横須賀中央を経て久里浜へ

 本日、横須賀中央に用事があり、いつも通りに十三峠を越えていきました。今日はコロボックルの里が気になり、西逸見の柿の谷戸の下りコースを選んだところ、偶然お会いした著者の方から素敵な本をご恵贈戴きました。


だれも知らない小さな国へ 2017.6.10
【文献】
 コロボックルの里山・散策ガイド『花ってなあに』


 用事が済んでから久里浜まで向かう道すがら途中いくつかお社を尋ねるうちに通りかかった大津の愛染稲荷で、かまくらと三浦半島の名木・古木50選に選ばれているクロガネモチに出会いました。その後、三浦半島最古とも言われる安房口神社を経由して、久里浜ではJR駅前でもプラタナスを撮影、本日のゴールは京急久里浜駅でした。
 今日は気づかず通り過ぎてしまった『大津高校のメタセコイア』と『信誠寺(しんじょうじ)のイチョウ』は次回のお楽しみです。
 愛染稲荷社のクロガネモチ


 JR久里浜駅前のプラタナス


【主な経路】
(自宅)-田浦-十三峠-塚山公園-コロボックルの小径-逸見-三笠公園-よこすかポートマーケット-春日神社-愛染稲荷社-大津諏訪神社-安房口神社-JR久里浜-京急久里浜


【(三春町)春日神社】

 平安時代に春日大社から勧請されたと伝えられる古社で、元は猿島に鎮座したため十嶋(とじま)大明神と呼ばれたそうです。境内社は豊守稲荷神社。この神社で特筆すべきは神輿庫前の狛犬です。なんともユーモラスな造形は、杉田八幡神社、緑が丘の諏訪大神社の狛犬に通じるものを感じます。


【愛染稲荷社】

 この稲荷は、大津村天神坂に住む七兵衛という者が、文化十四年(1817年)七月江戸加賀町日本稲荷総本宮、愛染寺から、農作物の豊作祈願のため、この地に興隆したことが古文書に残されている。
 当時、このあたりは大津村保込(ホゴメまたはホオメ)といわれ、戸数は二十にも満たず、皆田畑を耕作して生計を立てていた。
 創建以来、この祠は傘のように覆う樹齢推定四百年のクロガネモチの銘木ともに地元の人によって大切に守られ、現在も年一回昔ながらの稲荷講が行われ、往時を偲ぶよすがとなっている。
平成二年二月     大津地域文化振興懇話会


【(大津)諏訪神社】

 天長元年に諏訪大神から建御名方命を勧請したと伝えられ、現在は他十柱を合祀しているそうです。境内には、諏訪神社では縁の深い御柱やカジノキを見ることが出来ます。


【阿房口神社】

 社殿を持たない祭祀形式から、三浦半島で最も古いお社ではないかともいわれる吉井明神山に鎮座する古社です。
 安房口神社


【本日見かけた野鳥】

【その他、植物など】

【参考】
 イソヒヨドリ(♂) Monticola solitarius
 カワガラス Cinclus pallasii
 カワウ Phalacrocorax carbo
 ツバメ Hirundo rustica
 クロガネモチ Ilex rotunda
 プラタナス Platanus sp.
 ノウゼンカズラ ‛マダムガレン’Campsis × tagliabuana ‘Madame Galen’
 アーティチョーク Cynara scolymus
 カキ Diospyros kaki
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 アジサイ Hydrangea macrophylla
 横須賀ポートマーケット
 マツバゼリ Cyclospermum leptophyllum
 ニシキソウ Chamaesyce humifusa
 コヒルガオ Calystegia hederacea
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 モジズリ Spiranthes sinensis var. amoena
 コノテガシワ Platycladus orientalis
 天神坂庚申塔
 カジノキ Broussonetia papyrifera
 ヤマユリ Lilium auratum
 ハルシャギク Coreopsis tinctoria
 アメリカデイゴ Erythrina crista-galli
 サフランモドキ Zephyranthes carinata

観音崎SPASSOへ

 本日、父の誕生日ということで、観音崎京急ホテルへ。附属の温泉施設SPASSOで汗を流した後に夕食会。食事は洋食と和食を選択でき、洋食のメインディッシュはキンメダイと三浦野菜でした。
 ちなみに、SPASSOは、SPA of Sea Side Ofuro の略称であることを初めて知りました。

