【過去の年賀状ギャラリー】【生物の系統概要】 【ウマの系統】
今年2026年は午年。馬に関して名付けられた生物などをブログ内で探してみました。
ウマノアシガタ ウマゴヤシ ウマノスズクサ ウマノミツバ 馬鈴薯 馬 河馬 海馬 駒鳥 鳥馬 ウマヅラハギ Horseshoe Crab 馬陸 カマドウマ アザミウマ 水馬 馬頭観音 木彫の馬 回転木馬 CAVALLO> 平和の若い騎士 ノッコ 最後のユニコーン 夢馬の使命 黒いユニコーン 馬の首風雲録 ペガサスに乗る スレイプニル 大繪馬 小繪馬 うまよん おしんめ様【ウマ属の系統概要】
【参考】
今更ですが、ウマオイ(通称スイッチョ)の写真が一枚もないことに気付きました。
| 【キンポウゲ科 キンポウゲ亜科】 | ![]() |
| ウマノアシガタ Ranunculus japonics |
| 【マメ科 ソラマメ亜科】 | ![]() |
| ムラサキウマゴヤシ Medicago sativa | |
| コメツブウマゴヤシ Medicago lupulina | ![]() |
| 【ウマノスズクサ科】 | ![]() |
| ウマノスズクサ Aristolochia debilis |
| 【セリ科 ウマノミツバ亜科】 | ![]() |
| ウマノミツバ Sanicula chinensis |
| 【ナス科 ナス亜科 ナス連 ナス属】 | ![]() |
| ジャガイモ(馬鈴薯) Solanum tuberosum |
| 【奇蹄目 ウマ形亜目 ウマ上科】 | ![]() |
| ポニー(Horse Pony) Equus caballus | |
| グラントシマウマ Equus quagga boehmi | ![]() |
| 【鯨偶蹄目 鯨河馬形類 カバ科】 | ![]() |
| 小人河馬(コビトカバ) Choeropsis liberiensis |
| 【食肉目 イヌ型亜目 クマ下目 アザラシ上科】 | ![]() |
| |
|
| |
![]() |
| |
![]() |
| 【スズメ目 スズメ亜目 ヒタキ科】 | ![]() |
| 駒鳥(コマドリ) Luscinia akahige |
| 【スズメ目 スズメ亜目 ツグミ科】 | ![]() |
| |
| 【真骨下綱 フグ目】 | ![]() |
| ウマヅラハギ Thamnaconus modestus |
| 【節足動物門 鋏角亜門 剣尾綱】 | ![]() |
| カブトガニ(Japanese Horseshoe Crab) Tachypleus tridentatus |
| 【節足動物門 多足亜門 倍脚綱】 | ![]() |
| (山原吐逆馬陸(ヤンバルトサカヤスデ) Chamberlinius hualinensis |
| 【節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 直翅目 キリギリス亜目】 | ![]() |
| マダラカマドウマ Diestrammena japanica |
| 【節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 総翅目】 | ![]() |
| ハナアザミウマの一種 (Thripidae) |
| 【節足動物門 六脚亜門 昆虫綱 半翅目】 | ![]() |
| 水馬(アメンボ) Gerrtis (Aquarius) paludum |
| 【馬頭観音】 | ![]() (横須賀市馬堀町) (逗子市桜山) |
馬頭観音(Hayagrīva)は、近世以降六観音の一つして信仰を集めていますが、他の観音化身とは異なり憤怒の相を示していることが多く、菩薩というより明王に近い性格を持っている様です。実際、馬頭観音はヒンズー教の主神であるビシュヌの化した明王であるとの考え方もあるそうです(竜祥干潟,1950)。
馬頭観音分布図(主として横須賀・横浜)
『馬頭観音塔の分布はうらが道などの古道と関係があるのではないか』との仮説に基づき、プロットしてみたのですが、(かねさわ道はともかく)うらが道との関係はあまりなさそうです。この作図により、逗子から葉山にかけて縦断する分布列、西海岸に少ないように見えることなど、気になることが見えてきました。
三浦半島には『三十三観音』として知られる札所巡りがあるのですが、この33か所の御本尊に馬頭観音像は一体もなく、馬頭観音碑との関係も見出せませんでした。
| 【木彫の馬】 | ![]() |
| 木彫の馬 |
今から24年前(午年)の札幌大通公園で、作者のご老人からお譲りいただいた木彫の馬です。茶色いのはケヤキ、黄色いのはオンコ(イチイ)を使用していると伺いました。二体とも今でも我が家のトイレに鎮座しています。
| 【回転木馬(Carousel)】 | ![]() |
| 回転木馬(八景島シーパラダイス) |
| 【CAVALLO】 街角のアート作品 クロチェッティ美術館 | ![]() |
| CAVALLO:ヴェナンツォ・クロチェッティ作(中区本町5丁目49) |
