横浜の名木を巡る-日野、上永谷、本郷台

 30年ほど前に出版された『かながわの名木100選』には、川崎・横浜・三浦半島地区から24の名木が掲載されています。 今日はその中から三樹を見てきました。

1.日野のシイ(南区日野中央1丁目6−9)
 2月にも訪ねたことのあるスダジイ(Castanopsis sieboldii)です。場所は、上永谷、港南中央、屏風浦、洋光台、港南台のいずれからも徒歩30分くらいかかるので少々不便です。生えているのは個人宅ですが、管理状態もよく、冬に見た時よりいっそう元気そうに見えました。


12.上永谷の天神社のカシ(南区上永谷5丁目)
 上永谷駅からすぐの永谷天満宮の社叢林に生えているアカガシ(Quercus acuta)です。巨樹・巨木データベースによれば、関東地区での幹周570cmは新宿御苑のカアガシに次いで第3位とのことです。天満宮の社叢林は今、アジサイが見ごろを迎えていました。

11.長光寺のなんじゃもんじゃ(栄区小菅ケ谷4丁目1−27)
 場所は本郷台から徒歩10分ほど。以前にも立ち寄ったことのある菅谷山長光寺、特に名木の看板は設置されていませんでしたが、なんじゃもんじゃがクロガネモチ(Ilex rotunda)であることをヒントにみつけることができました。離れてみると確かに大きな木ですが、巨樹・巨木データベースには未登録の樹でした。

【かながわの名木100選-川崎・横浜・三浦半島地区】
川崎・横浜地区
 1 日野のシイ
 2 日枝神社のケヤキ
 3 寺家の熊野神社のモミ
 4 長王寺の乳出しイチョウ
 5 影向寺の乳イチョウ
 6 王禅寺のカキの原木
 7 妙法寺のビヤクシン
 8 北天院のイヌマキ
 9 益田家のモチノキ
 10 嶋崎金子稲荷社のタブノキ
 11 長光寺のなんじゃもんぢゃ
 12 上永谷の天神社のカシ
 13 宝蔵院の源平五色のツバキ
三浦半島地区
 14 建長寺のビャクシン
 15 五霊神社の大イチョウ
 16 鶴岡八幡宮の大イチョウ
 17 坂ノ下の御霊神社のタブノキ
 18 神武寺のなんじゃもんじゃ
 19 光則寺のカイドウ
 20 浄智寺のタチヒガン
 21 鈴木家御感のシダレザクラ
 22 覚園寺のイヌマキ
 23 軽部家のモチノキ
 24 森戸大明神のビヤクシン

【参考文献】
 神奈川県教育庁文化財保護課(1987)かながわの名木100選、神奈川合同出版、横浜.
 巨樹・巨木データベースavailable from <http://www.kyoju.jp/data/index.html>(accessed 2016-06-26).
 石田昇三(1969)原色日本昆虫生態図鑑IIトンボ編、保育者、大阪.

 以下、本日撮影した写真。永谷天満宮のアジサイは隠れた名所、赤とんぼが沢山いたのが印象的でした。この時期だからナツアカネSympetrum darwinianumだろうと思っていましたが、撮影した写真を拡大すると、少なくとも当該個体はアキアカネS. frequensでした。


【主な経路】
 屛風浦-笹下-日野-上永谷-丸山台-舞岡公園-長光寺-本郷台-本郷石橋-上郷町-横浜自然観察の森-朝比奈-大道-六浦-追浜

【参考】
 オカタイトゴメ (Sedum japonicum)
 ハッカチョウ (Acridotheres cristatellus)
 ハグロトンボ (Calopteryx atrata)
 アジサイ (Hydrangea macrophylla)
 アキアカネ (Sympetrum frequens)
 ネジバナ (Spiranthes sinensis)
 ヤブカンゾウ (Hemerocallis fulva)
 アガパンサス (Agapanthus africanus)
 テイカカズラ ( Trachelospermum asiaticum)
 シオカラトンボ (Orthetrum albistylum)
 セダム ‘ビアホップ’ (Sedum burrito)
 ハナツルクサ (Aptenia cordifolia)
 ナワシロイチゴ (Rubus parvifolius)
 馬頭観音塔(横浜道分岐点)
 タケニグサ (Macleaya cordata)
 クチナシ (Gardenia jasminoides)
 トクサ (Equisetum hyemale)
 ヤマモモ (Morella rubra)
 スイセンノウ (Silene coronaria)
 カヤ (Torreya nucifera)(朝比奈)
 横浜-横須賀の市境より

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