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台風前に

 今夜半には台風15号が接近するとの予報ですので、今日は朝から横浜イングリッシュガーデンを訪れました。帰りには野毛山動物園に寄ろうと思ったのですが、もう少しのところで驟雨にみまわれ断念。予定を変更して帰途に着いたのですが、帰りつく前に天候が回復しましたので鷹取山経由で帰りました。
【主な経路】
(戸部駅)-横浜イングリッシュガーデン-戸部杉山神社-野毛山-(日ノ出町駅-追浜駅)-鷹取公園-湘南鷹取-磨崖仏-後浅間-浜見台-(自宅)



【参考】
 夏のランタン
 ユーフォルビア・ヒペリキフォリア ‘ダイヤモンド・フロスト’ Euphorbia hypericifolia ‘Diamond Frost’)
 サンタンカ Ixora chinensis
 クルクマ Curcuma alismatifolia
 ブドウ Vitis spp.
 センニンソウ Clematis terniflora
 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
 ミゾハギ Lythrum anceps
 薔薇 ‘サー・セドリック・モリス’ Rosa ‘Sir Cedric Morris’
 シュウカイドウ Begonia grandis
 コムラサキ Callicarpa dichotoma
 クラブアップル Malus spp.
 オオカッコウアザミ Ageratum houstonianum
 ムクゲ Hibiscus syriacus
 エスプレッソ Rosa “Espresso”
 禅 Rosa “Zen”
 ダリア Dahlia‘hybridus’
 チョコレートコスモス Cosmos atrosanguineus
 横浜イングリッシュガーデン
 戸部杉山神社
 ピンクノウゼンカズラ Podranea ricasoliana
 タマアジサイ Hydrangea involucrata
 ミゾソバ Polygonum thunbergii
 イワタバコ Conandron ramondioides
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 弥勒菩薩磨崖仏
 チヂミザサ Oplismenus undulatifolius
 ノブキ Adenocaulon himalaicum

晩夏の鎌倉アルプスへ

 先週は三浦アルプスを歩きましたので、今週は鎌倉アルプスを訪ねました。この時期、タマアジサイが目立ちます。


【主な経路】
(自宅)-雷神社-瀬戸神社-能見堂跡-ののはな館-清戸の広場-大丸山-天園-大平山-明月院-(JR北鎌倉駅)
【参考】
 イチョウ Ginkgo biloba
 傍示堂(ほうじどう)
 デュランタ Duranta erecta
 コナラ Quercus serrata
 キツネノマゴ Justicia procumbens
 キンバエ Lucilia caesar
 ウチワタケ Microporus affinis
 コウモリソウ Parasenecio maximowiczianus
 ワタ Gossypium herbaceum
 エビスグサ Senna obtusifolia
 ブラシノキ Callistemon speciosus
 ノシラン Ophiopogon jaburan
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 イヌビワ Ficus erecta
 タマアジサイ Hydrangea involucrata
 クサギ Clerodendrum trichotomum
 ヒヨドリジョウゴ Solanum lyratum
 オオブタクサ Ambrosia trifida
 クズ Pueraria lobata
 ガガイモ Metaplexis japonica
 カノコガ(上♂、下♀) Amata fortunei
 ツクツクボウシ Meimuna opalifera
 イロハモミジ Acer palmatum
 ナンバンギセル Aeginetia indica


