植物」カテゴリーアーカイブ

今日は沼間方面へ

 二月最後の本日は、春らしい暖かさでしたので、スギ花粉もかなり飛んでいた様です。


【参考】
 スギ Cryptomeria japonica
 ベニシダ Dryopteris erythrosora
 リョウメンシダ Arachniodes standishii
 イワガネソウ Coniogramme japonica
 フモトシダ Microlepia marginata
 (ふき)(とう) Petasites japonicus
 メジロ Zosterops japonicus
 アンズ Prunus armeniaca
 キクザキリュウキンカ Ficaria ficarioides
 寒咲花菜(カンザキハナナ) Brassica sp.
 ウチワサボテン Opuntia vulgaris
 フイリマサキ Euonymus japonicus cv.
 タネツケバナ Cardamine scutata
 オランダミミナグサ Cerastium glomeratum
 ネモフィラ Nemophila menziesii
 河津桜(かわづざくら)Cerasus X kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 ハーデンベルギア Hardenbergia violacea

早春を彩る花々

 寒いと言っても、春は確実に近づいています。いつの間にかオニシバリは見頃ですし、ウグイスカグラの開花ももうすぐです。
 維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹


【参考】
 河津桜(かわづざくら)Cerasus X kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 阿亀(おかめ)Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’
 ジンチョウゲ Daphne odora
 オニシバリ Daphne pseudomezereum
 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum
 ウグイスカグラ Lonicera gracilipes
 鷹取山山頂
 スイカズラ Lonicera japonica
 ウメ Armenica mume
 弥勒菩薩磨崖仏
 ヤブツバキ Camellia japonica
 アセビ Pieris japonica
 ショカッサイ Orychophragmus violaceus
 キクザキリュウキンカ Ficaria ficarioides
 コモチシダ Woodwardia orientalis
 ペラルゴニウム Pelargonium cv.
 ローズマリー Rosmarinus officinalis

楚辞九歌:山鬼(屈原作)に登場する植物

 高校生時代にお気に入りだった漢籍のひとつが楚辞です。今なら、楚辞に登場する植物の写真も揃っていると思い整理してみました。
 維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹


漢名 (Chinese Name) 和名 (Japanese Name) 画像 (Image) 学名 (Latin name)
薛茘へいれい オオイタビ
バラ目 クワ科
オオイタビ
Ficus pumila
女羅ぢょら ヒカゲノカズラ目
ヒカゲノカズラ科
ヨウラクヒバ
Phlegmariurus phlegmaria
辛夷しんい コブシ
モクレン目 モクレン科
コブシ
Magnolia kobus
けい モクセイ属
シソ目 モクセイ科
キンモクセイ
Osmanthus fragrans var. aurantiacus
石蘭せきらん ヒトツバ
ウラボシ目 ヒメシダ科
ヒトツバ
Pyrrosia lingua
杜衡とこう カンアオイ属
コショウ目 ウマノスズクサ科
カンアオイ
Asarum nipponicum
こう タケ亜科
イネ目 イネ科
モウソウチク
Phyllostachys heterocycla
かつ クズ
マメ目 マメ科
クズ
Pueraria lobata
杜若とじゃく ヤブミョウガ
ツユクサ目 ツユクサ科
ヤブミョウガ
Pollia japonica
松柏しょうはく 裸子植物
球果綱
クロマツ
Pinus thunbergii

  Sanki
山鬼:ゲームソフト『神都夜行录』より


  九歌:山鬼【読み下し】星川(1970)
若に人有り山の阿に、薛茘へいれいを被て女蘿ぢょらを帯とす。
既に睇を含みて又宣く笑う。子予の善く窈窕たるを慕う。
赤豹に乗りて文狸を従へ、辛夷しんいの車にかつらの旗を結び、
石蘭せきらんを被て杜衡とこうを帯とし、芳聲を折りて思ふ所に遣る。
余幽くわうに處りて終に天を見ず。路險難にして獨り後れて來る。
表く獨り山の上に立てば、雲容容として下に在り。
杳として冥冥として羌晝晦く、東風飄として神霊雨ふらす。
霊脩を留めて憺として歸るを忘れしめん。歳既に晏ければ、孰か予を華さかせん。
三秀を山閒に采るに、石磊磊としてかずら蔓蔓たり。
公子を怨んで悵として歸るを忘る。君我を思ひて閒を得ざるならん。
山中の人は杜若とじゃく芳しく、石泉を飮みて松柏しょうはくに蔭はる。
君我を思ひて然疑作りしならん。
雷填填として雨冥冥たり。猨啾啾として狖夜鳴く。
風颯颯として木蕭蕭たり。公子を思へば徒らに憂に離るのみ。


