秀樹」カテゴリーアーカイブ

サムエル・コッキング苑のヤシ科植物など

 江の島には熱帯植物園があると聴いて尋ねたのですが、サムエル・コッキング苑の温室は遺構が残されているだけでした。とはいえ、寒さに強い地植え可能なヤシ科植物は概ね揃っていてなかなかいい感じでした。ここのButia属は、ヤタイヤシと表示されていましたが、学名は表示されておらず、いつか実のなっている時期に確認したいと思います。
 ブラジルヤシとヤタイヤシ
 帰りは鎌倉まで散策しましたが、このエリアでは個人宅にも比較的大きくなる海外産ヤシ科樹木を見かけることが出来ます。


【藤沢市指定天然記念物】
 苑内には市指定の天然記念物が4件あります。牧野富太郎の命名によるツカミヒイラギの原木は枯死したのかも知れません。本種は、あくまでも品種であって葉に棘のない個体は時折見かけます。クックアロウカリアは初めて目にしましたが、関東地方でも時折見かけるシマナンヨウスギとの違いはわかりませんでした。


ツカミヒイラギ Osmanthus ilicifolius
 サムエル・コッキングが自宅の庭に植えたもので、昭和8年(1933年)植物分類学者、牧野富太郎博士が命名した名前であります。
 この種は、常緑低木で普通のヒイラギとくらべて葉はだ円形でとげがなく先がまいており、つかんでも痛くないというので名付けたといわれています。
 国立科学博物館にも、かつては標本さえなかったといわれ、学術上貴重な存在であります。
 養生観察中 高さ約2.5m 幹周 約0.5m
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla (Salisb.) Franco
英名:Norfolk Island Pine
 1774年、英国の軍人・探検家のジェームズ・クックが発見し、命名したノーフォーク島(オーストラリア領)が原産地で、ノーフォーク松とも呼ばれます。
 ナンヨウスギ類の葉の形は日本の杉にも似ていますが、その祖先はおよそ2億年前に出現してから、その姿を大きく変えておらず、いわゆる「生きている化石」と考えられています。
 ナンヨウスギ科のうちでも樹形が美しく、均整のとれた姿を持ち、密生した葉が日本の杉の葉を思わせます。
 原産地 南太平洋/ノーフォーク島
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


クックアロウカリア Araucaria columnaris (G.Forst.) Hook
英名:Cook Pine
 南太平洋の仏領ニューカレドニア(ニューカレドニア島、イルデパン島、ロワイヨテ諸島)原産のナンヨウスギ科の仲間です。英国の軍人・探検家のジェームズ・クックが1714年にその植生を目撃し、「松(Pine)の島(île)」と名付けたのがイルデパン島です。
 樹形は柱状で、水平の大枝を出し、葉のつきかたに特徴が見られ、樹皮は紙のようにはがれます。
 ここに育っているのは、江の島植物園創設者のサムエル・コッキングが植えたもので、江の島のような高緯度の地で成長しているのは珍しく貴重です。
 原産地 南太平洋/ニューカレドニア
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


タイミンチク群 Pleioblastus gramineus
 大明竹という意味で、古く中国大陸の竹かと思われていましたが、原産国は沖縄、九州南方諸島であります。
 イネ科に属し、葉は細長くとがり、茎は密に叢生し、先端は深くたれ下がってタイミンチクのトンネルを作ります。
 うっそうと茂る姿はヤシ科、ユリ科などとは違った独特の景観があります。
  高さ 7~8m
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