  浦賀道
 江戸幕府は、始め江戸湾に出入りする船の積み荷等を改める為、伊豆下田に「番所」を設けて管理しましたが、遠地の為に「抜け荷」等の弊害や、連絡が不十分に事から享保五年(一七二〇)江戸に近い西浦賀に「浦賀奉行所」を開設しました。
 奉行所が設けられると、江戸←→浦賀間の交通が頻繁となったことから三浦半島に東西二本の公道が設けられました。西側の「浦賀道」は東海道の「平塚宿」より岐かれて、鎌倉道に入り鎌倉を経て葉山・木古庭・平作・池田の各村を通過して西浦賀に至ります。東側の「浦賀道」は、私達にも身近なもので東海道の「保土ケ谷宿」より岐かれて、井土ケ谷・上大岡・町屋・六浦の各村を通過し、「浦郷村」(追浜行政センター館内)に入り現在の国道十六号線沿いに浦賀へ向います。
※ここに祀られている「傍示堂の石塔群」は、武蔵国(六浦村)と相模国(浦郷村)との国境・村境を分ける急峻な天神山脈の尾根を南北に「浦賀道」が貫いて、お堂はその傍らに祀られ、この道を通る旅人や村人達の願いを籠めた石塔群です。
 弘化四年(一八四八)保土ケ谷宿役人総代名主苅部清兵衛が代官葉山茂衛門に提出した「道順・村名取調控」がありますので、一部書き写します。
東海道「保土ケ谷」宿より「金沢町屋村」迄
人馬継道法 四里二丁、右問の村々(省略)
「町屋村」より「横須賀村」迄
人馬継道法 三里程、右間の村々
御用状継 浦郷村 町屋村より 二十丁
御用状継 田浦村 浦郷村より 二十五丁
     長浦村 田浦村より 十八丁
     逸見村 長浦村より 二十丁
     横須賀村 逸見村より 十八丁
「横須賀村」より「大津村」迄
人馬継道法 一里程、右間の村々
御用状継 深田村 横須賀村より 九丁
御用状継 中里村 深田村より 三丁
御用状継 公郷村 中里村より 八丁
     大津村 公郷村より 十二丁
「大津村」より 宮田村迄三里半
「浦賀村」大津村より一里(以下略)
備考(一里は三十六丁、三、九二七米)
   平成八年二月
          追浜地域文化振興懇話会


     傍示堂(ほうじどう)の石塔群
 昔、このあたりは天神山脈が東西に連なって、和田山・室ノ木に達する険しい山道でした。その尾根道の峠を南北に貫く小径が「浦賀道」で、その小径の傍らに、古くから五輪塔・地蔵・庚申塔が祀られていました。
 特にこの場所は、浦郷村(現在の追浜)六浦荘村(金沢区)の村境いである事と又、相模・武蔵の國境いでもありましたので、隣村から悪人や、病気が入らぬよう、そして自身の長寿を祈ったのが、ここの石塔群です。
 六体揃った舟型の石の中にお地蔵さんが彫られている「六地蔵」と。お首が落ちて見るからに痛々しい「六地蔵」がありますが、「六地蔵信仰」は人間の死後、六道(天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)を輪廻転生すると言われ、自身と亡者の死後の幸せを願ったものでありましょう。
 「庚申塔」は人間が穀物を食べるようになり、穀物の中に住んでいる「三尸(さんし)の虫」が人間の体に入り、その行動を監視します。
 そして、十干十二支で言う「庚申(かのえさる)」の日、その人間が眠りに入った時に体内から飛び去って、「天帝」にその人間の悪事を報告します。
 そのために「庚申」の日は「三尸の虫」が自分の体内から飛び去らないように「講」を造ったりして夜を徹します。
 「講」を続ける事十三回を一座として、その折りふしに庚申塔を建てます。
 「五輪塔」は鎌倉・室町時代に建てられたものが多く、宇宙の五大要素の空・風・火・水・地を表現しています。正面には「梵字(ぼんじ)」が彫られています。
 ここに祀られている「五輪塔」は約六百年前のもので四面に「梵字」が彫られている大変貴重なものです。
   平成八年二月
          追浜地域文化振興懇話会


晩夏の三浦アルプス

 処暑に入り、セミ類やカブトムシなどの骸が目につくようになってきました。そこで、夏が終わる前にと三浦アルプスを歩いてみました。
【主な経路】
(自宅)-港が丘-池の谷戸公園-乳頭山-観音塚-仙元山-葉山教会-風早-長柄-(新逗子駅-六浦駅)-室の木-(自宅)