  九歌:山鬼【原文】
若有人兮山之阿 被薜荔兮带女蘿
既含睇兮又宜笑 子慕予兮善窈窕
乘赤豹兮従文狸 辛夷車兮结桂旗
被石蘭兮带杜衡 折芳馨兮遗所思
余處幽篁兮终不見天 路险难兮独后来
表獨立兮山之上 雲容容兮而在下
杳冥冥兮羌晝晦 東風飄兮神霊雨
留霊脩兮憺忘歸 歳既晏兮孰華予
采三秀兮於山閒 石磊磊兮葛蔓蔓
怨公子兮悵忘歸 君思我兮不得閒
山中人兮芳杜若 飮石泉兮蔭松柏
君思我兮然疑作 
雷填填兮雨冥冥 猨啾啾兮狖夜鳴
風颯颯兮木蕭蕭 思公子兮徒離憂


【文献】
星川清孝 (1970) 楚辞, 新釈漢文大系34, 362p, 明治書院, 東京.
神都夜行录:山鬼, Accessed: 202602-26.

こども植物園の福寿草

 横浜こども植物園では、フクジュソウとセツブンソウが開花していました。『福寿海』は最も多く栽培されているフクジュソウの品種のひとつで、同園内の野草園に植栽されているのはすべてこの品種の様です。
 維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹
キンポウゲ科


 フクジュソウ Adonis pseudoamurensis Syn. Adonis ramosa
 フクジュソウ X ‘福寿海’ Adonis X ‘Fukujikai’


 フクジュソウ属は30種ほど記載されていて、我が国で自生するのはAdnis amurensis1種とされてきました(牧野,1940など)が、その後4種(A. amurensis, A. multiflora, A. ramosa, A. shikokuensis)が識別される様になりました(米倉,2012)。しかしながら、最近の遺伝子解析の結果によれば、A. amurensisA. ramosaは、我国には自生していない思われていたAdonis pseudoamurensisと違いが少ないことが判明しています(Zhang et al.,2023)。
 そのためかどうかは定かではありませんが、こども植物園での表示は『フクジュソウ(福寿草) Adonis pseudoamurensis』と表示されていました。まだ結論は出ていないのかも知れませんが、我が国でのフクジュソウ類は、下記の4種或いは4亜種というのが現状と思われます。
 キタミフクジュソウ Adonis amurensis Regel et Radde 1861
 アドニス・シュードアムレンシス Adonis pseudoamurensis W.T.Wang 1890
 フクジュソウ Adonis ramosa Franchet 1894
 シコクフクジュソウ Adonis shikokuensis Nishikawa et Koji Ito 2001

A. amurensis, A. ramosa, A. pseudoamurensisの3種が1種に統合されるとすれば、原則としての優先権はA. amurensisにあると思われますので、今後どのように判断されていくかに注目したいと思います。
優先権:第3節第11条 11.4
 属より下位のランクの分類群では、それぞれの分類群の正名は、同じランクの中で最も早く発表された合法名の最後の形容名とその分類群の帰属する属または種の正名との組み合わせである。ただし、……(以下略)
日本植物分類学会国際命名規約邦訳委員会訳・編集 (2019) 国際藻類・菌類・植物命名規約(深圳規約)2018日本語版, p36, 北隆館, 東京.

 なお、東アジアのフクジュソウ類命名の変遷については、Vasques et al.(2025)に詳しく書かれています。因みに手元の図鑑類では下記の様になっていました。

牧野富太郎 (1940) 牧野新植物図鑑, 183, 北龍館, 東京.
 フクジュソウ Adnis amurensis Regel et Radde

北村四郎・村田源 (1961) 原色日本植物図鑑, 234, 保育社, 東京.
 フクジュソウ Adnis amurensis Regek et Radde

出口長男(1968) 横浜植物誌, 89, 秀英出版, 東京.
 フクジュソウ Adonis amurensis Reg. et Rad.