キャンディタフト Iberis umbellata

 先月からラベンダーピンク色の花を咲かせ始めた不明種は、欧州原産の Iberis umbellataであることがわかりました。和名はイロマガリバナ(=色歪り花)(淵田ら,2017)のようですが、この趣味のよくない(?)ネーミングのためか、市場では属名のイベリス、あるいは英名のキャンディタフトとして流通しているようです。


 最初に気づいた時は、開花が始まったばかりでハナウドを思わせる左右対称の花から、セリ科かと思いましたが、葉をみるとキク科の様でもあり、開花が進むにつれ、伸びすぎたアリッサムのようになってきたので、イベリス属であることに思い当たりました。
 40種くらいが知られているイベリス属のうち、日本に入ってきているのは、l. amara, l. umbellata, l. sempervirens の3種が多いようでしたので、これらの画像を検索して種名まで辿りつきました。属名のイベリスはスペインの古名イベリアから、種小名のウンベラタは傘(アンブレラ)を思わせる花序の形(散房花序)から名付けられたそうです。英名のTuftも花序が房になることを意味しているようですが、和名はこの種では花色の変化が多様であることに着目したものと思われます。今朝確認すると、いつの間にか開花個体数が増えて白花も咲きだしていました。

【参考文献】
Iberis umbellata, Acta Plantarum, accessed 2018.6.9.
淵田早穂子ら(2017)外来種と園芸植物との名称対照表の作成, 日緑工誌、40(2)、352-364.

大船と逸見で

 本日は昨日に続いて大船へ。初めて大船観音を訪ねた後はJRを利用して横須賀に移動しました。お土産はあいざわ菓子鋪の横須賀ストーリー、ネーミングには難ありですが美味な銘菓です。


 西逸見コロボックルの小径


【主な経路】
 大船駅-フラワーセンター-二傳寺-貞宗寺-大船観音-大船駅(JR利用)横須賀駅-あいざわ菓子舗-鹿島神社-コロボックルの小径-塚山公園-十三峠-船越6丁目第3公園-(自宅)

【参考】
 カノコガ(♂) Amata fortunei
 ベビーティアーズ Soleirolia soleirolii
 キャラボク Taxus cuspidata (貞宗寺)
 ミヤギノハギ Lespedeza thunbergii
 ハゼラン Talinum crassifolium
 大船観音
 絵馬
 ヤナギハナガサ Verbena bonariensis
 ケブカハナバチ Anthophora acervorum villosula
 ルドベキア・マキシマ Rudbeckia maxima
 例大祭(逸見鹿島神社)
 逸見鹿島神社
 マルバマンネングサ Sedum makinoi
 タイトゴメ Sedum oryzifolium
 ハナズオウ Cercis chinensis
 第二海堡
 塚山公園
 ハートカズラの近縁種 Ceropegia sp. (調査中)
 トウキョウチクトウ Trachelospermum jasminoides
 ホタルブクロ Campanula punctata
 ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis

初夏の鎌倉界隈を散策

 今日は鎌倉アルプスを越えて大船へ。途中、ハイキングコースから散財ヶ池に降りようとして尾根道を辿るうちにやがて沢下りとなり、最終的に三方絶壁の行き止まり。藪漕ぎの連続で急斜面を登らざるを得なくなり、ひどいめに会いましたが、お蔭でこの地区にもサイハイランが残っているのを確認できました。


【主な経路】
(自宅)-雷神社-六浦-白山道六郎ヶ谷公園-夏山-ののはな館-シダの谷-金沢市民の森-大平山-(沢)-今泉台-散財ヶ池-大船駅-鶴岡八幡宮-十二所-朝夷奈切通し-大道-六浦-(自宅)

