高尾山へ

 全国的に良いお天気となった本日(2018.10.21)、家内と二人で高尾山に行ってきました。関東平野の高尾山は少なくとも二つありますが、山麓に薬王院があることで知られた高尾山(699.15m)の方です。往路は稲荷山コース、復路は3号路から1号路を辿りました。

【主な経路】
 (高尾山口駅)-6号路入口-旭稲荷-展望台-高尾ビジターセンター-山頂-薬王院-たこ杉-展望台-(高尾山口駅)


東京都指定天然記念物「高尾山 杉並木」
 威容を誇った、巨大なる杉の並木は、昭和三十四年と四十一年の二度におよぶ台風被害により、そま本数はかなり少なくなりました。
 しかし、残っている杉の樹齢は一千年に近いものが立ち並び、都内では他に例のない並木となっております。
      高尾山薬王院


  天狗の腰掛け杉
 高尾山に住むと伝えられる「天狗様」が腰掛けて物見をしてござると語り伝えられるのがこの大杉。天狗様は高尾山の精霊とも言うべき存在で、ご本尊飯縄大権現の霊域を護るため、この大杉の高みの枝に腰掛けて登山参詣の人々を見守ってござる。と云うのである。 天狗様は高尾山の生きとし生ける物を代表する正義の味方。それを宿す御霊木である樹齢七百年以上と言われる注連縄の懸けられた杉の木を大切に守ってゆきたい。
          高尾山薬王院
          高尾山武相講


   たこ杉(蛸杉)
     所在地 八王子市高尾町(高尾山参道十一丁目)
     指定年月日 昭和三十九年七月二十三日
 高さ三十七メートル、目通り幹囲約六メートル。樹齢約四五〇年の大杉で高尾山内にある都指定の飯盛杉に次ぐ大きさである。
 「蛸杉」とは、「昔参道開さくの際根がわだかまって工事の邪魔になるところから伐採しようとしたら、一夜にして根が後方に屈曲した」との伝説とその根が「たこの足」に似ているところから呼ばれるようになったものである。
     平成二十七年三月三十一日
          八王子市教育委員会


【氷川神社】


     氷川神社の由来
鎮座地 東京都八王子市高尾町二二五八
御祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
由緒
 応永年間(一三九四~一四二七)に片倉城主毛利備中守師親が武蔵一ノ宮の氷川神社を勧請し、寛文二年(一六六二)に再建造営され高尾の総鎮守となりました。
 現社殿は昭和二十七年八月二十日に新築されました。その後、昭和四十年の台風により御神木がことごとく倒れました。
 明治五年から例祭に奉納されている獅子舞の神事は昭和三十五年に市の無形文化財に指定されました。
 御祭神である素戔嗚尊は、生贄にされそうになった奇稲田姫命を櫛に変えて髪に挿し八岐大蛇を退治し、後にお妃にお迎えになったそうです。縁結び・五穀豊穣のご神徳ありと伝えられています。
例祭日 八月第三土曜日・日曜日


【旭稲荷】


【高尾山薬王院】


【参考】
 高尾山駅
 シロミノコムラサキ Callicarpa dichotoma f. albifructa
 オオカッコウアザミ Ageratum houstonianum
 アズマヤマアザミ Cirsium microspicatum
 ヤマゼリ Ostericum sieboldii
 カシワバハグマ Pertya robusta
 シラヤマギク Aster scaber
 稲荷山コース
 アキノキリンソウ Solidago virgaurea var. asiatica
 ランドマークタワー方面
 ヤクシソウ Youngia denticulata
 頂上で
 イロハモミジ Acer palmatum
 ムササビ Petaurista leucogenys
 富士山を望む
 杉並木
 天狗の腰掛杉
 男坂女坂分岐路
 たこ杉
 ハクチョウゲ Serissa japonica
 マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
 地蔵尊
 1号路
 ヤマアジサイ Hydrangea serrata
 タチツボスミレ Viola grypoceras
 ミツマタ Edgeworthia chrysantha (蕾)
 高尾山薬王院本堂
 天狗面
 愛染明王像
 絵馬
 役小角像
 烏天狗像
 飯縄権現像
 高尾山薬王院奥の院
 明日の神話:岡本太郎作

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です