港区、品川区の神社、など

 今日はCSIRT研修のため麻布十番へ。行き帰りに通りかかった神社などの写真をアップしておきます。
  神社  アート作品


赤羽稲荷神社由来
 是の赤羽稲荷神社は江戸末期芝公園丸山に祀られて有るを当時赤羽の地に二十七番札所として名髙き円明院に勧請され商売繁盛諸祈願成就の御神徳にて大いに繁栄した。又此の時代は神仏混合で神社と寺院と共に護持され明治となり神仏分離仰せ出だされ当時の別当赤羽の姓賜り神耺として神社に尽して有れば社頭賑々しく立栄しも昭和二十年五月の大空襲にて惜しくも全焼御神霊は赤羽氏に守られて家内に安置奉り現在赤羽元子氏に受継がれしも此度赤羽氏よりのお申し出でにて当社境内に新に神殿建立御遷座奉斎申し上げる次第である。
     記
御祭神 宇迦之御魂大神
平成六年五月吉日
    春日神社宮司 三笠季枝


高輪神社
 御祭神 宇迦御魂神(稲荷大神)
     誉田別命 (応神天皇)
     猿田彦神 (庚申様)
     聖徳太子 境内社高輪太子宮に奉斎


品川駅創業記念碑
 品川駅では、明治5年5月7日(新暦6月12日)を駅の開業日にしています。何故かというと、新橋・品川間の工事が遅れたため、この日に品川・横浜間で仮開業したからです。新橋・横浜間で本営業を開始したのは仮営業から4箇月後の明治5年9月12日(新暦10月14日)でした。それを記念して、今日では10月14日を「鉄道の日」としています。品川駅は日本で一番古い鉄道の駅といえます。
 この記念碑は鉄道開通80周年及び駅舎改築を記念して、昭和28年4月に建之されたもので、揮毫者は衆議院議員議長をつとめた大野伴睦氏です。記念碑の裏面には仮開業当時の時刻表と運賃が記載されており、当時の様子を偲ぶことができます。


「品達品川」閉館のお知らせ
お客様各位
平素より「品達品川」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
「品達品川」は、諸般の事情により誠に勝手ながら、2020年3月31日(火)をもちまして、閉館することとなりました。
 2004年12月の開業より長きにわたり、ご愛顧いただき、誠にありがとうございました。          品川品達 Shinatatsu Ramen ~ Japanese Soul Food


白玉稲荷大明神
 改修記念
神社の創祀は詳でないが本殿は明治十三年三月の建造にして其の間小修理は数回行われた様である。昭和四十年二月会員諸氏及び篤志家の浄財により大改修を行うことが出来た。
  昭和四十年二月吉日
   鮫洲南町会


【参考】
 時の標The Mark of Time 2010 高須賀Takasuka 昌志Masashi:港区芝5丁目7
 伏見三寶稲荷神社:港区芝3丁目1-15
 蔵稲荷大明神:港区芝3丁目12-4
 ひかり門 1990 伊藤 隆道:港区芝5丁目7
 三田春日神社:港区三田2丁目13-9
 赤羽稲荷(三田春日神社境内社)
 福徳稲荷(三田春日神社境内社)
 東京タワー
 高輪神社:港区高輪2丁目14-18
 品川駅創業記念碑
 品達跡地:港区港南2丁目
 荏原神社:品川区北品川2丁目30-28
 御嶽稲荷神社:品川区南品川2丁目12-10
 白玉稲荷大明神:品川区東大井2丁目9-15

サクラの開花状況 ~ みなとみらい、関内

 横浜緋桜の蕾はまだ固いようですが、大寒桜はすでに見頃、寒緋桜はやっと咲き始めた所です。


 大寒桜(おおかんざくら)Cerasus x kanzakura cv. ‘Oh-kanzakura'(日本丸メモリアルパーク)
 寒緋桜(かんひざくら)Cerasus campanulata(関内桜通)
 関内大通りの大寒桜は、まだ2分咲きでした。
 大寒桜(おおかんざくら)Cerasus x kanzakura cv. ‘Oh-kanzakura'(本町4丁目:20200219撮影)

