横浜イングリッシュガーデンのバラなど

 そろそろ季節も終わりなので、イングリッシュガーデンのバラを見に行きました。


【参考】
バラ
 ブラッシング・アイスバーグ Rosa‘ZENfupinkice’Blushing Iceberg
 さくら Rosa‘ZENposakura’ Sakura
 ベリー・ベリー・ベッキー♭♯・ローズ Rosa‘Very Berry Beckey ♭♯ Rose’
 ドロシー・ハウス Rosa ‘FRYniffi’ Dorothy House
 ストロベリー・アイス Rosa ‘DELbara’ Strawberry Ice
 群舞 Rosa ‘Gunmai’
 デンティ・ベス Rosa ‘Dainty Bess’
 ブルー・バユー Rosa‘KORkultop’ Blue Bajou
 スペシャル・オケージョン Rosa ‘FRYyoung’ Special Occasion
 淡雪 Rosa ‘Awayuki’ Rosa ‘ZENshuchampagne’
 雪っ子 Rosa‘Yukikko’
イヌバラ Rosa canina
斑入りテリハイバラ Rosa luciae ‘Variegata’
ハマナス Rosa rugosa
ガクアジサイ
 初霜 Hydrangea macrophylla f. normalis ‘Hatsushimo’
ヤマアジサイ
 海峡 Hydrangea serrata ‘Kaikyo’
ヨーロッパナラ Quercus robur
セッコク Dendrobium moniliforme
クレマチス(インテグリフォリア系) ‘アフロディーテ・エレガフミナ’ Clematis ‘Aphrodite Elegafumina’
スモークツリー Cotinus coggygria
イワガラミ Schizophragma hydrangeoides
セイヨウイボタ Ligustrum vulgare

晩春のヴェルニー公園で

 懸案事項が解決したので、午後から近くを散策してみました。ヴェルニー公園のバラは、多くの品種が今まさに見頃です。
2018年5月12日 2017年5月21日 2016年5月14日 2015年5月10日 2013年5月18日
【主な経路】(自宅)-浜見台-沼間-船越-大田坂(おったざか)の道六神-十三峠-塚山公園-逸見-ヴェルニー公園-長浦-田浦-深浦-(自宅)




【参考】
 イヌバラ Rosa canina
 ロサ ガリカ “ヴェルシコロール” Rosa gallica “versicolor”
 ハマナス Rosa rugosa
 ロサ キネンシス Rosa chinensis
 バラ Rosa spp.
  レオナルド ダ ヴィンチ
  ペイント ザ タウン
  ノックアウト
  サンライズ サンセット
  バフビューティー
  マジカルミラクル
  ジャクリーヌ デュプレ
  ラストタンゴ
  ファニーフェイス
  レーヌ ビクトリナ
  ピンクドリフト
  ローブリッター
  レッドドリフト
  バレリーナ
  伽羅奢がらしゃ
  マジカルミステリー
  プロスペリティー
  アプリコットドリフト
  ニュードーン
  マダムサチ
  マーガレットメリル
  アイスバーグ
  ブルームーン
  サニーノックアウト
  シャルル ド ゴール
  ブルーパフューム
  ブルーバユー
  ブリーリバー
  ディズニーランド ローズ
  アルブレヒトデューラーローズ
  フラグレントアプリコット
  フィリップ ノワレ
  桜霞さくらがすみ
  ピンクサクリーナ
  つるコールドバニー
  ミミ エデン
  イースターイエロー
  レトランジェ
  インディアン メイアンディナ
  スウィート ダイアナ
  スカーレット オベーション
  ひめ
  ティア ドロップ
  桜木さくらぎ
  ホワイト ウィングス
  エレン ウィルモット
  ミセス オークリー フィッシャー
  デンティ ベス
  湘南ファンタジー
  ラブミーテンダー
  ローズ ヨコハマ
  チャイニーズ レニ マッキントッシュ
  ザ ダーク レディー
  コテージ ローズ
  アンジェラ
  ケニギン ベアトリックス
  プリンセス アイコ
  ジュビレ ドゥ プリンス デ モナコ
  ステファニー ドゥ モナコ
  プリンセス ミチコ
  トレジャー トローブ
  つるサマースノー
  ヘルツアス
  ファッショニスタ
  希望きぼう
  ファーストインプレッション
  ツベルゲンフェー’09
  ノヴァーリス
  アライブ
  光彩こうさい
  ラバグルート
  玉かずら
  つるアイスバーグ
  パパ メイアン
  ビクトル ユーゴー
  ブラッシュ ノアゼット
  スイート ジュリエット
  粉粧楼Fen Zhang Lou
  フィンブリアータ
  スーヴェニール ドゥ ラ マルメゾン
  マダム アルディー
  レダ
  イレーネ ワッツ
  一葉いちよう
  くれない
  天の川あまのがわ
  聖火せいか
  琴音ことね
  笑みえみ
  ラベンダー メディランド
  イエローサブマリン
  つるジュリア