【参考】
 キヅタ Hedera rhombea
 ソヨゴ Ilex pedunculosa
 エゴノキ Styrax japonica
 クズ Pueraria lobata
 ミズキ Cornus controversa
 ヤクシソウ Youngia denticulata
 ガンクビソウ Carpesium divaricatum
 イノコズチ Achyranthes bidentata
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 ミズヒキ Persicaria filiformis
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 アオキ Aucuba japonica
 キハギ Lespedeza buergeri
 ジャコウアゲハ Byasa alcinous
 コナラ Quercus serrata
 追浜方面(乳頭山より)
 カワリハツ Russula cyanoxantha
 マスタケ Laetiporus sulphureus
 イヌビワ Ficus erecta
 ヤマブキ Kerria japonica
 ジャケツイバラ Caesalpinia decapetala
 ナミギセル Stereophaedusa japonica
 オオバウマノスズクサ Aristolochia kaempferi
 アカガシ Quercus acuta の並木
 コウモリソウ Parasenecio maximowiczianus
 長者が崎
 江の島遠望
 菜島と葉山灯台
 ツリガネニンジン Adenophora triphylla
 ワレモコウ Sanguisorba officinalis
 シラヤマギク Aster scaber
 アキノタムラソウ Salvia japonica
 キンミズヒキ Agrimonia pilosa
 ノシラン Ophiopogon jaburan
 葉山教会
 クロサンドラ Crossandra infundibuliformis

鷹取山から六浦、小泉へ


がらめき切通し
ヤブラン Liriope muscar
アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
ホウチャクソウ Disporum sessile
コナラの樹液に集まった昆虫
沼間のスダジイ Castanopsis sieboldii
ウバユリ Cardiocrinum cordatum
タイワンリス Callosciurus erythraeus thaiwanensis
前浅間の峰
マユミ Euonymus hamiltonianus
マルバウツギ Deutzia scabra
ヒヨドリバナ Eupatorium makinoi
センニンソウ Clematis terniflora
親不知の峰
ヤブミョウガ Pollia japonica
鷹取山頂上より
磨崖仏と前浅間
カラスウリ Trichosanthes cucumeroides
釈迦如来像
ザ・パークハウス追浜
シンテッポウユリ Lilium x formolongi
ジョロウグモ Nephila clavata
オーストラリアン・ローズマリー Westringia fruticosa
ミンミンゼミ Hyalessa maculaticollis
手小神社
ヒメイワダレソウ(英名:リッピア) Phyla canescens var. repens

盛夏のイングリッシュガーデン

 今日は、久し振りに横浜イングリッシュガーデンを訪ねました。四季咲のバラや夏の花々、それに春に咲き競った花が残してくれた実を見る事が出来ました。


夏のランタン飾り
クルクマ Curcuma alismatifolia
淡雪 Rosa ‘Awayuki’
クラブアップル Malus spp.
ミソハギ Lythrum anceps
ミンミンゼミ Hyalessa maculaticollis
クスノキ Cinnamomum camphora
オオバギボウシ Hosta sieboldiana
コモンセージ Salvia officinalis
ローズヒップ Rosa spp.
ハナモモ Prunus Persica
ハマナス Rosa rugosa
ヘメロカリス Hemerocallis sp.
薔薇 ‘サー・セドリック・モリス’ Rosa ‘Sir Cedric Morris’
アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
クレマチス Clematis spp.
ルドベキア Rudbeckia spp.
オオケタデ Persicaria orientalis
ヒャクニチソウ Zinnia spp.
バーベナ Verbena peruviana
ブルーウイング Clerodendrum ugandense
エンジェル・フェイス Rosa ‘Angel Face’
アサガオ(立田葉五曜白薄柿渋茶覆輪:たぶん) Ipomoea nil
ピンクアナベル(アメリカノリノキ) Hydrangea arborescens‘NCHA 1′ (Pink Annabelle)
ジャワサンタンカ Ixora javanica
マンデビラ Mandevilla spp.
グレビリア Grevillea spp.
サルスベリ Lagerstroemia indica
サンゴジュ Viburnum odoratissimum


 その他、本日撮影の写真です。


南太田駅
清水ヶ丘教会
庚の七曲り
稲荷社(元久保町5)
地蔵尊(田中茶屋)
庚申塔(元久保町5)
トキワ坂
さわやか歩道橋
馬頭観音(西区浅間町3丁目174)
浅間神社(西区浅間町1丁目19)
稲荷社(浅間神社境内社)
小嶽社(浅間神社境内社)
招魂社(浅間神社境内社)
ノウゼンカズラ Campsis grandiflora