サクラの開花状況 ~ 追浜と金沢では

 追浜周辺でも河津桜が見頃を迎えています。瀬戸神社では玉縄桜も五分咲きです。八景島の阿亀、海の公園の里桜の蕾はまだ固いようでした。
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 :追浜東町三丁目 追浜本町1丁目 金沢区瀬戸 海の公園


 玉縄桜(たまなわざくら)(登録品種データベース):瀬戸神社


南区でハッカチョウを確認

 写真は撮影できませんでしたが、今朝、横浜市南区井土ケ谷下町の路上でハッカチョウを確認しました。港南区ではもはや普通種のハッカチョウですが、一昨年は金沢区でも見かけました。近年、生息域を拡大しているのかもしれません。

ハッカチョウ Crested Myna Acridotheres cristatellus (2015年11月15日、港南区港南台で撮影)

今年の河津桜は…(2020年)

 暖冬とはいえ、そろそろ河津桜の季節。今日は開花状況を確認してきました。早い樹では3分咲きを過ぎているようですが、見頃は次の土日くらいと思われます。よい天気でしたので、塚山公園からは、遠く房総までよく見えました。


【主な経路】
(自宅)-浦郷公園-十三峠-塚山公園-山中-池上十字路-衣笠十字路-小矢部-一騎塚-須軽谷-小松ヶ池-三崎口駅
【参考】
 第二海堡(左)、第一海堡(右)
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(浦郷公園)
 大田坂(おったざか)の道六神
 リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus
 ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
 二ホンスイセン Narcissus tazetta
 三浦按針墓
 馬頭観音(山中町)
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(衣笠栄町)
 衣笠厄除地蔵菩薩
 はらどけい:衣笠栄町1丁目1
 小矢部橋:小矢部2丁目1-3
 道祖神:小矢部2丁目
 馬頭観音:小矢部3丁目
 金子十郎家忠陣屋跡:衣笠町43-12
 キダチロカイ(アロエ) Aloe arborescens
 ウメ Prunus mume
 ハナツルクサ Aptenia cordifolia
 オオイヌノフグリ Veronica persica
 ニューひまわり
 不動明王像:一騎塚
 石塔群:一騎塚
 トビ Milvus migrans
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(須軽谷)
 石塔群(初声町高円坊1667)
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(高円坊バス停前)
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 青首大根 Raphanus sativus var. longipinnatus
 富山(とみさん)(房総)遠望
 ツルソバ Persicaria chinensis
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(三浦海岸駅前)
 寒咲花菜(かんざきはなな)Brassica sp.
 染井吉野(そめいよしの)Prunus x yedoensis
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’(小松ヶ池)
 セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata

戸塚区の名木古木-part2

 先週に続いて、戸塚区の名木古木を訪ねました。
横浜市指定名木古木


 福聚山養當院盛徳寺:戸塚区上倉田町560
No.49516、49517 イチョウ Ginkgo biloba


 大島山宝林院善了寺:戸塚区矢部町125

No.49222 イチョウ Ginkgo biloba
No.49223 イチョウ Ginkgo biloba
No.49224 カヤ Torreya nucifera
No.49225 ヤマザクラ Cerasus jamasakura


 東峯八幡宮:戸塚区吉田町1263
No.49566 スダジイ Castanopsis sieboldii
No.49567 イチョウ Ginkgo biloba


 天龍山圓福寺:戸塚区舞岡町336

No.49525 ヒムロ Chamaecyparis pisifera cv. Squarrosa
 時既に遅く、滅失です。折れた後はまだ真新しく、昨年の台風被害でしょうか。この寺の門前にある石塔群には、双体道祖神がありました。


 舞岡八幡宮:戸塚区舞岡町946
番号不明 イチョウ Ginkgo biloba
No.49528 スギ Cryptomeria japonica


 桜岡山長福寺:戸塚区舞岡町2589
番号不明 イトヒバ Chamaecyparis obtusa ‘Pendula’


 天神山貞昌院:港南区上永谷5丁目1-3
No.49243 イチョウ Ginkgo biloba
No.49244 イチョウ Ginkgo biloba


 永谷天満宮:上永谷5丁目1-5
No.49242 イチョウ Ginkgo biloba
No.200403 アカガシ Quercus acuta

かながわの名木100選 昭和59年12月選定
上永谷の天神社のカシ 和名:アカガシ(ブナ科)
 幹が根元近くで3本に分かれ、それぞれ上部で枝が多数分岐し、大きな樹冠を形成している巨樹である。横浜市の名木古木に指定されている。
樹高 25メートル  胸高周囲 6.0メートル
樹齢 約350年(推定)
 アカガシは、東北南部から九州の山地に生える常緑高木である。樹高25メートル、胸高周囲5メートル、樹齢約600年に達するものもあると言われている。


