フトモモ科(Myrtaceae)の写真整理

 フトモモ科は南半球起源と考えられており、我が国では小笠原諸島のムニンフトモモとヒメフトモモを除けば、在来種の自生は確認されていませんが、栽培されている個体を見かけることは、それほど珍しくありません。横浜市では、金沢動物園で飼育されているコアラの餌として栽培されているユーカリ林を初めとして、観賞用のギョリュウバイ、ブラシノキなどはよく見かけます。
 フトモモ科は、堅果をつくるネズモドキ亜科(ユーカリ、ブラシノキ、ギョリュウバイ)と漿果をつくるミルトゥス亜科(フェイジョア、ギンバイカ)に分けられていましたが、今世紀になってからの研究成果(Wilson et al., 2005)によれば、この2亜科の区別は根拠に乏しかったことが示されています。
 維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹


【フトモモ科(Myrtaceae)】

和名 (Japanese Name) 画像 (Image) 学名 (Latin name) 英語名 (English name)
ブラシノキ属 Callistemon
ブラシノキ ブラシノキ
Callistemon speciosus Bottlebrush
シロバナブラシノキ シロバナブラシノキ
Callistemon salignus White Bottlebrush
ハナマキ ハナマキ
Callistemon citrinus Common Red Bottlebrush
レモンブラシノキ レモンブラシノキ
Callistemon pallidus Lemon Bottlebrush
コバノブラシノキ属 Melaleuca
メラレウカ・リナリフォリア メラレウカ・リナリフォリア
Melaleuca linariifolia Snow-in-summer
メラレウカ・ヒペリキフォリア メラレウカ・ヒペリキフォリア
Melaluca hypericifolia Hillock Bush
ギョリュウバイ属 Leptospermum
ギョリュウバイ ギョリュウバイ
Leptospermum scoparium Shining Tea Tree
レプトスペルムム・フラベスケンス レプトスペルムム・フラベスケンス
Leptospermum flavescens Tantoon Tea Tree
レプトスペルムム・エパクリディオシデウム レプトスペルムム・エパクリディオシデウム
Leptospermum epacridoideum Tea Tree
ユーカリ属 Eucalyptus
ユーカリ ユーカリ
Eucalyptus globulus Southern Blue Gum
ユーカリプタス・マニフェラ ユーカリプタス・マニフェラ
Eucalyptus sp. Brittle gum
ダーウィニア属 Darwinia
ダーウィニア・タクシフォリア ダーウィニア・タクシフォリア
Darwinia taxifolia Mountain bells
フェイジョア属 Acca
フェイジョア フェイジョア
Acca sellowiana Feijoa
ギンバイカ属 Myrtus
ギンバイカ ギンバイカ
Myrtus communis Common myrtle
キャラメラウキウム属 Charamelaucium
ワックスフラワー ワックスフラワー
Charamelaucium uncinatum Waxflower

【参考文献】
Wilson PG, O’Brien MM, Heslewood MM and Quinn CJ (2005) Relationships within Myrtaceae sensu lato based on a matK phylogeny, Plant Syst Evol, 251, 3–19, DOI: 10.1007/s00606-004-0162-y, Accessed: 2023-06-11.

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