 その他、本日撮影の写真です。


【参考】
 ジューンベリー(アメリカザイフリボク) Amelanchier sp.
 ノハタカラクサ Tradescantia flumiensis
 トベラ Pittosporum tobira
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 マユミ Euonymus hamiltonianus
 ガマズミ Viburnum dilatatum
 ウツギ Deutzia crenata
 マルバウツギ Deutzia scabra
 ウグイスカグラ Lonicera gracilipes
 クサイチゴ Rubus hirsutus
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 ウスベニアオイ Malva sylvestris
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum
 ツルニチニチソウ Vanca major
 ハコネウツギ Weigela coraeensis
 ヒレハリソウ Symphytum officinale
 ドクダミ Houttuynia cordata
 ニガナ Ixeris dentata
 オニタビラコ Youngia japonica
 ハハコグサ Gnaphalium affine
 モミジイチゴ Rubus palmatus var. coptophyllus
 ユキノシタ Saxifraga stolonifera
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 (逸見小学校の)クスノキ Cinnamomum camphora
 カラタネオガタマ Magnolia figo Syn. Michelia figo
 トケイソウ Passiflora caerulea
 レモン Citrus limon
 クサフグ Takifugu niphobles
 カキノキ Diospyros kaki
 スイカズラ Lonicera japonica

WordPressを5.2にバージョンアップ

 きっと面倒になるに違いないと先延ばしにしていたPHP7.xへのバージョンアップ、WordPress5.2にアップするには前提条件となってしまいました。そこで、意を決して、いろいろ設定変更してみました。
 予想通り、前回makeでコンパイルしていたのが仇となって(?)結構面倒でした。PHP7.xに上げるためには、連携するMySQLをmysqlからmysqliに変更せねばならず、これにともなってSocket位置を明確に定義しなければならなくなっていました。わかってみれば大したことではないのですが、結局一日仕事となりました。
 Red Hat Linuxは、既にEnterprise 8がベータ公開されています。RHLのクローンであるCentOSも6.X系の開発は終了しており、サポート終了が2020年11月30日に迫っています。そろそろOS(CentOS 6.10 final)の入れ替えも視野にしないといけない時期です。

