大宮で-2020.4.5

 新型コロナ禍の東京を通過して大宮を訪ねました。横浜のソメイヨシノは今まさに満開ですが、大宮では既に時期を過ぎていて、遅咲きの八重桜『関山』の開花が始まっていました。
 帰りに通り過ぎた氷川神社境内の門客人神社の近くには、少なくとも50年位前までは「秋葉権現大明神」の石碑があったので、少し前から探しているのですが、今日もみつけることが出来ませんでした。




痤花碑銘并序
缾花之来也舊矣业實出於騷人韻士之鍾愛者也夫狂風暴雨花之
遇厄可勝歎哉於是停逝春於窓間致野芳於案下以適其惓戀之情
既有其事則不能無其術有其術則不能無工拙一花一枚苟違其天
則不啻損花命又不足恱眼也守屋一鵰號巖松齋法眼武州足立郡
片柳村人世為邑長其為人温籍韻雅冣善插花矯揉不害其性曲直
不失其天故花葉堪久而色澤不衰其沠流傳名播一時入社學技者
凡三千五百有餘人實足粧㸃太平世界矣毎佳辰今日會社徒於同
郡一之宮插花以供神且撰其巧而善者著百缾圖?干巻其書當以
為缾花規則而其所供之枯花萎草堆積為山社徒傚瘞鶴之故事埋
之於叢祠之側建碑以祭其花神使予記其事為其銘曰
  風葩雨蕊 勒住移時 人工之妙 能補天機 花之無情
  奚知我思 強割其愛 懇葬西施 芳魂難招 蜂愁蝶悲
嘉永三年歳次庚戌秋八月
      波山逸撰文 米翁?題額 遂葊乿書
                   男一雞建 廣羣鶴刻


 まだ早かったので、横浜から弘明寺まで歩いてみました。グリーンネックレスとノボロギクが同属であることには未だに納得が出来ません。 –> グリーンネックレスの分類的位置-文献調査(2020.5.3)

【参考】
 大宮公園
 染井吉野(そめいよしの)Cerasus x yedoensis
 八重紅枝垂(やえべにしだれ)Ceraus pendula cv. “Pendula-rosea”
 関山(かんざん)Cerasus Sato-zakura group ‘Sekiyama’
 さくら名所100選碑
 ツグミ Turdus eunomus
 白鳥池
 不明の社(氷川神社境内)
 痤華碑銘(門客人神社前)
 ヒカゲツツジ Rhododendron keiskei
 ミツバツツジ Rhododendron dilatatum
 アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
 モチツツジ ‘花車’ Rhododendron macrosepalum cv. Hanaguruma
 ハウチワカエデ Acer japonicum
 二の鳥居(武蔵一之宮氷川神社)
 ヒラドツツジ Rhododendron ×pulchrum
【参考】
 ソレイユ(頭痛整体):保土ケ谷区帷子町1丁目2
 ノハタカラクサ Tradescantia flumiensis
 ミドリノスズ(グリーンネックレス) Senecio rowleyanus
 ノボロギク Senecio vulgaris
 ハイネズ Juniperus conferta
 ヒイラギ Osmanthus heterophyllus
 トキワマンサク Loropetalum chinense
 アカバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubrum
 クレマチスの一種 Clematis spp.
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 クサボケ Chaenomeles japonica

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