  浅間神社由緒沿革
祭神   木花開耶姫命
相殿   天照皇大神・武甕槌命
境内末社 小嶽社・稲荷社・招魂社
神殿 本殿二階建浅間造にして社殿丹塗総金具付にて元官幣大社浅間大社(静岡県富士宮市)と同様国宝建造物類似楼閣にて近隣に比類なき構造なり
御神徳 坂業振興・家内安全・安全子育・学業成就
 由緒沿革
元神奈川区浅間町に鎮座し浅間町一円の氏神なり、創祀は承歴四年(一〇八〇)といわれ、源頼朝公元治元年平家討滅に依るべきを思い且つは戦勝奉賽のため関東一円の社寺修築神馬神田の寄進に及べり、然る処武蔵国橘樹郡神奈川在芝生村に富士山の形状の山地あるを卜とし社殿の修築をなし奉賽の至誠を致せる由といふ。爾来九百余年神威嚇灼として遠近を光被し万民均しく渇仰崇敬せり。
 社殿・境内整備について
浅間神社は承歴四年の創祀より歴史ある古い社であります。明治の大火、関東大震災により焼失復興と度重なりしが昭和二十年五月の戦災のために烏有に帰しましたが社殿復興再建の議が起り昭和三十三年起工式同三十四年に社殿落成亦拡張整備工事に着手従来の三倍に造成し現在に至りましたが昭和五十七年社殿前崖も急傾斜面崩壊危険区域に指定され工事着手完成を見るに至り昭和五十八年に社殿及び境内整備の奉賛会が結成され社殿塗装、神輿庫新築、神輿修理、社殿前玉垣裏表参道玉垣工事をなし県下でも類を見ぬ社殿となりました。
 浅間神社境内横穴古墳群
古墳(今から千七百年前頃から千年前頃まで、六、七百年の前につくられた古いおはか)には盛り土をした高塚と自然の丘に横に穴をうがった横穴とが有ります。
この横穴式古墳は宮谷や軽井沢にわたって群生しているもので神社の境内だけでも十幾つかがありましたので標記の名をつけました。その内部は羨門(せんもん)羨道(せんどう)中のへやを玄室(げんしつ)といいますがこのたび神社境内の拡張・聖地にあたり玄室から須恵器(すえき)の瓶、平瓶(ひらか)、などが出ました。
横穴やそこから出たそれらの物でこの地は少なくとも千年あまり前、こりあたりを開いた有力者が葬られた古いゆかりの地であることを知ることができます。
昭和三十三年六月一日
              神奈川県文化財専門委員 石野 暎

海の公園など

 今日は、午後からオーケー金沢文庫店へ。途中、野島、海の公園などに立寄りました。


【参考】
 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
 野島
 野島の船宿
 夕照橋
 マテバシイ Lithocarpus edulis
 八景島
 八景島を望む
 ヒメユズリハ Daphniphyllum teijsmannii
 サルスベリ Lagerstroemia indica
 アスパラガス・スプレンゲリ Asparagus densiflorus cv. Sprengeri

日野川の源流を訪ねて

 上大岡の南、関の下あたりで笹下川に注ぐ、大岡川の支流日野川の源流を訪ねてみました。参考にした「はまれぽ」の関連記事にはピンボケのコメントが投稿されているようですが、現在の日野川源流地は清水川南側の暗渠流出口という事になりそうです。
大岡川水系構造物マップ(暫定版)
大岡川に架かる橋(構造物)を訪ねて


日野川支流1:吉原橋と新吉原橋の間(35.396172, 139.585905)で流入


日野川分水路日野川トンネル入口(35.393923, 139.584470)