【参考】
 江の島大橋より
 江ノ電車窓より
 江の島
 ワシントンヤシ Washingtonia filifera
 ニオイシュロラン Cordyline australis
 ビロウ Livistona chinensis var. subglobosa
 アオノリュウゼツラン Agave americana
 ソテツ Cycas revoluta
 ヤタイヤシ Butia yatay
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 チャボトウジュロ Chamaerops humilis
 マオラン(ニューサイラン) Phormium tenax
 道祖神(藤沢市松本市提携40周年記念、平成13年9月贈松本市、松本市長有賀正書)
 ヒイラギナンテン Mahonia japonica
 ウミウ Phalacrocorax capillatus
 アオサギ Ardea cinerea
 キダチロカイ(アロエ) Aloe arborescens
 シボリカタバミ Oxalis versicolor
 フヨウカタバミ Oxalis purpurea ‘Alba’
 オオキバナカタバミ Oxalis pes-caprae
 大弦月城(アーモンドネックレス) Senecio herreanus Syn. Curio herreanus
 トビ Milvus migrans
 馬頭観音:稲村ガ崎3丁目15-22
 イソギク Chrysanthemum pacificum
 コマツヨイグサ Oenothera laciniata
 ハマオモト Crinum asiaticum
 二ホンスイセン Narcissus tazetta var. chinensis
 魚籃観音:由比ガ浜4丁目
【藤沢市天然記念物】
 ツカミヒイラギ Osmanthus heterophyllus var. undulatifolius 原木
 タイミンチク Pleioblastus gramineus
 シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla
 クックアロウカリア Araucaria columnaris

足跡化石特別展示など

 今日は良いお天気で風の塔がよく見えた一日でした。午後から足跡化石の特別展示を開催最中の横須賀市自然人文博物館を久しぶりに訪ねたのですが、お隣の平和中央公園は改修が終わって、平和モニュメントが撤去されていました。帰りに見かけた月は明日が満月です。


【参考】
 風の塔
 オープン・ザ・コスモ・ヨコスカ(平坂貝塚跡)
 ワシントンヤシ Washingtonia filifera
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 ナウマンゾウ Palaeoloxodon naumanni
 サケガシラ Trachipterus ishikawae
 リュウグウノツカイ Regalecus glesne
 足跡化石特別展示
 平和モニュメント跡地(平和中央公園)
 イソギク Chrysanthemum pacificum
 オボロヅキ Graptopetalum paraguayense
 ソテツ(左:雄花、右:雌花) Cycas revoluta
 ビロウ Livistona chinensis
 ビロウの実
 カナリーヤシの実
 ブラジルヤシ Butia capitata
 ソテツの実
 明日は満月

カナリーヤシとブラジルヤシ

 午後から家内と買い物に出かけた金沢文庫で、カナリーヤシとブラジルヤシが並んで植栽されているのをみかけました。


 左がカナリーヤシ、右がブラジルヤシです。ある程度生育していれば、ブラジルヤシでは、葉が白っぽく見え、葉が下の方に垂れ下がらないので、遠目でもなんとなくわかります。それとシダが着生しているのは大抵カナリーヤシです。さらに、近くによることが出来れば、葉の付け根の方の複葉が変形した棘の長さで確実に判断できます。カナリーヤシのほうが明らかに長くてトゲトゲです。
 一方、ブラジルヤシと同属の異種ヤタイヤシも耐寒性が強く関東地方でも地植えが可能なので区別は簡単ではなさそうです。これは、後日、別途調べてみたいと思います。


【ブラジルヤシとヤタイヤシ】
→ ブラジルヤシ(B.capitata) と ヤタイヤシ(B.yayai) とは、こちらのサイトに従って種子で識別するのがよさそうです。(2021-12-29)
   ココスヤシ ヤタイヤシ ブラジルヤシ ブティア
→ 種の観察から大船フラワーセンターのButia属ヤシは、ブラジルヤシであることを確認しました。(2022-03-13)

