植物」カテゴリーアーカイブ

野島、海の公園、八景島

 今日も良い天気に恵まれましたので、野島、海の公園経由で八景島まで行ってきました。クゲヌマランの季節は終わりですが、咲き残っていたギンランを見かけました。
 ギンラン類似種、そしてキンラン



【参考】
 ヤマグワ Morus australis
 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum
 ヒメジョオン Erigeron annuus
 ゲンペイコギク Erigeron karvinskianus
 ノースポール Mauranthemum paludosum
 ヒメウツギ Deutzia gracilis
 チガヤ Imperata cylindrica
 カモガヤ Dactylis glomerata
 マンテマ Silene gallica
 ベニバナシャリンバイ Rhaphiolepis x delacourii
 ハマヒルガオ Calystegia soldanella
 ハマナス Rosa rugasa
 シャリンバイ Rhaphiolepis indica
 マツバギク Lampranthus_spectabilis
 タチアオイ Althaea rosea
 海の公園
 アジサイ ‘エンドレスサマー’
 バーベナ(美女桜) Verbena x hybrida cv. Tapian
 紫陽花 Hydrangea macrophylla ‘エンドレスサマー’
 阿亀(おかめ)Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’
 ギンラン Cephalanthera falcata
 クゲヌマラン Cephalanthera longifolia
 ドリクニウム・ヒルスタス Dorycnium hirsutum
 八景島バラ園
 バラ sp.
  ルイの涙
  エリナ
  アプコット キャンデイ
  バーガンディ アイスバーグ
  コンスタンツェ モーツァルト
  プリンセス シャルレーヌ モナコ
  オーキッド ロマンス

大船周辺の道祖神、地神塔など

 旧鎌倉郡としては石塔などの文化財に乏しい鎌倉市なのですが、市内でも鎌倉駅を離れるにつれて道祖神、地神塔などが多く残されています。今日は大船駅を起点にして、昨日の戸塚区の南に当たる玉縄城周辺をを歩いてみました。
【主な経路】(大船駅)-栄区長尾台-玉縄-関谷-城廻-植木-(大船駅)
 三浦半島の道祖神と地神  地神塔、道祖神マップ
【文献】大藤時彦(1981)鎌倉市の道祖神、in 神奈川県の道祖神調査報告書(神奈川県教育庁文化財保護課編)、p.85-95.


道祖神(文久三亥(1863)四月吉日):栄区長尾台町5


堅牢地神:岡本神明神社


  神明神社
鎮座地 鎌倉市岡本三一七-一番地
祭神  天照皇大神 伊弉諾尊
例祭日 四月十七日
由緒沿革


石塔群:玉縄3丁目584

 堅牢地神:天保六未(1835)年十月吉日
 正面金剛童子:文政十二(1829)年十一月
 羽黒山/湯殿山/月山三所大権現供養塔:嘉永四年亥(1851)年二月吉日
 道祖神(残欠)


石塔群:谷戸子育て地蔵尊(玉縄2丁目4-6)

 地神(神像碑):天保十己亥(1839)二月吉日春社日
 庚申塔:文政七甲■(1824)年十月吉日
 庚申塔供養塔:安永五丙申(1776)年十一月吉日
 道祖神


関谷384-3

道祖神(双体神像):明治八亥(1875)年四月吉日


玉縄やぎ公園(玉縄5丁目3)

道祖神:明治十二(1879)年四月吉日


関谷742(県道402号線高架下)

道祖神:昭和三十三(1958)年十二月
 造塔年月が一致していることから、大藤()の調査時には「城廻602番地水道路」で確認された塔が移設されたものと思われる。当時確認された道祖神塔の中では最新のものであった。


関谷地蔵堂(城廻(しろめぐり)468-4)


道祖神(?):2基 (城廻456-1)


陽谷山龍寶寺:植木129

道祖神:明治十一(1878)年吉日


 以下、その他の本日撮影分です。

【参考】
 ダーウィニア・タクシフォリア Darwinia taxifolia
 スイカズラ Lonicera japonica
 ケイソウくん
 オボロヅキ Graptopetalum paraguayense
 カキノキ Diospyros kaki
 ひまわり植木
 セイヨウトチノキ Aesculus hippocastanum
 アヤメ Iris sanguinea
 シャクヤク Paeonia lactiflora
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 アレチモウズイカ Verbascum virgatum
 大船観音:佛海山大船観音寺

戸塚区の地神塔など-Part2

 横浜市の泉区、戸塚区などの旧相模国鎌倉郡エリアには、地神を祀る石塔、堅牢地神塔が数多く残されています。今日は戸塚駅を起点に石塔などを尋ねました。
【主な経路】
(戸塚駅)-吉田町-上倉田-下倉田-飯島町-金井町-深谷町-汲沢町-戸塚町-(戸塚駅)
(堅牢)地神塔マップ (作成中)  地神(地天)  三浦半島での分布(まとめ)
戸塚区-Part1(2023-01-21) 緑区、旭区、保土ケ谷区(2022-12-29) 瀬谷区、大和市(2023-01-02) 神奈川区、西区、保土ケ谷区(2023-01-09)


東峯八幡大神(吉田町1263)
 以前にも椎の古木を尋ねたことのある八幡社です。社前に集められた石碑のうち、左から2番目は、醮儀型(五角柱型)の地神塔でした。醮儀型地神塔は、横浜市内ではここの他、旭区にも残されています。
横浜市指定名木古木 No.49566 スダジイ Castanopsis sieboldii
          No.201927 ヒマラヤスギ Cedrus deodara
          No.49567 イチョウ Ginkgo biloba


五角柱地神塔:東峯八幡大神(吉田町1263)、文化十三(1816)年秋社
 春秋社稷塚、天下泰平國土安■、五穀成就百穀豊饒、農業繁盛萬民安■、稽首再拜尊祈祷■、維持文化十三年秋社
  天照大神、倉稲魂命、大己貴神、少名彦命、埴安媛命


