横浜市指定名木古木を巡る-緑区、旭区

【慈眼寺のイトヒバ】緑区寺山町229
 この木は、2019.3.13付の横浜市の公開リスト(緑区)には記載されておらず、お勤め中のご住職(?)によりますと、指定は解除されたようですが、なかなか立派なサワラです。


【八幡神社のイチョウ】緑区台村町563
 No.49486 イチョウ
 現在の指定木はイチョウ1本だけの様です。


【神明社の社叢林】旭区今宿西町576、
 かつて2本あったこの神社のケヤキのもう一本は滅失したようです。


 No.48106 イチョウ
 No.49168 ケヤキ
 No.49170 アラカシ


【本立寺のイチョウとサルスベリ】旭区今宿西町574
 感應山本立寺には、イチョウ(2本)とサルスベリ、ヤマモミジが登録されていたようですが、現在はイチョウ2本とサルスベリを見ることが出来ます。


 No.49171 イチョウ
 No.49172 イチョウ
 No.54006 サルスベリ


【サクラ】旭区白根6丁目64-10
 私有地につき、近くには寄れず詳細は不明ですが、桜であることは間違いなさそうです。2019.3.13付けの横浜市の公開リスト(旭区)によれば、ヤマザクラとなっています。


  御神木
通称 山の神の桜の
この木は奈良朝の末この地に植林された大和桜の櫱で世々御神木と言伝えられています。     昭和三十七年十一月
         斉藤可一氏口伝


【ヤマザクラ】旭区白根6丁目67-11


 ヤマザクラ No.48095
 こちらは道沿いの桜です。説明板をよく見ると日付が異なっていました。
  御神木
通称 山の神の桜の
この木は奈良朝の末この地に植林された大和桜の櫱で世々御神木と言伝えられています。     昭和三十八年一月一日
         斉藤可一氏口伝


【白根神社のイロハモミジ】旭区白根3丁目31


 イロハモミジ No. 48093
 白根神社と白根不動は一か所で登録されおり、他にもイチョウとヤマザクラがあるようですが、今回は見つけることが出来ませんでした。


【白根不動のカヤ、イロハモミジ】旭区白根3丁目26-1


 カヤ No.48089
 イロハモミジ No.48087:


白根不動・白糸の滝
 社伝によると、『前九年の役(1053~1062)の際、八幡太郎源義家は兜の内に不動明王坐(座長1寸7分伝弘法太師作)を納め奥州に向い勝利を挙げたことにより、康平6年(1063)鎌倉権五郎景政に命じて社殿を造立し、この座像を祭った。これが不動堂の起源である。建久2年(1191)堂宇を再び造立したが、正慶年間(1332~1333)新田義貞の鎌倉攻めの折、この辺りの社寺はすべて烏有に帰した。その後、元禄7年(1694)に社殿を再建したが、大正8年(1919)火災で焼失し、即建立されたのが現在の社殿である』といいます。
 不動堂の別当職白瀧山正願寺し明治初年廃寺となり白根神社となりましたが、神仏混合時代の仏教の影響が残り、“白根のお不動さん”として近郊近在の人々から親しまれています。
 境内には、幅7m、落差3.2mの“白糸の滝”があります。
          社団法人 横浜国際観光協会
          横浜市教育委員会文化財課
                  平成3年3月


【参考】
 サワラ Chamaecyparis obtusa ‘Pendula’
 イチョウ Ginkgo biloba
 サルスベリ Lagerstroemia indica
 アラカシ Quercus glauca
 イロハモミジ Acer palmatum
 ヤマザクラ Cerasus jamasakura
 カヤ Torreya nucifera

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