八百姫大明神および富士重工跡地

 大宮の実家を家内と二人で訪れました。帰りにたまたま通りすがって見つけた八百姫大明神は結構由緒のある信仰対象の様でした。海から離れた大宮に八百比丘尼が祀られているのは意外です。
 その後、向かった北区役所近くのステラタウン、以前から富士重工のあった辺りとは思っていましたが、そのことを記念する碑文をみつけました。『ステラ』というとラストコンサートのStellaやオオワシトドステラーカイギュウの英名に名を残す博物学者Georg Wilhelm Stellerを想像していましたが、ここのステラの語源は、プレアデス(昴)だった様です。


【碑文】
富士重工業株式會社 大宮製作所跡地
 昭和30年に当地で操業を開始し、平成7年まで汎用エンジンの生産を行ってきました。区画整理事業により、平成16年4月に商業施設を開業しました。

中島飛行機の大宮における歴史
 この地に、昭和18年 中島飛行(株)が海軍用エンジン生産のために大宮製作所を設立し、「栄」型「誉」型エンジンの生産を開始しました。
 戦後は、富士重工業(株)を経て大宮富士工業(株)となり昭和29年 戦後初の国産ジェットエンジン「JO-1」を完成しました。
 昭和30年 富士重工業(株)大宮製作所として引き継がれ汎用のエンジンの生産を行っていましたが、平成7年 北本市へ移転しました。

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