| 【Il Giovance Cavalière della Pace】 街角のアート作品 | ![]() |
| Il Giovance Cavalière della Pace(平和の若い騎士):ヴェナンツォ・クロチェッティ作(横浜美術館) |
| 【ノッコ:ワンダースリー】 W3 | ![]() |
| ノッコ(C.V.小島康男):ワンダースリー(1965-1966年放映) |
| 【最後のユニコーン(早川文庫FT11) – 1979】 | ![]() |
| The Last Unicorn(1982年公開) Cast:Mia Farrow、原作:Peter S. Beagle(1968年) |
| 【夢馬の使命(早川文庫FT105、魔法の王国ザンス 6) – 1987 | ![]() |
| 原作:Piers Anthony (1983) Night Mare (Xanth 6) |
| 【黒いユニコーン (早川文庫FT133、ランドオーヴァー 2) – 1989 | ![]() |
| 原作:Terry Brooks (1987) The Black Unicorn (The Magic Kingdom of Landover 2) Landover Series |
| 【馬の首風雲録(早川文庫SF52)】 | ![]() |
| 馬の首風雲録(1972年):筒井康隆 登場するのは、馬ではなく犬なのですが……。 |
| 【ペガサスに乗る(早川文庫SF1091)】 | ![]() |
| To Ride Pegasus(1978年):Anne McCaffrey |
| 【 |
![]() |
【文献】
Monikander A (2011) Sleipnir and his Siblings: Some Thoughts on Loki’s Monsterous Offspring, In Places in Between : The Archaeology of Social, Cultural and Geographical Borders and Borderlands, 120p, 58-66, URL: https://academic.oup.com/bioinformatics/article-abstract/24/13/1559/238964, Accessed: 2025-12-27.
幻獣事典『六本足の羚羊』の項に記載がありました。
六本足の
In 幻獣事典:柳瀬尚紀訳(1974)[Jorge Luis Borges (1969) Sleipnir, In El Libro de Los Seres Imaginarios]より
陸を駆け、空を飛び、冥府へも降りていくオーディンの馬、葦毛のスレイプニルには八本の足があった(というか、邪魔になった)という。シベリア神話では最初の羚羊は六本足だったとしている。足が六本もあるので、捕らえるのは困難、もしくは不可能だった。神の狩人トゥンク=ポクは、とある聖木で特別なスケートをこしらえた。たえまなく軋む音を発するこの木片は、犬が吠えるので見つけたものだった。スケートも軋む音を出し、矢のような速さですべった。滑走を操る、というか制するために、別の魔法の木の木片で作った
「人間は」とトゥンク=ポクがいった。「日毎に小さく虚弱になる。彼らにどうして六本足の羚羊が狩れようか、わしですらやっとのことなのに。」
その日以来、羚羊は四つ足となつた。
幻獣事典に記載のある『シベリア神話』が気に懸かり調べていたところ、野毛山の中央図書館で、下記の文献をみつけました。馬から、羚羊、ヘラジカを経て、マンシ族神話では熊になってしまいました。元文献のロシア語は全く読めないので、Copilotに要約を依頼しました。
【六本足のヘラジカ狩り】
斉藤公子 (2011) 六本足のヘラジカ狩り(大熊座の由来), In シベリア神話の旅, 310p, 三弥井書店, 東京.
ある夫婦がいて、ふたりには小さな男の子がいた。その子は揺り籠に入っていた。あるとき、女房が水汲みに行って、ルンクヴ1が六本足のヘラジカを追いかけているのを見た。家に帰ると、夫がこう尋ねた。
「なにか言いたいことがあるのか」
「なにもないわ。メンクヴが六本足のヘラジカを追いかけているのを見たの」
モシ・フム2はこれを聞くと揺り籠から飛び出し、駆けだしていった。ヘラジカを追いかけたのだ。長いことだが、短いことだか、ヘラジカを追いかけて追いつくと、後ろ脚を二本切り落とした。前脚二本に真ん中の足二本が残った。モシ・フムが走った道は今も見える。天の川のことさ。ヘラジカも見える。大熊座だよ。ヘラジカが六本脚だった昔は、人間はヘラジカには追いつけなかった。(記録 一九二六年)
1 森に住む大男で、人を食う。
2 この場合はモシ一族の神話上の祖先。日常会話ではモシ一族の男。
出典 Мифы.предания, сказки хантов и манси. Наука. М., 1990 стр.297
(Myths, legends, and tales of the Khanty and Mansi. (1990). Moscow: Nauka. p297.)