長田武正 (1974) 検索入門野草図鑑6, 152, 保育社, 東京.
 フクジュソウ Adnis amurensis Regel et Radde

田村道夫 (1977) In 世界の植物68, 1605-1606, 朝日新聞社, 東京.
 フクジュソウ Adnis amurensis Regel et Radde

門田裕一 (1996) In 植物の世界93, 8-251, 朝日新聞社, 東京.
 フクジュソウ Adonis ramosa
 キタミフクジュソウ Adonis amurensis
 ミチノクフクジュソウ Adonis multiflora

米倉浩司 (2012) 日本維管束植物目録, 95左, 北龍館, 東京.
 キタミフクジュソウ Adonis amurensis Regel et Radde
 ミチノクフクジュソウ Adonis multiflora Nishikawa et Koji Ito
 フクジュソウ Adonis ramosa Franch.
 シコクフクジュソウ Adonis shikokuensis Nishikawa et Koji Ito

大西亘 (2018) In 神奈川県植物誌2018(上) 686, 神奈川県植物誌調査会, 小田原.
 ミチノクフクジュソウ Adonis multiflora Nishikawa et Koji Ito
 フクジュソウ Adonis ramosa Franch.
 シコクフクジュソウ Adonis shikokuensis Nishikawa et Koji Ito



 フクジュソウ Adonis pseudoamurensis Syn. Adonis ramosa
 フクジュソウ X ‘福寿海’ Adonis X ‘Fukujikai’
 セツブンソウ Eranthis pinnatifida
 ウメ Armeniaca mume
 メタセコイア Metasequoia glyptostroboides
 マツモ Ceratophyllum demersum
 カタヒバ Selaginella involvens
 ツワブキ Farfugium japonicum
 マンサク ‘エレナ’ Hamamelis x intermedia ‘Jelena’
 ミヤマシキミ Skimmia japonica
 慈光錦じこうにしき Aloe striata
 花麒麟(ハナキリン) Euphorbia milii
 錦蝶(きんちょう) Kalanchoe delagoensis
 クラッスラ・ムルティカヴァ Crassula multicava
 五色矢羽蕉(ゴシキヤバネショウ) Calathea makoyana Syn. Goeppertia makoyana Peacock Plant
 トラフヒメバショウ Calathea zebrina
 インコアナナス Vriesea carinata
 ヨウラクツツアナナス Billbergia nutans
 オオカナダモ Egeria densa
 ヤブツバキ Camellia japonica
 黄金伽羅木(オウゴンキャラボク) Taxus cuspidata var. nana cv. Aurescens
 地蔵菩薩立像・道標塔:南区六ツ川1丁目101
 水道橋:南区芹が谷1丁目1


【文献】
Vasques DT, Takahashi D, Ishikawa N, Kurata S, Nanami S and Ikeda H (2025) Genome‑wide analysis confirms the independent origin of the Japanese and Korean Adonis amurensis (Ranunculaceae), Plant System Evol, 311:16, DOI: 10.1007/s00606-025-01943-4, Accessed: 2026-02-18.
Zhang X-Y, Zhang Z-L, Zhang L-Q, Zhang L-F, Zhu J-Y and Xue C-S (2023) Complete chloroplast genome of Adonis pseudoamurensis W.T.Wang (Ranunculaceae), Mitochondrial DNA B, 8(9), 981-984, DOI: 10.1080/23802359.2023.2256493, Accessed: 2026-02-18.
Nishikawa T and Ito K (2001) A New Species of Adonis (Ranunculaceae) from Shikoku, Western Japan, Bull Natn Sci M us Tokyo B, 27(2,3), 79-83, DOI: , Accessed: 2026-02-18.
Shutoh K, Vasques DT and Ikaeda H (2024) Lectotypification of Adonis multiflora (Ranunculaceae), J Jap Botany, 99(5) 325–328, DOI: 10.51033/jjapbot.ID0229, Accessed: 2026-02-19
Son DC, Kim Y-Y, Park BK, Lee BS and Chang KS (2018) An updated checklist of Adonis (Ranunculaceae) from Korea, with a new locality record for Adonis multiflora, J Asia-Pacific Biodiv, 11(3), 462–467, DOI: 10.1016/j.japb.2018.07.001, Accessed: 2026-02-19


【参考】
 フクジュソウ Adonis pseudoamurensis Syn. Adonis ramosa
 フクジュソウ X ‘福寿海’ Adonis X ‘Fukujikai’

春浅いフラワーセンターで

 そろそろ春蜉蝣Spring Ephemeralが咲き始めているかも知れないと思って尋ねた大船フラワーセンターでしたが、玉縄桜が咲き始めていました。温室では金花茶が見頃です。
注:玉縄桜は園内の染井吉野の実生から育成されたそうです。園内には冬から早春にかけて開花するが多く植栽されていますし、遺伝子を調べた例はこれまで無いようですので、花粉親は不明のままと思われます。
 【文献】玉縄桜(登録品種データベース)