【(矢部町)稲荷神社】戸塚区矢部町67


【木之間稲荷社】戸塚区吉田町644

  木之間稲荷社縁起
 當木之間稲荷社は伏見稲荷大社の御分霊を祭祀した社です。相州戸塚宿吉田元町字宿下の住民が五穀豊穣をを祈願する素朴な敬神の心を以て江戸時代中期(約二〇〇年以前)に創建されました。以来人々の厚い信仰を得て今に至る由緒深い稲荷社です。
 昭和六十一年柏尾川の拡張工事に伴い現在の地を基として遷座記念として石碑を建て後日の基と致します。
          氏子一同


【東峯八幡大神】戸塚区吉田町1263

旧本殿遺蹟之碑
   八幡大神由緒
祭神 第十五代應神天皇  例祭 九月十五日
鎮座地 戸塚区吉田町字東ノ峯一二六三番地
當地累代の名主・渡邉三左衛門の祖先が永久二年十一月十五日(紀元一七七四、西暦一一一四)當町字中打越に勧請したのが始めであって其の凡そ六百五十年後の明治二年九月六日現在地に遷座した。爾來東ノ峯八幡と俗偁し當地一帯を八幡山と呼ぶ。明治までは東嶺山金剛寺寶藏院持、現在は神社本廳所管。
本殿は安政五年四月に改築し昭和三十七年には再建百年記念祭を行った。拝殿は昭和四十一年四月十六日の改築である。社前の椎の大木は源義家が東征の折休息したとの傳承に因み「白旗の椎」と呼び横浜市指定の名木である。
    昭和四十六年四月十六日


【舞岡八幡宮】戸塚区舞岡町946

   舞岡八幡宮 戸塚区舞岡町九四六番地
祭神
 譽田別命(主祭神) 息長足姫命 比咩大神(以上相殿)
 考安天皇 仁徳天皇 国常立命(以上明治六年合祀)
特殊行事 湯花(湯立)神楽 四月十五日 例祭日
年鑑恒例祭
 一月一日   歳旦祭   八月二十日   風祭
 二月当日   節分祭   九月一日    二百二十日祭
 二月十一日  紀元祭   九月秋分    秋祭・英霊顕彰祭
 三月十四日  祈年祭   十月十七日   神嘗祭神楽遥拝
 三月当日   春分祭   十一月三日   明治祭
 四月十五日  例祭    十二月一日   新嘗祭・七五三祝祭
 四月二十九日 昭和祭   十二月冬至   星祭
 六月三十日  夏越祓   十二月二十三日 天長祭
 七月二十日  蟲送り   十二月三十一日 除夜祭・年越祭
由緒
 昔、当地一帯を腰(越)村と呼んで居た頃、白幡が空に舞ったので村の名を舞岡と改めたと云ふ。その幡は当地の西方三十キロの落幡村(現秦野市)に落ちたと傳へるが、この奇瑞に因んで石清水八幡宮を勧請したのが当神社の始めであって、特に乾元元年(紀元一、九六三・西暦一、三〇二)三月であった。爾来、村の鎮守として崇敬せられ明治六年村社、大正六年幣帛供進指定村社(例祭の折、市区町村長が装束を着けて幣帛を奉る)と成り、昭和二十八年宗教法人と成って現在に至る。
相模国鎌倉郡舞岡町はやがて神奈川県鎌倉郡川上村舞岡と成り、昭和十四年には横浜市域の拡大に伴って横浜市戸塚区舞岡町と成った。昭和三十年代末の住宅地造成に伴って南舞岡町が生まれたが、当神社の氏子区域であることは變らない。


舞岡八幡宮と湯花神楽
 この社には湯花神楽が伝えられる。忌竹をめぐらし中央の大釜に熱湯をわかし巫祝が呪言して笹葉に浸した湯を神前と参詣人にまく。
     戸塚観光協会