URL: https://www.bestiary.us/books/skazki-i-mify-narodov-vostoka/%CC%E8%F4%FB,%20%EF%F0%E5%E4%E0%ED%E8%FF,%20%F1%EA%E0%E7%EA%E8%20%F5%E0%ED%F2%EE%E2%20%E8%20%EC%E0%ED%F1%E8%20(1990).pdf
【Copilotによる出典の要約】
『大熊座の由来』に関する内容(要約和訳)
この文献では、ハンティ族・マンシ族の神話や伝承の中で「大熊座(Ursa Major)」の起源について語られています。主な筋は以下の通りです:
登場人物:大熊座は、かつて地上にいた「熊」あるいは「狩人」に由来するとされる。
物語の展開:熊(または狩人)が人間社会に深く関わり、時に人間を助け、時に脅かす存在として描かれる。 ある事件をきっかけに、熊(または狩人)は天に昇り、星座として夜空に定着する。
象徴性:大熊座は「守護者」「導き手」として解釈され、季節の移り変わりや狩猟の時期を知らせる役割を持つ。 星座の形は熊の姿に見立てられ、部族の生活や儀礼に結びつけられている。
ハンティ族・マンシ族の伝承には、「六本足を持つ巨大なヘラジカ」 が登場します。この動物は普通のヘラジカよりもはるかに大きく、六本の足を持つことで非常に速く走ることができるとされます。伝承によれば、この六本足の獣は天界と地上を行き来する存在であり、星座や季節の移り変わりと結びつけられることがある。
21世紀初頭には、同名でタブ型のフリー・ブラウザ『Sleipnir』がありました。
| 【白馬】 三浦半島周辺の白山社 | ![]() |
| 神馬:六浦白山神社扁額『大絵馬』 |
【
三分村
加賀の
| 【小繪馬】雷神社 | 吹雪型駆逐艦(III型=暁型) |
| (艦隊これくしょん関係の)小繪馬 | |
| (境内社浜空神社関係の)小繪馬 | 雷神社の境内社 |
| 【うまよん】 | 短編アニメ『うまよん』(ウマ娘プリティーダービー・スピンオフ作品) |
【文献】
今泉吉典監修 (1984) 奇蹄目+管歯目+ハイラックス目+海牛目、世界の動物分類と飼育4, 145p, 東京動物園協会, 東京.
竜祥干潟 (1950) 馬頭観音考, 哲學年報. 10, 1-13, DOI: 10.15017/2328848, Accessed: 2025-11-16.
ハヤカワ文庫FT一覧, 幻想図書館、URL: https://ftbook-museum.s-cielo.com/books/h_ft_list00.html, Accessed: 2025-11-22.
ハヤカワ文庫SF総覧, URL: http://kicchan.s19.xrea.com/img/hayakawasf6.html, Accessed: 2025-11-22.
吉野裕子 (1975) 続伊勢神宮考, 民俗学研究, 40(1), 1-15, DOI: 10.14890/minkennewseries.40.1_1, Accessed: 2025-11-23.
井本英一 (2006) 馬の話, 大阪外語大学論集, 33, 147-178, URL: https://hdl.handle.net/11094/79984, Accessed: 2025-11-22.
金沢区生涯学習”わ”の会 (2012)新版かねざわの歴史事典INDEX金沢、142+33p.
加藤百一 (1985) 白山比咩神社, 酒神と神社(18), 醸造, 80(7), 462-466, DOI: 10.6013/jbrewsocjapan1915.80.462, Accessed: 2025-11-23.
白井永二・土岐昌訓 (1979) 白山神社、In 神社事典、272-274、東京堂出版、東京.
山中 笑 (1915) 繪馬と土馬の關係、人類學雑誌、30(2)、35-40、DOI: 10.1537/ase1911.30.35, Accessed: 2025-11-24.
今井信治 (2009) アニメ「聖地巡礼」実践者の行動に見る伝統的巡礼と観光活動の架橋可能性 : 埼玉県鷲宮神社奉納絵馬分析を中心に, 観光学高等研究センター叢書, 1, 87-111, URL: http://hdl.handle.net/2115/38115, Accessed: 2025-11-24.
末国正雄・高野庄平 (1969) 駆逐艦、水雷艇, In 海軍軍船備<1>-昭和十六年十一月まで-, 戦史叢書31、p206-215, 防衛庁防衛研修所戦史室, URL: https://www.nids.mod.go.jp/military_history_search/SoshoView?kanno=031, Accessed: 2025-11-26.
ホルヘ・ルイス・ボルヘス (1974) 柳瀬尚紀訳, 幻獣事典(原題:El Libro da los Seres Imaginarios, 1967), 225+vi, 晶文社, 東京.
斉藤公子 (2011) 六本足のヘラジカ狩り(大熊座の由来), In シベリア神話の旅, 310p, 三弥井書店, 東京.
Monikander A (2011) Sleipnir and his Siblings: Some Thoughts on Loki’s Monsterous Offspring, In Places in Between : The Archaeology of Social, Cultural and Geographical Borders and Borderlands, 120p, 58-66, URL: https://academic.oup.com/bioinformatics/article-abstract/24/13/1559/238964, Accessed: 2025-12-27.





































