昨日、たまたま製作者のKさんから伺った横浜市内2か所のモニュメントを訪ねてみました。
大通公園光の波間広場の光のモニュメント
いつも昼間にしか来たことがないので気づいていませんでしたが、夜は内蔵の蛍光灯で照明されるようになっているそうです。単なるモニュメントでなく、休憩するための空間と一体をなしているところが素敵です。
金沢動物園夏山口の壁画
カンガルーもデザインされていると聞き確認したところ、今まで気づいていなかった西側の面に親子カンガルーと木にとまったクッカバラが確かに描かれていました。
以下、その他の写真です。今日訪ねた地域(南区、港南区)にもオセアニアからの帰化植物マメカミツレが広く分布しているようです。南区笹下ではマメカミツレと比較的近いニッチを利用するカラクサナズナ、メリケントキンソウ、また関ヶ谷の辻公園周辺ではアオイゴケも確認しました。暗闇で撮影したイワタバコの花は既に見頃を迎えていました。
【本日の主な経路】
京急日ノ出町駅-大通公園-蒔田公園-弘明寺公園-青木神社-田中神社-金沢動物園-関ヶ谷の辻公園-白山道六郎ヶ谷公園-六浦-(自宅)
【参考】
スモークツリー Cotinus coggygria
クチナシ Gardinia jasminoides
オオニワゼキショウ Sisyrinchium iridifolium var. laxum
富士山(弘明寺公園より)
ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
コバノランタナ Lantana montevidensis
カラクサナズナ Lepidium didymum
タチアオイ Althaea rosea
メリケントキンソウ Soliva sessilis
田中神社より
ヒメシャラ Stewartia monadelpha
ダールベルグデージー Thymophylla tenuiloba
ハキダメギク Galinsoga quadriradiata
ヒルガオ Calystegia japonica
スダジイ Castanopsis sieboldii(横浜市指定名木古木:釜利谷市民の森)
ブラシノキ Callistemon speciosus
アオイゴケ Dichondra micrantha
ツルマンネングサ Sedum sarmentosum
ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
ケイワタバコ Conandron ramondioides var. pilosus
ブログへの掲載を感謝いたします。「光の波間広場」デザイン及びオブジェ制作者のKです。この「広場」は、2002~3年頃、一連の大通公園改修計画の一環として、知り合いの設計事務所さんに協力するかたちで実現したものです。デザインの条件は「物陰をつくらない、明るいものである事」「一度でいいから雑誌や新聞に載せられるようなものである事」「横浜橋商店街の入り口にある事を充分考慮したものである事」でした。
施工完了後、数ヶ月して、夜の光を「夏は青にしてみましょう」と役所に提案し、その作業をしていた夕方のことです。ボクのところに走ってきた女性が言いました「今日は明かりがついていないので、どうしたのだろう?と思って、走って来ちゃいました」。彼女は毎夕、小学生の娘さんとこの広場で待ち合わせしているとのこと。「明かりがついて安心感があるので、待ち合わせ場所にしているんです」。。。。ボクは嬉しくって、泣きそうになっちゃいました。。。
こんな仕事をもっともっとたっくさんしていきたいんですけどね。。。。