 わが国では、Buita属のヤシをひっくるめてココスヤシとして流通することがあるのは、外部形態から識別することが困難なためと思われますが、実がなっていれば、ブラジルヤシとヤタイヤシの識別はなんとかなりそうです。
 ブラジルヤシの原産地はブラジル、ウルグアイですが、ヤタイヤシはアルゼンチン、パラグアイに自生するので、現地では天然木の識別に困ることはあまりないと思われます。ただし、自生地域が同じで類似しているBuita属もあるので、組織レベルの識別法が研究されています。
 わが国で流通しているブラジルヤシは、そもそもB. capitataではないのではないかとの疑惑があるそうで、日本のブラジルヤシは本当はこちらではないかと言われているB. odorataとの比較では、SANT’ANNA-SANTOS et al.(2015)の報告があり、B.capitataでは形成される束晶(raphide)がB. odorataがみられないとのことですので、これが両種の識別に役立ちそうです。
【文献】
SANT’ANNA-SANTOS BF, CARVALHO GO Junior & AMARAL VB (2015) Butia capitata (Mart.) Becc. lamina anatomy as a tool for taxonomic distinction from B. odorata (Barb. Rodr.) Noblick comb. nov (Arecaceae), An. Acad. Bras. Ciênc., 87:1, 71-81, DOI: 10.1590/0001-3765201520130457. Accesed: 2021-12-19.
【参考】
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 ブラジルヤシ Butia capitata
 ヤタイヤシ Butia yatay

ヌカカ発生

 最近、食卓辺りにコバエが発生しているとの苦情が出ましたので調べてみました。とりあえず2頭捕獲。少し潰れてしまいましたが、顕鏡するとどうやらヌカカ(糠蚊)の類です。今年の夏に鉢上げしたポインセチアの鉢の受け皿に溜まった水で発生したと推定されましたので、この受け皿をきれいに洗浄しておきました。


【参考】
 ヌカカ科 Ceratopogonidae
 幼虫の大部分は水生で、塩水にも、淡水にも生息し、大多数は池沼、渓流、井戸、湧泉、人工的な水溜などに生活する。成虫の食性ははなはだ雑多で、花蜜を摂るもの、小昆虫を捕食するもの、人体や家畜を刺咬吸血するもの、他の昆虫に外部寄生するものなどがある。雄成虫にはこのような習性はない。
 成虫はユスリカ科のものによく似るが、口器がよく発達している点で著しく異なる。分類学的には一般形態以外に、次の点を重視する場合が多い。
 1.触覚比。雄の場合に触覚末端環5節の長さに対する第2~9節迄の長さの比
 2.跗節比。第1跗節と第2跗節との長さの比
[安松京三・朝比奈正二郎・石原 保(1965)原色昆虫大圖鑑第3巻、p183、北隆館、東京.]より転記。

夢の島熱帯植物館のヤシ科以外の植物など


 

