追浜周辺でも河津桜が見頃を迎えています。瀬戸神社では玉縄桜も五分咲きです。八景島の阿亀、海の公園の里桜の蕾はまだ固いようでした。
:追浜東町三丁目 追浜本町1丁目 金沢区瀬戸 海の公園
玉縄桜(登録品種データベース):瀬戸神社
追浜周辺でも河津桜が見頃を迎えています。瀬戸神社では玉縄桜も五分咲きです。八景島の阿亀、海の公園の里桜の蕾はまだ固いようでした。
:追浜東町三丁目 追浜本町1丁目 金沢区瀬戸 海の公園
写真は撮影できませんでしたが、今朝、横浜市南区井土ケ谷下町の路上でハッカチョウを確認しました。港南区ではもはや普通種のハッカチョウですが、一昨年は金沢区でも見かけました。近年、生息域を拡大しているのかもしれません。
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ハッカチョウ Crested Myna Acridotheres cristatellus (2015年11月15日、港南区港南台で撮影) |
暖冬とはいえ、そろそろ河津桜の季節。今日は開花状況を確認してきました。早い樹では3分咲きを過ぎているようですが、見頃は次の土日くらいと思われます。よい天気でしたので、塚山公園からは、遠く房総までよく見えました。
先週に続いて、戸塚区の名木古木を訪ねました。
横浜市指定名木古木
舞岡八幡宮と湯花神楽
この社には湯花神楽が伝えられる。忌竹をめぐらし中央の大釜に熱湯をわかし巫祝が呪言して笹葉に浸した湯を神前と参詣人にまく。
戸塚観光協会
舞岡八幡宮境内社相殿(左より)
日枝社、稲荷社、愛染社、疱瘡社、疫神社
白山社(中央):舞岡八幡宮境内社
天神さまと牛
當神社の御祭神 菅原道眞公 即ち天神さまの、牛に因むお話の中から先づ記します。㈠天神さまは、おとなしい白い牛を飼ってをられたが、左遷の發令と共に不意に行方が分から貳くなった。天神さまは其の牛を案じつつ大宰府にお下りの途中、道明寺の門前で暗殺されようとなさった。此の時どこから現れたか刺客を蹴散らしてお救いしたものこそ他ならぬ其の牛だったといふお話
㈡天神さまの御遺書に「お墓の事は牛が知ってゐるから其の赴く所に葬る様に」とあったところ葬儀の牛車は安楽寺で止まったのでそこに葬り申上げたといふお話-太宰府天満宮の始まりに因むお話
さて牛は農耕に不可欠缺として大事にされて來ましたが、慌てることなく、黙々と、一歩々々を踏みしめつつ、働くことこそ、天神さまの思召しに叶ってゐるのではないでせうか。私共もあやかりたいと思ひ、茲に一筆致します。
當神社では、筑紫の安楽寺、河内の道明寺、相模の天照寺(古來當神社と一體の天神山貞昌院)を日本三躰天神と言い傳へてゐることを追記します。
昭和五十七年九月二十五日
-道真公薨後一、〇七九年の例祭日-
日本三躰 永谷天満宮
宮司 關正臣 (花押)
暖冬の今年も、今週はやっと冬らしい寒さになりました。でも、辺りはすでに春の気配であふれています。鷹取山ハイキングコースでは、オニシバリの開花が始まっていました。
春動:歌詞
悴んだ木々もやがて 徐に目を覚まして
嬉しそうに花を 咲かせ始めました
長かった冬が溶けて 待っていた春の便り
知らない間に私 風になったみたい
軽くなった心が 高く高く高く
白い雲が遊ぶ 空へ空へ空へ
【参考】
オニシバリ Daphne pseudomezereum
田浦梅林
ウメ Prunus mume
二ホンスイセン Narcissus tazetta var. chinensis
クルメツツジ Rhododendron x obtusum
フヨウカタバミ Oxalis variabilis
セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
タチツボスミレ Viola grypoceras
オオイヌノフグリ Veronica persica
ノゲシ Sonchus oleraceus
キダチロカイ(アロエ) Aloe arborescens
ミドリハコベ Stellaria neglecta
ミツマタ Edgeworthia chrysantha
寒咲花菜 Brassica sp.