 維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹
【本日更新】キジカクシ科 キツネノマゴ科


【参考】
 大船フラワーセンター
 玉縄桜(たまなわざくら) Cerasus X yedoensis ‘Tamanawa-zakura’
 アサザ Nymphoides peltata
 ロウバイ Chimonanthus praecox
 寒桜(かんざくら)Cerasus x kanzakura ‘Praecox’
 プラタナス Platanus sp.
 ハクセキレイ Motacilla alba lugens
 ラッパスイセン Narcissus pseudonarcissus
○ホウチャクモドキ Disporopsis pernyi Evergreen Solomon’s Seal
 オオバノイノモトソウ Pteris cretica
 リキュウバイ Exochorda racemosa
 ソテツ Cycas revoluta ドンベア・ワリッキー Dombeya wallichii
 ブーゲンビリア Bougainvillea spectabilis
  ’サンデリアーナ’ ‘Sanderiana’
  ’オーラーラ’ ‘Oo-La-La’
 金花茶きんかちゃ Camellia chrysantha
○ヒメハアザミ Acanthus montanus bear’s breech
 カエンカズラ Pyrostegia venusta
 カカオノキ Theobroma cacao
 ムシトリスミレ
  ピンギュラ・モクテズマエ X ‘ロツンディフロラ’ Pinguicula moctezumae X rotundiflora
  ピンギュラ ‘アフロディーテ’ Pinguicula agnata X P. moctezumae ‘Aphrodite’
  ピンギュラ ‘セトス’ Pinguicula ehlersiae X P. moranensis ‘Sethos’
 ヒロハザミア Zamia furfuracea
 キンセンカ Calendula officinalis
 リュウキュウアセビ X アセビ ‘スプリング・ベル’ Pieris koidzumiana X Pieris japonica ‘Spring Bell’
 チロリアンデイジー Bellis perennis
 ニワナズナ Lobularia maritima
 念仏講碑:岡本2丁目6-6

厳冬期のイングリッシュガーデンでは、

 一昨日の雪がまだ少し残っていましたが、ミモザに早咲きの桜と、春はすぐそこまで来ていました。
現生生物の系統概要】【植物界の系統概要】【後世動物の系統概要】【化石種


【参考】
 横浜イングリッシュガーデン YEG
 グリフィン Griffin
 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
 スイセン ‘ラインベルト・アーリーセンセーション’ Narcissus X ‘Rijnveld’s Early Sensation’
 河津桜(かわづざくら)Cerasus X kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 マンサクク Hamamelis japonica
 クリスマスローズ Helleborus orientalis
 スノードロップ Galanthus nivalis
 清水ヶ丘教会:南区南太田1丁目37-10
 二宮尊徳(たかのり)像:西区中央1丁目35-3

金沢動物園のプーズーなど

 昨年、金沢動物園にプーズーが入園したのを思い出して、見に行ってきました。舎内には3頭いるのだそうですが、そのうち1頭だけガラス越しに撮影できました。プーズーは南米に生息する小型のシカなのですが、系統的には、ニホンジカより、トナカイやヘラジカに近いようです。
 寒い時期ではありますが、ハイキングコースでは梅が見頃ですし、もうハンノキの開花が始まっていました。
現生生物の系統概要】【植物界の系統概要】【後世動物の系統概要】【化石種
 シカ科 サイ科 半翅目 キジ目 ライチョウ亜科



英名:Southern Pudu、学名:Pudu puda、分類:鯨偶蹄目シカ科
食べ物:【野生】低木や竹、シダ等の植物
    【動物園】牧草、木の葉、ヘイキューブ、ペレット
生息地:チリ・アルゼンチン西南部。チエロ島など
 シカの中では、世界最小の種類です。オスは8cmほどの枝分かれした角が1年毎に生え変わります。森林に単独または家族で生活しています。「プーズー」とは先住民マプチェ族の言葉で「小さいシカ」という意味です。生息数が減少しているため、ワシントン条約により商取引が禁止されています。