日野川支流2(未調査):日吉橋と日野橋の間(35.392732, 139.582336)で流入


日野川支流2(未調査):日野橋と光明橋の間で流入


日野川支流4:御所が谷橋と日野インター入口の間(35.386675, 139.580423)で流入


日野川支流5:金井橋とはなすみ橋の間(35.382921, 139.579147)で流入


日野川に架かる橋など
 笹野橋
 松影橋
 港南橋
 大谷橋
 下根橋
 吉原橋
 支流流入点b:緯度経度(35.396172, 139.585905)
 名称等不明:現地未確認
 新吉原橋
 送水管
 清根橋
 環状二号線(東行)
 環状二号線(西行)
 寺北橋
 (日野川分水路:日野川トンネル入り口)c
 日野川水門
 日吉橋
 支流流入点d:緯度経度(35.392732, 139.582336)
 日野橋
 支流流入点e:未調査
 光明橋
 御所が谷橋
 支流流入点f:緯度経度(35.386675, 139.580423)
  高橋、宮ノ前橋、兎橋、道友橋、兎谷第二橋、春南橋、宮下橋
 (名称不明)
 新橋
 金井橋
 支流流入点g:緯度経度(35.382921, 139.579147)
 はなすみ橋
 暗渠流出口(清水橋南側)


大岡川分水路の概要
 日野川は、その源を港南台付近に発して、上大岡付近で本川の大岡川と合流し、南区及び中区など市の中心部を貫流して、横浜港に流入している、重要な河川であります。
 かつて上流地域は、山林や田畑の多い、のどかな郊外の地でありましたが、昭和三十年代後半からの高度経済成長による都市への人口集中と国鉄根岸線の開通によって洋光台及び港南台をはじめとして多くの宅地開発が活発に行われました。
 そのため日野川への流出量を著しく増大させ中下流の地域に、しばしば溢水氾濫をおこし、多大の被害を与えてきました。
 そこで神奈川県と横浜市は日野川と大岡川の合流点の上流約一キロメートルの地点で、日野川と大岡川の水を直接根岸湾に放流する、大岡川分水路計画を樹立し、昭和四十四年に着工しました。
 以来十二年の歳月と百六十六億余円の事業費のもとに昭和五十六年に完成したものであります。


  定礎
          平成18年10月吉日
現地前に架かる「はなすみ橋」の名前は「すみもとはなこ」という女性に由来しています。
パークフロンテージ港南台の建設前にこの地で創業した㈱住本科学研究所が提唱する「借水思考(しゃくすいしこう)」に影響を与えた女性です。
その思想は「水は、天からの借りもの」であり、元通り以上にして返さない限り「借りた」とは言えず、貸し主は、人間を含めた未来の全ての生物であるという考えです。
その思想に共感して計画されたパークフロンテージ港南台は、住戸からの二酸化炭素排出量を抑えるオール電化や敷地内の緑地化に努めるなど、建設にあたっては「水」を「空気」に置き換えて思想の具現化に努めました。


【参考】
 川邉絢一郎(2011)日野川の源流はどこにある?、はまれぽ、accessed: 2019-07-30.


横浜市市指定名木古木


 No.48063 タブノキ (福聚院:港南区港南1丁目3−2)
 No.20089,20090 日野のシイ (個人宅)
 No.49237 カキノキ (光明寺:港南区日野7丁目19-19)
 No.49238 イチョウ (光明寺:港南区日野7丁目19-19)



 タブノキ Machilus thunbergii
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 カキノキ Diospyros kaki
 イチョウ Ginkgo biloba
 ニホントカゲ Plestiodon japonicus
 Good Luck 吉水 浩(よしみず ひろし)
 シンテッポウユリ Lilium x formolongi
 ポーチュラカ Portulaca oleracea × P. grandiflora
 稲荷社(福壽山慈眼院光明寺境内社)
 ヒメガマ Typha domingensis
 カルガモ Anas poecilorhyncha
 上中里方面
 雷神社
 ヤドリフカノキ(カポック) Schefflera arboricola

