上大岡の南、関の下あたりで笹下川に注ぐ、大岡川の支流日野川の源流を訪ねてみました。参考にした「はまれぽ」の関連記事にはピンボケのコメントが投稿されているようですが、現在の日野川源流地は清水川南側の暗渠流出口という事になりそうです。
大岡川水系構造物マップ(暫定版)
大岡川に架かる橋(構造物)を訪ねて
日野川支流1:吉原橋と新吉原橋の間(35.396172, 139.585905)で流入
日野川分水路日野川トンネル入口(35.393923, 139.584470)
日野川支流2(未調査):日吉橋と日野橋の間(35.392732, 139.582336)で流入
日野川支流2(未調査):日野橋と光明橋の間で流入
日野川支流4:御所が谷橋と日野インター入口の間(35.386675, 139.580423)で流入
日野川支流5:金井橋とはなすみ橋の間(35.382921, 139.579147)で流入
日野川に架かる橋など
笹野橋
松影橋
港南橋
大谷橋
下根橋
吉原橋
支流流入点b:緯度経度(35.396172, 139.585905)
名称等不明:現地未確認
新吉原橋
送水管
清根橋
環状二号線(東行)
環状二号線(西行)
寺北橋
(日野川分水路:日野川トンネル入り口)c
日野川水門
日吉橋
支流流入点d:緯度経度(35.392732, 139.582336)
日野橋
支流流入点e:未調査
光明橋
御所が谷橋
支流流入点f:緯度経度(35.386675, 139.580423)
高橋、宮ノ前橋、兎橋、道友橋、兎谷第二橋、春南橋、宮下橋
(名称不明)
新橋
金井橋
支流流入点g:緯度経度(35.382921, 139.579147)
はなすみ橋
暗渠流出口(清水橋南側)
大岡川分水路の概要
日野川は、その源を港南台付近に発して、上大岡付近で本川の大岡川と合流し、南区及び中区など市の中心部を貫流して、横浜港に流入している、重要な河川であります。
かつて上流地域は、山林や田畑の多い、のどかな郊外の地でありましたが、昭和三十年代後半からの高度経済成長による都市への人口集中と国鉄根岸線の開通によって洋光台及び港南台をはじめとして多くの宅地開発が活発に行われました。
そのため日野川への流出量を著しく増大させ中下流の地域に、しばしば溢水氾濫をおこし、多大の被害を与えてきました。
そこで神奈川県と横浜市は日野川と大岡川の合流点の上流約一キロメートルの地点で、日野川と大岡川の水を直接根岸湾に放流する、大岡川分水路計画を樹立し、昭和四十四年に着工しました。
以来十二年の歳月と百六十六億余円の事業費のもとに昭和五十六年に完成したものであります。
定礎
平成18年10月吉日
現地前に架かる「はなすみ橋」の名前は「すみもとはなこ」という女性に由来しています。
パークフロンテージ港南台の建設前にこの地で創業した㈱住本科学研究所が提唱する「借水思考(しゃくすいしこう)」に影響を与えた女性です。
その思想は「水は、天からの借りもの」であり、元通り以上にして返さない限り「借りた」とは言えず、貸し主は、人間を含めた未来の全ての生物であるという考えです。
その思想に共感して計画されたパークフロンテージ港南台は、住戸からの二酸化炭素排出量を抑えるオール電化や敷地内の緑地化に努めるなど、建設にあたっては「水」を「空気」に置き換えて思想の具現化に努めました。
【参考】
川邉絢一郎(2011)日野川の源流はどこにある?、はまれぽ、accessed: 2019-07-30.
横浜市市指定名木古木
No.48063 タブノキ (福聚院:港南区港南1丁目3−2)
No.20089,20090 日野のシイ (個人宅)
No.49237 カキノキ (光明寺:港南区日野7丁目19-19)
No.49238 イチョウ (光明寺:港南区日野7丁目19-19)
タブノキ Machilus thunbergii
スダジイ Castanopsis sieboldii
カキノキ Diospyros kaki
イチョウ Ginkgo biloba
ニホントカゲ Plestiodon japonicus
Good Luck
シンテッポウユリ Lilium x formolongi
ポーチュラカ Portulaca oleracea × P. grandiflora
稲荷社(福壽山慈眼院光明寺境内社)
ヒメガマ Typha domingensis
カルガモ Anas poecilorhyncha
上中里方面
雷神社
ヤドリフカノキ(カポック) Schefflera arboricola