【参考】○:本日、初撮影種
○プーズー Pudu puda Southern pudú
 馬頭観世音(天保11(1840)年):金沢区谷津町286
 梅林:能見堂跡
 白梅 Armenica mume
 紅梅 Armenica mume
 日本水仙 Narcissus tazetta
 寒椿 Camellia x hiemalis
 ハンノキ Alnus japonica
 ヒカゲチョウ(?) Lethe sicelis
 金沢動物園入口
 コウゾリナ Picris hieracioides subsp. japonica
 コアラバス
 金沢動物園ゲート
 ハシブトガラス Corvus macrorhynchos
 ハシボソガラス Corvus corone
 二子山三山遠望
 金沢動物園
 アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus
○タイコウチ Laccotrephes japonensis Water Scorpion
 オオツノヒツジ Ovis canadensis
○ニホンライチョウ Lagopus muta japonica Japanese Rock Ptarmigan
 ポニー Equus caballus 個体名:カリン
 ヒツジ Ovis aries 個体名:アズキ
 ヒツジ Ovis aries
 ヤギ Capra hircus 個体名:ポッキ(左)、メメ(右)
 ヤギ Capra hircus 個体名:ココア
 ヤギ Capra hircus 個体名:おはぎ
 ヤギ Capra hircus 個体名:チャイ
 マーラ Dolichotis patagonum
 アジアゾウ Elephas maximus 個体名:ボン
○インドサイ Rhinoceros unicornis
 ニホンカモシカ Capricornis crispus
 スーチョワンバーラル Pseudois nayaur
 シロテナガザル Hylobates lar
 ホンシュウジカ Cervus nippon centralis
 アラビアオリックス Oryx leucoryx
 ヒガシクロサイ Diceros bicornis michaeli
 モモイロペリカン Pelecanus onocrotalus
 寒咲花菜 Brassica rapa var. amplexicaulis
 ホトケノザ Lamium amplexicaule
 紅梅 Armenica mume
 梅林:金沢自然公園
 日本水仙 Narcissus tazetta
 ボケ Chaenomeles speciosa
 オランダガラシ(クレソン) Nasturtium officinale

冬の馬堀自然教育園

 冬場なら夏緑性のシダが少ないので探しやすいと思って尋ねた自然教育園だったのですが、以外にも常緑シダが多くて、今回もコシダの確認には至りませんでした。

現生生物の系統概要】【植物界の系統概要】【後世動物の系統概要】【化石種
 円海山 自然観察の森 鷹取山 衣笠山 自然教育園(1)


【参考】
 横須賀市自然・人文博物館付属 馬堀自然教育園
 タマシダ Nephrolepis cordifolia
 イノモトソウ Pteris multifida
 ヤブソテツ Cyrtomium fortunei
 フウトウカズラ Piper kadsura
 アスカイノデ Polystichum fibrilloso-paleaceum
 キミノセンリョウ Sarcandra glabra f. flava
 センリョウ Sarcandra glabra
 ヒメユズリハ Daphniphyllum teijsmannii
 マンリョウ Ardisia crenata
 マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
 ミゾシダ Stegnogramma pozoi subsp.
mollissima
Syn.Leptogramma mollissima
 レモンマリーゴールド Tagetes lemmonii
 福寿稲荷神社跡:東浦賀1丁目1


【文献】
大森雄治 (2008) 横須賀市自然・人文博物館付属馬堀自然教育園における植物相の変遷-三浦半島のある二次林の50年間の変遷-,横須賀市博研報(自然), (55), 29-46, URL: https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/S55-4_Omori_2008.pdf, Accessed: 2025-05-18.

A Happy New Year 2026

過去の年賀状ギャラリー】【生物の系統概要】 【ウマの系統

今年2026年は午年。馬に関して名付けられた生物などを、当ブログ内で探してみました。

ウマノアシガタ ウマゴヤシ ウマノスズクサ ウマノミツバ 馬鈴薯  河馬 海馬 駒鳥 鳥馬 ウマヅラハギ Horseshoe Crab 馬陸 カマドウマ アザミウマ 水馬 馬頭観音 木彫の馬 回転木馬 CAVALLO 平和の若い騎士 ノッコ 最後のユニコーン 夢馬の使命 黒いユニコーン 馬の首風雲録 ペガサスに乗る スレイプニル 大繪馬 小繪馬 うまよん おしんめ様三浦半島の馬頭観音】【ウマ属の系統概要



【参考】
 今更ですが、ウマオイ(通称スイッチョ)の写真が一枚もないことに気付きました。

キンポウゲ科 キンポウゲ亜科  
 ウマノアシガタ Ranunculus japonics

マメ科 ソラマメ亜科  
 ムラサキウマゴヤシ Medicago sativa
 コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina  

ウマノスズクサ科  
 ウマノスズクサ Aristolochia debilis

セリ科 ウマノミツバ亜科  
 ウマノミツバ Sanicula chinensis

ナス科 ナス亜科 ナス連 ナス属  
 ジャガイモ(鈴薯) Solanum tuberosum

奇蹄目 ウマ形亜目 ウマ上科  
 ポニー(Horse Pony) Equus caballus
 グラントシマウマ Equus quagga boehmi  

鯨偶蹄目 鯨河馬形類 カバ科  
 小人河(コビトカバ) Choeropsis liberiensis

食肉目 イヌ型亜目 クマ下目 アザラシ上科  
 (あしか)(カリフォルニアアシカ Zalophus californianus)
 (かいば)(トド Eumetopias jubatus)  
 (かいば)(セイウチ Odobenus rosmarus)  

