金沢区小柴といえば、『蒼穹の下魚鱗耀きし地』の碑が良く知られていますが、熊野神社脇の水神宮には、『魚介慰霊碑』があります。
由来
此処柴町は、昔から漁業で生きて来た町です。金沢地先の海が埋め立てられてからは、ノリ養殖漁業から全面的に漁船漁業となり、シャコ、マコガレイ、アナゴ、エビ、トリガイ等魚介類を漁獲して生活の糧としております。
この海の幸に感謝し、未来にわたるこの資源の持続を願い、こゝに魚介の霊を慰めるため、この碑を建てるものであります。
併せて海上安全と豊漁を祈願する水神祭がより盛大になることを願い建立の地を水神の境内とした。
昭和六十三年三月吉日
魚介慰霊碑建立委員