舞岡八幡宮境内社相殿(左より)
 日枝社、稲荷社、愛染社、疱瘡社、疫神社
白山社(中央):舞岡八幡宮境内社


【永谷天満宮】上永谷5丁目1-5

  永谷天満宮
 「新編相模国風土記稿」鎌倉郡山之内庄永谷上村の項に「天神社 村の鎮守なり、身躰は長一寸八尺、縁起に據るに延喜二年菅公筑紫に在て寶鏡に向ひ、躬づから摸刻して令子敦茂に與へられし眞像なりとぞ、(後略)」とあります。
 天満神社として信仰されている菅原道真が、延喜2年(902)筑紫(現福岡県)大宰府において鏡に写した姿を彫刻した自身像三躰のうちの一躰を子供の敦茂に授けました。敦茂はこの像を奉帯し関東に下向永谷郷に居住しました。その後菅原文時・藤原道長・上杉金吾を経て、明応2年(1543)宅間伊織之介が修造、天正10年(1582)宅間規富が新たに社殿を造営したと伝えられています。
 江戸時代になり、学問を奨励したので学問の神様として江戸近郊にまで知られ、境内は、入試合格祈願の絵馬などが数多く見られます。
 裏山にある筆塚は、敦茂の遺髪と筆を埋めたと伝えられ菅秀筆と呼ばれています。
 なお、尊体三体のうち一体は福岡県太宰府市の安楽寺に、一体は大宰府藤井寺市の道明寺に安置されました。


   天神さまと牛
 當神社の御祭神 菅原道眞公 即ち天神さまの、牛に因むお話の中から先づ記します。㈠天神さまは、おとなしい白い牛を飼ってをられたが、左遷の發令と共に不意に行方が分から貳くなった。天神さまは其の牛を案じつつ大宰府にお下りの途中、道明寺の門前で暗殺されようとなさった。此の時どこから現れたか刺客を蹴散らしてお救いしたものこそ他ならぬ其の牛だったといふお話
㈡天神さまの御遺書に「お墓の事は牛が知ってゐるから其の赴く所に葬る様に」とあったところ葬儀の牛車は安楽寺で止まったのでそこに葬り申上げたといふお話-太宰府天満宮の始まりに因むお話
 さて牛は農耕に不可欠缺として大事にされて來ましたが、慌てることなく、黙々と、一歩々々を踏みしめつつ、働くことこそ、天神さまの思召しに叶ってゐるのではないでせうか。私共もあやかりたいと思ひ、茲に一筆致します。
 當神社では、筑紫の安楽寺、河内の道明寺、相模の天照寺(古來當神社と一體の天神山貞昌院)を日本三躰天神と言い傳へてゐることを追記します。
   昭和五十七年九月二十五日
    -道真公薨後一、〇七九年の例祭日-
 日本三躰 永谷天満宮
        宮司 關正臣 (花押)

春の訪れ-横須賀で

 暖冬の今年も、今週はやっと冬らしい寒さになりました。でも、辺りはすでに春の気配であふれています。鷹取山ハイキングコースでは、オニシバリの開花が始まっていました。
   春動:歌詞


追浜から逸見へ(田浦梅林など)


久里浜から横須賀中央へ(花の国など)


花の国の椿類
 2018.12.1


ヤブツバキ Camellia japonica
 白侘助
 赤侘助
 紅侘助
 胡蝶侘助
 太郎冠者
 数寄屋侘助
 日月
 乗蓮の春
 白露錦
 春日野
 初瀬山
 遠房
 白牡丹咲錦魚葉椿
 藪椿
 白玉
 九曲(Jutre)
 春曙光
 綾錦
 黒龍
 白八朔
 フラワーガール(Flower Girl)
 義司
 太郎庵
 御代の栄
 白雪
 加茂本阿弥
 聚楽
 曙
 百路
 紅妙蓮寺
 さかさ富士
寒椿 Camellia x hiemalis
立寒椿 Camellia x hiemalis cv. Tachikantsubaki


春動(あしおと)  作詞:山県すみ子
 暗かった日々がこわれ 通り過ぎる冬を見たら
 いつの間にか私 笑いだしているの
 長かった冬が終わり 待ち侘びてた光の中
 飛び込んで私 風になったみたい
 軽くなった心が 高く高く高く
 白い雲が遊ぶ 空へ空へ空へ

