良心寺のヤマユリ、など

 久遠山大悲院良心寺は、浄土宗鎮西派知恩院の末寺で14世紀末頃の創建と伝えられていますので追浜地区では最も古い寺院の一つです。この寺の境内には、恐らく自生と思われるヤマユリがあったのを思い出して、朝のうちに訪ねてみました。


【横須賀市指定史跡】
  朝倉能登守室墓
      所在地 横須賀市追浜南町一丁目二七番地
      指定面積 十三・二m2
      指定年月日 昭和四十五年(一九七〇年)五月十一日
 この墓の形態は宝筺印塔といい、総高は二メートルを超えます。基礎正面に「当時建立大旦主大慈院殿法誉良心大姉朝倉能登守奥 天正十一年未六月十一日」の銘がみられます。ただし、建立年代は宝筺印塔の形式から江戸時代初期と考えられます。
 朝倉氏(朝倉能登守影澄入道犬也)は戦国小田原北条氏の家臣で、鎌倉の玉縄城十八人衆に属し、浦郷村追浜を初め、伊豆や上総に所領をもつ武将でした。天正十八年(一五九〇年)豊臣秀吉の小田原城攻めの時には、箱根の山中城を守りました。
 この能登守が夫人の菩提を弔うため、開基となり夫人の法号を寺号として良心寺を建立したと伝えられています。
 平成二十年(二〇〇八年)三月十五日
                      横須賀市教育委員会


 ひと月ぶりに訪ねた大宮では、母が歩行器を利用して歩くことができるまでに回復していました。帰りには横浜で「FUTURE PUB’LIC ヨコハマニシグチ」を通り過ぎましたが、水生生物の展示をしているようでしたので、改めて訪ねる予定です。


【参考】
 久遠山大悲院良心寺
 ヤマユリ Lilium auratum
 朝倉能登守室墓
 木像(良心寺)
 良心寺方面(ベランダより)
 良心寺(ベランダより)
 京急1000系車輛
 ソラナム・ラントネッティ Solanum rantonnetii
 ヘクソカズラ Paederia scandens
 ヘメロカリス Hemerocallis sp.
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 セイヨウヒルガオ Convolvulus arvensis
 大宮駅コンコース
 モツゴ Pseudorasbora parva
 バラタナゴ Rhodeus ocellatus

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