【バージョンアップ後】
 WordPress 5.2-jp
 PHP / 7.0.2

大船フラワーセンターのバラ

 今日は、家内と二人で大船フラワーセンターを訪れました。撮影は、バラが中心でしたが、シャクヤクも見頃を迎えていました。


バラ Rosa spp.
 ラベンター ドリーム
 金蓮歩きんれんぽ
 サン ガッディス
 ティファニィ
 るる
 ミセス オークリィ フィッシャー
 ムーンライト バビロン
 プリンセス バビロン
 バベル バビロン
 フリージア
 フレグラント アプリコット
 アイスバーグ
 ガーデン オブ ローゼズ
 ゴルドマリー’84
 ホワイト マジック
 うらら
 ブラス バンド
 マーガレット メリル
 パパ メイアン
 香澄かすみ
 ムーン シャドウ
 夢
 アカペラ
 ダブル デライト
 ステファニー ドゥ モナコ
 紫香しこう
 芳順ほうじゅん
 シャコック
 つるフレンチレース
 オクラホマ
 マヌウ メイアン
 ヨハネ パウロ 2世
 パスカリ
 パローレ
 カトリーヌ ドゥヌーブ
 ラブ
 うたげ
 桃香ももか
 シークレット パフューム
 ソリドール
 ローラ
 ホワイト マスターピース
 カナリー
 ピンク・パンサー
 プリスタイン
 はまみらい
 ブライダル ソニア
 ラブ ミー テンダー
 ラブ ユー
 スターマイン
 アルバ メイアンディナ
 レダ
 グルス アン テプリッツ (日光)
 ローズ ド メイ
 パーペチュアル ホワイト モス
 アラン ブラシャール
 ド ミュー
 ユノー
 コンラッド フェルディナド メイヤー
 ペネロープ
 レオネ ラメッシュ
 粉粧楼Fen Zhang Lou
 メイクイーン
 パウル リカルト
 グルワール ドゥ ドゥシェール
 バタースコッチ
 チャンピオン オブ ザ ワールド
 テラコッタ
 フラウ カール ドゥルスキー
 ヘンリー ネワード
 ラ フランス
 ゴールデン チャッピー
 ボレロ
 ピース
 桜貝さくらがい
 琴音ことね
 ピンク サクリーナ
コウシンバラ Rosa chinensis
 グリーン ローズ Rosa chinensis var. viridiflora
ノイバラ Rosa multiflora “K-2”
モッコウバラ Rosa banksiae var. banksiae
モッコウバラ Rosa banksiae “Lutea”


以下、その他の写真です。


【参考】
 スイレン Nymphaea spp.
 デンジソウ Marsilea quadrifoliate
 ミズキンバイ Ludwigia peploises subsp. stipulacea
 アサザ Nymphoides peltata
 オモダカ Sagittaria trifolia
 シダレグワ Morus alba ‘Pendula’
 アレチモウズイカ Verbascum virgatum

西区の名木古木

 今日は午後から西区を散策しました。
戸部杉山神社】西区中央1丁目13-1


 鶴見川、帷子川、大岡川などの流れる地域に分布する杉山神社です。横浜市の公表資料によれば、ケヤキが1本、イチョウが4本登録されているのですが、案内板はないので特定はできませんでした。
 古木と思われるケヤキは拝殿前の1本と鳥居近くで注連縄の張られている1本ですが、前者の方が見栄えがします。一方、後者は主幹が失われており、こちらが御神木と思われます。大きなイチョウは6本あり、幹回りの太いのは拝殿横の4本で、恐らくこの4本が名木古木に指定されているのでしょう。
横浜市指定名北古木
 ケヤキ No.49183
 イチョウ No.49184, 49185, 49186, 49187


【願成寺】西区西戸部3町290


 法亀山地福院願成寺は天文71538年創建と伝えられる古刹です。イチョウとタイサンボクのほか、名木古木には指定されていませんでしたが、本堂脇のコブシもなかなかの大木です。
タイサンボク No.49189
イチョウ No.49188
イチョウ No.50014


【伊勢山皇大神宮】西区宮崎町64


 伊勢山皇大神宮は野毛山に明治時代に勧請された天照皇大神わ祭神とする神社です。2010年に指定された名木古木は6本を数えます。
横浜市指定名北古木
 クスノキ No,201071
 ソメイヨシノ No.201072
 スダジイ No.201073
 ソメイヨシノ No.201074
 クスノキ No,201075
 タブノキ No.201076


【羽沢稲荷】西戸部町1丁目103


 羽沢稲荷の御神木のイチョウです。
横浜市指定名北古木
 イチョウ No.201088


 以下、その他本日撮影の写真です。


【参考】
 ケヤキ Zelkova serrata
 イチョウ Ginkgo biloba
 タイサンボク Magnolia grandiflora
 クスノキ Cinnamomum camphora
 染井吉野(そめいよしの)Prunus x yedoensis
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 タブノキ Machilus thunbergii
 シラキ Sapium japonicum
 ミドリハカタカラクサ Tradescantia fluminensis ‘Viridis’
 イヌホウズキ Solanum nigrum
 カキノキ Diospyros kaki
 ハクチョウゲ Serissa japonica
 稲荷社(南区永田東1丁目6-45)
 ヤマグワ Morus australis
 春日神社:南区永田東2丁目37-1
 スイカズラ Lonicera japonica
 オヤブジラミ Torilis scabra
 ヤエムグラ Galium spurium
 夕景
 トベラ Pittosporum tobira