 (かじか)んだ木々もやがて (おもむろ)に目を覚まして
 嬉しそうに花を 咲かせ始めました
 長かった冬が溶けて 待っていた春の便り
 知らない間に私 風になったみたい
 軽くなった心が 高く高く高く
 白い雲が遊ぶ 空へ空へ空へ


【参考】
 オニシバリ Daphne pseudomezereum
 田浦梅林
 ウメ Prunus mume
 二ホンスイセン Narcissus tazetta var. chinensis
 クルメツツジ Rhododendron x obtusum
 フヨウカタバミ Oxalis variabilis
 セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
 タチツボスミレ Viola grypoceras
 オオイヌノフグリ Veronica persica
 ノゲシ Sonchus oleraceus
 キダチロカイ(アロエ) Aloe arborescens
 ミドリハコベ Stellaria neglecta
 ミツマタ Edgeworthia chrysantha
 寒咲花菜(カンザキハナナ) Brassica sp.
 第二海堡(左)、第一海堡(右)
 マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
 香取屋倉庫(西逸見)
 ツタバウンラン Cymbalaria muralis


 夫婦橋(横須賀風物百選)
 スミレ Viola mandshurica
 ローズマリー Rosmarinus officinalis
 ガザニア Gazania rigens
 東京湾フェリー「かなや丸」
 ペリー上陸記念碑(横須賀風物百選)
 石塔群(観音):久里浜8丁目29
 ジャノメエリカ Erica canaliculata
 東京湾観音像
 フラワートレイン:よこすか花の国
 愛の鐘:よこすか花の国
 ゴジラ像:よこすか花の国
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 ウサギアオイ Malva parviflora
 キュウリグサ Trigonotis peduncularis
 砂坂六地蔵
 ジンチョウゲ Daphne odora
 平和モニュメント:横須賀中央公園
 満月(15.43):2020年2月8日17:37、35.276232, 139.673015、標高31m

武蔵一之宮氷川神社の境内社

 実家を訪ねた帰りに武蔵一之宮氷川神社に立ち寄りました。身近過ぎて、これまで撮影したことがあまりなかったのですが、摂社末社の社殿がいつの間にか新しくなっていました。50年くらい前には御嶽神社の前あたりに秋葉権現の碑があった筈ですが、今はどこにあるのか確認できませんでした。(注:秋葉 = 大己貴とする説があるようです)
  茅の輪(ちのわ)くぐり  氷川神社の分布(GoogleMap)


門客人(もんきゃくじん)神社(摂社)】
祭神:足摩乳命(あしなづちのみこと)
   手摩乳命(てなづちのみこと)

 門客人神社は荒脛巾神が祭神で、出雲系の氏族が侵入する前からの古い神社だと思っていたのですが、最近設置されたに違いない説明版では、足摩乳命、足摩乳命が祭神となっていました。この二柱は、氷川神社の主祭神である素戔嗚尊の義理の両親です。伺った見方をすると、末社を摂社に格上げするための方便だったのかも知れません。いずれ文献に当ってみたいと思います。


攝社門客人社(新編武蔵風土記稿より転記)
 男體社ノ東ニアリ祭神ハ豊磐窻命櫛聲窻命ノ二座ニテ古ハ荒脛巾神社ト號セシヲ氷川内記神職タリシ神祇伯吉田家ヘ告シテ門客人社ト改號シ手摩乳脚摩乳二座ヲ配祀スト伝按ニ出雲國杵築ノ攝社ニ門客人社ト云モノ二宇アリテ東ハ櫛磐間戸命西ハ豊磐間戸命ヲ祀ル由ナレハ門客人號ハ全クコレニモトツキシナラン又脚摩乳手摩乳ノ二神ハ同所夭前社ノ祭神ナレハ爰ヘ配祀セシナルヘシコレ等ニ據テモ當所氷川社ノ簸川上杵築社ヲ移シ祀リシコト證スヘシ


御嶽(みたけ)神社】
祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)
   少彦名命(すくなひこなのみこと)


松尾(まつお)神社】
祭神:大山咋命(おおやまくいのみこと)


宗像(むなかた)神社】(摂社)
祭神:多起理比米売命(たぎりひめのみこと)
   市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)
   田寸津比売命(たぎつひめのみこと)


