イグサ科(Juncaceae)は、イネ目(Poales)に属していますが、風媒花して特異化する過程で退化的に進化した花序構造と考えられている『小穂』を作らないことから同じ目のイネ科、カヤツリグサ科等から識別できます。最も身近にみられるのはスズメノヤリ(Luzula capitata)です。
維管束植物の分類【概要、小葉植物と大葉シダ植物、裸子植物、被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹】
【イグサ科(Juncaceae)】
【文献】
The Angiosperm Phylogeny Group and others (2016) An update of the Angiosperm Phylogeny Group classification for the orders and families of flowering plants: APG IV, Botanical Journal of the Linnean Society, 181(1), 1–20, DOI: 10.1111/boj.12385, Accessed: 2023-07-11.