旧本殿遺跡之碑

  八幡大神 由緒
祭神 第十五代應神天皇 例祭九月十五日
鎮座地 戸塚区吉田町字東ノ峯一、二六三番地
當地累代の名主・渡邉三左衛門の祖先が永久二年十
一月十五日(紀元一七七四、西暦一一一四)當町字中打越
に勧請したのが始めであって其の凡そ六百五十年後
の昭和二年九月六日現在地に遷座した。爾来東ノ峯
八幡と俗稱し當地一帯を八幡山と呼ぶ。明治までは
東峯山金剛寺寳藏院持 現在は神社本廳所管
本殿は安政五年四月に改築し昭和三十七年にし再建
百年記念祭を行った。拝殿は昭和四十一年四月十六
日の改築である。社前の椎の大木は源義家が東征の
折休息したとの傳承に因み「白旗の椎」と呼び
横浜市指定の名木である。
     昭和四十六年四月十六日

戸塚一里塚跡
 旧東海道の一里塚は江戸日本橋から10里で、慶長9(1604)年街道の付属施設として1里ごとに造られたが、国道拡幅により遺跡保存となった。
     戸塚観光協会


 吉田大橋

歌川広重の「東海道五十三次之内戸塚」に描かれている戸塚宿を代表する場所のひとつです。当時は長さ10軒(18.2m)、幅2間半(4.6m)の板橋でした。現在の橋は昭和61(1986)年に架け替えられたもので、両側に大名行列が持つ馬簾(ばれん)を模した街灯が建っています。


子之八幡社:上倉田町978

 堅牢地神:子之八幡社(子供の遊び場)入口、明治8年3月
 双体道祖神



 堅牢地神:子之八幡社傍らの辻、文久三癸亥(1863)九月吉日
 道祖神:嘉永六癸丑(1853)年正月日


 道祖神(明治三十一(1898)年戊戌十月):戸塚区戸塚町730


南谷戸の大わらじ(戸塚区下倉田町675-1)

 道祖神:昭和三十五(1960)年五月吉日
 馬頭観音
 堅牢地神:明治四十五(1912)年三月立之


横浜市地域有形民俗文化財
 南谷戸(みなみやと)のおおわらじ
     平成五年十一月一日 登録
     所有者 南谷戸(みなみやと) 和楽路会(わらじかい)
「南谷戸のおおわらじ」は、大正初期に土地の青年達が農業に従事する傍ら、副業に藁加工を推奨したのがきっかけとなり、南谷戸の象徴としておおわらじを製作し、松の木に吊るしたのが初めだといいます。
 昭和三十年頃には、松の木が枯れてしまったため、傍らの白檀の古木に替え、さらに、現在は鉄の枠形に編み込んで吊るしています。
 そのおおわらじの規格は、全長三・五メートル、幅一・五メートル、重量二〇〇キログラムを測ります。
 家内安全、五穀豊穣を願って作られたおおわらじも、戦時中は武運長久、戦後は交通安全を祈願するなど時代を反映しながら伝えられ、市内でも大変珍しい行事の一つです。
 なお、現在のおおわらじは、南谷戸和楽路会の手により三年毎に作り替えられ、大切に保存されています。
  平成六年三月
          横浜市教育委員会


下倉田延命地蔵尊:下倉田町615

下倉田延命地蔵菩薩について
一、地蔵のお姿
 お地蔵さんは、御存じのとおり正式には地蔵菩薩と言い、又の名を地蔵尊とも呼ばれています。
 お地蔵さんは、菩薩でありながら御体に首飾りやイヤリングなどを付けることなく、頭も丸く剃ったお坊さんの姿です。
 そして大昔は、左手に宝珠を頂き右手は下に垂れた形でしたが、藤原時代の終わり頃から右手に錫杖を握る像も作られるようになり、二本立てとなりました。特に、右手に錫杖を握る像は鎌倉時代から非常に多く作られました。
 ここに居られるお地蔵さんも錫杖を握るお姿で、造立は江戸時代、正徳三年(今から約二八〇年前)です。ここ、旧鎌倉みちの辻に立たれ、通行する人々はこのお地蔵さんに親しみを持ち、拝んで行かれたことでしょう。
ニ、地蔵という名の起こりと心
 地蔵という名の起こりは、「地」は万物を生じせしめるものであり、種を蒔けば成長して葉、花、実を作り出すように、地は偉大な功力を「蔵」している。これと同じく、この地蔵菩薩は全ての衆生を救えみとを大地のようであることから「地蔵」と言う名が起こったと、仏典に記されています。
 そして、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道(りくどう)に姿を現し、永久に苦しむこれら六道の衆生を救おうと言う願いを発せられました。私達人間とすれば、色々の煩悩、悪が常に生ずるが、その時にお地蔵さんの名を呼び一心に拝めば、それらの苦から解脱する事ができるといいます。
 お地蔵さんは観音様と同様、現世利益を説いておられますが、さらに過去に亡くなった人々の罪悪を救う菩薩として信仰されるようになりました。今はなき愛児の未来を救ってもらえる仏として、母親から無限の信仰を得たものもそのためであります。
 一心に拝めば何でも叶えて下さる仏、長寿、延命、子供の幸せ、あの世に行ったものまで救って下さいます。  南無地蔵菩薩
地蔵菩薩の御真言「をん かかかび さんまえい そわか」
                            合掌
          平成四年五月 吉原 勉 記
注:地蔵の真言
オン(Om)カカカ(ha ha ha)ビサンマエイ(vismaye)ソワカ(svāhā)
「ha = ह」は地蔵菩薩(クシティガルバ)の種子(しゅじ)、「vismaye」はヒンディー語で驚愕の意、「Om」と「svāhā」は真言であることを示すタグなので、「驚くべき地蔵よ」の様な意味であるらしい。とすれば、真言に続けて願い、誓いなどを念じない限り、御利益ななさそうである。