スズメ目 スズメ亜目 ヒタキ科  
 鳥(コマドリ) Luscinia akahige

スズメ目 スズメ亜目 ツグミ科  
 (ちょうま)(ツグミ) Turdus eunomus

真骨下綱 フグ目  
 ウマヅラハギ Thamnaconus modestus

節足動物門 鋏角亜門 剣尾綱  
 カブトガニ(Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus

節足動物門 多足亜門 倍脚綱  
 (山原吐逆陸(ヤンバルトサカヤスデ) Chamberlinius hualinensis

節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 直翅目 キリギリス亜目  
 マダラカマドウマ Diestrammena japanica

節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 総翅目  
 ハナアザミウマの一種 (Thripidae)

節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 半翅目  
 水(アメンボ) Gerrtis (Aquarius) paludum

頭観音】     
 (横須賀市馬堀町)    (逗子市桜山)

  三浦半島の馬頭観音
 馬頭観音(Hayagrīva)は、近世以降六観音(あるいは七観音)の一つして信仰を集めていますが、他の観音化身とは異なり憤怒の相を示していることが多く、菩薩というより明王に近い性格を持っている様です。実際、馬頭観音はヒンズー教の主神であるビシュヌの化した明王であるとの考え方もあるそうです(竜祥干潟,1950)。
 馬頭観音分布図(主として横須賀・横浜)
 『馬頭観音塔の分布はうらが道などの古道と関係があるのではないか』との仮説に基づき、プロットしてみたのですが、(かねさわ道はともかく)うらが道との関係はあまりなさそうです。この作図により、逗子から葉山にかけて縦断する分布列、西海岸に少ないように見えることなど、気になることが見えてきました。
 三浦半島には『三十三観音』として知られる札所巡りがあるのですが、この33か所の御本尊に馬頭観音像は一体もなく、馬頭観音碑との関係も見出せませんでした。


【木彫の馬】  
 木彫の

 今から24年前(午年)の札幌大通公園で、作者のご老人からお譲りいただいた木彫の馬です。茶色いのはケヤキ、黄色いのはオンコ(イチイ)を使用していると伺いました。二体とも今でも我が家のトイレに鎮座しています。



CAVALLO】 街角のアート作品 クロチェッティ美術館  
 CAVALLO:ヴェナンツォ・クロチェッティ作(中区本町5丁目49)

Il Giovance Cavalière della Pace】 街角のアート作品  
 Il Giovance Cavalière della Pace(平和の若い騎士):ヴェナンツォ・クロチェッティ作(横浜美術館)

【ノッコ:ワンダースリー】 W3  
 ノッコ(C.V.小島康男):ワンダースリー(1965-1966年放映)

【最後のユニコーン(早川文庫FT11) – 1979】  
 The Last Unicorn(1982年公開) Cast:Mia Farrow、原作:Peter S. Beagle(1968年)

【夢の使命(早川文庫FT105、魔法の王国ザンス 6) – 1987   
 原作:Piers Anthony (1983) Night Mare (Xanth 6)

【黒いユニコーン (早川文庫FT133、ランドオーヴァー 2) – 1989  
 原作:Terry Brooks (1987) The Black Unicorn (The Magic Kingdom of Landover 2) Landover Series

の首風雲録(早川文庫SF52)】  
 馬の首風雲録(1972年):筒井康隆
 登場するのは、馬ではなく犬なのですが……。

【ペガサスに乗る(早川文庫SF1091)】  
 To Ride Pegasus(1978年):Anne McCaffrey

スレイプニル(Sleipnir)  

【文献】
Monikander A (2011) Sleipnir and his Siblings: Some Thoughts on Loki’s Monsterous Offspring, In Places in Between : The Archaeology of Social, Cultural and Geographical Borders and Borderlands, 120p, 58-66, URL: https://academic.oup.com/bioinformatics/article-abstract/24/13/1559/238964, Accessed: 2025-12-27.


 幻獣事典『六本足の羚羊』の項に記載がありました。
六本足の羚羊(れいよう)
 In 幻獣事典:柳瀬尚紀訳(1974)[Jorge Luis Borges (1969) Sleipnir, In El Libro de Los Seres Imaginarios]より
 陸を駆け、空を飛び、冥府へも降りていくオーディンの、葦毛のスレイプニルには八本の足があった(というか、邪魔になった)という。シベリア神話では最初の羚羊は六本足だったとしている。足が六本もあるので、捕らえるのは困難、もしくは不可能だった。神の狩人トゥンク=ポクは、とある聖木で特別なスケートをこしらえた。たえまなく軋む音を発するこの木片は、犬が吠えるので見つけたものだった。スケートも軋む音を出し、矢のような速さですべった。滑走を操る、というか制するために、別の魔法の木の木片で作った止め(ブロック)をスケートに打ち込む必要があった。天空くまなく、トゥンク=ポクは羚羊を追った。獣は疲れはて、地上に落ちた。トゥンク=ポクは最後部の二本の足を切断した。
「人間は」とトゥンク=ポクがいった。「日毎に小さく虚弱になる。彼らにどうして六本足の羚羊が狩れようか、わしですらやっとのことなのに。」
その日以来、羚羊は四つ足となつた。


