月別アーカイブ: 2016年3月

西柴で夜桜鑑賞

 今日は、天気が良いので、カメラを持って出勤しました。新金沢八景に『春色(西柴の桜トンネル)』として選ばれている西柴の桜並木は2009年から2010年にかけて植え替えた2代目だそうです。品種はジンダイアケボノで、オオシマザクラやヨコハマヒザクラよりさらに花期が早いらしく、既に満開近くになっていました。


【参考】
 神代曙(じんだいあけぼの)Cerasus x yedoensis cv. Jindai-akebono
 小彼岸(こひがん)Cerasus subhirtella
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 マンサク Hamamelis mollis
 キリシマツツジ Rhododendron × obtusum
 フサアカシア Acacia dealbata
 ノボロギク Senecio vulgaris
 モチノキ Ilex integra
 ツバキ Camellia japonica
 ツグミ Turdus eunomus

早春の散財が池(さんざがいけ)

 今日は、春風に誘われて鎌倉の散財が池(さんざがいけ)を、家内と尋ねました。ソメイヨシノの時期には少し早かったようですが、天園ハイキングコースからのアクセスを確認できました。


【参考】
 大船観音
 サルビア・ミクロフィラ Salvia microphylla
 今泉山一心院稱名寺
 ハナニラ Ipheion uniflorum
 オニタビラコ Youngia japonica
 ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
 ツルニチニチソウ Vinca major
 ユキヤナギ Spiraea thunbergii
 カントウタンポポ Taraxacum platycarpum
 ヒメジョオン Erigeron annuus
 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ) Vicia sativa
 オオシマザクラ Cerasus speciosa
 ツバキ Camellia japonica
 散財が池(さんざがいけ)
 ショカッサイ Orychophragmus violaceus

桜の季節2016

 今年もソメイヨシノの開花が始まっています。金沢界隈では、ソメイヨシノはせいぜい5厘咲ですが、オオシマザクラ、ヨコハマヒザクラはそろそろ見頃。カワヅザクラはすでにサクランボになりかかっていました。
 これまで、オカメザクラだと思っていた八景島の桜に、『シカゴ ピース』の名札がついているのを発見。手持ちの資料には載っていない品種ですが、いずれにせよ早咲きのカンヒザクラと花の小さいマメザクラの系統であることは間違いなさそうです。
–> 『シカゴ ピース』は名札の付け間違いであることが判明しました。


【参考文献】
 森林総合研究所多摩森林科学園(2014)サクラ保存林ガイド、p.111.
 川崎哲也、奥田 實、木原 浩(1993)日本の桜、山と渓谷社、p.383.

【参考】
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 山桜(やまざくら)Cerasus jamasakura
 寒桜(かんざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kan-zakura’
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 横浜緋桜(よこはまひざくら)Cerasus × kanzakura ‘Yokohama-hizakura’
 阿亀桜(おかめざくら)Cerasus incamp cv. Okame
 シカゴ ピース Cerasus spp.
 コナラ Quercus serrata
 ヤマモモ Morella rubra
 ハルリンドウ Gentiana thunbergii
 ハナニラ Ipheion uniflorum
 ヒイラギナンテン Mahonia japonica
 シャクナゲ Rhododendron spp.
 アセビ Pieris japonica
 ゴモジュ Viburnum suspensum
 フサアカシア Acacia dealbata
 レンギョウ Forsythia suspensa
 カワウ Phalacrocorax carbo
 キンクロハジロ(♀) Aythya fuligula

白猫x黒猫xグリコ

 連休最後の今日は、横須賀中央でお買い物。一番の目的は絵梨茉莉の眼鏡の新調です。平成町のABEエイヴイへ行く途中で立ち寄ったコンビニでは、魔法使いと黒猫のウィズとのコラボ商品特別仕様『アーモンドピーク』を購入。一番お気に入りのキャラクターのAugmented Realityコレクションカードが当たったと大喜びでした。

城下町松山を巡る

 昨日、たまたま松山空港で入手したパンフレット『瀬戸内・松山食べ巡りプロジェクト』に載っていた15箇所を、フライト時間までに廻ってみました。なお、同プロジェクトは、瀬戸内・松山 しまめぐりに移行しているようです。
松山城
 大天守は現存12天守のひとつで、重要文化財。

松山城天守閣

松山城天守閣


②東雲口登城道[/caption]
 城山への登山口の一つ東雲口には桜の花びらが敷き積もっていました。
東雲口登城道


県庁裏登城道
 県庁裏の登山道は、1992年に城東中学校の跡地にオープンした松山城二之丸史跡庭園の入り口にもなっていました。
[caption id="attachment_10679" align="alignnone" width="640"]県庁裏登城道 県庁裏登城道


