晩夏を彩る花々、など

 今日は、午後から鷹取山へ。いつの間にか季節は進んで、ハナシュクシャ、キハギ、ホトトギスなどが咲き始めていました。


【参考】
 ノアサガオ Ipomoea indica
 二ホントカゲ Plestiodon japonicus
 ゴマ Sesamum indicum
 立石稲荷大明神
 タマアジサイ Hydrangea involucrata
 イワタバコ Conandron ramondioides
 ヤブラン Liriope muscari
 キンミズヒキ Agrimonia pilosa
 弥勒菩薩磨崖仏
 ハナシュクシャ Hedychium coronarium
 ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus
 カラマツソウ Thalictrum aquilegiifolium
 キハギ Lespedeza buergeri
 神武寺山山頂三角点
 聖観音像(神武寺奥の院)
 ホルトノキ Elaeocarpus sylvestris (神武寺本宮台)
 六地蔵(醫王山来迎院神武寺)
 弥勒菩薩坐像(みろくやぐら)
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 ミズヒキ Persicaria filiformis (赤花)
 ギンミズヒキ Persicaria filiformis f. albiflora (白花)
 ホトトギス Tricyrtis hirta
 福富稲荷(逗子市池子3丁目16)
 ノウゼンカズラ Campsis grandiflora
 クズ Pueraria lobata
 石塔群(逗子市池子4丁目)
 イヌドクサ Equisetum ramosissimum


【神武寺・みろくやぐら】
 「やぐら」とは、十三~十五世紀にかけて、鎌倉と近隣を中心に営まれたもので、崖に四角い横穴を穿(うが)ち、中に五輪塔を据え、死者を弔う、葬送供養の場でした。逗子市域ではこの他に、「まんだら堂やぐら群」「こんぴらやぐら群」なども知られています。
 ここの「みろくやぐら」の中には石造弥勒菩薩坐像が安置され、この石像の背後に、正応三年で没した鎌倉八幡宮の舞楽師・中原光氏(みつうじ)の名が刻まれています。
 光氏は文永三年(1266)に、鎌倉八幡宮に木造弁財天像(国指定重要文化財)を奉納しています。
 舞楽は平安時代以降、社寺の祭礼や法会で盛んに演じられ、文治五年(1189)には、鶴岡若宮で源頼朝公隣席のもと、初めて法会が行われ、(しょう)、ひちりき、笛などの管弦と共に舞楽が奉納され、流鏑馬や相撲が行われたとの社寺記録が残っています。この舞楽師たちは、京都から招かれた人達でした。
 今日では、毎年五月五日の菖蒲祭で、盛大に舞楽が奉納されています。
         逗子市・自然の回廊プロジェクト

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