 イエロー・メランチ Shorea acuminatissima
 ソテツ Cycas revoluta
 シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla
 パンパスグラス(シロガネヨシ) Cortaderia selloana
 ゴクラクチョウカ Strelitzia reginae
 サゴソテツ Dioon edule
 ムラサキバギンヨウアカシア Acacia baileyana ‘Purpurea’
 キダチロカイ Aloe arborescens
 アオノリュウゼツラン Agave americana
 アコウ Ficus superba
 エリカ・クリスマスパレード Erica x hiemalis cv. chrismas parade
 キンマ Piper betle
 バナナ Musa x paradisiaca
 ラトルスネークプラント Goeppertia crotalifera syn. Calathea crotalifera
 パナマソウ Carludovica palmata
 ベニヒモノキ Acalypha hispida
 コーヒーノキ Coffea cv,
 セイロンマンリョウ Aradisia elliptica
 パンノキ Artocarpus incisus
 サラダノキ Pisonia grandis
 タコノキ Pandanus boninensis
 オウギバショウ(タビビトノキ) Ravenala madagascariensis
 バニラ Vanilla mexicana
 ホナガソウ Stachytarpheta urticifolia
 エパクリス・ロンギフローラ Epacris longiflora
 カミヤツデ(ツウダツボク) Tetrapanax papyrifer
 ムシトリスミレ属 Pinguicula sp. (メキシカン・ピンギキュラ)
 ブロッキニア Brocchinia sp.
 ウツボカズラ Nepenthes sp.
 サラセニア Sarracenia sp.
 ラフレシア Rafflesia arnoldii
 ベニゴウカン紅合歓(緋合歓)Calliandra eriophylla
 ハカランダ Jacaranda sp.
 ダージリンバナナ Masa sikkimensis
 チユウキンレン地湧金蓮 Musella lasiocarpa Syn. Ensete lasiocarpum, Musa lasiocarpa
(注:バショウ科(Musaseae)には、Musa(バナナ), Ensete, Musellaの3属がありますが、地湧金蓮はいずれにも属するとされることがあったようです。現在の有効名はおそらくMusellaと思いますが、要調査です。)
 キンカン Citrus japonica
 タイリンヒメフヨウ Malvaviscus penduliflorus (別名ウナヅキヒメフヨウ?)
 ベニゲンペイカズラ Clerodendrum x speciosum
 マルハチ Cyathra mertensiana
 デンファレ Dendrobium phalaenopsis
 ベニツツバナ Odontonema strictum
 カトレヤ Cattleya sp.
 エピデンドラム Epidendrum sp.
 オンシジューム Oncidium sp.
 カルダモン Elettaria cardamonum
 ウナヅキヒメフヨウ Malvaviscus arboreus ver. mexicanus ‘Pink Flower’
 モモタマナ Terminalia catappa
 ヒカゲヘゴ Cyathea_lepifera
 マルハチ Cyathea mertensiana
【文献】
Yang C-Y, Huang Y & Long C (2009) Isolation and Characterization of 17 Polymorphic Microsatellite Loci for Musella lasiocarpa (Musaceae), HortScience, 44:7, DUI: 10.21273/HORTSCI.44.7.2041, Accessed: 2021-12-19.
Cheesman EE (1947) The classification of the bananas, Kew Bull. 2, 97-117, URL:https://www.jstor.org/stable/4109207, Accessed: 2021-12-19.


 以下は、その他の写真です。

 第五福竜丸展示館
 深川富岡八幡宮
 深川はしもと(左:観音竹、右:棕櫚竹)
 輝き-月島 (2003 望月Mochizuki 菊麿Kikuma
 落日(佃大橋より)

夢の島熱帯植物館のヤシ科植物

 紅葉の時期もそろそろ終わりですので、今日は室内もよいと思い排熱利用の温室のある夢の島熱帯植物館へ行ってきました。
 多数のヤシ科樹木のコレクション、東京都だけあって小笠原固有種など、なかなか充実した展示内容でした。ヤタイヤシと表示してあった個体を観察することができましたが、ブラジルヤシとの違いはよくわかりませんでした。今後の課題です。
 ビロウとオガサワラビロウの違いも分かりにくいのですが、オガサワラビロウは、さらに父島列島と母島で優先するオガサワラビロウタイプと、聟島列島、母島以外の母島列島に自生するメイジマビロウタイプが存在するそうです。この植物園ではオガサワラビロウはビロウの品種としていますが、Palmwebでは中井猛之進先生の命名を有効として別種としています。


【参考文献】
森林遺伝研究領域(2015)小笠原諸島における植栽僕の種苗移動に関する遺伝的ガイドライン、URL: https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/documents/3rd-chuukiseika25.pdf, Accessed: 2021-12-16.