黒門口登城道
 30年ちょっと前の野鳥の会愛媛県支部の野鳥観察会は、毎月このあたりを起点に開催されていました。
黒門口登城道

黒門口登城道


古町口登城道
 一番、人と出会うことが少ない登山道です。
古町口登城道

古町口登城道


リフト・ロープウェイ
 家族旅行の際に利用したことはありますが、松山在住中に利用したことはなかったように記憶しています。
リフト・ロープウェイ

リフト・ロープウェイ


東雲神社
 松山藩初代藩主松平定勝を祀る神社で、創建は文政6年(1823年)と新しい神社。
東雲神社

東雲神社


道後温泉駅
 道後温泉街の入り口となる駅。駅舎はかつての姿を復元したものだそうです。
坂の上雲ミュージアム

坂の上雲ミュージアム


坂の上雲ミュージアム
 国の重要文化財萬翠荘の入り口付近に新設された博物館の様です。
日切善勝寺
 日切焼で知られる松山市駅前のお日切さん。
日切善勝寺

日切善勝寺


子規堂
 正岡子規の生家を復元した記念堂。今回初めて訪ねました。
子規堂

子規堂


⑫ダイヤモンドクロス
 伊予鉄道の郊外線と路面電車が交差する地点。これが観光名所となっていようとは思ってもみませんでした。
ダイヤモンドクロス

ダイヤモンドクロス


⑬道後温泉
 日本で最古とも言われる名湯は、今日も沢山の観光客で賑わっていました。
道後温泉

道後温泉


レグレットカフェ
 いつの間にかできた新名所と思って尋ねると、改装のため閉店していました。
レグレットカフェ

レグレットカフェ


⑮松山市立子規記念博物館
 湯築城址、道後動物園跡地にできた博物館。入館したことはありませんが、夏目漱石の千円札(D号券)のNo.1記号券が展示されているそうです。
子規記念博物館

子規記念博物館

道後平野を巡る-道後八景、道後八勝

 何年振りかで尋ねた松山は、環状線が完成し、外環状道路構想が進んで、当時とは大きく様変わりしていました。松山から移り住んでから23年、街並みが変わったこともさることながら、足掛け11年も暮らしていたにも関わらず、当時は『街並みを訪ねる』ことをあまりしていなかったことに今更のように気づきました。そんな松山にも八景、八勝のあったことを知り、この機に巡ってみました。
道後八景
 義安寺蛍、奥谷鶯、円満寺蛙、冠山杜鵑、御手洗水渓、湯元蜻蛉、古城濠水禽、宇佐田雁
 この八景の特徴は、瀟湘型を取らず生き物の名前を取り入れていることです。単に景観だけでなく音や色あるいは匂いまでも感じさせる俳句の町松山らしい八景となっています。
道後八勝
 温泉楼月、霊之石陽炎、振鷺園雪、円満寺蛙、奥谷鶯、鴉渓納涼、冠山郭公、放生池蓮

【義安寺蛍】
 護国山義安禅寺は、道後姫塚にある曹洞宗の寺で湯築城を居城としていた有力豪族河野氏の菩提寺です。八景のことは知りませんでしたが、『義安寺蛍』の事は聞いたことがあります。しかしながらこの近辺で蛍を見かけたことはありません。20年ほど前に1kmちょっと上流の新石手に住んでいた時には、縁側から蛍の光をまだ見ることができました。


【奥谷鶯】
 奥谷というのは宝厳寺あたりの谷なのだそうです。豊国山遍照院宝厳寺は、一遍上人誕生地とされ、時宗奥谷派本山です。現在は、2013年の火災で焼失した本堂の改築工事中でしたが、道後温泉から僅か徒歩10分とは思えないほどに緑が残されていました。

【円満寺蛙】
 大悲山円満寺は浄土宗の寺で、行基作と伝えられる楠で作られた延命地蔵で知られています。蛙が如何なるカエルかは不明ですが、5km程上流の奥道後まで行けば、カジカガエルのなく場所がありましたので、ここはぜひ声の良いカエルであるとよいと思います。

【冠山杜鵑】
 冠山はかつてとは姿を変えているそうですが、湯神社のある場所が相当するようです。現在、ホトトギスがやってくるかどうかは定かではありませんが、カワラヒワとシジュウカラが囀っていました。

【御手洗水渓】
 現在のふなや庭園の周辺にはかつてクイナが棲んでいたのでしょう。

【湯元蜻蛉】
 湯元は現在の道後温泉本館周辺のみならず、湯築谷一帯をさすのだそうです。いかなるトンボを想定していたのかは不明ですが、20年ほど前の石手川ではカワトンボの類が多く生息していたのを思い出しました。

