浦郷から横須賀中央へ

 今日は横須賀中央に用事があり、往路は国道16号線、復路は浦賀道を歩いてみました。塚山公園ではウバユリが見頃を迎えています。


【主な経路】
(自宅)-浜見台-田浦-長浦-汀橋-稲岡町-若松町-汐入町-逸見子育て地蔵尊-塚山公園-十三峠-月見台-船越-(自宅)
【参考】
 横須賀学院
 アキノタムラソウ Salvia japonica
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 ヤマユリ Lilium auratum
 カラマツソウ Thalictrum aquilegiifolium
 アジサイ Hydrangea spp.
 キバナコスモス Cosmos sulphureus
 エノキ Celtis sinensis
 ハマオモト Crinum asiaticum
【文献】
Pacific Bulb Society (2014) Cardiocrinum, accessed: 2019-07-27.
Ohara M et al. (2006) 7: Cardiocrinum cordatum (Thunb.) Makino (Liliaceae), Plant Species Biology, 21:3, 201-207, accessed: 2019-07-27.


【稲荷山子育地蔵尊】横須賀市東逸見町1丁目17

   稲荷山.子育て地蔵尊
 旧浦賀道が逸見より汐入にぬけるあたりの一帯を稲荷山という。もと逸見と汐入との町境にお稲荷さんがまつられていたが、当時よりあまり訪れる者もなく朽ちはてるのにまかせていたが、逸見の有志がこれを憂い、横須賀駅裏国道、ホンダモーター脇の防空壕跡に(せん)した。年代も古く由緒のあるものといわれているが、この稲荷があることから稲荷山とよばれるようになったのである。
 その稲荷山の逸見より山腹道路脇に地蔵尊がまつられている。土地の人は子育て地蔵尊とよんでいるが、往時浦賀往還道路として往来の(しげ)しかった頃よりあったもので、子供に恵まれない人や子供の病気平癒(へいゆ)等に霊験ありと伝えられている。
 本尊には元禄十一年丑七月日と刻まれ、右に南無阿弥陀仏同行十六人の刻があり、他に昔の地蔵尊、新しく寄進したものなど数体がある。地蔵尊には庚申塔(こうしんとう)とともに街道筋にたてられたもので、その建立年月日によりその街道の歴史を知るひとつの手かがりになるものである。従って浦賀道もすでに元禄年間には相当往来の繁しかつたことをこの地蔵尊は物語っているわけである。
 しかし、この地蔵尊も明治、大正と年を経るにしたがってかえりみる者もなく、荒れ放題になっていたものを、昭和八年二月に東襄氏(現在伊豆大島に在住)が現在のようにコンクリート建ての(ほこら)にしたものである。現在でも供物線香の絶えた事がない。
 毎年10月頃に子育て地蔵尊祭を当地で行っております。
         東逸見第一町内会
         子育て地蔵保存会


【安針塚への道標】
 他にもふたつあるそうです。


横須賀市指定 市民文化資産
安針塚への道標
 ここの他、JR横須賀駅と国道16号線沿いの(なぎさ)橋にもある。この三基の道標は、明治三十八年から大正十年にかけて行われた、安針塚修理事業の一環として建てられたものである。


 台風6号の影響で風が強まっていましたが、塚山公園からは房総半島が望めましした。

十三峠から塚山公園へ 第1海堡 第2海堡 横須賀港東北防波堤東灯台(35.319208, 139.675221) 塚山公園

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