 ワシントンヤシ Washingtonia filifera
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 クロツグ Arenga engleri
 ヤタイヤシ Butia yatay
 シュロチク Rhapis humilis
 シンノウヤシ Phoenix roebelenii
 ヤノドリヤシ(アレカヤシ) Dipsis lutescens
 ビロウ Livistona chinensis var. subglobosa
 オガサワラビロウ Livistona chinensis var. boninensis Syn.Livistona boninensis
 シュロチクヤシ Ptychosperma macarthurii
 ニッパヤシ Nypa fruticans
 アレカヤシ Dipsis lutescens
 トックリヤシ Hyophorbe lagenicanulis
 カメドレア メタリカ Chamaedorea metallica
 ビンロウ Areca catechu
 ココヤシ Cocos nucifera
 ユスラヤシ Archontophoenix alxandrae
 ダイオウヤシ Roystonea regia
 ショウジョウヤシ Cyrtostachys renda
 ノヤシ(セボレーヤシ) Clinostigma savoryanum
 ヤエヤマヤシ Satakentia liukiuensis
 レッドリーフ・パーム Chambeyronia macrocarpa
 ミツヤヤシ Neodypsis decaryi
 キリンヤシ Phoenicophorium borsigianum
 トックリヤシ Hyophorbe lagenicautis
 コモチクジャクヤシ Caryota mitis
 ナツメヤシ Phoenix dactylifera
 サトウヤシArenga pinnata
 カブダチソテツジュロ Phoenix reclinata
 キラタンヤシ Latania verschaffeltii
 高性チャマエドレア Chamaedorea oblongata
 トックリヤシモドキ Hyophorbe verschaffeltii
 パラワンヤシ Adonidia merrilli
 ヒロハケンチャヤシ Howea forsteriana
 ウチワヤシ Licuala grandis
 ベニラタンヤシ Latania lontaroides
 カンノンチク ‘南山錦’ Rhapis excelsa ‘Nanzan Nishiki’

ヤシノキ公園をめざして

 GoogleMapで『ヤシノキ公園』という公園が葉山にあることを知り、午後から訪ねてみました。小さな公園でしたが、大きなカナリーヤシが1本、ビロウが16本植栽されていて、眺めの良い公園でした。

 その他、道すがら撮影して写真です。GoogleMapによれば自宅からヤシノキ公園は、徒歩2時間なのですが、近道しようと鷹取山と桜山を越えましたので、2時間半かかってなんとか日没前に辿り着きました。

【参考】
 カナリーヤシ(フェニックス) Phoenix canariensis
 ビロウ(枇榔) Livistona chinensis
 シュロ(棕櫚) Trachycarpus fortunei
 ハゼノキ Rhus succedanea
 カマツカ Pourthiaea villosa
 オニシバリ Daphne pseudomezereum
 コゴメウツギ Stephanandra incisa
 ヤマブキ Kerria japonica
 ヤマコウバシ Lindera glauca
 イヌビワ Ficus erecta
 マルバウツギ Deutzia scabra
 東京湾
 ヤブツバキ Camellia japonica
 十州望
 ホルトノキ Elaeocarpus sylvestris
 神武寺鐘突堂
 ニシキギ Euonymus alatus
 ベニバナボロギク Crassocephalum crepidioides
 長柄上の庚申塔群:葉山町長柄1536
 オギ Miscanthus sacchariflorus
 寒咲花菜 Brassica sp.
 シュロガヤツリ Cyperus alternifolius
 長柄御霊神社
 カンノンチク Rhapis excelsa
 大神宮:葉山町長柄600-4
 石塔群:大神宮境内

初冬の追浜で


【参考】
 ベニゴウカン(紅合歓)(緋合歓)Calliandra eriophylla
 シュロチク(棕櫚竹) Rhapis humilis
 コウテイダリア(皇帝ダリア) Dahlia imperialis
 ビロウ(枇榔) Livistona chinensis の若木(?)
 ブラジルヤシ(伯剌西爾椰子) Butia capitata
 庚申塔:浦郷町3丁目45-2
 庚申塔:正禅寺
 道祖神:正禅寺
 センダン(栴檀) Melia azedarach
 ヨシ() Phragmites australis
 静寂の時(平成6年、眞板雅文):追浜行政センター
 ソテツ(蘇鉄) Cycas revoluta
 常盤山査子(ピラカンサ) Pyracantha spp.
 トウジュロ(唐棕櫚) Trachycarpus fortunei ‘Wagnerianus’ Syn.:Trachycarpus wagnerianus
 クズ() Pueraria lobata
 サネカズラ(真葛) Kadsura japonica
 ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) Mahonia fortunei