 今日は振替休日。今週から職場の移転した神奈川区の名木古木を廻ってみました。
名木古木マップ  神奈川区西部の名木古木  石塔  神社  杉山神社


 青木山本覚寺:神奈川区高島台1−2


 医光山薬王寺:神奈川区七島町6


 遍照院密厳山不動寺:神奈川区子安通3丁目382


 (松見町)八幡神社:神奈川区松見町2丁目12-2


   八幡神社御由緒
(注応神天皇の神名の読み方は明らかに誤記ですが、原文のままとしました)
鎮座地 横浜市神奈川区松見町二丁目十二-二
    (旧神奈川区西寺尾六四六番地)
御祭神 応神天皇(譽田別命ほるたわけのみこと
社殿  本殿(流造)拝殿(入母屋造)瓦葺二棟一宇十二坪
例祭日 八月吉日
境内社 天王社(八坂大神-素戔嗚尊すさのおのみこと
    天満社(菅原道真公)
    水神社(水波乃売神)
    招魂社(戦没者英霊奉祀)
境内地 六七三坪(二、二二一平方メートル)
氏子  松見町。西寺尾六ヶ町 約五、〇〇〇戸余り
神耺  照本 史 宮司
御由緒沿革
 勧請の年代は不詳であるが『新編武蔵風土記稿』に「按ニ今東寺尾ノ松蔭寺ニ藏スル建武年中其寺ノ地形ヲ図セシモノニ八幡社ノ社アルヨシヲ載ス今モ此寺当社ノ別当ナレバ其所ハ古トモ違ヒヌレド何ノ頃ニカ此所ニ移センモノニラン」とあって建武年代は一、三三四年から一、三三八年で、それ以前に勧請された古い神社であると思われる。明治六年村社となり八幡大神を八幡神社と改称した。昭和三十六年社殿を再建、社務所、招魂社を新築、又天王社を遷し祀る。
 昭和六十年、参道敷石を改修、社号標を建立し階段など境内の整備をする。又平成二十四年十二月には鳥居を再建する。尚境内には神楽殿、松見連合会館、消防器材倉庫もある。
名木古木指定 イチョウ 樹令 一九〇年 一本
       イチョウ 樹令 二二〇年 一本
       ツバキ  樹令 二四〇年 一本
                   平成二十七年四月


 (白幡仲町)八幡神社:神奈川区白幡仲町13-25


 宿遠山善龍寺:神奈川区斎藤分町33


 (六角橋)杉山大神:神奈川区六角橋2丁目31-23


 久應山攝取院宝秀寺:神奈川区六角橋5-10-27


 ガーデン山団地6号棟:神奈川区三ツ沢下町21-66


横浜市指定名木古木
 No.49019 イチョウ:青木山本覚寺
 No.49020 イチョウ:青木山本覚寺
 No.49021 スダジイ:青木山本覚寺
 No.49022 ケヤキ:青木山本覚寺
 No.49023 エノキ:青木山本覚寺
 No.49024 タブノキ:青木山本覚寺
 No.49034 イチョウ:医光山薬王寺
 No.49027 イチョウ:遍照院密厳山不動寺
 No.49028 タブノキ:遍照院密厳山不動寺
 No.49029 イチョウ:(松見町)八幡神社
 No.49030 イチョウ:(松見町)八幡神社
 No.49031 ツバキ:(松見町)八幡神社
 No.49036 ケヤキ:(白幡仲町)八幡神社
 No.49037 クスノキ:(白幡仲町)八幡神社
 No.48036 ケヤキ:宿遠山善龍寺
 No.48037 ケヤキ:宿遠山善龍寺
 No.48038 ケヤキ【滅失】:宿遠山善龍寺
 No.48039 エノキ:宿遠山善龍寺
 No.48040 エノキ:宿遠山善龍寺
 No.49038 ケヤキ:(六角橋)杉山大神
 No.49039 ケヤキ:(六角橋)杉山大神
 No.201056 イチョウ:(六角橋)杉山大神
 No.201057 ケヤキ:(六角橋)杉山大神
 No.201058 ケヤキ:(六角橋)杉山大神
 No.49041 イヌツゲ:久應山攝取院宝秀寺
 No.51007 ヌマスギ:ガーデン山団地6号棟



