太田和のつつじの丘

 今年は季節の動きが例年になく早くなっていますので、太田和のツツジを見に行ってきました。少しだけクルメツツジもみかけましたが、こちらは見頃は既に終盤で、園内に沢山植栽されているヒラドツツジがちょうど見頃となっていました。


【主な経路】
 県立大学駅-佐野八幡神社-公郷(くごう)神社-森崎神社-衣笠神社-近殿(ちかた)神社-御霊神社(満昌寺)-御霊神社跡地-三浦正八幡宮-太田和つつじの丘-長坂-沢山池-すかなごっそ-三崎口駅


 その他、本日撮影の植物などです。


【参考】
 マメカミツレ Cotula australis
 永島家長屋門:横須賀市佐野町4-5
 マゴイ Cyprinus carpio
 ゼニゴケ Marchantia polymorpha
 ゲンペイコギク Erigeron karvinskianus
 衣笠中央キリスト教会:横須賀市小矢部4-8-10
 馬頭観音(小矢部4丁目)
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 サクラ Cerasus sp. (品種名不明)
 オオキバナカタバミ Oxalis pes-caprae
 ヒメキンセンカ Calendula arvensis
 地蔵尊(須賀市衣笠町32-32)
 カントウタンポポ Taraxacum platycarpum
 シラン Bletilla striata
 イチゴ Fragaria sp.
 ノアザミ Cirsium japonicum
 トウダイグサ Euphorbia helioscopia
 オニタビラコ Youngia japonica
 フラサバソウ Veronica hederifolia
 オオヂシバリ Ixeris japonica
 庚申塔群(太田和5丁目)
 アメリカフウロ Geranium carolinianum
 コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina
 ツボミオオバコ Plantago virginica
 モッコウバラ Rosa banksiae f. Alboplena
 ヒラドツツジ Rhododendron × pulchrum
 クルメツツジ Rhododendron x obtusum
 クリサンセマム・ムルチコーレ Chrysanthemum multicaule
 シレネ(ピンクパンサー) Silene caroliana
 オランダミミナグサ Cerastium glomeratum
 ハゴロモジャスミン Jasminum polyanthum
 ケヤキ Zelkova serrata
 カモミール Matricaria recutita
 チガヤ Imperata cylindrica
 ミズキ Cornus controversa
 沢山池
 モチノキ Ilex integra
 トゲミノキツネノボタン Ranunculus muricatus
 庚申塔群(長坂3丁目38)
 ノースポール Chrysanthemum paludosum
 ノダフジ Wisteria floribunda
 庚申塔群(長坂3丁目31)
 春咲グラジオラス Gladiolus byzantinus
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 pink rock orchid (Dendrobium kingianum)
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 カマツカ Pourthiaea villosa
 カラクサナズナ Lepidium didymum


 この地域の神社は地名を冠した神社が多いのが特徴です。大きな社はないのですが、どの社域もよく整備されていてて、地域住民の信仰の篤いことが伺えます。


公郷(くごう)神社:横須賀市公郷町2丁目


森崎神社:横須賀市森崎2丁目5


衣笠神社:横須賀市小矢部4-1202


近殿(ちかた)神社:横須賀市大矢部1丁目9-3


     由緒
 神社名 近殿神社
 鎮座地 神奈川県横須賀市大矢部一丁目九番三号
 祭神  三浦義村公
 御祭神三浦駿河守義村は、三浦市代々の頭領三浦為通-為継-義継-義明-義澄-義村-泰村と続く第六代の頭領であり、当社は源頼朝を助け衣笠城で討死したと伝えられる三浦大介義明の孫に当たる義村公を祀る大矢部の総鎮守であります。
 明治六年六月には村社に列格し、創建は不詳でありますが、以前にはこの大矢部には近殿神社の他に、旧大矢部山下八三四番地に祭神速玉乃男を祀る熊野社。旧大矢部山下七二二番地に天照大神を祀る皇大神社及び素戔嗚命(別名、牛頭天王)を祀る八雲神社とその境内社である木花之開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祀る浅間神社及び金山彦命を祀る金乃比羅神社、更に旧大矢部猿子畑二五〇番地に日本武尊命わ祀る貴船神社、そして旧大矢部猿子畑二三九番地に八街比古命(やちまたひこのみこと)を祀る山頂神社と数々の神社がありましたが大正二年(一九一三年)九月一日一村一社と云う国の指令で衣笠山の衣笠神社に合祀されてしまいました。しかし乍ら世界第二次大戦後に、衣笠山では沿革不便なため、近殿神社と他の社を元の当境内内地に遷宮し、昭和二十二年(一九四七年)十月二八日に再建し、昭和二十四年(一九四九年)二月十日宗教法人近殿神社の設立登記届を出し、民社的運営のもと大矢部の氏子の方々らより運営されています。社殿は明治十一年(一八七八年)に木造茅葺の社殿を再建しましたが、老朽化して去る昭和五十一年(一九七六年)八月二十二日に改築造営して今日に至っております。
 平成十四年(二〇〇二年)九月
               三浦大介義明公八〇〇年祭実行委員会


御霊神社(満昌寺):横須賀市大矢部1-5-10


御霊神社跡地:横須賀市衣笠町29-1


三浦正八幡宮:横須賀市太田和2771


三浦正八幡宮
祭神 誉田別尊
境内社 山神社 神明社 姥神社
例祭日 十月十五日
  御神徳
八幡社は古来武運を守護し健康を司り土を愛し稔を扶け給う神として崇敬最も厚く村人其他参拝多く御神徳の弥髙く在ますを偲ばしむる。天文五丙申年九月十四日時の領主北条彦九郎為昌より鎌倉鶴ヶ岡八幡宮社領として太田和郷を寄進せられたと鎌倉鶴ヶ岡八幡宮古文書にある。
  沿革
<勧請>慶長十七年子八月二十二日鎌倉鶴ヶ岡八幡宮を当村に分祀勧請し小田和の真言宗安養院(今の日蓮宗本住寺)の境外地に鎮座在した。当時安養院の住僧が別当に住した今の宮畑と称する地が宮地であったとのことである。
<再建>元禄四年未年十一月十五日落成の社殿再建に当り村人御造営を謀りし折十二羽の丹頂鶴が宮の屋の棟に現れ忽ち舞上りて北に進みて飛翔し今の鶴巻田の辺りにて三度舞を巻き更に北に進みた西の谷の小髙き丘の森に舞降りて神跡をたれたので今の宮地に
仕殿の造営は成ったとある。
<現社殿>文久二壬戌年十月里庄浅葉仁右衛門は僅かの基金に多額の私財を投じて社殿を造營せられた。即ち今の社殿がそれである。
旧本殿は里ノ髙木栄造にる者願主となり、字林中尾に不動尊を祀り其の堂となって居る。
     御社号 篆額
文久四甲子年二月人皇百二十一代孝明天皇御宸筆の御社号を賜る。相三浦神社正八幡宮の篆額がある。
 沿革書の記事は鎌倉鶴ヶ岡八幡宮古文書、相模風土記 浅葉家所蔵の文献 本住寺古文書により記す。
      平成元年十月吉日
        宮司 豊浦喜代男 謹書
            奉納 鈴木ラン
               下の里

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