  幻獣事典に記載のある『シベリア神話』が気に懸かり調べていたところ、野毛山の中央図書館で、下記の文献をみつけました。馬から、羚羊、ヘラジカを経て、マンシ族神話では熊になってしまいました。元文献のロシア語は全く読めないので、Copilotに要約を依頼しました。


【六本足のヘラジカ狩り】
斉藤公子 (2011) 六本足のヘラジカ狩り(大熊座の由来), In シベリア神話の旅, 310p, 三弥井書店, 東京.
 ある夫婦がいて、ふたりには小さな男の子がいた。その子は揺り籠に入っていた。あるとき、女房が水汲みに行って、メンクヴ1が六本足のヘラジカを追いかけているのを見た。家に帰ると、夫がこう尋ねた。
「なにか言いたいことがあるのか」
「なにもないわ。メンクヴが六本足のヘラジカを追いかけているのを見たの」
 モシ・フム2はこれを聞くと揺り籠から飛び出し、駆けだしていった。ヘラジカを追いかけたのだ。長いことだが、短いことだか、ヘラジカを追いかけて追いつくと、後ろ脚を二本切り落とした。前脚二本に真ん中の足二本が残った。モシ・フムが走った道は今も見える。天の川のことさ。ヘラジカも見える。大熊座だよ。ヘラジカが六本脚だった昔は、人間はヘラジカには追いつけなかった。(記録 一九二六年)
1 森に住む大男で、人を食う。
2 この場合はモシ一族の神話上の祖先。日常会話ではモシ一族の男。


出典 Мифы.предания, сказки хантов и манси. Наука. М., 1990 стр.297
(Myths, legends, and tales of the Khanty and Mansi. (1990). Moscow: Nauka. p297.)
URL: https://www.bestiary.us/books/skazki-i-mify-narodov-vostoka/%CC%E8%F4%FB,%20%EF%F0%E5%E4%E0%ED%E8%FF,%20%F1%EA%E0%E7%EA%E8%20%F5%E0%ED%F2%EE%E2%20%E8%20%EC%E0%ED%F1%E8%20(1990).pdf


【Copilotによる出典の要約】
『大熊座の由来』に関する内容(要約和訳)
 この文献では、ハンティ族・マンシ族の神話や伝承の中で「大熊座(Ursa Major)」の起源について語られています。主な筋は以下の通りです:
 登場人物:大熊座は、かつて地上にいた「熊」あるいは「狩人」に由来するとされる。
 物語の展開:熊(または狩人)が人間社会に深く関わり、時に人間を助け、時に脅かす存在として描かれる。 ある事件をきっかけに、熊(または狩人)は天に昇り、星座として夜空に定着する。
 象徴性:大熊座は「守護者」「導き手」として解釈され、季節の移り変わりや狩猟の時期を知らせる役割を持つ。 星座の形は熊の姿に見立てられ、部族の生活や儀礼に結びつけられている。
 ハンティ族・マンシ族の伝承には、「六本足を持つ巨大なヘラジカ」 が登場します。この動物は普通のヘラジカよりもはるかに大きく、六本の足を持つことで非常に速く走ることができるとされます。伝承によれば、この六本足の獣は天界と地上を行き来する存在であり、星座や季節の移り変わりと結びつけられることがある。


 21世紀初頭には、同名でタブ型のフリー・ブラウザ『Sleipnir』がありました。


【白馬】 三浦半島周辺の白山社  
 神:六浦白山神社扁額『大絵馬』

白山社(はくさんしゃ)
 三分村高谷(たかや)の鎮守。高谷は六浦の諏訪の橋から浦郷(現追浜)へ通ずる古道の浦賀道の途中にある。現六浦東二丁目。文化9年(1812)に社殿を再建したと伝えられる。祭神は菊理比売命(くくりひめのみこと)。明治42年(1909)瀬戸神社に合祀された。社殿と鳥居は今も残る。【新版かねざわの歴史事典(2012)より】
 加賀の白山比咩(しらやまひめ)神社を総本山とする白山神社は、全国に2700社以上ある(白井・土岐,1979)とされていて、主祭神は菊理比売命(白山比咩大神)です。