ガーデンネックレス2019春-里山ガーデン

 これまでガーデンネックレス横浜は、みなとみらい地区しか見たことがありませんでしたので、今日は里山ガーデンを訪ねました。園芸種が多いので、名称、特に学名はほんの参考です。

【参考】
 ガーデンベア
 大花壇(北側)
 大花壇(南側)
 オルレア Orlaya grandiflora
 ネモフィラ Nemophila menziesii ‘Insignis blue’
 ハナビシソウ Eschscholzia californica
 リナリア・マロッカナ Linaria maroccana
 カンパニュラ Campanula spp.
 ノースポール Mauranthemum paludosum
 キンギョソウ Antirrhinum majus
 ボラゴ属の一種(?) Borago spp.
 ドウカンソウ(道灌草) Vaccaria hispanica
 オニゲシ Papaver orientale
 ビオラ・シャトン ビオレブラン Viola “Chaton Violet Blanc” (?)
 セイヨウオダマキ ブラック バロウ Aquilegia vulgaris “Black Barlow”
 デージー Bellis perennis
 ラナンキュラスラックス・ピュタロス Ranunculus Rax“Phytalos”
 ディモルフォセカ Dimorphotheca spp.
 ヤグルマギク Centaurea cyanus
 セイヨウオダマキ ブラックベリー Aquilegia vulgaris “Black Berry”
 ラナンキュラスラックス・アリアドネ Ranunculus Rax“Ariadne”(?)
 ホウノキ Magnolia obovata
 ラグラス・バニーテール Lagurus ovatus “Bunny Tail”
 ヒメハナビシソウ Eschscholzia caespicata
 ジギタリス Digitalis purpurea
 ニワナズナ Lobularia maritima


 その他、四季の森公園などで本日撮影した写真です。


【参考】
 チガヤ Imperata cylindrica
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 四季の森公園
 キンラン Cephalanthera falcata
 ナルコユリ Polygonatum falcatum
 ミツバウツギ Staphylea bumalda
 キブシ Stachyurus praecox
 ツルアジサイ Hydrangea petiolaris
 セリバヒエンソウ Delphinium anthriscifolium
 ツボスミレ Viola verecunda
 シャガ Iris japonica
 ササバギンラン Cephalanthera longibracteata
 ヤマモミジ Acer amoenum subsp. matsumurae
 ベニシジミ Lycaena phlaeas
 ペンギンのぼり
 レッサーパンダのぼり
 シラン Bletilla striata
 ヤブキリ Tettigonia orientalis
 キツネアザミ Hemisteptia lyrata
 オニタビラコ Youngia japonica
 ブタナ Hypochaeris radicata
 ヤマグワ Morus australis
 ホソヒラタアブ Episyrphus balteatus
 ズーラシア
 サクラの実 Cerasus spp.
 庚申塔(旭区今宿東町715-1)
 白根福音協会(旭区白根4丁目5-4)
 ナツグミ Elaeagnus multiflora
 マツバゼリ Cyclospermum leptophyllum
 チチコグサモドキ Gnaphalium uliginosum
 ヒメシャリンバイ Rhaphiolepis umbellata
 瀬戸神社のカヤ
 雷神社のイチョウ

横浜市指定名木古木を巡る-緑区、旭区

【慈眼寺のイトヒバ】緑区寺山町229
 この木は、2019.3.13付の横浜市の公開リスト(緑区)には記載されておらず、お勤め中のご住職(?)によりますと、指定は解除されたようですが、なかなか立派なサワラです。


【八幡神社のイチョウ】緑区台村町563
 No.49486 イチョウ
 現在の指定木はイチョウ1本だけの様です。


【神明社の社叢林】旭区今宿西町576、
 かつて2本あったこの神社のケヤキのもう一本は滅失したようです。


 No.48106 イチョウ
 No.49168 ケヤキ
 No.49170 アラカシ


【本立寺のイチョウとサルスベリ】旭区今宿西町574
 感應山本立寺には、イチョウ(2本)とサルスベリ、ヤマモミジが登録されていたようですが、現在はイチョウ2本とサルスベリを見ることが出来ます。