 ヤマボウシ Cornus kousa
 稲荷社(青木山本覚寺境内社):神奈川区高島台1-2
 二ツ谷稲荷神社:神奈川区西神奈川1丁目2-1
 セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata
 新子安カトリック教会:神奈川区入江1丁目19-30
 オリーブ Olea europaea
 稲荷社(正光山日蓮院本慶寺境内社):神奈川区子安通3-336-2
 テクノウェイブ100 (神之木台より)
 稲荷社:神奈川区六角橋二丁目25
 愛染地蔵尊:神奈川区三ツ沢下町15


 愛染地蔵尊縁起 由来
戦後(一九四五年)復興の兆しが見え始めた頃滝の川に漂着していた石仏を地元の染物工場で救い上げお祀りしていたが大衆の加護をと念じ商店会で譲り受け鑑定の結果江戸時代の愛染地蔵尊と命名された。
御所山妙照寺御住職によって開眼供養が行われました御縁日は毎月一日と十六日と定められました。
現在は近郊近在より参詣者が多く地蔵尊に真心をころてご祈願したことが大きなご利益に恵まれたとの実話が数多く残されている。
 だれしも寿命を全うし開運招福を願い苦悩の生じた時は路傍に佇む石仏の出合いに心の安らぎを求めこのたびここに五月十六日落慶式を迎えた。
   平成十年戌寅歳五月吉日
      ガーデン下商店会

錦秋の三渓園で

 季節外れの暖かい日々も今日までの様です。今年の紅葉はそろそろ最後になりそうだしたので、本牧三渓園を訪ねました。


【参考】
 旧燈明寺三重塔
 サザンカ Camellia sasanqua
 ツワブキ Farfugium japonicum
 モミジ Acer spp.
 ヤツデ Fatsia japonica
 センナリホオズキ Physalis angulata
 イソギク Chrysanthemum pacificum
 イチョウ Ginkgo biloba
 月華殿
 アカミミガメ Trachemys scripta
 風の塔

まだ秋の気配の鷹取山へ

 天気が回復したようなので、昼前から出かけて、鷹取山でランチ・ピクニックでした。


【参考】
 親不知
 ヤクシソウ Youngia denticulata
 ヤマトリカブト Aconitium japonicum
 ニシキギ Euonymus alatus

立冬の日に神奈川区を訪ねて

 今月、職場が移転することになる神奈川区を歩いてみました。神奈川区は、旧東海道沿いに寺社が点在していて名木古木が残されている地区で、浦島伝説縁の地でもあります。
  名木古木  神社  坂道  アート作品


◎甚行寺
 甚行寺は、真色山と号し、浄土宗高田派に属す。明暦二年(一六五六)第一世意圓上人が本山修善寺の第十四世堯秀上人を招いて、この寺を草創したと伝えられる。
 開港当時、本堂は土蔵造りであったが、改造を加えてフランス公使館に充てられたといわれている。
 大正十二年の関東大震災には全ての建物を倒壊焼失し、さらに昭和二十年の横浜大空襲にも再度全焼した。その後、昭和四十六年に本堂・客殿を鉄筋コンクリート造で再建し、現在に至っている。


権現山合戦の跡
 永正7年(1510)北條早雲が当時の関東の支配者上杉氏の家臣上田蔵人くらんどを味方にしてここにとりでをきづかせた。上杉朝良あさよしら二万の大軍がとりでを囲み合戦が十日間も行われたと言う。
 その結果上田勢が敗れた古戦場である。また安政年間のお台場づくりなどの埋め立て用土に山がけづられて低くなった。
昭和54年3月 神奈川区役所


宋興寺そうこうじ
 曹洞宗宋興寺は、上の『神奈川駅中図会かながわえきちゅうずえ』では、権現山ごんげんやまの麓に描かれている。
 開港当時、アメリカ人宣教師で医師であったヘボン博士がここら施療所せりょうじょを開いた。これを記念する石碑が境内にある。
 このヘボン博士は、「ヘボン式ローマ字」でよく知られ、日本で最初の和英辞典を完成し、聖書の翻訳なども行った。後に、明治学院を創設するなど、わが国の教育にも尽力した人である。


(熊野神社)御神木 公孫樹
  樹令四百年 昭和四十八年 横浜市名木古木指定
 慶応四年(一八六八年)神奈川県大火昭和二十年(一九四五年)戦災に焼失したが見事に再生し、毎年秋にはギンナンがみのり、俗に「火防のイチョウ」として広く親しまれている。
            社務所


