中区から南区の坂道を巡る

 先週に続いて、坂道巡り。今日は、以前には見つけられなかった横浜市名木古木指定の、ムクノキとユリノキに辿りつけました。遊行坂の浄光寺には名木古木指定のスダジイがあったのですが、こちらは滅失していました。


【神奈川新聞第21171号(2001年5月9日)の濡れ地蔵移転に関する記事より】
濡れ地蔵 根岸に住む娘が身売り先から逃げ出すときにこの地蔵前で一息つき、海に身投げした。翌朝。地蔵は水で濡れ、海草が付いていたためにそう呼ばれるようになったと言い伝えがある。


【現地の掲示より】
横浜市名木古木 No.201101 ムクノキ
指定時資料(平成23年6月30日)
樹高:13メートル
目通り周:2.4メートル
樹齢:200年
沿革:太平洋戦争(第2次世界大戦)における米軍の空襲でこのあたり一面焼け野原となる中、この「ムクノキ」は焼失を免れた。遠くからも良く見えたので、柏葉へ来る時の目印になったと言う。
 200年前とは、欧州ではロマン派の作曲家で知られるショパンやリストが生まれ、ナポレオンの第一帝政時代(1804-14)が絶頂期をむかえて、フランスの領土を最も広げた時代にあたる。
 日本では江戸時代後期、第11代将軍徳川家斉いえなり(在任1787-1837)の時代で、元号は「文化」、光格こうかく天皇(1779-1817)の御代である。伊能忠敬いのうただたか(1745-1818))が日本史上初となる日本地図のため全国を測量に歩いていた時代である。


(中村町稲荷山稲荷神社)
  再建参拾年記念碑
当稲荷山稲荷神社は正一位伏見大明神乙女大明神秋元大明神三大稲荷大明神を祀り其の歴史は古く横浜開港以前より稲荷山の山頂に祭祀されて多くの市民の守護神として信仰厚く昭和貮拾五年五月廿九日横浜大空襲の災害に一切焼失したが故榎本幸太郎氏ほか中村四丁目有志多数の努力により現有地に安置す此之度茲に中村町四丁目稲荷講結成参拾年にあたり之を祈念し町内安全を祈願しつゝ建立する
 (講中、協賛の諸氏名略)
昭和五拾六年貮月初午建之 石川堅治寄進
【参考】
 ちぇりり場:中区宮川町1丁目
 濡れ地蔵尊:中区石川町2-66-3
 キンモクセイ Osmanthus fragrans
 大丸谷坂おおまるだにざか
 大丸谷坂の地蔵尊:中区石川町1-35-8
 さくら坂
 カトリック山手教会:中区山手町44
 横浜市名木古木 No.201101 ムクノキ Aphananthe aspera
 ヒガンバナ Lycoris radiata
 デュランタ‘宝塚’ Duranta erecta‘takarazuka’
 牛坂
 猿坂
 ヒロハホウキギク Symphyotrichum subulatum var. squamatam Syn.: S. subulatum var. sandwicensis
 牛島坂(打越橋より)
 ピンクノウゼンカズラ Podranea ricasolian
 遊行坂
 横浜市名木古木 No.51010 スダジイ Castanopsis sieboldii 滅失
 シロバナマンジュシャゲ Lycoris x albiflora
 東坂あずまざか
 メドーセージ Salvia guaranitica
 狸坂
 (伏見)稲荷社:狸坂
 山羊坂
 蓮池坂
 蛇坂
 横浜市名木古木 No.200928 ユリノキ Liriodendron tulipifera
 大阪
 中村冒険公園
 フグの水道栓
 見返り坂
 馬頭観音(見返り坂):南区山谷80-4
 庚申塔(山田坂上):南区山王町5丁目32
 山田坂
 稲荷坂
 稲荷神社(中村町稲荷山)
 タマスダレ Zephyranthes candida
 ハゲイトウ Amaranthus tricolor
 ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana
 ノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
 ヘクソカズラ Paederia scandens

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です