早咲きのカワヅザクラはすっから葉桜となり、オカメザクラも盛りを過ぎ、いよいよ桜の季節本番です。
昨年、本牧山頂公園で確認してきたヨコハマヒザクラはもうすぐ満開です。今年は、姫小島水門跡、長浜公園、室の木の三か所を廻ってきました。
この界隈で3日ほど前に開花した大島桜、金沢区の木の山桜、早咲きの枝垂れ桜、それに桜のスタンダード染井吉野は来週が見ごろと思われます。
その他、胡麻樹、土佐水木、白木蓮、花海棠、雪柳と早春を彩る花々が咲き乱れる中、長浜公園にはオオバンがもう戻ってきていました。梢では、シジュウカラが春の詩を謳っていました。
浦郷小学校の裏手にたいそう立派な桜の樹があります。ソメイヨシノよりは明らかに色が淡く、オオシマザクラよりは花が小さい桜で、個人所有の小山の頂上付近に生えているので、近くで確認はできません。上述の特徴やソメイヨシノよりやや開花時期が早いことから類推してモチヅキザクラではないかと考えています。
–> 落ちてきた花を確認したところ、萼筒には細かい毛がありましたが、花の直径が3cmを超えているのでモチヅキザクラではなさそうです。個体変異が大きいといわれるオオシマザクラなのでしょうか。(2017/4/7)