オオアレチノギクとヒメムカシヨモギは、幼植物での区別が難しいことで知られています。花が咲けば一目瞭然ですが、蕾ができる頃までは殆ど同じに見えます。花期はオオアレチノギクの方が早く、立秋過ぎの今頃には果実の目立つ個体が多いのに対して、ヒメムカシヨモギはほぼ咲き始めといったところです。
『葉に触った時にビロードの様な感じがするのがオオアレチノギク』という情報もありますが、そもそも本物の
金沢緑地では、少し変わったヒメジョオンが咲いていたので撮影しました。周囲のヒメジョオンとは、舌状花の色やサイズが異なりますし、光環境も暗めの場所に生えていましたので、別種の可能性もあります。
海の公園では、アレチノギクが咲き残っていました。ここまでの4種はすべてErigeron属です。
【参考】
オオアレチノギク Erigeron sumatrensis
ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis
アレチノギク Erigeron bonariensis
ヒメジョオン Erigeron annuus (?)
センニンソウ Clematis terniflora
フヨウ Hibiscus mutabilis
シンテッポウユリ Lilium x formolongi
ケイワタバコ Conandron ramondioides var. pilosus
サルスベリ Lagerstroemia indica
海の公園より
ハマゴウ Vitex rotundifolia
ハマボウ Hibiscus hamabo
シロバナジンチョウゲ Daphne odora cv. Alba
ハタケニラ Nothoscordum gracile
キツネノカミソリ Lycoris sanguinea
クゲヌマラン Cephalanthera longifolia
アレチヌスビトハギ Desmodium paniculatum
タンキリマメ Rhynchosia volubilis
アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
ヘクソカズラ Paederia scandens