本日、テレワーク。終業後に湘南鷹取経由で六浦まで買い物に出かけました。
紅吉野は説明版による自称なのですが、多摩森林科学園や三島の遺伝研でも保存されていないラインの品種なので由来等は不明です。天城吉野と寒緋桜の交配により育成された陽光を紅吉野桜と呼ぶことがあるようですが、この桜は花期が異なっていて、陽光が葉桜となりつつある今が見頃ですし、花の色も陽光ほどには濃くありません。よく似た性質を持っていますが、陽光ではないと思われます。
キリウジガガンボは、幼虫の農業被害でよく知られている種ですが、久しぶりに見かけたかような気がして、撮影しました。なお、いつ頃から『
【参考】
キリウジガガンボ Tipula aino
シバザクラ Phlox subulata
スノーフレーク Leucojum aestivum
侍従川と東京湾
チョウセンレンギョウ Forsythia ovata
ハナカイドウ Malus halliana
キヅタ Hedera rhombea
ウンナンオウバイ Jasminum mesnyi
キバナイペ Handroanthus chrysotrichus, Syn. Tabebuia chrysotricha ‘Gold Tree’ (or ‘Gold Trumpet Tree’)
ハナズオウ Cercis chinensis
ハシボソガラス Corvus corone
アメリカザイフリボク Amelanchier sp.
1124 きりうじかがんぼ Tipula aino Alexander [かがんぼ科]
幼虫。成熟幼虫の体長は約26mm。全体汚れた黒褐色で、体毛は極めて僅かに発達するに止まる。頭部は光沢ある黒色にて、大部分胸部内に引き込まれ、大顎はよく発達して強大、触覚は比較的大きく、円筒状を呈する。胸部の最前端部は頸部に相当し、4環節よりなるが如き外観を呈する。腹部の第1乃至第7環節は各々背面に縦に4列に並ぶ約6対の灰色小斑紋を表す。第8環節は他と異り伸縮自在で、拡張する場合は殆ど球形に近くなる。尾端の呼吸盤は星形を呈し、6肉質突起よりなり、1対の楕円形の気門を具える。尾端の腹面に1対の気管鰓を具え、各気門鰓は3本に分かれる。
蛹。体長約22mm。濃褐色。体表に剛毛は殆ど発達せず、腹部に顕著な棘状突起を多数具え、胸部前端部に細長い1対の呼吸角を有し、脚は腹面に沿って後方に伸び、腹部第3環節を超える。各腹部環節は2小環節に分かれ、後縁に棘状突起を列生する。第3乃至第6環節は別に左右側面に各々2棘状突起を具え、第4乃至第7環節の後縁に列生する棘状突起は各々16本で、更に腹面には分離した1対の突起を有する。尾端には雌雄で多少異るが、背面には2対、先端に1対の棘状突起を装う。本種の成虫は春秋2回発生し、水田・池沼畔・其他湿潤の地に発生し、苗代或は麦作の害虫である。[徳永,1959]
【文献】
徳永雅明(1959)きりうじががんぼ、p.620 in 日本幼虫圖鑑、712+26p, 北隆館、東京.