今日は朝からはっきりしないお天気で小雨模様。こんな日は団地内の壁に避難してきた昆虫が多くなります。テレワークの合間にごみ捨てに行った帰りに出会った昆虫たちです。
【参考】
クロウリハムシ Aulacophora nigripennis
マダラガガンボ Tipula coquilletti
ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta
サビヒョウタンゾウムシ Scepticus griseus
センチコガネ Geotrupes laevistriatus
今日は朝からはっきりしないお天気で小雨模様。こんな日は団地内の壁に避難してきた昆虫が多くなります。テレワークの合間にごみ捨てに行った帰りに出会った昆虫たちです。
ヒイラギナンテン属の葉は、縁に棘状の鋸歯があって、一見ヒイラギと似ていることで知られていますが、よく見ると単葉ではなく複葉です。一般の図鑑では『(奇数)羽状複葉』と記載されているのですが、うちの団地の植栽のホソバヒイラギナンテンでは偶数羽状複葉の葉が少なからず混ざっています。近縁種との関係など、調べたい項目が、またひとつ増えました。
今日は、横浜駅から保土ケ谷を経由して蒔田まで散策。帰りは金沢八景で降りて、やっと開園した権現山公園にも立ち寄り、六浦経由で帰宅しました。
良いお天気にめぐまれた本日は、鎌倉駅から長谷寺まで散策してみました。
本日、テレワーク。終業後に湘南鷹取経由で六浦まで買い物に出かけました。
紅吉野は説明版による自称なのですが、多摩森林科学園や三島の遺伝研でも保存されていないラインの品種なので由来等は不明です。天城吉野と寒緋桜の交配により育成された陽光を紅吉野桜と呼ぶことがあるようですが、この桜は花期が異なっていて、陽光が葉桜となりつつある今が見頃ですし、花の色も陽光ほどには濃くありません。よく似た性質を持っていますが、陽光ではないと思われます。
キリウジガガンボは、幼虫の農業被害でよく知られている種ですが、久しぶりに見かけたかような気がして、撮影しました。なお、いつ頃から『
【文献】
徳永雅明(1959)きりうじががんぼ、p.620 in 日本幼虫圖鑑、712+26p, 北隆館、東京.
本邦産のサクラは2018年に新種記載された熊野桜を入れて11種とされていますが、人為的な交配、あるいは自然交雑により生じた桜の品種は100種を有に超えており、数え方によっては300種を超えるそうです。その中には成立経緯が明らかでなはない品種も多く含まれており、一般的には大島桜と江戸彼岸を交配して造られたと信じられてきた染井吉野でさえも3種目となる山桜の関与が示唆されるとの研究結果(加藤・松本,2014)もあります。このため桜の品種の多くは『里桜群』と総称されているのですが、交配の経緯が明らかな場合と、ほぼ親が明らかとされている品種につき親子関係を作図してみました。種名あるいは品種名に下線がついていれば写真にリンクしています。
日本産の桜から生じた交配種・交雑種 |
The crossbreeding of Japanese cherry blossoms |
【参考】
iOS(Safari)では、PDFからリンク先に辿りつけない様ですので、下記にリンクを用意しました。
【国内産種】
カンヒザクラ群
エドヒガン群
ヤマザクラ群
マメザクラ群
(
チョウジザクラ群
ミヤマザクラ群
今日は午後から横浜イングリッシュガーデンを尋ねました。今は開花中のサクラの種類が多い季節。春バラのハイシーズンまで、あと一息です・
新浦島町のベイステージ横浜には今が見頃の染井吉野が咲いているのですが、今春を最後に切り倒されると聞き、撮影しておきました。みなとみらいの横浜緋桜、大岡川沿いの染井吉野も満開です。
桜についてのご案内
毎年、見事な花を付け春の訪れを告げてくれた桜ですが、樹木医による精密診断の結果、幹ゃ根元の腐朽空洞率が高いことが判明しました。倒伏の可能性もあるため、今年の花が終わった後(2022年4月)に伐採いたします。来年の春には新しい桜を迎える予定です。
是非、ソメイヨシノの最後の花を楽しんでいただけたらと思います。コロナ禍のため、密にならないようご配慮をお願いします。
2022年3月 ベイステージ横浜432 管理組合
今日は、海の公園方面で春の訪れを探してみました。すると、今が盛りのヤマモモの花に多数たかっている昆虫を見かけました。体長3mm程度で遠目にはシロアリの羽蟻にも見えましたが、はるかに小さくて、第一印象は膜翅目(ハチ・アリの類)でした。家に帰って手持ちの図鑑で広腰亜目のナギナタハバチ科と推定して、ウェブで検索したところ、この科の普通種であるマダラナギナタハバチらしいことを突き止めました。ハチの仲間では、ハチらしいハチの仲間である細腰亜目より、体節の括れがはっきりしない広腰亜目のほうが古くから生息してきたと考えられてきましたが、その中でもナギナタハバチ科は祖先種と考えられているだけでなく、最近では完全変態をする、つまり蛹の時期を持つ昆虫すべての祖先形であると考えられる(山本・町田,2019)ようになっているのだそうです。今日は、ふとしたことから、2億年余りの由緒ある昆虫に出会えました。