堅牢地神:明治八乙亥(1875)歳第九月望日(下倉田町520)


歳来寺(閻魔堂):栄区飯島町1656-1

  歳来寺(閻魔堂)由緒
創建は延宝3年1675年4月25日僧最岸により開基した。


堅牢地神:明治六癸酉仲秋建立(三嶋神社:飯島町2146)

  宗教法人 三嶋神社
鎮座地 横浜市戸塚区飯島町宮前二一四六
御祭神 大山祇命 天照大神 大國主命
例祭日 九月十五日
当社は、元和元年十二月十二日創建と稱せられ飯島村の鎮守として崇敬されて来た。
  明治四十一年七月十四日附神奈川県指令㐧二一三〇号を以て許可を得無格社神明社及び同子之神社の両者を合併せり。
社格の沿革 明治六年十二月村社に列せられ大正十五年九月十四日神奈川県告示㐧三八三号を以て神饌幣帛料共進神社に指定せらる。
社殿工作物 拝殿幣殿大正元年建造昭和四十年
鐘楼 明和七年鋳造であったが大東亜戦争の爲徴発を受け昭和十九年供出す。
石灯籠 元治初午建造大正十二年関東大地震には一基は倒壊し傘及び火袋は大損す昭和二年修理復元す。
鳥居 大正七年建造昭和二十五年修理し昭和五十三年同形で鉄材により改造し現在に至る。
幟枠幟竿 昭和十二年新調す。
太鼓橋 参道右左水田の埋め立てが進み昭和四十四年盛土工事の際撤去す。
樹木明治十二年記録に社地中冠松一本有蓋し四百年餘のものなりと有りこの松も台風で倒れ害虫の被害を受け昭和四十六年には姿を消した。
銀杏 大正四年昭和四年境内に植える(御大典記念)
 昭和五十六年九月吉日  氏子中


 三嶋神社弁財天由来記
弁財天はもとはインドの女神の名で音楽弁舌稽古知恵などを与えるとされる。わが国では琵琶を弾ずる財福の天女とされる。七福神の一神である。なお七福神は福徳の神として信仰される七神を言い、大黒天・恵比須・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋の七神である。
  平成五年九月吉日


長谷久保地蔵尊:飯島町564

道祖神(神像):宝暦五乙亥(1755)正月十四日(栄区飯島町564)
 道祖神碑としては珍しい神像碑です。しかもこの碑は神奈川県による昭和時代の報告書には記載されておらず、年号が正しければ多数の道祖神碑が確認されている旧戸塚区で最も古い道祖神碑です。


道祖神:昭和十六(1941)年一月十四日健之(金井町1622-1)


(金井)八幡神社:金井町1431

 堅牢地神碑:八幡神社(金井町1431)、明治十一年寅(1878)四月吉日


 庚申塔:寶暦九己卯(1759)十一月十四日(金井町1648)


西国秩父坂東百番供養塔:天明ニ壬寅(1782)歳(深谷245)


(深谷)三嶋神社:戸塚区深谷町1026

 地神塔:三嶋神社、文久元酉(1861)年十一月吉日
 (左)富士仙元大菩薩碑
 (右)石尊/御岳大権現、大天狗、子天狗碑
 横浜市指定名木古木
  ヒノキ No.49540
  モミ No.49539
  スダジイ No.50152


 惟我童子/顕夢童子碑:汲沢町348-4

この供養塔は、深谷町565番地に住む山田実さんの墓地にあったものを移したもので、まさかりが淵の民話に登場する主人公「彦八」の供養塔ではないかと語り伝えられてきたものです。


横浜市指定名木古木

No.56021 ケヤキ:汲沢町251
No.48218 イチョウ:宝寿院(汲沢4丁目32-6)
No.48219 シダレザクラ:宝寿院(汲沢4丁目32-6)


五霊神社(汲沢町1273)

 堅牢地神碑(左):明治八■■歳八月吉辰建之
 堅牢地神碑(右):慶応ニ丙年寅八月吉辰
 横浜市指定名木古木 No.54034 モミノキ


双体道祖神:戸塚町4855

 庚申塔の後ろにある社に道祖神が祀られていました。向かって右は双体神像、左側は石祠ですが、道祖神であるかは定かではありません。ここも昭和時代の調査では記録されていません。


庚申塔、地蔵尊:戸塚町4811-1

 左から、道祖神、庚申塔、地蔵尊だったようですが、道祖神は木簡だけを残して消失していました。


 柏尾川の河畔では、モモイロヒルザキツキミソウとその基本変種であるヒルザキツキミソウとが混在していました。

【参考】
 ブタナ Hypochaeris radicata
 ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa var. speciosa
 モモイロヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa var. childsii
 ヒメジョオン Erigeron annuus
 ヤセウツボ Orobanche minor
 ヘラオオバコ Plantago lanceolata
 ムラサキツメクサ Trifolium pratense
 ニワゼキショウ Sisyrinchium rosulatum
 ヒメウツギ Deutzia gracilis
 アカシデ Carpinus laxiflora
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 ヘメロカリス Hemerocallis sp.
 キンセンカ Calendula officinalis
 ウスベニアオイ Malva sylvestris
 ヒノキ Chamaecyparis obtusa
 モミノキ Abies firma
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 ケヤキ Zelkova serrata
 イチョウ Ginkgo biloba
 枝垂桜(しだれざくら)Cerasus spachiana

鷹取山のウツギ類

 鷹取山の周辺では、少なくとも5種類のウツギ類が自生しているのですが、花期がずれているので、同じ日にすべての種類の花をみることはできません。今日(5/1)は、コゴメウツギ、ツクバネウツギの花はそろそろ終わりですが、野生のウツギの蕾はまだ固いようです。