第二海堡(左)、第一海堡(右)
マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
香取屋倉庫(西逸見)
ツタバウンラン Cymbalaria muralis
夫婦橋(横須賀風物百選)
スミレ Viola mandshurica
ローズマリー Rosmarinus officinalis
ガザニア Gazania rigens
東京湾フェリー「かなや丸」
ペリー上陸記念碑(横須賀風物百選)
石塔群(観音):久里浜8丁目29
ジャノメエリカ Erica canaliculata
東京湾観音像
フラワートレイン:よこすか花の国
愛の鐘:よこすか花の国
ゴジラ像:よこすか花の国
ウサギアオイ Malva parviflora
キュウリグサ Trigonotis peduncularis
砂坂六地蔵
ジンチョウゲ Daphne odora
平和モニュメント:横須賀中央公園
満月(15.43):2020年2月8日17:37、35.276232, 139.673015、標高31m
実家を訪ねた帰りに武蔵一之宮氷川神社に立ち寄りました。身近過ぎて、これまで撮影したことがあまりなかったのですが、摂社末社の社殿がいつの間にか新しくなっていました。50年くらい前には御嶽神社の前あたりに秋葉権現の碑があった筈ですが、今はどこにあるのか確認できませんでした。(注:秋葉 = 大己貴とする説があるようです)
攝社門客人社(新編武蔵風土記稿より転記)
男體社ノ東ニアリ祭神ハ豊磐窻命櫛聲窻命ノ二座ニテ古ハ荒脛巾神社ト號セシヲ氷川内記神職タリシ神祇伯吉田家ヘ告シテ門客人社ト改號シ手摩乳脚摩乳二座ヲ配祀スト伝按ニ出雲國杵築ノ攝社ニ門客人社ト云モノ二宇アリテ東ハ櫛磐間戸命西ハ豊磐間戸命ヲ祀ル由ナレハ門客人號ハ全クコレニモトツキシナラン又脚摩乳手摩乳ノ二神ハ同所夭前社ノ祭神ナレハ爰ヘ配祀セシナルヘシコレ等ニ據テモ當所氷川社ノ簸川上杵築社ヲ移シ祀リシコト證スヘシ
今日は、戸塚を起点に横浜市の名木古木を訪ねました。
山ノ神社(五霊神社境内社)
鎌倉を 生きて出でけむ 初松魚
芭蕉翁
当時鎌倉で水揚げされた初鰹は戸塚を通り江戸に運ばれました。
嘉永二年、当地の俳人達によって戸塚にちなんだこの句の碑が建てられました。
通称「お天王さま」として親しまれている戸塚宿の鎮守です。元亀三(五七二)年に、牛頭天王を勧請したのが始まりと言われています。毎年七月十四日に行われる。「お札まき」は、無病息災を祈願して市の指定無形文化財になっています。神社脇の東海道と鎌倉道が交差するあたりに高札場がありました。
横浜市無形文化財 お札まき
平成三年十一月一日指定
保存団体 お札まき連中
行われる時期及び場所
毎年七月十四日
戸塚区戸塚町四一八九番地八坂神社他町内各所
お札まきは、七月十四日ま八坂神社の夏祭りに行う踊りで、同社の元禄再興とともに始まったと伝えられています。ひの踊りは、江戸時代中期、江戸や大阪で盛んに行われていましたが、やがて消滅し、現在は東海道の戸塚宿だけ伝えられています。
男子十数人が姉さんかぶりに襷がけの女装をして裾をからげ、渋うちわを持ち、うち音頭取り一人はボテカズラをかぶります。音頭取りの風流歌に合わせて踊り手が唱和しながら輪になって右回りに踊ります。踊り終わると音頭取りが左手に持った「正一位八坂神社御守護」と刷られた五色の神札を渋うちわで撒き散らします。人々は争ってこれを拾って帰り、家の戸口や神棚に貼ります。神社境内で踊り終わると、町内各所で踊り、神社に戻ります。
風流歌の歌詞に「ありがたいお札、さずかったものは、病をよける、コロリも逃げる」という文句があることから、祇園祭と同様な御霊信仰に基づく厄霊除けの行事であることがわかります。
神札を路上に撒き散らして人々に拾わせる護符配りは、現在では極めて珍しく、民間信仰資料として貴重です。
平成四年三月 横浜市教育委員会
本日撮影その他の写真
【参考】
エレガンスみゆき Cerasus x Armenica mume ‘Elegance Miyuki’
サクラ
十月桜 Cerasus x subhirtella cv. Autumnalis
子福桜 Cerasus x ‘kobuku-zakura’
バラ Rosa> spp.