 No.49171 イチョウ
 No.49172 イチョウ
 No.54006 サルスベリ


【サクラ】旭区白根6丁目64-10
 私有地につき、近くには寄れず詳細は不明ですが、桜であることは間違いなさそうです。2019.3.13付けの横浜市の公開リスト(旭区)によれば、ヤマザクラとなっています。


  御神木
通称 山の神の桜の
この木は奈良朝の末この地に植林された大和桜の櫱で世々御神木と言伝えられています。     昭和三十七年十一月
         斉藤可一氏口伝


【ヤマザクラ】旭区白根6丁目67-11


 ヤマザクラ No.48095
 こちらは道沿いの桜です。説明板をよく見ると日付が異なっていました。
  御神木
通称 山の神の桜の
この木は奈良朝の末この地に植林された大和桜の櫱で世々御神木と言伝えられています。     昭和三十八年一月一日
         斉藤可一氏口伝


【白根神社のイロハモミジ】旭区白根3丁目31


 イロハモミジ No. 48093
 白根神社と白根不動は一か所で登録されおり、他にもイチョウとヤマザクラがあるようですが、今回は見つけることが出来ませんでした。


【白根不動のカヤ、イロハモミジ】旭区白根3丁目26-1


 カヤ No.48089
 イロハモミジ No.48087:


白根不動・白糸の滝
 社伝によると、『前九年の役(1053~1062)の際、八幡太郎源義家は兜の内に不動明王坐(座長1寸7分伝弘法太師作)を納め奥州に向い勝利を挙げたことにより、康平6年(1063)鎌倉権五郎景政に命じて社殿を造立し、この座像を祭った。これが不動堂の起源である。建久2年(1191)堂宇を再び造立したが、正慶年間(1332~1333)新田義貞の鎌倉攻めの折、この辺りの社寺はすべて烏有に帰した。その後、元禄7年(1694)に社殿を再建したが、大正8年(1919)火災で焼失し、即建立されたのが現在の社殿である』といいます。
 不動堂の別当職白瀧山正願寺し明治初年廃寺となり白根神社となりましたが、神仏混合時代の仏教の影響が残り、“白根のお不動さん”として近郊近在の人々から親しまれています。
 境内には、幅7m、落差3.2mの“白糸の滝”があります。
          社団法人 横浜国際観光協会
          横浜市教育委員会文化財課
                  平成3年3月


【参考】
 サワラ Chamaecyparis obtusa ‘Pendula’
 イチョウ Ginkgo biloba
 サルスベリ Lagerstroemia indica
 アラカシ Quercus glauca
 イロハモミジ Acer palmatum
 ヤマザクラ Cerasus jamasakura
 カヤ Torreya nucifera

武相国境を歩く-石塔群

 この地区では境川の両岸、すなわち旧相模、武蔵の国のどちらにも双体道祖神が残されているようです。堅牢地神塔が多く、しかも石塔を集めた場所の中心に坐していることも特徴です。月待ち塔があることにも興味が持たれます。
 石塔マップ
【石塔群】栄区飯島町175(飯島南谷交差点)


二十三夜塔、双体道祖神、庚申塔
    供養塔
  六地蔵尊並に庚申塔の由来
 いつのころ建立されたものが、その年代は詳らかでないが、以前よりこの地飯島町涼戸一七四番地に六地蔵尊並に庚申塔、二十三夜塔が、三米足らずの細い道路端に安置されていたが、昭和三十年農道拡幅工事の際、飯島町民相違によって岩窟を穿ち、ここに移転安置しました。しかるにまたも再度の周辺地域の開発による環境の著しい変化に伴い、遷座を余儀なくされ景観その他往昔の俤は失はれたが、殆ど元の位置と同じ場所に移転安置することが出来ました。横浜市としても史跡保存に深い理解を示し、現在地に建設することになりました。
  昭和六十二年十一月吉祥
       大機山雲頂禅庵大岑誌