以下は、栽培株

 マルバウツギ Deutzia scabra
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 ツクバネウツギ Abelia spathulata
 ハコネウツギ Weigela coraeensis
 ウツギ Deutzia crenata
 セイヨウツクバネウツギ Abelia sp.
以下は、その他本日撮影
 アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
 リビングストンデージー Drotheanthus bellidiformis
 ウマノアシガタ(キンポウゲ) Ranunculus japonicus
 フリージア Freesia refracta
 ワトソニア Watsonia marginata
 シモツケ Spiraea japonica
 アヤメ Iris sanguinea
 マユミ Euonymus hamiltonianus
 ナワシロイチゴ Rubus parvifolius
 オオハナワラビ Botrychium japonicum
 ガマズミ Viburnum dilatatum
 シャリンバイ Rhaphiolepis indica
 トベラ Pittosporum tobira
 ヤマグワ Morus australis
 ミズキ Cornus controversa var. controversa
 コマユミ Euonymus alatus f. striatus
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 ホシギキョウ(セルビアン・ベルフラワー) Campanula poscharskyana
 ムギセンノウ Agrostemma githago
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 ペラルゴニウム Pelargonium cv.
 ツリージャーマンダー(クリオネ) Teucrium fruticans
 カラスザンショウ Fagara ailanthoides
 キジバト Streptopelia orientalis
 カラタネオガタマ Magnolia figo Syn. Michelia figo

西区の名木古木を尋ねて

 今日は、いつも通勤で通過している西区の名木古木を巡ってみました。西区は登録数が少ないので、公開されている分はこれで全部と思います。
【参考サイト】
 名名木古木に指定されている樹木一覧
【主な経路】(日ノ出町駅)-野毛坂-水道道-願成寺坂-旧東海道-(横浜駅)


伊勢山皇大神宮:西区宮崎町64
No.201074のソメイヨシノは無くなっており、代わりの桜が植えられていました。

 クスノキ No.201071
 ソメイヨシノ No.201072
 スダジイ No.201073
 クスノキ No.201075
 タブノキ No.201076
 イチョウ No.201077


 「創建一五〇年記念植樹 シドモア桜」
 明治四十五年横浜の港から日米友好の証として三千本の桜が米国・ワシントンへ旅立ちました。現在でもワシントンのポトマック河畔は、世界的な桜の名所として知られていますが、その実現に尽力した米国人女性が、エリザ・シドモアです。また、平成三年には、その桜の苗木が日本へ里帰りを果たし、シドモアが眠る横浜に植樹され、「シドモア桜」と呼ばれていました。
 令和三年、伊勢山皇大神宮は創建一五〇年の慶賀の年を迎えました。これを記念し、横浜の地と深い関わりを持つシドモア桜を植樹します。
 令和三年十月二十二日
     伊勢山皇大神宮創建一五〇年記念事業奉賛会


野毛山幼稚園:西区老松町30

 トウカエデ No.201902


羽沢稲荷:西区西戸部町1丁目103

 イチョウ No.201088
 羽沢稲荷社
 馬頭観世音菩薩:爲震災焼死及殉職馬匹紀念、大正十三(1924)年二月廿四日建之
 石宮:宝暦十三癸未(1763)正月吉日、願主岩﨑吾艮兵衛


亀山地福院願成寺:西区西戸部町3丁目290

 イチョウ No.49188
 タイサンボク No.49189
 イチョウ No.50014


戸部杉山神社:川県横浜市西区中央1丁目13-1

 ケヤキ No.49183
 イチョウ No.49184
 イチョウ No.49185
 イチョウ No.49186
 イチョウ No.49187


  戸部杉山神社御社殿改修記念碑
 当神社の社殿は、関東大震災により境内に避難した人々の家財道具に点いた火が燃え移り全焼してしまいました。社殿復興計画中に戦争が始まってしまい一時中断してしまいましたが、社殿再興を願う氏子崇敬者の力を結集し、昭和三十一年現在の鉄筋コンクリート造の社殿が建てられました。当時鉄筋コンクリート造の社殿は珍しく、「第一回神奈川県建築コンクール」受賞の栄に浴しました。しかし長き歳月を経て損傷が著しく、由緒ある社殿を厳粛な神祀りの場として相応しい状態に復し後世に残し伝え、氏子崇敬者の心の拠り所となる麗しい神域を再生するべく、平成の天皇陛下御即位三十年を奉祝し奉賛会や氏子崇敬者有志を中心に実行委員会を発足し、令和御大典の奉祝記念事業として、御社殿の御屋根の葺き替えを始めとした大規模修繕工事を行い、社殿を麗しく改め「令和御大典奉祝戸部杉山御社殿改修事業」と致しました。
     令和二年二月二日  仮殿遷座祭
         八月七日  竣工
         八月八日  本殿遷座祭
         八月十九日 例大祭並びに竣工奉祝祭
         株式会社カナメ 有限会社髙野塗装
                 戸部杉山神社社殿改修実行委員会(委員氏名略)
                 杉山神社宮司 佐野顕次


学陽山勧行寺:西区南軽井沢9

 イチョウ No.50013
 稲荷社(勧行寺境内)
 堅牢地神塔(勧行寺境内):(南無妙法蓮華経)堅牢地神塔


 横浜駅からそれほど遠くない法華宗の寺である勧行寺の境内には稲荷社があるのですが、その傍らに堅牢地神塔がありました。この碑には「南無妙法蓮華経」の髭題目も刻まれていますので、他所から移築されたのではなく、元々この地にあったものかも知れません。