ピュール・カプリス ‘Pur Caprice’
イージー・ダズ・イット ‘HARpagent’ Easy Does It
パーマネント・ウェーブ ‘Permanent Wave’
エリザベス・テーラー ‘Elizabeth Taylor’
ヴィリディフローラ(グリーン・ローズ) ‘Viridiflora’
さくら Rosa‘ZENposakura’ Sakura
桜木 ‘Sakuragi’
イングリッド・バーグマン ‘POUlman’ INGRID BERGMAN
レッド・クイーン ‘KORtocrea’ RED QUEEN
センセーション ‘FRYromeo’ SCENT-SATION
サンセット セレブレーション(ウォームウィッシズ)’FRYexotic’ SUNSET CELEBRATION (WARM WISHES)
スプリンター ‘INTersprint’ Sprinter
キープ・スマイリング ‘Keep Smiling’
ハヤトバラ(アネモネ) ‘Anemone’
サッターズ・ゴールド ‘Sutter’s Gold’
禅 ‘ZENfuzen’ Zen
よろこび ‘Yorokobi’
ミツマタ Edgeworthia chrysantha
ロウバイ Chimonanthus praecox
スノードロップ Galanthus nivalis
二ホンスイセン Narcissus tazetta var. chinensis
オオヤエクチナシ Gardinia jasminoides f. ovalifolia
ベニバスモモ Prunus cerasifera var. atropurpuea
エノキ Narcissus tazetta var. chinensis
ケヤキ Zelkova serrata
クスノキ Cinnamomum camphora
ヤブツバキ Camellia japonica
モチノキ Ilex integra
大正末期から昭和初期にかけて、現在の大船駅の東側の地域で田園都市計画があったそうです。計画総面積は10万坪におよび、渋沢栄一が手掛けた田園調布地区をも超える大規模な計画だった様ですが、大正12年の関東大震災や昭和4年の昭和恐慌の影響もあって計画は実現しなかったそうです。今日たまたまと通りかかった稲荷社の由緒書きからそのことを知りました。
【山蒼稲荷神社】鎌倉市大船2丁目21
山蒼稲荷神社由緒碑
今世初期、或ル先覚カ遠大ナ都市計画ヲ目論ミ、此地一帯ノ開発ニ着手シタカ、当初ヨリ災厄ノ続出ニ事業ノ中断ヲ余儀ナクシ、為ニ、地元有志ト協議ノ末、霊主教某教主ニ本旨ノ時宜ヲ諮ッタ。スルト某ハ此地ノ、守護神トナスベク稲荷大明神ヲ招致シ、以テ、鎮守ヲ祈願スルニ然カス、トノ指教ヲ寄セラレ且昭和五年秋教主カ御神体ヲ刻マレタノテ時ヲ藉サス、眺望絶佳、樹林鬱蒼ノ丘ニ社殿ヲ建テ、山蒼稲荷神社ト命名シ御神体ヲ祭祀スルニ、以降、神助ノ故カ事業ノ都テカ順調ニ進捗シ初期ノ目的ヲ遂ケ大船今日ノ発展ノ因ヲ作シタ。而ルニ同九年、松竹蒲田撮影所カ此地ニ矚目シ進出セントスルヲ識リ本所ニ社殿ヲ遷シテ現今ニ至ッテイル。
本神社カ此処ニ坐ス経緯ヲ敍述シタ所以ハ向後、尚、彌増シ、此処ノ伸張ト災厄祓除ニ既往ノ霊験ヲ垂レ給ワンコトヲ希ッテニ他ナラナイニ拠ル。
以上ノ考証ハ巷間、僅カニ散見サレタ記録ト流布スル口碑ニ基スイタモノテアル。
昭和五十七年十一月三日
抍岡 智 撰
【参考文献】
藤谷陽悦(1993)大船田園都市株式会社の目的と住宅地「新鎌倉」について、日本建築学会計画系論文報告集、444、157-167、URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijax/444/0/444_KJ00004077228/_article/-char/ja/.