【小繪馬】雷神社   吹雪型駆逐艦(III型=暁型) (いかずち)(いなずま)姉妹
 (艦隊これくしょん関係の)小繪
 (境内社浜空神社関係の)小繪   雷神社の境内社

【うまよん】   短編アニメ『うまよん』(ウマ娘プリティーダービー・スピンオフ作品)

【文献】
今泉吉典監修 (1984) 奇蹄目+管歯目+ハイラックス目+海牛目、世界の動物分類と飼育4, 145p, 東京動物園協会, 東京.
竜祥干潟 (1950) 馬頭観音考, 哲學年報. 10, 1-13, DOI: 10.15017/2328848, Accessed: 2025-11-16.
ハヤカワ文庫FT一覧, 幻想図書館、URL: https://ftbook-museum.s-cielo.com/books/h_ft_list00.html, Accessed: 2025-11-22.
ハヤカワ文庫SF総覧, URL: http://kicchan.s19.xrea.com/img/hayakawasf6.html, Accessed: 2025-11-22.
吉野裕子 (1975) 続伊勢神宮考, 民俗学研究, 40(1), 1-15, DOI: 10.14890/minkennewseries.40.1_1, Accessed: 2025-11-23.
井本英一 (2006) 馬の話, 大阪外語大学論集, 33, 147-178, URL: https://hdl.handle.net/11094/79984, Accessed: 2025-11-22.
金沢区生涯学習”わ”の会 (2012)新版かねざわの歴史事典INDEX金沢、142+33p.
加藤百一 (1985) 白山比咩神社, 酒神と神社(18), 醸造, 80(7), 462-466, DOI: 10.6013/jbrewsocjapan1915.80.462, Accessed: 2025-11-23.
白井永二・土岐昌訓 (1979) 白山神社、In 神社事典、272-274、東京堂出版、東京.
山中 笑 (1915) 繪馬と土馬の關係、人類學雑誌、30(2)、35-40、DOI: 10.1537/ase1911.30.35, Accessed: 2025-11-24.
今井信治 (2009) アニメ「聖地巡礼」実践者の行動に見る伝統的巡礼と観光活動の架橋可能性 : 埼玉県鷲宮神社奉納絵馬分析を中心に, 観光学高等研究センター叢書, 1, 87-111, URL: http://hdl.handle.net/2115/38115, Accessed: 2025-11-24.
末国正雄・高野庄平 (1969) 駆逐艦、水雷艇, In 海軍軍船備<1>-昭和十六年十一月まで-, 戦史叢書31、p206-215, 防衛庁防衛研修所戦史室, URL: https://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=031, Accessed: 2025-11-26.
ホルヘ・ルイス・ボルヘス (1974) 柳瀬尚紀訳, 幻獣事典(原題:El Libro da los Seres Imaginarios, 1967), 225+vi, 晶文社, 東京.
斉藤公子 (2011) 六本足のヘラジカ狩り(大熊座の由来), In シベリア神話の旅, 310p, 三弥井書店, 東京.
Monikander A (2011) Sleipnir and his Siblings: Some Thoughts on Loki’s Monsterous Offspring, In Places in Between : The Archaeology of Social, Cultural and Geographical Borders and Borderlands, 120p, 58-66, URL: https://academic.oup.com/bioinformatics/article-abstract/24/13/1559/238964, Accessed: 2025-12-27.

金沢三山を歩く

 今日は、買い物の序に金沢三山(金沢山、稲荷山、日向山)を歩いてみました。
維管束植物の分類【概要小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹
【本日更新】モチノキ科


【参考】○:本日初撮影種
 (室ノ木)野島公園
 野島(夕照橋より) 【金沢八景
 伝海入定塚:町屋町33
 称名寺山門
 石塔群(称名寺)
 ヤドリギ Viscum album
 称名寺
 馬頭観音(称名寺百番観世音:秩父第七番)
 八角堂
 センニンソウ Clematis terniflora
 ケヤキ Zelkova serrata
 北条実時の墓
○アオハダ Ilex macropoda Macropoda Holly
 イヌビワ Ficus erecta
 クヌギ Quercus acutissima
 ツワブキ Farfugium japonicum
 ノゲシ Sonchus oleraceus
 寒椿(かんつばき Camellia x hiemalis
 亀井(金沢七井)
 子聖権現:金沢町1丁目16
 カトリック金沢教会
 谷津庚申塔:谷津町229
 ルビーネックレス Senecio othonna capensis ‘Ruby Necklace’
 石塔群(左:馬頭観音):釜利谷東3