先日の訪問では未達成だったワードラリーに挑戦してみたところ、達成景品は、メグ、カーバンクル、シロフクロウがデザインされたステッカーでした。5つのコラボ植物解説は残り一つ「バラ」だけになりましたので、近いうちにまた尋ねたいと思います。
→ 勤め帰りに立ち寄って、バラの解説も確認できました(2025-06-20)。
追記:アニメ作品は、本日(2025-06-18)最終話が放映されました。呪いによる死の宣告を受けた見習い魔法使いのメグは死ぬどころか、ますます元気で新たな旅立ちを迎えましたので、二期の製作に期待されるところです。
植物界 真核生物
【本日更新】キジカクシ科 ナス科
【参考】○は本日、初撮影種
ワードラリー達成景品のシール
プライベートガーデン
キャラクター紹介(メグ、ソフィー、フィーネ、祈、クロエ)
原作展示とキャラクター紹介(ファウスト師匠、カーバンクル、シロフクロウ)
横浜イングリッシュガーデン
アジサイ祭り・メインストリート
西洋ブドウ ‘プルプレア’ Vitis vinifera ‘Purpurea’
ヘメロカリス Hemerocallis X ‘Ruby Spider’
ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva var. kwanso
オリエンタルリリー Lilium X
ジョウザンアジサイ ‘碧のひとみ’ Dichroa febrifaga ‘Ao-no-hitomi’
テッポウユリ Lilium longiflorum
トキワヤマボウシ Cornus hongkongensis
アリウム・ギガンテウム Allium giganteum
サンゴシトウ Erythrina X bidwillii
○ルリヤナギ Solanum glaucophyllum Waxyleaf Nightshade
イワガラミ Schizophragma hydrangeoides
植物解説1/5 ローズマリー
ハーブのことなら、このメグ・ラズベリーにお任せあれ! ローズマリーは、古代から現代に至るまで、人々の生活と深く、結びついてきたハーブの一つ!
リフレッシュ効果や記憶力、集中力を高める効果があるとされておりやす!
さなみに、ハンガリーの王妃エリザベートがローズマリーの化粧水で若返ったという伝説(※)があり、そこから「若返りのハーブ」とも呼ばれているとか…

植物解説2/5 ギョリュウバイ
ニュージーランド、オーストラリア原産の常緑樹で、葉がギュリュウ(低木樹木の一種)に、花がウメに似ていることに由来する。
ギョリュウバイの仲間は、近年、抗菌作用が高いことから注目されているマヌカハニー(※)の蜜源としても利用されているんだ。メグ、覚えておきな。


植物解説3/5 バラ
バラの歴史は古い。古代エジプトでは、クレオパトラがバラ風呂を愛用したという逸話も残っている。紀元前から薬用・香料として栽培されてきた。
バラの香りは10種以上の成分(※)が複雑に組み合わさって構成され、その成分量は種類によって変化し、バラの香りの多様性を生み出している。ズベリ―でなくても、七賢人であればこのくらいは知っている。

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【バラの香りの7タイプ】
・ダマスク・クラシック ・ダマスク・モダン ・ティー ・フルーティ ・ブルー ・スパイシー ・ミルラ |
植物解説4/5 アジサイ
アジサイは、土壌のpH(酸性度)によって花の色が変化する(※)という、植物の中でも珍しい特徴を持っているんだって。酸性の土壌では青色に、アルカリ性の土壌では赤色になる傾向があるらしいよ!
色がコロコロ変化することから、「移り気」という花言葉を持っている…? まるでどこかの誰かさんみたい!


植物解説5/5 ヨーロッパブドウ
世界中で最も生産量の多い果樹(※)で、主にワインの原料として広く栽培されているわ。ただ、この国では、雨量が多いことから栽培が難しい果樹とされ、長年の技術向上や品種改良により、生食用が大部分を占めるようになったの。ちなみに、鮮度の高いブドウは表面の白い粉(ブルーム)があることがポイントの一つよ。

【その他の本日撮影】
朝に久しぶりに通りかかった福満弁財天の神池では、殆どが外来のアカミミガメに置き換わっていて、在来ヌマガメの生息数は一割程度まで減少していました。
【参考】○は本日、初撮影種
○ユッカ・ロストラータ Yucca rostrata Mound Lily Yucca
オーガスタ(
福満弁財天の神池
ニホンイシガメ Mauremys japonica Japanese Pond Turtle
クサガメ Mauremys reevesii
ハマベハサミムシ Anisolabis maritima
【文献】
松本雄大 (2022) ローズマリー抽出液を活用した酒類リキュールの色安定性向上に関する研究, 92p, URL: https://nodai.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=942&file_id=64&file_no=2, Accessed: 2025-06-21.
Mavric E, Wittmann S, Barth G and Henie T (2008, Identification and quantification of methylglyoxal as the dominant antibacterial constituent of Manuka (Leptospermum scoparium) honeys from New Zealand, Mol Nutr Food Res, 52, 483-489, DOI: 10.1002/mnfr.200700282, Accessed: 2025-06-21.
上田義弘 (2010) バラとその栽培の歴史-人とバラとのかかわりから-, J Jap Assoc Odor Env, 41(3), 157-163, DOI: 10.2171/jao.41.157, Accessed: 2025-06-14.
岩橋尊嗣 (2010) バラの香り, J Jap Assoc Odor Env, 41(3), 149, DOI: https://doi.org/10.2171/jao.41.149, Accessed: 2025-06-20.
蓬田勝之、黒澤早穂 (2010) 現代バラとその香り, J Jap Assoc Odor Env, 41(3), 164-174, DOI: 10.2171/jao.41.164, Accessed: 2025-06-14.
小玉雅晴 (2017) アジサイの花色の発色機構に関する研究, 110p, URL: https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/42992/files/DA08190.pdf, Accessed: 2025-06-21.
中央果実協会 (2021a) 世界の醸造用ぶどう栽培の動向気候変動対応と持続可能性の取組, 海外果樹農業情報 No.148, 50p, URL: https://www.japanfruit.jp/Portals/0/resources/JFF/kaigai/jyoho/jyoho-pdf/KKNJ_148.pdf, Accessed: 2025-06-19.
中央果実協会 (2021b) 世界の主要果実の生産概要 2021年版, 海外果樹農業情報 No.151, 26p, URL: https://www.japanfruit.jp/Portals/0/resources/JFF/kaigai/jyoho/jyoho-pdf/KKNJ_151.pdf, Accessed: 2025-06-21.
佐藤明彦 (2017) 日本における生食用ブドウの栽培動向と遺伝的背景, 日本食品科学工学会誌, 64(5), 273-277, DOI: 10.3136/nskkk.64.273, Accessed: 2025-06-21.