 以下、その他本日撮影分です。

【参考】
 クスノキ Cinnamonum canphora
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis
 タブノキ Machilus thunbergii
 イチョウ Ginkgo biloba
 タイサンボク Magnolia grandiflora
 ケヤキ Zelkova serrata
 カキネガラシ Sisymbrium officinale
 エレモフィラ・ニヴェラ Eremophila nivea
 水道道
 願成寺坂
 亀山地福院願成寺:西区西戸部町3丁目290
 シャクナゲ Rhododendron sp.
 戸部杉山神社:川県横浜市西区中央1丁目13-1
 ハナテンジクアオイ(ゼラニウム) Pelargonium x hortorum
 ノダフジ ‘本紅藤’ Wistaris floribunda
 エニシダ Cytisus scoparius
 常盤山査子(ピラカンサ) Pyracantha sp.
 ベニバナトチノキ Aesculus x carnea
 シナノキ Tilia japonica
 エゴノキ Styrax japonica
 ハイノキ Symplocos myrtacea
 コメツブツメクサ Trifolium dubium
 ランドマークタワー
 岩龜稲荷:西区戸部町4丁目152
 キリ Paulownia tomentosa
 稲荷社:西区戸部町3丁目82
 カベイラクサ Parietaria judaica
 ヤセウツボ Orobanche minor

横須賀しょうぶ園のノダフジ

 阿部倉の横須賀しょうぶ園では、ショウブは見れないのですが、ハナショウブや今の季節であればノダフジを楽しむ事が出来ます。今日はノダフジの開花状況を確認してきました。
【主な経路】
(自宅)-浜見台-ハイキングコース-船越町-大田坂(おったざか)-塚山公園-山中町-阿部倉-平作-(衣笠駅)-佐野町-(汐入駅)



ノダフジ Wistaris floribunda
 九尺藤
 長崎一歳藤
 野田長藤
 におい藤
 八重黒龍藤
 黒龍藤
 本紅藤
 赤甲比丹藤(あかかびたんふじ)
 白野田藤



【参考】
 クリサンセマム・ムルチコーレ Coleostephus myconis syn.Chrysanthemum multicaule
 ネモフィラ Nemophila menziesii
 キンセンカ Calendula officinalis
 シレネ・カロリニアナ Silene caroliana
 ノースポール Mauranthemum paludosum
 ネメシア Nemesia strumosa
 リビングストンデージー Drotheanthus bellidiformis
 ニワナズナ Lobularia maritima
 マツヨイグサ Oenothera stricta Syn.Oenothera odorata
 ゲンペイコギク Erigeron karvinskianus
 ヤブソテツ Cyrtomium fortunei
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 ノダフジ Wistaris floribunda
 マルバウツギ Deutzia scabra
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 カマツカ Pourthiaea villosa
 キブシ Stachyurus praecox
 ウツギ Deutzia crenata
 ウワミズザクラ Padus grayana
 オニスゲ Carex dickinsii
 ノイバラ Rosa multiflora
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 ハゴロモジャスミン Jasminum polyanthum
 アリウム・トリケトラム(三角葱(ミツカドネギ)) Allium triquetrum
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 イワニガナ Ixeris stolonifera
 レモン Citrus limon
 ガーベラ Gerbera sp.
 サルビア・ミクロフィラ ‘ホットリップス’ Salvia microphylla ‘Hot Lips’
 ヒメヒオウギ Freesia laxa
 オランダガラシ(クレソン) Nasturtium officinale
 馬頭観音:田浦町3丁目96
 ツタバウンラン Cymbalaria muralis (白花(f. alba)、通常色)
 庚申塔:田浦町3丁目92
 ツルニチニチソウ Vinca major
 道六神:大田坂(おったざか)
 リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus
 オオツルボ Scilla peruviana
 トクサ Equisetum hyemale
 ノヂシャ Valerianella locusta
 ワイルドポピー Papaver setigerum
 ベニカナメモチ ‘レッドロビン’ Photinia x fraseri ‘Red Robin’
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 ハリエンジュ(ニセアカシア) Robinia pseudoacacia
 アーティチョーク Cynara scolymus
 オオハナワラビ Botrychium japonicum
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 ノダフジ Wistaris floribunda
 カヤ Torreya nucifera
 山神社:山中町169
 イヌガラシ Rorippa indica
 ノゲシ Sonchus oleraceus
 馬頭観音:山中町
 コマツヨイグサ Oenothera laciniata
 イロハモミジ Acer palmatum
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 (舌状花が短い)ハルジオン Erigeron philadelphicus
 ナガミヒナゲシ Papaver dubium
 マメグンバイナズナ Lepidium virginicum
 ハハコグサ Gnaphalium affine
 シラン Bletilla striata
 フレンチラベンダー Lavandula stoechas
 キショウブ Iris pseudacorus
 オオデマリ Viburnum plicatum var. plicatum
 シャクナゲ Rhododendron sp.
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 ウラジロチチコグサ(アメリカチチコグサ) Gamochaeta coarctata
 はらどけい:衣笠栄町1丁目1
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 永島家長屋門:のぼり雲(横須賀市佐野町4-5)
 ハキダメギク Galinsoga quadriradiata
 ヒルガオ Calystegia pubescens
 ハタケニラ Nothoscordum gracile
 ナニワイバラ Rosa laevigata
 モモイロヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa
 横須賀重砲兵連隊営門跡:坂本中学校
 馬頭観音:坂本町1丁目
 イソヒヨドリ(♂) Monticola solitarius
 ヒメウツギ Deutzia gracilis


  永島家長屋門の由来

一、長島家の先祖は三浦義明の五男、長島出雲守義正が初代となり、以後現在に至るまで約七百年以上現在の地を居城としてきました。

ニ、長屋門前の四メートル巾横須賀市道については、明治頃までは、三崎街道として使用していました。当時は人の往来だけでなく、牛馬の往来もかなり有ったようです。この長屋門の脇にも、牛馬の休む所がありました。

