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早咲き桜2017

 本日、わけあって休日出勤、通勤の際に早咲き桜の開花状況を確認してみました。


【参考】
 寒緋桜 Cerasus campanulata(追浜東町2丁目公園)
 ベニバナトキワマンサク Loropetalum chinese var. rubra (追浜東町2丁目公園)
 寒緋桜 Cerasus campanulata(海の公園)
 寒桜 Cerasus x kanzakura(海の公園)
 セイヨウミザクラ Prunus avium (柴町)
 阿亀(おかめ)Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’(八景島)

大船の玉縄桜など

 玉縄桜が満開の時期と予測し、フラワーセンター大船植物園を訪れました。玉縄桜は、ソメイヨシノの実生から選抜されたとのことで、花粉親は未定、品種登録申請時の名称は柏尾桜かしおざくらだったそうですが、その後フラワーセンターのある地区にあったとされる玉縄城に因んで、玉縄桜たまなわざくらと品種登録されたそうです。ソメイヨシノよりやや赤みが強い以外はソメイヨシノとよく似ていますが、開花時期は3週間以上早くなっています。園内には1969年に芽生えたという原木を始め、多数の樹が満開直前となっていました。玉縄桜原木は『かまくらと三浦半島の古木・名木50選』に撰されています。
 その他の桜としては、オオカンザクラは関内大通りでもみられる品種ですが、フラワーセンターには、明らかに起源の異なる二種類のオオカンザクラが植栽されていました。一本は、関内大通りの個体とよく似ていましたが、もう一本は明らかに色が濃く、花期も遅い桜です。園内では、オカメザクラやカワズザクラも見ることができました。


【参考】
 玉縄桜(たまなわざくら)(登録品種データベース)
 阿亀(おかめ)Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’
 春めき(足柄桜)
 寒緋桜(かんひざくら)Cerasus campanulata
 大寒桜(おおかんざくら)Cerasus x kanzakura cv. ‘Oh-kanzakura’
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 エリカ・ダーリーエンシス Erica × darleyensis
  E. carneaE. erigena の交配園芸種の総称で、赤、ピンク、白など多彩な花色を含む多くの品種がある。
 エリカ ‘クレマーズレッド’ Erica × darleyensisKramer’s Red
  Kurt Kramer により、E. carnea ‘Myretoun Ruby’ と E. erigena ‘Brightness’の交配により作出された。‘Kramer’s Rote’のシノニムがある。
 エリカ ‘ホワイト・パーフェクション’ Erica x darleyensis ‘White perfection’
 エリカ ‘ゴールドモルス’ Erica x darleyensis (英語の品種名は不明)、学名は園内の表示による。
 ジャノメエリカ Erica canaliculata (ちょっと違う気もしましたが…)
 黄金もち(モチノキ) Ilex integra
 かまくらと三浦半島の古木・名木50選

寒緋桜系の早咲きザクラ

 河津桜はもうすぐ葉桜、オカメが見頃を迎えています。八景島の早咲きザクラはどれもオカメのようですが、この機に早咲き系の桜の開花状況を確認してみました。


八景島
 島内のあちこちに植栽されている早咲きザクラは、すべてオカメのようです。
聖星学園
 近くに寄れませんでしたが、オカメと思われます。
長浜
 道沿いに2本ある桜はオカメのようです。
長浜・花夢スポーツ広場
 2本ある桜はオカメのようです。
循環呼吸器病センター入口
 これもオカメです。
循環呼吸器病センター
 河津桜がありますが、すでに満開過ぎでした。
富岡八幡公園
 河津桜は葉桜になりかけです。
花翁山慶珊寺
 墓地の入口左の2本は寒緋桜、3本目(右奥)はオカメでした。
野毛山公園
 3本すべてオカメの様です。
関内桜通り
 関山の並木で知られていますが、海側は寒緋桜になっています。1本あったオカメは切り株になっていました。
関内大通り
 大寒桜と寒緋桜を合わせてみることができます。
本牧中部水再生センター
 オカメが3本ほど植えられていました。
中図書館
 オカメと明記されていました。
本牧山頂公園
 寒緋桜が見頃を少し過ぎていました。
根岸七曲り下
 寒緋桜が1本ありました。

 寒緋桜(かんひざくら)Cerasus campanulata 中国南部、台湾など亜熱帯域に分布する桜で、釣り鐘型で完全には花弁が開かない紅色の桜。
 阿亀(おかめ)Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’ 19世紀にイギリスの園芸家Collingwood Ingramにより、カンヒザクラとマメザクラから作出された品種。
 大寒桜(おおかんざくら)Cerasus x kanzakura cv. ‘Oh-kanzakura’ 同名で呼ばれる品種は多数あり、カンヒザクラとオオシマザクラの交配種と考えられている。
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’ 静岡県河津町で原木が発見された自然交配種で、親はカンヒザクラとオオシマザクラと考えられている。

