HDDを換装(4+6TB -> 4+10TB)

 前回のセカンドドライブ換装から4年経ち、10TBドライブの価格が落ち着いているようなので、この機に換装してみました。前回利用したお手軽クローニングに失敗したため、今回はブートドライブ(4TB)と3TBx2台の外付けドライブの空き領域を介して、ほぼ一週間かけてのお引っ越しとなりました。

 購入したのは、Western Degital社のWD RED 10TB(写真の右)で、Seagate社のIron Wolfとどちらにするか半年以上に渡って悩んだのですが、以下の理由でWD REDに決定しました。
【選定理由】
1) 低振動
 Iron Wolfは、NAS用なので振動対策が施されています。しかし、自身が振動してしまっては、他の内蔵機器に悪影響を与えかねません。ウェブに公開されていた比較テストでIron Wolfより振動が少ないとの報告のあったWD REDを選んだというのが、一番の理由です。
2) 価格も手頃
 Iron Wolfならば、後5,000円出せば、12TBモデルが手に入ります。しかしながら、4,000円/1TBが一応の目安と考おり、WD REDもこの価格を切ったので、決断しました。
3) (10TBでは唯一の)5400rpmモデル
 2年くらい前から出揃ってきた10TBモデルですが、WD REDを除くと回転数が全て7200rpm以上になっています。勿論、回転数が早ければ読み書きは早くなるのですが、発熱、延いては耐久性の点で不利になります。流体軸受け、ヘリウム充填という条件が同じであれば、回転数の低い方を選びたいと考えました。今年度末から来年度にかけて、MAMR(マイクロ波アシスト記録)とHAMR(熱アシスト記録)の技術投入ににより、さらに大容量化が予定されているHDDですので、今後は大容量化に伴う高速化は避けられないのだと思います。低速な5400rpmのモデルはこれが最後になるのではないかと推測したことが三つ目の理由です。
4) ブランドの統一
 大した理由ではないですが、現在のブートドライブがWD REDだったことも一因です。IBMがHDD事業から撤退してからはSeagate社製メインに組んでいた時代もあるのですが、最近では高速性より安定性重視です。因みに外付けドライブもWD REDとWD BLUEの2台入りで、いずれも5400rpmです。RAIDドライブの方は、まだSeagate社製ディスクも残っています。

【現在の主なスペック】
DELL XPS8910 (税込¥134,978、2016/11/19)
CPU:第6世代インテルCORE i7-6700(4.0GHz,8MBキャッシュ)
OS:Windows10 Pro 64-bit –> Windows11 Pro 64-bit(2021/6/29)
実装メモリ:DDR4 2133MHz SDRAM 16GB
グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 750Ti (2GB GDDR5グラフィックメモリ付き)
光学ドライブ:トレイロード式内臓DVDスーパーマルチドライブ
モニタ:DELL ST2220Tタッチモニタ (税抜¥33,600、2012/1/14)

【現在の内蔵ドライブ構成】
HDD EFIブートドライブ:WD RED 4TB (税込¥14,208、2016/12/21)
HDDセカンドドライブ:WD RED 10TB (税込¥39,602、2018/11/28)

【主な外付け構成】
ブルーレイドライブ Pioneer BDR-XS06J(税込¥14,829、2018/11/25)+ACアダプター DCA-003 (税込¥3,387、2018/11/26)
プリンタ&スキャナ EPSON EP-879AR (税込¥26,904、2016/11/19)
トラックボール LOGICOOL SW-M570 (税込¥6,000、2015/7/26)
トラックボール LOGICOOL TrackMan Marble FX (税抜¥12,000、1998/4)
USB接続RAIDケース(HDD2台用) RATOC Systems RS-EC32-U3R (税込¥6,950、2015/8/30)
WD RED 3TB WD30EFRX (税込¥13,980、2015/8/30)
WD BLUE 3TB WD30EZRZ/AFP (税込¥9,530、2017/2/8)
【参考】
TeraStationを換装 (2017/2/11)
パソコンを更新 (2017/1/1)
HDD換装 (4TB->8TB)(2014/9/20)
本日、移設 (2014/3/2)

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