三、島崎藤村の「夜明け前」の小説にの中には、藤村が自分の先祖をたどり、その先祖が赤門の永島家であるという小説書きがあります。当家と赤門の永島家とし親戚になります。

四、現在の長屋門は黒門と称され、桁行7間(約12.6m)・梁行2間半(約4.5m)・寄棟造・桟瓦葺の建物です。建築年代は江戸時代末期(19世紀後半)と推定され、本来は茅葺であったものを大正頃に瓦葺に改修したようです。その後数回の改造を受け、間取りや建具形式などが変更されました。しかしながら門構えや格子窓・柱などは建築当時の形式をよくとどめ、当初の間取りや外観もほぼ判明します。
このように、この長屋門は屋根および軒が改造されているとはいえ、幕末期の裕福な階層の表門形式をよく示しており、地域文化遺産として価値の高いものです。
したがって今回建物を曳き家にするにあたり横浜国立大学大野敏博士の指導助言を得て修復を実施し、屋根以外の外観や間取りをできる限り当初の形式に復元しました。
なお、従来の長屋門礎石は修復の際に採用できなかったため、門の作庭の石として残すことにいたしました。

ウツギ類が開花 -2023-04-13

 今日は終業後に田浦まで出かけました。早い個体では、マルバウツギ、コゴメウツギも咲き初めています。オニシバリやエノキの実も大きくなってきました。


 カツラ Cercidiphyllum japonicum
 アカバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubrum
 ハナカタバミ Oxalis bowiei
 メマツヨイグサ Oenothera biennis
 ウマノアシガタ Ranunculus japonicus
 エノキ Celtis sinensis
 東京湾方面
 コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina
 ウスベニアオイ Malva sylvestris
 ビワ Eriobotrya japonica
 タブノキ Machilus thunbergii
 ノダフジ Wisteria floribunda
 ネモフィラ Nemophila menziesii
 一葉(いちよう)Cerasus serrulata ‘Hisakura’
 ベニカナメモチ(レッドロビン) Photinia x fraseri ‘Red Robin’
 セイヨウカラシナ Brassica juncea
 シロバナタツナミソウ Scutellaria indica f. amagiensis
 キンレンカ Tropaeolum majus
 カサスゲ Carex dispalata
 マルバウツギ Deutzia scabra
 ジャーマンアイリス Iris germania
 ヒラドツツジ Rhododendron x pulchrum
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 カラスムギ Avena fatua
 ウラシマソウ Arisaema urashima
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 ナルコユリ Polygonatum falcatum
 ガマズミ Viburnum dilatatum
 オニシバリ Daphne pseudomezereum
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 カマツカ Pourthiaea villosa
 アオダモ Fraxinus lanuginosa
 ノハタカラクサ Tradescantia flumiensis
 シラユキゲシ Eomecon chionantha
 ゲンペイコギク Erigeron karvinskianus
 カラスノエンドウ Vicia sativa

カーボン山の関山、および小机、菅谷、羽沢の石塔など

 今日はJR小机駅から歩いてみました。通りかかった菊名カーボン山では、関山が今まさに見頃になっていました。
【主な経路】
(小机駅)-小机-菅谷-羽沢-新横浜-大豆戸(まめど)-菊名駅-カーボン山-菊名池-(妙蓮寺駅)



2019.4.14 2018.4.7 2016.4.16 2015.4.19 2013.4.14 2012.4.12
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’


 文字塔と神像塔が1基づつです。文字塔には、『文政二己卯(1819)年七月社日』の銘がありました。

 地神塔:港北区小机町:長秀山本法寺



 ヒイラギOsmanthus heterophyllus 横浜市指定名木古木 NO.54003:稲荷社境内(菅田町2490)



 右側は、地神塔と庚申塔です。左の社の由緒は不明ですが、この附近の道祖神に見られるごろ石のようなものが納められていますので、道祖神かも知れません。地神塔には、『文化五戊辰(1808)年八月吉日 下菅田村の内中村講中』とありました。
 不明の社、地神塔、庚申塔:神奈川区菅田町2312



 コブシMagnolia kobus 横浜市指定名木古木 NO.90014:菅田町1880


 庚申塔の社におんべ焼のごろ石と思われる石が納められています。道祖神碑は古いものではなく碑銘は『昭和四拾六年六月吉日』です。

 道祖神、庚申塔:神奈川区菅田町2000



 文字塔と双体神像が1基ずつで、おんべ焼のごろ石が2個納められていました。
 道祖神:神奈川区菅田町1610


  どんど焼き
 どんど焼きと言うのは日本各地で行われる火祭りです。羽沢では、とり焼きとも言うそうです。書き初めを燃やしその灰が高く上がると字が上手になる。



 庚申塔:神奈川区羽沢町1695-35


 庚申塔 享保3年(1718年)
人の体の中には、三尸の虫が住んでいて庚申の日に眠ると人の体から抜けだし天帝にその罪科を報告し、寿命が縮められるという迷信があった。その罪から守っていただく守護神として庚申塔が建てられた。
 羽沢のことをもっと知りたい人は羽沢小図書室へ


 碑銘は『文化三丙寅(1806)八月吉日』
 しゃもじと言えば、安芸の厳島神社の土産物として有名ですが、ここでの『しゃもじ』は『御石神(みしゃくじ)』信仰からからきているようで、石宮が祀られています。戸塚区のしゃもじ神社を初めとしてこの界隈にもいくつか散在するようです。
 戸塚区上矢部のしゃもじ神社

 おしゃもじ様:神奈川区羽沢町1691


おしゃもじ様 造立文化三年(1806年)
その昔、子供に百日咳の病気が流行した頃、祈祷師にお祓いを受け、戴いたおしゃもじに子供の名前と経文が書かれ、一本は家の玄関に、一本はここの奉納し、病気にかからないよう祈願したと云う。