【以下、2023-03-12加筆】


河津桜原木物語
 昭和三十年の二月のある日この家の主であった飯田勝美氏が河津川沿い(豊泉橋上流の田中地区側)の冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約一メートル位に育った桜の若木を偶然見つけて庭先に植えた事が始まりでした。
 約十年後の昭和四十一年一月下旬、やっと花が咲き始めました。同年四月、主の勝美氏は花が咲くのを見届け、永眠しました。
 その後きれいに咲く桜を見て譲ってほしいという話もありましたが、思い出の桜のため手放さなかったそうです。当時、この家の屋号からこの桜は「小峰桜」とよぎれ親しまれていました。
 その後の調査で新種の桜とわかり昭和四十九年には河津で生まれた桜であることから「河津桜」と命名され、昭和五十年四月に河津町の木に指定されました。
          (飯田ひでさん談)
原木の大きさ
 木高 約一〇メートル
 樹幅 約一〇メートル
 幹周 約一一五センチメートル
開花時期 一月下旬から三月上旬
河津桜はオオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されます。


河津町天然記念物
指定日 二〇〇五年二月二日
注:村上ら(2006)によれば指定日は2005年2月3日


村上覚・末松信彦・水戸喜平・中村新市(2006)南伊豆地域における’カワヅザクラ’(Prunus lannesiana Wils. ‘Kawazu-zakura’)の開花期、園学研、5(3):331–336, URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/hrj/5/3/5_3_331/_pdf, Accessed:2023-03-12.
Kenta Shirasawa, Akihiro Itai, Sachiko Isobe(2021)Genome sequencing and analysis of two early-flowering cherry (Cerasus × kanzakura) varieties, ‘Kawazu-zakura’ and ‘Atami-zakura’, DNA Research, DOI: 10.1093/dnares/dsab026, Accessed: 2023-03-12.
Shuri Kato, Asako Matsumoto, Kensuke Yoshimura, Toshio Katsuki, Kojiro Iwamoto, Takayuki Kawahara, Yuzuru Mukai, Yoshiaki Tsuda, Shogo Ishio, Kentaro Nakamura, Kazuo Moriwaki, Toshihiko Shiroishi, Takashi Gojobori, Hiroshi Yoshimaru(2014)Origins of Japanese flowering cherry (Prunus subgenus Cerasus) cultivars revealed using nuclear SSR markers, Tree Genet. Genomes, 10, 477–87, DOI: 10.1007/s11295-014-0697-1, Accessed: 2023-03-12/
Tomoki Ogawa, Yoshiaki Kameyama, Yumiko Kanazawa, Kojiro Suzuki, Masataka Someg(2012), Origins of early-flowering cherry cultivars, Prunus x kanzakura cv. Atami-zakura and Prunus x kanzakura cv. Kawazu-zakura, revealed by experimental crosses and AFLP analysis, Scientia horticulturae, 140, 140-148, URL: https://pubag.nal.usda.gov/catalog/407235, acceseed: 2013-03-12.

桜の交配種・交雑種


 以下、本日撮影した写真です。

【参考】
 ジンチョウゲ Daphne odora
 ノゲシ Sonchus oleraceus
 ツバキ Camellia japonica
 ヒイラギナンテン Mahonia japonica
 マテバシイ Lithocarpus edulis
 ムクドリ Sturnus cineraceus
 シジュウカラ Parus minor
 イヌナズナ Draba nemorosa
 梅(紅梅、白梅) Prunus mume
 ツグミ Turdus eunomus
 モモ Amygdalus persica
 釈迦如来像
 青面金剛像
 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
 直木三十五邸宅跡
 オオイヌノフグリ Veronica persica
 アセビ Pieris japonica
 クリスマスローズ Helleborus orientalis
 ローズマリー Rosmarinus officinalis
 開港記念会館
 横浜中華街陽朝門
 氷川丸
 ユキヤナギ Spiraea thunbergii
 オーストラリアン・ローズマリー Westringia fruticosa
 オオキバナカタバミ Oxalis pescaprae
 オオバヤシャブシ Alnus sieboldiana
 トサミズキ Corylopsis spicata
 シャクナゲ Rhododendron sp.
 クルメツツジ Rhododendron x obtusum

金澤の梅-(金沢区、磯子区)