盛夏の舞岡公園

 今日は舞岡公園を起点に自宅まで歩いてみました。


【参考】
 舞岡公園マップ
 オミナエシ Patrinia scabiosifolia
 シオカラトンボ(雄) Orthetrum albistylum
 キツネノボタン Ranunculus quelpaertensis
 ヒヨドリバナ Eupatorium makinoi
 オニドコロ Dioscorea tokoro
 ヤマユリ Lilium auratum
 カラマツソウ Thalictrum aquilegiifolium
 リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus
 ワルナスビ Solanum carolinense
 アキノタムラソウ Salvia japonica
 キンミズヒキ Agrimonia pilosa
 ヌスビトハギ Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum
 ヤマコウバシ Lindera glauca
 木曽の石仏(栄区本郷台4丁目25)
 (稲荷森)稲荷社(栄区上郷町177-1)
 タマアジサイ Hydrangea involucrata
 オシロイバナ Mirabilis jalapa


  鎌倉古道木曽の石仏
 この石仏は旧鎌倉街道の木曽と赤坂の境の辻に行路の安全を願って安置されたもので風化が著しいが地蔵菩薩一体と如意輪観音又は聖観音一体であり、造像年代は江戸元禄頃と推定される。又土地の性質から道祖神の役割も果していた。なお、稱蓮社然誉願主大徳の碑は浄土宗の供養塔である。

浦郷から横須賀中央へ

 今日は横須賀中央に用事があり、往路は国道16号線、復路は浦賀道を歩いてみました。塚山公園ではウバユリが見頃を迎えています。


【主な経路】
(自宅)-浜見台-田浦-長浦-汀橋-稲岡町-若松町-汐入町-逸見子育て地蔵尊-塚山公園-十三峠-月見台-船越-(自宅)
【参考】
 横須賀学院
 アキノタムラソウ Salvia japonica
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 ヤマユリ Lilium auratum
 カラマツソウ Thalictrum aquilegiifolium
 アジサイ Hydrangea spp.
 キバナコスモス Cosmos sulphureus
 エノキ Celtis sinensis
 ハマオモト Crinum asiaticum
【文献】
Pacific Bulb Society (2014) Cardiocrinum, accessed: 2019-07-27.
Ohara M et al. (2006) 7: Cardiocrinum cordatum (Thunb.) Makino (Liliaceae), Plant Species Biology, 21:3, 201-207, accessed: 2019-07-27.


【稲荷山子育地蔵尊】横須賀市東逸見町1丁目17

   稲荷山.子育て地蔵尊
 旧浦賀道が逸見より汐入にぬけるあたりの一帯を稲荷山という。もと逸見と汐入との町境にお稲荷さんがまつられていたが、当時よりあまり訪れる者もなく朽ちはてるのにまかせていたが、逸見の有志がこれを憂い、横須賀駅裏国道、ホンダモーター脇の防空壕跡に(せん)した。年代も古く由緒のあるものといわれているが、この稲荷があることから稲荷山とよばれるようになったのである。
 その稲荷山の逸見より山腹道路脇に地蔵尊がまつられている。土地の人は子育て地蔵尊とよんでいるが、往時浦賀往還道路として往来の(しげ)しかった頃よりあったもので、子供に恵まれない人や子供の病気平癒(へいゆ)等に霊験ありと伝えられている。
 本尊には元禄十一年丑七月日と刻まれ、右に南無阿弥陀仏同行十六人の刻があり、他に昔の地蔵尊、新しく寄進したものなど数体がある。地蔵尊には庚申塔(こうしんとう)とともに街道筋にたてられたもので、その建立年月日によりその街道の歴史を知るひとつの手かがりになるものである。従って浦賀道もすでに元禄年間には相当往来の繁しかつたことをこの地蔵尊は物語っているわけである。
 しかし、この地蔵尊も明治、大正と年を経るにしたがってかえりみる者もなく、荒れ放題になっていたものを、昭和八年二月に東襄氏(現在伊豆大島に在住)が現在のようにコンクリート建ての(ほこら)にしたものである。現在でも供物線香の絶えた事がない。
 毎年10月頃に子育て地蔵尊祭を当地で行っております。
         東逸見第一町内会
         子育て地蔵保存会


【安針塚への道標】
 他にもふたつあるそうです。


横須賀市指定 市民文化資産
安針塚への道標
 ここの他、JR横須賀駅と国道16号線沿いの(なぎさ)橋にもある。この三基の道標は、明治三十八年から大正十年にかけて行われた、安針塚修理事業の一環として建てられたものである。