 お社に祀られた双体神像で、ごろ石が左右1個ずつ納められていました。碑銘は『安永三(1774)年正月吉日』、お社は昭和後期の奉納だそうです。

 道祖神:神奈川区羽沢町1008


 羽沢富士塚近くの堅牢地神塔です。銘は『文化ニ乙丑(1805)星二月吉祥』です。

 堅牢地神塔:神奈川区羽沢町1011



 羽沢富士:羽沢町917-2
  浅間菩薩碑、湯殿山神社供養碑、羽黒山湯殿山月山神社参拝記念碑
  馬頭観音『安政二(1855)年九月吉日』
  浅間大神碑


 羽沢神明社の関山は、今まさに見頃。それで、菊間カーボーン山に寄っていくことにしました。

 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 タブノキ Machilus thunbergii 横浜市指定名木古木 No.51001, 51002


 双体道祖神碑の両脇に陰陽石も納められていました。

 双体道祖神:羽沢町795


 イチョウ、道祖神、庚申塔、地蔵尊

 双体道祖神:神奈川区羽沢町907
 イチョウ Ginkgo biloba 横浜市指定名木古木 No.48046


 本日撮影のその他の写真です。

 チューリップ Tulipa gesneriana
 アカメガシワ Mallotus japonicus
 ヒメイワダレソウ Phyla canescens var. repens
 土筆(スギナ Equisetum arvenseの胞子茎)
 イワヤツデ Mukdenia rossii
 カリン Chaenomeles sinensis
 ナガミヒナゲシ Papaver dubium
 八重山吹 Kerria japonica cv. Plena
 ハナミズキ Cornus florida
 オランダガラシ(クレソン) Nasturtium officinale
 マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
 キャベツ Brassica oleracea var. capitata
 アカカタバミ Oxalis corniculata f. rubrifolia
 ブルーベリー Vaccinium sp.
 アメリカフウロ Geranium carolinianum
 トウダイグサ Euphorbia helioscopia
 カントウタンポポ Taraxacum platycarpum
 ブタナ Hypochaeris radicata
 のぞみ88号(N700系)
 サンショウ Zanthoxylum piperitum
 ヒラドツツジ Rhododendron x pulchrum
 イヌカキネガラシ Sisymbrium orientalis
 ハナミズキ Cornus florida

 アカメガシワ Mallotus japonicus
 エリカ・アフリカンビューティー Erica ‘African Beauty’
 ブラジルヤシ Butia capitata
 はぐくみ母子クリニック新横浜
 ハナミズキ Cornus florida
 トキワナズナ(イベリス) Iberis sempervirens
 ネメシア Nemesia strumosa
 キンギョソウ Antirrhinum majus
 ジュウニヒトエ Ajuga nipponensis
 ツリガネズイセン Hyacinthoides hispanica
 稲荷社A:大豆戸町
 稲荷社B:大豆戸町
 ヤマヤブソテツ Cyrtomium fortunei var. clivicola
 オオイタビ Ficus pumila
 ミツバツチグリ Potentilla freyniana
 ニガナ Ixeridium dentatum
 シラユキゲシ Eomecon chionantha
 菊名池
 コウホネ Nuphar japonica
 ハナニラ Ipheion uniflorum
 カモミール Matricaria recutita
 オヤブジラミ Torilis scabra
 コモチシダ Woodwardia orientalis
 マルバウツギ Deutzia scabra
 ツリガネズイセン Hyacinthoides hispanica
 ハナズオウ Cercis chinensis
 ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis
 ツゲ Buxus microphylla var. japonica
 ネモフィラ Nemophila menziesii

こども植物園を訪ねて -2023-04-02

 今日は弘明寺起点にして、こども植物園を尋ねました。
【往路】


 弘明寺駅周辺
 ネコ Felis catus
 ヤマグワ Morus australis
 ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
 カントウタンポポ Taraxacum platycarpum
 ムラサキケマン Corydalis incisa
 ノゲシ Sonchus oleraceus
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 ヒメツルソバ Persicaria capitata
 ツタバウンラン Cymbalaria muralis
 アリウム・トリケトラム(三角葱) Allium triquetrum
 ノボロギク Senecio vulgaris
 大丸式縄文土器之碑


  大丸式縄文土器之碑
    横浜市長 細郷道一書


 大丸(だいまる)遺跡は、全国でも数少ない約九千年前の、縄文時代初期集落址の一つである。
 この遺跡を残した人々は、われわれの遠い祖先であり、狩猟・漁労・果実根菜の収集を行って生活していた。惜しくも遺跡の旧状は失われたが、昭和二十六年明治大学考古学研究室により発掘調査され、それを裏付ける土器 石器、礫器など、貴重な遺物が多数出土し一躍世の注目を浴びた。なかでも土器は、細い縄を棒に巻いたものを器面に転して付けた。撚糸文という模様が口と胴体にあり、底が尖った独特の尖底土器で、地名に因み大丸式土器と命名された。わが国最古の縄文式土器であるのみならず、日本民族の起源を解明する上の重要な手掛りになるものである。
  昭和五拾四年弐月壱日 記
 神奈川県立博物館  神澤勇一