【双体道祖神】戸塚区小雀町486
 それほど古いとは見えませんでしたが、文久3年1863年と読み取れました。


【石塔群】戸塚区東俣野町1103
堅牢地神塔と庚申塔


【道祖神】戸塚区東俣野町
 石碑があるのでそれとわかりましたが、かなり磨滅が進んでいます。双体ではなさそうに見えました。


【小栗墓塔】藤沢市西俣野832
 たまたま通りかかった閻魔堂跡に小栗忠順おぐりただまさの墓石がありました。


閻魔堂跡(法王院十王堂跡)
 法王院十王堂、通称“閻魔堂”は慶長5年(1600)の建立といわれ、鎌倉材木座の浄土宗光明寺の末寺、あるいは同系統の藤沢の常光寺の末寺であったという。
 天保11年(1840)に火災により堂が焼失したが、閻魔大王座像・地獄変相十王絵図・小栗判官縁起図絵などは、村の若者たちの手により運び出され、難を免れた。
 これらの遺産は何れも花應院に現存する。土手番様の浪人の墓、歴代住職の墓が残っている。
  六会地区郷土づくり推進会議


【石塔群:俣野観音堂】戸塚区俣野町1028
 ここでも堅牢地神塔が中心に位置していました。


  俣野五郎景久と観音堂
 治承四年八月二十三日(一一八〇)伊豆に配流中の源義朝が平家政権打倒のため石橋山に挙兵すると平家側の総大将として是を襲ったのは藤沢の大庭景親であったが弟俣野五郎景久は家臣長尾兄弟(上杉謙信の祖)し源氏の先陣佐奈田与一を討ち取り、義朝軍は敗走辛うじて房総に逃れた。
 義朝が源家累代の家臣、千葉一族の協力を得て勢力を恢復し十月鎌倉に入府すると大庭影親を片瀬川畔で梟首し、五郎景久を遠く京都に敗走させて石橋山の報復を遂げた。
 寿永二年五月、俣野景久は平宗盛軍の将とし、頼朝の徒弟木曽義仲の軍と加賀の篠原で対戦したが、平家の敗戦濃厚で。武将の間から、いっそ源氏に鞍替えしてはとの話が出ると景久は強く反対し『武士としていさぎよく討死』の覚悟を示し、守護仏の観音像を家臣に託して母の待つ故郷、相模国俣野村に送って自らは壮烈な最期をとげた。
 いま篠原には景久の戦友で共に討死した斉藤実盛の墓はあるが、景久の墓はない。
 推うに実盛はまだ三歳だった義仲が殺されるのを救けた生命の大恩人であるが、是に反し景久は徹底した反源氏将なるが故に、その墓の建立が憚られたものに相違ない。
 景久に由緒のある観音堂は、茲、鎌倉街道西の道に接してはいるが、治承の昔からこの地に建立されていたかは定かではない。
     大正地区歴史散歩の会
         平成四年十月吉日 健之


【伝承小栗塚之跡】藤沢市西俣野410


    小栗伝説
 中世になると、浄土信仰が全国的に広まり時宗は浄土の教えに小栗説話なども交えて人びとの心をひきつけた。
 小栗伝説は、説教浄瑠璃などにも登場する。一度は地獄に落ちた判官は、閻魔大王の力によって再びもとの地に、餓鬼となってよみがえる。冥界の入口は小栗塚。娑婆への出口は土振塚すなふるいづか、遊行上人の情にもすがった判官は、はるか後方現世の、西方浄土熊野へと送られもとの美男子に生まれ変わる。美女照手姫車引の話もからめ。壮大なロマンとなる。
 今も「閻魔祭」や「判官絵解き」の行事の時に目にすることができる。
 「湘南ゆうき村」建設に伴って調査し、塚のもとの位置には、現在「伝承小栗塚」の碑が建っている。
          平成七年十月一日
     西俣野史跡保存会
     社会福祉法人 藤沢育成会