【猿田彦大神祠】


【金比羅大権現祠】
祭神:大物主神(おおものぬしのかみ)

注:金比羅大権現の祭神は大物主神とも言われており、大物主神は大貴己の和魂(にきみたま)とされるため、氷川神社と縁があるとも解釈できる。


【氷川稲荷神社】
祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)



【住吉神社:六社】
祭神:底筒男命(そこつつのおのみこと)
   中筒男命(なかつつのおのみこと)
   上筒男命(うわつつのおのみこと)
【神明神社:六社】
祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
【山祇神社:六社】
祭神:大山祇命(おおやまづみのみこと)
【愛宕神社:六社】
祭神:迦具土命(かぐつちのみこと)
【雷神社:六社】
祭神:大雷命(おおいかづちのみこと)
【石上神社:六社】
祭神:布都御魂命(ふつのみたまのみこと)


【天津神社】(摂社)
祭神:少彦名命(すくなひこなのみこと)


【天満神社】
祭神:菅原道真公(すがわらみちざねこう)



神橋
包仙碑:氷川神社境内
夫婦楠:氷川神社境内
稲荷社:大宮区高鼻町2丁目266
白梅:大宮区高鼻町2丁目128
二の鳥居
庚申神社:大宮区浅間町2丁目4-1
シロヤマブキ Rhodotypos scandens


【浅間神社】大宮区浅間町2丁目21-5

   浅間山由来(千間山思考)
 日光門跡輪王寺宮四代公寛親王が上野寛永寺と日光間を三往復されていた折に街道筋の幕府から請地している者たちが、沼地の干拓を熱望していることを聞き徳川八代将軍吉宗に用水路の普請と沼地の干拓を進言したことから見沼代用水工事が幕府直轄で始まることとなった。
 徳川吉宗の命により享保十年八月から普請役安田太左衛門はこの工事を行うための測量、設計に必要な三角点の一つが現在の浅間山の地点にもとめられた。
 付近の荒れ地から土を運び、山を築き、櫓を組み水平版を設置して用水路の通貨地点の高低を測る工事を施工した。この三角点との距離が大体千間あったので、当時の住民はこの山を千間山と呼んでいた。江戸中期には山岳信仰が盛んとなり、当地でも富士山の浅間神社をこの山に祭ることになり、浅間山と呼ぶようになったものと思われる。
  浅間神社
 浅間山の祠には山岡鉄舟が揮毫した「浅間祠」の碑があります。鉄舟は政治家で勝海舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と称された傑物です。鉄舟が片柳染谷村の常泉寺に逗留していた頃浅間様の有力な氏子の依頼にて鉄舟が揮毫したもので、富士山の方角に向けられてあり浅間祠の碑は明治十八年にたてられたものであります。
  浅間神社 例祭
 富士山山開きの毎年七月一日の初山の行事が行われます。この日に前一年に生まれた子供たちが親に抱かれてお詣りし、お祓いを受け、子供の額に『初山』の朱印を押してもらい団扇をうけ親戚や知人に配って子供の健康を祈るものです。
  浅間稲荷
東松山箭弓稲荷のお札をお祀りしています。
五穀豊穣 商売繁盛 交通安全等の祈願社として信仰されています。
御祭日
 初午祭(三月初午)
  平成二十七年三月吉日   浅間町自治会館管理委員会


D5190号㐧3動輪

     記
 我が日本国有鉄道が開業してから、97年有余経過し、文化及び産業経済の発展に寄与し、蒸気機関車の型式も幾度となく移り変り、日本国有鉄道の代表的蒸気機関車として、昭和11年D51型式が登場し、国鉄の花形として輸送に活躍してきたが、時勢の進展と共に、昭和44年10月に大宮機関区から親しみ深かった蒸気機関車が姿を消すこととなり、その置換えに新鋭のDL機関車が投入され、新たに輸送の任についた。
 昔日の面影を偲び、長らく働いてくれた労苦をねぎらうと共に、将来もこの偉業をたたえ、記憶の想い出として、当区の最後の機関車D5190号の㐧3動輪を大宮工場より譲りうけ、永く記念として区員一同協力して、昭和44年8月にここに鎮めたものです。
     昭和44年8月   大宮機関区区長 岡田 穣