  心:岡 弘 作
ニューステージ横浜の竣工を記念して、日本カーボン株式会社の発祥の地に世界唯一のカーボン彫刻を創作した。本作品の考案者は工学博士石川敏功で、人造黒鉛材にニカロン(炭化けい素繊維)の原料を含侵、台座にはレスボン(不浸透黒鉛)を使用している。
          平成6年3月
     東京建物株式会社
     日本カーボン株式会社
     ㈶石川カーボン科学技術振興財団


横浜市地域有形民俗文化財
 浦島太郎伝説関係資料
        平成七年十一月一日登録

  所有者 宗教法人蓮法寺れんぽうじ 宗教法人慶運寺けいうんじ
  所在地 神奈川区七島町二一番地 神奈川区神奈川本町一八番地二
  登録資料 伝供養塔 三基
顕彰歌碑 太田唯助作 一基
本尊浦島観音(旧観福寿寺かんぷくじゅじ) 一躯
浦島父子塔(旧観福寿寺旧在) 一基
浦島寺碑(旧観福寿寺旧在) 一基
 横浜市神奈川区にも伝わる浦島太郎伝説は、観福寿寺に伝えられていた縁起書に由来すると考えられますが、同寺は慶応四年(一八六八)に焼失したため、縁起の詳細については確認できません。しかし、『江戸名所図会えどめいしょずえ』『金川砂子かながわすなご』などの文献には縁起に関する記述がみられます。
 それらによると、相州三浦の住人浦島太夫が丹後国(現在の京都府北部)に移住した後、太郎が生まれた。太郎が二〇歳余りの頃、澄の江の浦から龍宮にいたり、そこで暮らすこととなった。三年の後、澄の江の浦へ帰ってみると、里人に知る人もなく、やむなく本国の相州へ下り、父母のことを訪ねたところ、三百余年前に死去しており、武蔵国白幡の峯に葬られたことを知る。これに落胆した太郎は、神奈川の浜辺より亀に乗って龍宮へ戻り、再び帰ることはなかった。そこで人々は神体をつくり浦島大明神として祀った、という内容です。
 この浦島太郎伝説が伝わっていた観福寿寺の資料は、同寺とゆかりの深い慶運寺(神奈川区神奈川本町一八番地二)と、大正末期に観福寿寺が所在した地に移転してきた蓮法寺(本寺)に残されています。
 蓮法寺の供養塔三基は、若干の欠損と近年にいたって手の入った形跡が認められますが、浦島伝説を今日に伝えるものです。
          横浜市教育委員会


  八幡神社御由緒
鎮座地 横浜市神奈川区白幡仲町十三ノ二五
         (旧白幡仲町一三八番地)
御祭神 応神天皇(譽田別尊ほんだわけのみこと
境内地 七六五坪
旧社格 村社(明治六年指定)
例祭日 八月吉日
沿革 御創建については詳でないが句碑によれば、源義家公奥州征討の途次この地に立寄られ戦勝を祈られた。その後社祠やしろが建立されたと伝えられる。鎌倉時代、神奈川領は鶴岡八幡宮領であり白幡村の鎮守として奉斎されたものであります。旧社殿は嘉永四年(一八五二年)八月に再建せられ、また文久二年(一八六二年)の棟札が残されています。明治以後、神佛分離により神奈川町熊野神社にて兼務す。明治六年村社に列せられ、大正十二年九月一日の大震災により大破し、昭和四年九月現社殿を再建し、神饌幣帛料供進社に指定せられました。戦後は、氏子崇敬者の協賛を得て奉賛会を結成し、社殿、神楽殿の修復、社務所の新築、境内の諸整備をなし、白幡町一円の総鎮守として元旦祭、春秋の祭事、八月の例大祭などを齊行し御神徳の昂揚に努めています。
          宮司 照本力誌
氏子戸数 約四千戸
名木古木 欅(けやき) 樹齢約三五〇年(横浜市指定)
     楠(くすのき)樹齢約一六〇年(横浜市指定)
附記 一、建武元年(一三三四年)松蔭寺吉図
   二、安永八年(一七八〇年)岡山県興津郡
       金川町七曲神社勧請本記に所載
   三、文化十三年(一八一七年)
       新編武藏風土記稿に所載
     「八幡社村ノ中央丘上ニアリ九尺二間南向ナリ神体ハ木ノ立像ニテ長八寸バカリ作シラズ社前二石ノ鳥居ヲタツ例祭年々九月五日ナリ昔ハ神奈川町能満寺ノ持ナリシガ近キ頃ヨリ村持トナレリ」とある。
   四、天保三年(一八三三年)江戸名所図会に所載