【古城濠水禽】
 湯築城の堀に棲む水鳥のことでしょう。湯築城跡にはかつて道後動物園がありましたが、動物園は砥部に移転し、今は子規記念博物館ができていました。

【宇佐田雁】
 宇佐八幡社の周辺に田圃があったのでしょうか。道後八景は瀟湘型を取っていませんが、平沙落雁を思い起こさせる縁として、雁を残したのかもしれません。

【その他】
伊佐爾波(いさにわ)神社
 熱田津今昔の作者三好恭治氏も触れていますが、伊佐爾波神社が八景に入っていないのはなぜでしょうか。137段ある石段を登ったら『色里や十歩はなれて秋の風』という子規の句を思い出しました。

松山神社
 松山神社は、松山城の鬼門の守りで、ここからの眺めが好きでした。今日は霧が深く遠くまでは見通せませんでしたが、ここも八景に加える価値がありそうです。

瀬戸風峠
 夕方からのシンポジウムまで時間があったので、さらに祝谷の瀬戸風峠まで上がってみました。かつてはかなりの山奥で当時から夜景が美しいことで知られていたのですが、開発の波はここへも及んでおり、峠のすぐ裏まで南白水の団地ができていました。

鶴の子
 道後今市の西岡菓子舗、まだ健在でした。せっかくの松山で、タルトとか坊ちゃん団子では残念なので今回のお土産は銘菓つるの子にしました。

【道後八勝】
①温泉楼月【温泉本館】
 道後温泉本館の振鷺閣には、道後温泉の象徴シラサギが羽ばたいています。

②霊之石陽炎【温泉本館脇】
 道後温泉本館わきにある玉の石のことと思われます。
 伊豫の湯の(みぎわ)にたてる(たま)の石 これそ神代のしるし成りける

③振鷺園雪【温泉本館上手】
 振鷺園は過去のものですが、いつの間にか縁となる振鷺亭ができていました。

④円満寺蛙【円満寺】
 道後八景と重複です。古いものではなさそうですが、円満寺ではおみくじの代わりにお結び玉結んで願をかける様になっています。

⑤奥谷鶯【宝厳寺】
 これも八景と重複。宝厳寺には句碑もいくつかあり、再建をお祈りする次第です。
色里や十歩はなれて秋の風 (正岡子規)

⑥鴉渓納涼【烏谷】
 鴉渓の鴉が如何なるカラスかは未調査ですが、カワガラスではなかったかと推測します。

⑦冠山郭公【湯神社】
 八景ではホトトギス、八勝ではカッコウになっています。開発で様変わりしたとはいえ、冠山にも少しばかりの緑が残されていました。

⑧放生池蓮【放生池】
 放生池のあった場所にハスは植わっていませんでしたが、いつの頃か足湯ができていました。

【参考文献】
熱田津今昔
 http://home.e-catv.ne.jp/miyoshik/nigitazu/nigitazu49.htm
松山外環状道路
 http://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/road/sotokanjou/

 以下、本日撮影した写真です。


【参考】
 ハーデンベルギア Hardenbergia violacea
 コサギ Egretta garzetta
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 ハナナ Brassica rapa
 カルガモ Anas zonorhyncha
 ミザクラ Prunus avium
 コゲラ Dendrocopos kizuki
 ローズマリー Rosmarinus officinalis
 エノキCeltis sinensisとヤドリギViscum album
 スジグロシロチョウ Pieris melete
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 タブノキ Machilus thunbergii

今市散策

 現在は日光市となっている旧今市市内に宿泊、朝食前にあたりを散策してみました。今市は二宮尊徳終焉の地とのことで、報徳二宮神社の境内には二宮尊徳翁の墓がありました。
 追分地蔵尊は石造りの座像で、今市宿七福神めぐりの恵比寿尊に入っているそうです。訪れたときには気づきませんでしたが、星顕山光明院如来寺は七福神の弁財天だそうです。帰りの新幹線の車窓からは、大宮の実家周辺を撮影できました。

さかなと森の観察園を訪問

 今日は日光へ出張。あたりは完全な冬景色でいろは坂あたりでは吹雪いていました。短い時間でしたが、さかなと森の観察園に立ち寄ることができ、日光養魚場旧庁舎の前には、河鱒増養殖発祥の地碑がありました。園内にはニホンジカ Cervus nipponも生息していました。

亀戸で梅見(2016)

 今日は、銀魂晴祭り2016(仮)が開催されるというので絵梨茉莉は国技館へ。入場口で別れた私たちは、下町で梅見。亀戸天神のさらに東側の香取神社にある香梅園は、小さいながら梅の品種を多数集めていて、その多くは見頃を迎えていました。