 台風6号の影響で風が強まっていましたが、塚山公園からは房総半島が望めましした。

十三峠から塚山公園へ 第1海堡 第2海堡 横須賀港東北防波堤東灯台(35.319208, 139.675221) 塚山公園

今日は南下浦へ

 雨はまだ降り続きますが、かえって歩きやすいと思い、今日は三浦市東部の南下浦を訪ねました。
 三浦の社  三浦の石塔


 三浦の社


【水間神社】三浦市南下浦町菊名
 山間の長閑な風景に佇むお社です。側を流れる小川の周辺にはホタルも生息しているとのことです。


【山神神社】三浦市南下浦町金田


【稲荷神社】三浦市南下浦町金田467

 畑の斜面にあった小さなお社です。このあたりでは、シロバナツユクサがツユクサと混在しています。


【走湯神社】三浦市南下浦町金田373
 『三浦市指定保存樹』の指定樹となっているイヌマキなどがある走湯(そうとう)神社です。祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の父神である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、三峯神社をはじめ境内社多数です。


【丸山神明社】三浦市南下浦町金田


【稲荷社】三浦市南下浦町金田1037

 私有地内にあるらしくアクセスが困難でしたので、塀の外から撮影しました。境内には若くして他界したという菱沼延蔵のことを記した石碑がありました。


  菱沼延蔵君碑
君名延藏氏菱沼相模國三浦郡金田村人父曰三郎兵衛君其第二子
也母福元氏以元治元(1864)年九月二日生幼精敏嗜學在郷校時嶄然
已露頭角明治十三(1880)年五月入吾同人社學英書業駸々追教師期以
大成十五年病肺歴就名醫求治不救十七年五月三十一日遂没于
家嗚呼哀哉年僅二十有一葬于其鄕圓福寺其父悲哀不已欲得余
銘立碑于其所有地爽壇之處其精甚勸余惜君之死甚切于儴其何
已呼言於是爲之辭々曰
礫川同人社設立育英才如農於田畝日夜繁我思嗟君年尚少總明
高天寶學業之日進千里風帆馳身體肥且健過鋤不知疲謂神益邦
國他日在所期何料羅二堅風雨折霊芝海深尚可測孰測雙親悲相
山聳蒼翠矗立一片碑銘辭把筆寫宇々沸涙垂
明治二十年十月 元老院議員従四位中村正直撰并書


【文献】
 中村正直(1903)、敬宇文集第6、吉川弘文堂、東京、URL:http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/893604/4、accessed:2019-07-22.


【稲荷社】三浦市南下浦町金田1910
 海岸近くの小祠です。


【不明の社】三浦市南下浦町金田
 八坂神社近くの小祠です。祭神等は不詳ですが、赤い鳥居がなんとなく稲荷社の雰囲気です。


【八坂神社】三浦市南下浦町金田
 境内に三浦義村の墓や由緒不明の境内社が多数あります。


  三浦義村公の墓
 三浦義村公は三浦一族六代の当主で大介義明の孫にあたり、七百年の昔北条氏とともに鎌倉幕府を二分して活躍した武将として知られています。
 平安の末期から戦国動乱の世まで四百五十年にわたり関東に勢威をふるった三浦一族の中でも義村公はもっとも隆盛をきわめた人であったといわれています。
 義村公自らの数ヶ国の守護を兼ね一門の中には、各地に進出し名を成したものも数多かったといいます。
 また義村公は領内の開拓をいつくしみ領民に慕われその治世には見るべきものがありました。生前、義村公は祖父伝来の地であるここ岩浦の里の要害をたのんで福寿寺を開基、善提寺となし、没後菩提寺に近いこの台地に祀られました。
              三浦市