【参考】
 モッコク Ternstroemia gymnanthera
 田中家:台の坂
 センリョウ Sarcandra glabra
 イチョウ Ginkgo biloba:横浜市指定名木古木 No.48049(真色山清浄光院甚行寺)
 表忠碑:権現山合戦の跡(幸ヶ谷こうがや公園)
 ヘボン博士施療所跡碑
 イチョウ Ginkgo biloba:横浜市指定名木古木 No.49025(開塔山日輪院宋興寺)
 ケヤキ Zelkova serrata:横浜市指定名木古木 No.49026(開塔山日輪院宋興寺)
 イチョウ :横浜市指定名木古木 No.48050(熊野神社)
 心:岡 弘 作
 宇宙からの手紙Letter from the cosmos 1990 新宮shingu susumu
 テクノウェイブ100
 浦島伝説供養塔
 紋章(蓮法寺山門の扉)
 サザンカ Camellia sasanqua
 みなとみらい方面(大阪坂より)
 大阪坂
 (白幡仲町)八幡神社
 ケヤキ Zelkova serrata:横浜市指定名木古木 No.49036(八幡神社)
 クスノキ Cinnamomum camphora:横浜市指定名木古木 No.49037(八幡神社)
 ダンドク Canna indica
 権兵衛坂
 セイヨウヒイラギ Ilex aquifolium
 ヒマワリ Helianthus annuus

中区、磯子区の坂を巡って

 今日も坂道巡りです。途中で立ち寄った根岸森林公園では秋咲のバラが綺麗でした。
 坂道  トンネル  神社等  名木古木



ワシン坂の湧水
  湧水を利用される方へ
 この湧水は、古くから市民の生活用水として広く利用されてきた由緒あるものであります。
 水温は夏は冷たく、冬は暖かく、一年を通じてほぼ安定しております。近年では、周辺環境の都市化が進んだ影響もあり、清浄な水質が保てなくなってきましたが、災害時等には飲用以外の生活用水としての活用が可能です。
 市民のみなさんに愛されているこの湧水を、いつまでもきれいに絶やさぬよう、次のことを守って大切にしましょう。
  ●水質が不安定ですので、飲用は避けてください。
  ●水取口や周辺はいつもきれいにしておきましょう。
  ●ゴミや汚れに気づいたらすぐにきれいにしましょう。
                小港町1丁目町内会
                中区地域振興課
   水質に関する問合せ:中福祉保健センター生活衛生課
                (224-8339)


  潮汲坂
古の人々は、この台地に居住し縄文時代よりこの坂道を通り海水を運び食塩としたと云ふ



【参考】
 山手隧道
 第六天稲荷社:中区大和町1丁目2-3
 福徳稲荷神社:中区本郷町3丁目72
 横浜上野町教会:中区本郷町1丁目2
 見晴隧道
 聖坂
 ワシン坂
 山手ヘレン記念教会:中区山手町150番地
 No.200939 タブノキ:山手町159-1
 ワシン坂の湧水
 ハロー坂
 アメリカ坂
 七曲り
 ふぞく坂
 馬坂
 不動坂
 子育て地蔵尊(根岸山大聖院覺王山)
 八幡橋
 No.49256 ナギ:海向山岩松寺金蔵院
 鮭塚:海向山岩松寺金蔵院
 間坂まさか
 プリンス阪
 南向坂
 森浅間神社
 潮汲坂
 清水坂
 バラ Rosa spp.
  ビバリー Bevaerly
  ボレロ Bolero
  プリンセス ドゥ モナコ Princess de Monaco
  ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ Jubilé du Princess de Monaco
  岳の夢 Gaku no Yume
  ハンス ゲーネパイン Hans Gönewein
  パシュミナ Pashhmina
  アプリコット キャンディ Apricot Candy
  レッド レオナルド ダ ヴィンチ Red Loenardo da Vinci
  ほのか Honoka
  結愛ゆあ Yua
  春乃はるの Haruno
  快挙かいきょ Kaikyo
  ファースト インプレッション First Impression
  ラベンター メイディランド Lavender Meidiland
 キダチチョウセンアサガオ Brugmansia suaveolens

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