【堅牢地神塔】藤沢市西俣野380



【石塔群】佐波神社(藤沢市石川141)
 ここでも、堅牢地神塔が中央です。


【双体道祖神】藤沢市円行2丁目17-6


 その他、本日撮影の写真です。藤沢市の地神社は、阿波型地神塔での地神の一柱である埴山姫命はにやまひめが祭神だそうです。

【参考】
 コアオハナムグリ Gametis jucunda
 ワイヤープランツ Muehlenbeckia axillaris
 ツルハナナス Solanum laxum
 イモカタバミ Oxalis articulata
 ヒメフウロ Geranium robertianum
 ナワシロイチゴ Rubus parvifolius
 ヤブカラシ Cayratia japonica
 マダラウスナミシャク Hydrelia bicauliata
 レッドロビン Photinia glabra × P. serrulata
 ハルジオン Erigeron philadelphicus
 稲荷社(戸塚区東俣野町1709)
 マーガレット(木春菊) Argyranthemum frutescens
 俣野神社(戸塚区俣野町763)
 ハナショウブ Iris ensata
 ヤマグワ Morus australis の並木
 地神社(亀井野2丁目36-4)
 マツヨイグサ Oenothera stricta
 ビロードモウズイカ Verbascum thapsus
 ヒメイワダレソウ(英名:リッピア) Phyla canescens var. repens
 メキシコハナヤナギ Cuphea hyssopifolia (鷺舞橋)
 カラタネオガタマ Magnolia figo Syn. Michelia figo

武相国境を歩く-サバ神社巡り part2

 一昨日は廻り切れなかった地域南部のサバ神社4社を廻りました。
part1 北部8社  サバ神社マップ
【左馬大明神】藤沢市西俣野821


 12社の内で最も簡素ですが、手入れは行き届いていました。


   左馬大明神
 祭神は源義朝。「風土記」には「左馬頭義朝の祠なり、神禮寺持」と記されている。元は小栗塚の台地にあり、明治の初めに現在地に移されたという。“サバ神社”と呼ばれる神社が、現在境川と引地川の流域に12社散財し、左馬、佐波、鯖、左婆などの文字が当てられている。
  六会地区郷土づくり推進会議


【(鍛冶山)佐波神社】藤沢市石川141


  佐波神社サバジンジャ
 祭神は源義朝公で例祭日は九月十七日です。一説によると戦国時代末期石川で勢力のあった石川六人衆によって勧請されたと伝えられています。
 社名については、初め左馬頭神社、次に鯖神社と称しましたが、水害のあった時、再度、佐波神社と改めました。
     藤沢市


【(今田)鯖神社】藤沢市湘南台7丁目201
 湘南台駅近くの鯖神社。境内には稲荷社がありました。


鯖神社由来
祭神源義朝公、創立元禄十五年(一七〇二)、例祭日一〇月一日。当地就任井上瀬兵衛により造立される。祭神源義朝が左馬頭であったことから鯖神社と稱する。文政九年(一八二六)に再建し、昭和八年氏子により本殿・拝殿が改築される。例祭日には子供神輿や山車が出てにぎやかである。
  (藤沢わがまちのあゆみより)


 鯖神社再建之碑
  二度の再建への努力を讃え
   鯖神社及び氏子の繁栄を祈り
    ここに記念碑を建立する
 今田鯖神社は氏子中の尽力により元禄十五年の創建から数度の社殿の再建を経て今日に至っている。
 平成七年八月十一日の放火により、昭和八年建立の社殿は失われたが、氏子中は再建委員会を組織し復興工事を完成させ、平成九年三月には遷宮奉祝祭を執り行った。
 同十三年三月一日、再度不審火により新築の社殿は御神体と共に灰燼と帰したが、氏子中の再建への強い志は途切れることなく、同十四年六月には新社殿に新たな御神体を納め、再び遷宮奉祝祭を執り行ないに至った。
 その成果を讃えると共に二度とこのような災難がないよう末永い神社及び氏子各位の安寧を願い、氏子一同決意を碑に刻し、その記録を残す物である。
  平成十八年(二〇〇六)十月吉日
                    氏子中


【(鍋屋)鯖神社】泉区和泉町709
 12社の最後は和泉町の鯖神社です。棟札から、鯖大明神と呼ばれていたことがわかります。ここも境内に稲荷社がありました。


【文献】
 小寺 篤 (1994) 境川流域の開発とサバの神祭祀、in 鶴見川・境川流域考、113-158、230クラブ新聞社、横浜.
 サバ神社マップ