大船周辺の道祖神、地神塔など

 旧鎌倉郡としては石塔などの文化財に乏しい鎌倉市なのですが、市内でも鎌倉駅を離れるにつれて道祖神、地神塔などが多く残されています。今日は大船駅を起点にして、昨日の戸塚区の南に当たる玉縄城周辺をを歩いてみました。
【主な経路】(大船駅)-栄区長尾台-玉縄-関谷-城廻-植木-(大船駅)
 三浦半島の道祖神と地神  地神塔、道祖神マップ
【文献】大藤時彦(1981)鎌倉市の道祖神、in 神奈川県の道祖神調査報告書(神奈川県教育庁文化財保護課編)、p.85-95.


道祖神(文久三亥(1863)四月吉日):栄区長尾台町5


堅牢地神:岡本神明神社


  神明神社
鎮座地 鎌倉市岡本三一七-一番地
祭神  天照皇大神 伊弉諾尊
例祭日 四月十七日
由緒沿革


石塔群:玉縄3丁目584

 堅牢地神:天保六未(1835)年十月吉日
 正面金剛童子:文政十二(1829)年十一月
 羽黒山/湯殿山/月山三所大権現供養塔:嘉永四年亥(1851)年二月吉日
 道祖神(残欠)


石塔群:谷戸子育て地蔵尊(玉縄2丁目4-6)

 地神(神像碑):天保十己亥(1839)二月吉日春社日
 庚申塔:文政七甲■(1824)年十月吉日
 庚申塔供養塔:安永五丙申(1776)年十一月吉日
 道祖神


関谷384-3

道祖神(双体神像):明治八亥(1875)年四月吉日


玉縄やぎ公園(玉縄5丁目3)

道祖神:明治十二(1879)年四月吉日


関谷742(県道402号線高架下)

道祖神:昭和三十三(1958)年十二月
 造塔年月が一致していることから、大藤()の調査時には「城廻602番地水道路」で確認された塔が移設されたものと思われる。当時確認された道祖神塔の中では最新のものであった。


関谷地蔵堂(城廻(しろめぐり)468-4)


道祖神(?):2基 (城廻456-1)


陽谷山龍寶寺:植木129

道祖神:明治十一(1878)年吉日


 以下、その他の本日撮影分です。

【参考】
 ダーウィニア・タクシフォリア Darwinia taxifolia
 スイカズラ Lonicera japonica
 ケイソウくん
 オボロヅキ Graptopetalum paraguayense
 カキノキ Diospyros kaki
 ひまわり植木
 セイヨウトチノキ Aesculus hippocastanum
 アヤメ Iris sanguinea
 シャクヤク Paeonia lactiflora
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 アレチモウズイカ Verbascum virgatum
 大船観音:佛海山大船観音寺

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