シダを訪ねて…

 絵梨花、茉莉花の理科の宿題でイヌワラビが必要というので、朝から鷹取山ハイキングコースへ。三浦半島はシダ指数が高い地域として知られていますし、神奈川県植物誌によれば、イヌワラビは神奈川県全域に普通とされているので、簡単に見つかると考えていましたが、さに非ず。結局、シダ類では重要な分類形質とされている胞子嚢群の形の異なる二種類を少しだけ持ち帰りました。


【参考文献】
 Nakai,T(1931) Bot.Mag.Tokyo,45:531,91-137.
 Ito,H(1935) Bot.Mag.Tokyo,49:583,432-437.
 大井次三郎(1957)日本植物誌シダ篇、244pp.
 田川基二(1959)原色日本羊歯植物図鑑、270pp.
 野草検索図鑑編集委員会(1985)野草検索図鑑8シダ、264pp.
 神奈川県植物誌調査会(1988)神奈川県植物誌1988、1442pp.

初夏の追浜

三日間続いた雨があがり、午後には日差しも見られました。梅雨間の植物はこんな感じです。

雨に煙る氷川神社

 関東一円大雨となった今日、午後から実家を訪ねた帰りに武蔵一宮氷川神社を訪ねてみました。毎年6月30日の水無月の大祓の神事の前後に開催される茅の輪くぐり、今年は6月28日から7月2日だそうです。いつも賑わっている氷川神社も大雨の中、人気もなくひっそりとしていました。

イワタバコの自生地

 最近よく行く鷹取山、今日は逗子側まで足を延ばしハイキングコースをそれて歩き回っているうちにイワタバコの自生地をみつけました。季節は確実に夏へと移っていきます。冬には双子山の近くに沈んでいた夕日は丹沢山系へ沈むようになりました。

大宮から川越へ

 今日は母の日ということで、大宮のお祖母ちゃんを訪ねました。お祖母ちゃんの家は、かつて広島から移植したヒメツルソバが花盛りでしたが、いつのまにかナガミヒナゲシも根付いていました。帰りは川越経由で、最近評判となっている小江戸を散策しました。

三浦半島最高峰へ

 先週下見しておいた大楠山(241.3m)へ行ってきました。8時に家を出て、逗子からバスで30分ほどの前田橋から登りはじめ、前田川遊歩道を抜けて頂上に着いたのは11時過ぎでした。
 これで最近更新されることのなかった双子の登山記録八ヶ月ぶりに更新です。標高241.3mは高さ順だと第23位ですが、三浦半島では最高峰の山頂展望台からは360度のパノラマを楽しむことが出来ました。
 下山は、葉山カントリークラブを左に見ながら阿部倉口に抜け、横須賀中央のうみかぜ公園に寄った後、AVE平成町店で買い物をして帰宅しました。

朝夷奈切通

 東鑑の記載から1240年に起工された事が知られる朝夷奈切通、ブックオフ横浜朝比奈店の少し先だと気づいてはいたのですが、今日初めて訪ねてみました。ゴールデンウィークの最中というのに訪れる人も少なく、鎌倉の鬼門を塞いでいるという熊野神社には霊気が立ち込めていました。

鷹取山へ至る道

家から直線距離で1.5km程の鷹取山への登山道を調べてみました。浜見台のハイキングコース入口から入って、脇道を虱潰しに歩いた結果、少なくとも12の登山口があるようです。今日歩いたのは、船越、沼間、追浜が中心で、鷹取方面および逗子-神武寺方面の踏査がまだ不十分ですので、もう少し増えるものと思われます。

鷹取山ハイキングコース地図

三浦三十三観音御開帳

 今年は、12年に一度の午年で三浦三十三観音霊場の開帳の年に当たるそうです。三十三か所廻るのは退職後の楽しみにするとして、今日は家内と二人で、近くの霊場2箇寺を訪れました。
 追浜東の坂中山観音寺は、追浜南町の浄土宗鎮西派良心寺の末寺で、ご本尊は十一面観音菩薩立像と聴いていましたが、本尊以外に7体の観音像を所蔵していて、開帳日の今日は結構な賑わいでした。
 観音寺には、浦郷八景(北郷八景)の額があると聴いておりましたが、今日は初めて実物を目にすることができました。八景のうち唯一場所の特定が出来ていなかった、洲口につき、ご朱印を揮毫されていたご老人に伺ったところ、深浦湾のかなり広いエリアを洲の口と総称していたようで、もともと場所は限定されていなかったようです。
 毎月17日には、良心寺のご住職を招いて法要が営まれているとのことでしたので、そのうちお邪魔してみたいものです。