 今日は、桜が次々と咲くのでつい忘れがちだった梅も見て歩きました。杉田は、かつて関東一円に知れ渡った梅の里だったそうですが、今は妙法寺が梅の名所として残る程度です。
 能見台東公園では、金澤八名木の後継木、西湖梅と桜梅が咲いていました。
 


 西湖梅(能見台東公園)
 桜梅(能見台東公園)
 杉田梅(梅林小学校)
 大盃(梅林小学校)
 照水梅(妙法寺)
以下、本日撮影の写真です。

【参考】
 海の公園より野島方面
 ユリカモメ Larus ridibundus
 ウミネコ Larus crassirostris
 ウミウ Phalacrocorax capillatus
 シロツメクサ Trifolium repens
 メジロ Zosterops japonicus
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 キダチロカイ Aloe arborescens
 ヒメツルニチニチソウ Vinca minor
 カントウタンポポ Taraxacum platycarpum
 ツバキ Camellia japonica
 スイセン Narcissus spp.
 ハナニラ Ipheion uniflorum
 ヒメツルソバ Persicaria capitata
 ジンチョウゲ Daphne odora
 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
 チューリップ Tulipa gesneriana
 ハクモクレン Magnolia quinquepeta
 ニワナズナ Lobularia maritima
 妙法寺のビャクシン Juniperus chinensis
 妙法寺の榧 Torreya nucifera
 白龍弁財天
 コバノランタナ Lantana montevidensis
 石塔群:向坂庚申塔、道標右杉田道(上中里)
 ジョウビタキ Phoenicurus auroreus

冬のツツジたち

 ツツジ科といえば、我が国ではツツジやサツキ(Rhododendron sp.)を思い浮かべますが、欧州ではヒース(Erica sp.)のほうがポピュラーなので、ラテン名はEricaceae(エリカ科)です。開花時期も春、あるいはシャクナゲの咲く初夏のイメージですが、冬に咲く種類も多く、ヒース類のほかクルメツツジも冬にも少数ながら花をつけることが知られています。

 柴町でジャノメエリカ(Erica canaliculata)によく似たエリカがあったので撮影して判定。ウェブ情報では、ジャノメエリカとクロシベエリカ(Erica melanthera)の混同が多く、もう少し調べる必要があるのですが、どうやらこれはエリカ・グラキリス(Erica gracilis)の可能性が高い様です。


エリカ・グラキリス(Erica gracilis) (?)
ジャノメエリカ(Erica canaliculata)
クロシベエリカ(Erica melanthera)
クルメツツジ(Rhododendron x obtusum)

八景島の桜が開花

 八景島で早咲きの桜が咲き始めました。実は、一昨日18日金曜日の夜に開花を確認しています。先週はまだ蕾でしたが、あるいは先週の前半から咲いていたかも知れません。
 咲きだしたのは、緋寒桜系のオカメザクラとシカゴピースですが、この2種、見た目には区別できないくらい似ています。米国から里帰りしたオカメザクラをシカゴピースと呼んでいるだけのシノニム(同種異名)である可能性があります。
–> シカゴピース(Chicago Peace)というのは、1962年にStanley C. Johnstonが作出したハイブリッド ティー系統のバラの名前であることが判明しました。看板はつけ間違いで、八景島内に20本ほど植栽されている早咲きの桜はいずれもオカメザクラの様です。 (2017年2月25日)
–> 看板の間違いにつき、横浜市に対応をお願いしましたところ、横浜市港湾局の方から件の樹名板を撤去して戴けたとの連絡を頂戴しました、(2017年3月5日)


 阿亀(おかめ)(オカメザクラ)、Cerasus campanulata x Cerasus incisa cv. ‘Okame’
 オカメザクラ(‘Okame’ Cherry)は、19世紀にイギリスの園芸家Collingwood Ingramにより、カンヒザクラとマメザクラから作出された品種です。
 シカゴ ピース Cerasus sp.

2017年、桜の開花状況、他

 寒桜河津桜と開花が続くと、他の早咲き系の桜の開花が気になるところです。そこで、いくつか廻ってみました。


その他、本日撮影の写真です。

【参考】
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 阿亀桜(おかめざくら)Cerasus incamp cv. Okame
 横浜緋桜(よこはまひざくら)Cerasus × kanzakura ‘Yokohama-hizakura’
 緋寒桜(ひかんざくら)Cerasus campanulata
 アクアライン風の塔
 ボケ Chaenomeles speciosa
 寒咲花菜(カンザキハナナ)Brassica sp.
 山茱萸(サンシュユ)Cornus officinalis
 野島
 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
 蛇の目(ジャノメ)エリカ、 Erica canaliculata
 子聖(ねのひじり)大権現
 ヒメツルニチニチソウVinca minor
 釈迦如来像(富岡東)
 青面金剛像(富岡東)
 海水浴発祥宮の前海岸跡碑(富岡八幡公園)
 白梅(慶珊寺)
 直木三十五邸址
 紅梅
 蝦蟇

