国道16号線の青砥坂交差点を東側に折れて坂道を登ると、ほどなく平坦になる部分があり、その少し手前で右に曲がることができます。再び上り坂を登ること1分くらいで、左手に青砥産土社(おおとうぶすなしゃ)の石碑が見え、小さなお社の隣には『青砥藤綱乃墓』と示された石碑があります。住宅街の一角の狭い敷地ではありますが、石碑の後ろにはツツジ、左手にはアジサイが植えられ、手入れも行き届いています。この地には鎌倉幕府で引付衆を務めたと云われる青砥藤綱の居城があったことから、かつて青砥山と呼ばれたそうですが、今では根岸台という呼び名もあるようです。
【参考】
ぶらり金沢散歩道No.20
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