【山王社】三浦市南下浦町金田


【稲荷社】三浦市南下浦町金田2039


(とがり)神社】三浦市南下浦町金田


【不明の社】三浦市南下浦町松輪


【(松輪)神明社】三浦市南下浦町松輪553


【竜宮祠(稲荷神社)】三浦市南下浦町松輪44
剱埼灯台の南側の海岸に面した社です。グーグルマップでは竜宮祠となっていますが、キツネの置物がありました。


【八ツ堀稲荷神社】三浦市南下浦町松輪344


【房作稲荷神社】三浦市南下浦町松輪1890


【白浜毘沙門堂】三浦市南下浦町毘沙門

     白浜毘沙門天(しらはまびしゃもんてん)
 白浜毘沙門天は、三浦七福神の一つです。ここは持陽山慈雲寺毘沙門堂と称し、本寺は応安元年(1368年)妙謙和尚によって開かれたもので、毘沙門天は行基の作と伝えられ、古来より正月三日酉の刻(午後6時)には必ずありがたい神示があると信じられ、近郷近在から多数の参詣、参籠があり、知恵と武勇の守り神としてあがめられております。特に北方を守る武神とされ、厄除け、恵方の毘沙門天であります。三浦七福神とは、あと金光恵比寿(きんこうえびす)(円福寺)・鶴園福禄寿(かくおんふくろくじゅ)(妙音寺)・筌龍弁財天(せんりゅうべんざいてん)(海南神社)・桃林布袋尊(とうりんほていそん)(見桃寺)・長安寿老人(ちようあんじゅろうじん)(白髭神社)・寿福大黒天(じゅふくだいこくてん)(延寿寺)です。
          環境省・神奈川県


 三浦七福神
   白浜毘沙門天(しらはまびしゃもんてん)     (慈雲寺)
 ここ持陽山慈雲寺の毘沙門堂は、応安元年(一三六八年)妙謙和尚によって開かれたといわれ、本尊の毘沙門天は、行基の作と伝えられています。
 この毘沙門天は、海中出現の像といわれることから漁業者の信仰が厚く、ことに正月一日の酉(十八時)の刻には必ずありがたい示現があると信じられており、近郷近在から多数の参詣、参籠があってあかりの祭典といわれていました。そして、知恵と勇武の守り神としてあがめられています。厄除け、恵方(えほう)(その年の「えと」にもとづいて良いときめた吉祥の方角)の神とされ、また佛の道場を守る毘沙門天は四天王の一の多聞天ともいわれています。
           三浦市


【毘沙門神明社】三浦市南下浦町毘沙門53


【庚申塔、等】
 三浦の石塔
庚申塔:三浦市南下浦町金田
 山上神社の近くの庚申塔です。斬新な三猿なので新しいものかと思いましたが、銘文によれば延宝八(1680)年となっていますので、340年もたっている碑の様です。


庚申塔:三浦市南下浦町金田1037


石塔群群:山王社(三浦市南下浦町金田)


庚申塔群:南下浦町松輪


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪745(鈴木豆腐店)


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪


庚申塔群:三浦市南下浦町松輪1912-18



馬頭観音:三浦市南下浦町毘沙門


石塔群:三浦市南下浦町毘沙門694


石塔群:慈雲寺


石塔群と地蔵尊:毘沙門神明社


【参考】
 シロバナツユクサ Commelina communis f. albiflora
 ツユクサ Commelina communis
 ハキダメギク Galinsoga quadriradiata
 クサノオウ Chelidonium majus
 キンレンカ Tropaeolum majus
 カタバミ Oxalis corniculata
 ナツズイセン Lycoris squamigera
 グラジオラス Gladiorus ‘hybridus’
 ダリア Dahlia‘hybridus’
 ノボロギク Senecio vulgaris
 スイカ Citrullus lanatus
 トウモロコシ Zea mays
 ナンキンマメ Arachis hypogaea
 マルバアサガオ Ipomoea purpurea
 ボイソンベリー Rubus ursinus × Rubus idaeus
 ノウゼンカズラ ‛マダムガレン’Campsis × tagliabuana ‘Madame Galen’
 ラセイタソウ Boehmeria biloba
 ツルナ Tetragonia tetragonioides
 モミジバヒルガオ Ipomoea cairica
 ノアサガオ Ipomoea indica
 剱埼灯台
 トウオオバコ Plantago japonica
 スカシユリ Lilium maculatum
 ビロードモウズイカ Verbascum thapsus
 ヤナギハナガサ Verbena bonariensis
 アシ Phragmites australis
 メダケ Pleioblastus simonii
 伊豆大島