三浦海岸桜まつり2017

 今年は河津桜の開花が早いようなので、三浦海岸を訪ねてみました。折しも今日は、三浦海岸桜まつりの初日で、三浦海岸駅ではオープン・セレモニーの最中。駅前の京急ストアで食糧を買い求め、お昼は小松ケ池公園で戴き、三浦大根など三浦野菜を買い求めて帰りました。


2016年2月27日 2014年3月1日 2012年3月11日
【参考】
 河津桜(かわづざくら)Cerasus x kanzakura ‘Kawazu-zakura’
 寒咲花菜(カンザキハナナ)Brassica sp.
 三浦大根 Raphanus sativus
 オナガガモ Anas acuta

沼間の伝説

 逗子市の南東に位置する沼間は、かつての沼地を埋め立てた地域で、大蛇の伝説が残されています。奈良時代に、この地を訪れた行基和尚が、十一面観音の功徳により、七つの頭を持つ大蛇を調伏したと沼間山法勝寺縁起に記されています。
 大蛇というのは、時として荒れ狂うことのあった田越川水系のことでしょう。行基本人がどれほど関わったかは想像の域を出ないところではありますが、各地で治水事業に貢献した行基集団の貢献を記念したものと思われます。
 大蛇の七つの首を祀った社が、かつては谷戸ごとにあったらしいので、いつかその地を探してみるのも面白そうです。


【文献】
 川口謙二(1962)相模国武蔵国土風記、272p、錦正社、東京.
 逗子教育委員会(1971)逗子市文化財調査報告書第2集 沼間・池子、99p.
 逗子教育委員会(1978)文化財散歩-ふるさと・逗子、73p.

【参考】
 タイワンリス Callosciurus erythraeus
 ギンヨウアカシア Acacia baileyana
 鈴木家・桐ヶ谷家のケヤキ Zelkova serrata
 五霊神社の大イチョウ Ginkgo biloba
 アケボノスミレ Viola rossii
 アカザ Chenopodium album
 沼間のスダジイ Castanopsis sieboldii
 ヤブソテツ Crytomium fortunei
 イノデ Polystichum polyblepharum

2017年早春の花の便り

 金沢自然公園の梅林では主要品種が見ごろを迎えていましたし、早春を彩る花たちはすっかり出揃っているようでした。


【主な経路】
 追浜-夕照橋-帰帆橋-姫小島水門跡-町屋-金沢文庫-金沢自然公園夏山ゲート-梅林-ののはな館-氷取沢市民の森なばな休憩所-飯盛山宝勝寺-上笹下地域ケアプラザ-能見台-旧細菌検査所-中央水産研究所-海の公園-追浜

【参考】
金沢自然公園でみられた梅の品種
 白加賀(しらかが)
 八重唐梅(やえとうばい)
 鹿児島紅(かごしまこう)
 光輝(こうき)
 紅千鳥(べにちどり)
 緋の司(ひのつかさ)
 長谷川寒紅(はせがわかんこう)
 内裏(だいり)
 見鶯(けんきょう)
 月影(つきかげ)
 枝垂れ見鶯(しだれけんきょう)
 十月桜(じゅうがつざくら)Cerasus x subhirtella cv. Autumnalis
 キルタンサス・マッケニー Cyrtanthus mackenii
 夕照橋と野島
 平潟湾と富士山
 胡麻樹(ゴモジュ)Viburnum suspensum
 夏山の庚申塔
 ネモフィラ Nemophila menziesii
 アラセイトウアラセイトウ Matthiola incana
 寒咲花菜(カンザキハナナ)Brassica sp.
 オオイヌノフグリ Veronica persica
 ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
 ローズマリー Rosmarinus officinalis
 三椏(ミツマタ)Edgeworthia chrysantha
 スイセン Narcissus spp.
 山茱萸(サンシュユ)Cornus officinalis
 道祖神(宝勝寺)
 メジロ Zosterops japonicus
 蠟梅(ロウバイ)Chimonanthus praecox
 旧細菌検査所
 緑萼梅(りょくがくばい)Prunus mume ‘Ryokugakubai’
 ウミネコ Larus crassirostris
 キンクロハジロ Aythya fuligula
 ヒドリガモ Anas penelope