  大丸縄文の遺跡 (大豆町内会館の解説表示より)
 大丸(だいまる)遺跡は昭和26年から27年にかけて明治大学考古学研究室で発掘調査をされました。場所はこの会館(大丸町内会館)の近くではないかといわれています。
 縄文時代でも最も古い縄文早期7000年~10000年前の遺跡であることが分かりました。縄文早期の特長である底の尖った深鉢型の土器4個とそのかけら2358片それに石の斧などの石器も出ました。2メートル地下で見つかった土器は器の全体と口の上部まで撚糸文がつけられており大丸式土器と名付けられました。大丸土器と同じ地層からは井草式土器その上の層からは夏島式土器その上に稲荷台式土器が出で此こそ大丸式→井草式→夏島式→稲荷台式の土器の移り変わりがあったことが明らかになりました。井草式土器、大丸式土器と一緒に出た石斧は川原石の片方の端を打ち欠いたもので、他にはほとんど石器らしいものは持たない特異な文化で、関東以外では見られないものでした。魚とか獣の骨サメの歯も発見され、昔は大丸の丘の近くまで海が入り込んでいたことが分かります。尖った底を土の中に埋めてまわりで火をたいて物を煮て食べたといわれています。撚糸文は草を撚ったひもを棒にまいたもので器の上を廻転させて形を整えたり文様をつけたりしたものです。
【文献】
土器 の年表?のはなし:横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター, Accessed: 2023-04-05.
山本直人(1997)縄文土器のAMS14C年代(1)、名古屋大学加速器質量分析計業績報告書, 8, 222-230, URL: https://www.nendai.nagoya-u.ac.jp/tande_report/1996/yamamoto1996.pdf, Accessed: 2023-04-05.
春成秀爾(2001)旧石器時代から縄文時代へ、第四期研究, 40(6),517-526, URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaqua1957/40/6/40_6_517/_pdf/-char/ja, Accessed: 2023-04-05.


【こども植物園】


 メタセコイヤ Metasequoia glyptostroboides
 ムサシアブミ Arisaema ringens
 イノデ Polystichum polyblepharum
 シャガ Iris japonica
 ニリンソウ Anemone flaccida
 キクザキリュウキンカ Ficaria ficarioides
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 ヒガシキリギリス(?) Gampsocleis mikado
 錦蝶(きんちょう) Kalanchoe delagoensis
 スノーフレーク Leucojum aestivum
 ブルーベリー(ラビットアイ系)Vaccinium Cyanococcus
 セイヨウナシ Pyrus communis
 フデリンドウ Gentiana zollingeri
 ホタルカズラ Lithospermum zollingeri
 アカフタチツボスミレ Voila grypoceras f. variegata
 ハナイカダ Helwingia japonica
 イカリソウ Epimedium grandiforum var. thunbergianum
 ヒトリシズカ Chloranthus quadrifolius
 キリシマツツジ Rhododendron x obtusum
 コクサギ Orixa japonica
 シロバナハンショウヅル Clematis williamsii
 ゼンマイ Osmunda japonica
 ヘビイチゴ Potentilla hebiichigo
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 シロバナタンポポ Taraxacum albidum
 トキワマンサク(白花) Loropetalum chinense
 ヤマグワ Morus australis
 サンショウ Zanthoxylum piperitum
 バイモ(アミガサユリ) Fritillaria thunbergii
 カリン Chaenomeles sinensis
 マイカイ(玫瑰) Rosa maikwai
 ハゼノキ Rhus succedanea
 エピメディウム ‘スルファレウム’ Epimedium x versicolor ‘Sulphureum’
 カルドン(朝鮮薊) Cynara cardunculus
 エゾヘビイチゴ Fragaria vesca
 サルトリイバラ Smilax china
 ヤマブキ Kerria japonica
 キケマン Corydalis heterocarpa var. japonica
 コバノリュウキンカ Calthea palustris var. pygmaea
 クスノキ Cinnamonum canphora 横浜市指定名木古木 No.59001,59002
 シャクナゲ Rhododendron sp.
 ハチジョウイチゴ Rubus ribisoideus
 キバナオドリコソウ Lamium galeobdolon
 ガーベラ Gerbera sp.
 ツボサンゴ Heuchera sanguinea


【帰路】


堅牢地神(地天)  三浦半島の道祖神と地神
 アセビ Pieris japonica
 ショカッサイ Orychophragmus violaceus
 ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
 アリアケスミレ Viola betonicifolia
 ナガミヒナゲシ Papaver dubium
 ハナカイドウ Malus halliana
 カリン Chaenomeles sinensis
 ジャノメエリカ Erica canaliculata
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis ‘Somei-yoshino’(江戸彼岸x大島桜)
 カロライナジャスミン Gelsemium sempervirens
 アネモネ Anemone coronaria
 ハナズオウ Cercis chinensis
 キンカン Citrus japonica
 アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
 キンセンカ Calendula officinalis
 ルビーネックレス Senecio othonna capensis ‘Ruby Necklace’
 オニタビラコ Youngia japonica
 青枝垂(あおしだれ) Acer palmatum ‘Aoshidare’
 ジュウニヒトエ Ajuga nipponensis
 ブドウムスカリ Muscari armeniacum
 ボケ Chaenomeles speciosa
 シレネ Silene caroliana
 ハナビシソウ Eschscholzia californica
 ベニカナメモチ(レッドロビン) Photinia x fraseri ‘Red Robin’
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 ムベ Stauntonia hexaphylla
 クサボケ Chaenomeles japonica
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
 モッコウバラ Rosa banksiae
 地神塔:白幡神社(永田南2丁目9-26)文政六癸未(1823)

春の鷹取山 2023-03-28

 今日は、夕方から鷹取山を尋ねました。


【参考】
 紅吉野(べによしの)Cerasus x ‘Beni-yoshino’
 枝垂桜(しだれざくら)Cerasus spachiana
 アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis ‘Somei-yoshino’(江戸彼岸x大島桜)
 チョウセンレンギョウ Forsythia ovata
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 シラユキゲシ Eomecon chionantha
 キブシ Stachyurus praecox
 アオキ Aucuba japonica
 ウラシマソウ Arisaema urashima
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 シャガ Iris japonica
 マルバウツギ Deutzia scabra
 ウグイスカグラ Lonicera gracilipes
 ヤマザクラの花びら散る山道 山桜(やまざくら)Cerasus jamasakura
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 鷹取山山頂広場
 桜並木