【参考】
 ジューンベリー(アメリカザイフリボク) Amelanchier sp.
 ヒメシャラ Stewartia monadelpha
 ヘメロカリス Hemerocallis sp.
 アスチルベ Astilbe x arendsii ‘White Gloria’
 イベリス・ウンベラータ lberis umbellata
 ネコノメソウ Chrysosplenium grayanum
 ケイワタバコ Conandron ramondioides var. pilosus
 ヤブソテツの一種 Crytomium sp.
 ミツデウラボシ Selliguea hastatus var. Syn. Crypsinus hastatus
 コモチシダ Woodwardia orientalis
 茅の輪(雷神社)
 雷神社境内社
 スカシユリ Lilium pseudolirion
 ルビーネックレス Senecio othonna capensis ‘Ruby Necklace’
 モジズリ Spiranthes sinensis var. amoena
 オトギリソウ Hypericum erectum
 アジサイ Hydrangea macrophylla
 ハナネギ Allium giganteum
 ヤマモモ Morella rubra
 ヤマボウシ Cornus kousa
 ノチドメ Hydrocotyle maritima
 シチヘンゲ Lantana camara
 オオヤマザクラ Cerasus sargentii
 二子山
 キツリフネ Impatiens noli-tangere
 タケニグサ Macleaya cordata
 ホタルブクロ Campanula punctata
 ヒメジャノメ Mycalesis gotama
 ドクダミ Houttuynia cordata
 ヤマグワ Morus australis
 オカトラノオ Lysimachia clethroides
 ホウチャクソウ Disporum sessile
 伊豆大島遠望
 ノシラン Ophiopogon jaburan(?)
 ブタナ Hypochaeris radicata
 カンアオイ Asarum nipponicum
 ウワバミソウ Elatostema umbellatum
 クモの巣
 ユキノシタ Saxifraga stolonifera
 サイハイラン Cremastra appendiculata
 ハアザミ Acanthus mollis
 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum
 白山神社
 ヒメイワダレソウ Lippia canescens
 ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
 アメリカザリガニ Procambarus clarkii
 ビヨウヤナギ Hypericum monogynum
 ギンバイカ Myrtus communis
 クロガネモチ Ilex rotunda

【文献】
 勝野武彦ら(2000)鎌倉市におけるケイワタバコの生育・立地条件について、日緑工誌、25(4)、539-542.

季節は初夏へ…20180527

 本日、茉莉花はイベント参加の予定があるとのことで、3人で横須賀中央方面へ。撮影できたのは少なめです。


【参考】
 ハナカンナ(ベンガルタイガー) Canna ‘Bengal Tiger’
 マメグンバイナズナ Lepidium virginicum
 ヘメロカリス Hemerocallis sp.
 ヒナギキョウ Wahlenbergia marginata
 背景は、マツバゼリ Cyclospermum leptophyllum

金沢区に生育するギンラン属の実

 開花からほぼひと月が過ぎましたので、結実状態を確認してみました。こうしてみるとよく似ていますが、開花期に個体識別していますので、同定は確かと思います。


【参考】
 ギンラン Cephalanthera erectra、キンラン C. falcata、クゲヌマラン C. longifolia
 2017年5月1日 ギンラン類似種、そしてキンラン
 2017年4月25日 今年のクゲヌマラン(類似種?)
 2016年5月15日 金沢区に生育するクゲヌマランあるいはギンラン類似種


 以下、本日撮影の写真です。確認できたのは1羽だけでしたが、金沢区の埋め立て地にもハッカチョウが侵入してきています。要注意の外来種としては、メリケントキンソウも見かけています。


【主な経路】
(自宅)-雷神社-金沢八景駅-金沢文庫駅-谷津浅間神社-能見台跡地-不動池-能見台中央公園-能見台駅-循環器呼吸器病センター-富岡六地蔵-富岡東ケアプラザ-船溜まり公園-並木中央駅-金沢工業団地-福浦公園-海の公園-野島公園-追浜駅-(自宅)
【参考】
 ヤマボウシ Cornus kousa
 ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
 マメカミツレ Cotula australis
 ケイワタバコ Conandron ramondioides var. pilosus
 雷神社
 メリケントキンソウ Soliva sessilis
 ロウヤガキ Diospyros rhombifolia
 タイトゴメ Sedum oryzifolium
 ハゼラン Talinum crassifolium
 ポーチュラカ Portulaca oleracea × P. grandiflora
 オオニワゼキショウ Sisyrinchium iridifolium var. laxum
 マツバゼリ Cyclospermum leptophyllum
 センナ Senna multiglandulosa
 トウワタ Asclepias curassavica
 谷津浅間神社
 カモガヤ Dactylis glomerata
 オオチドメ Hydrocotyle ramiflora
 ヘビイチゴ Potentilla hebiichigo
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 アカミミガメ Trachemys scripta
 コンボルブルス・サバティウス Convolvulus sabatius
 アルストロメリア Alstroemeria‘Pacific Sunset’
 イヌバラ Rosa canina
 ホタルブクロ Campanula punctata
 キンシバイ Hypericum patulum
 チリアヤメ Herbertia lahue
 庚申塔(富岡東)
 エノキ Celtis sinensis
 タイサンボク Magnolia grandiflora
 オオシマザクラ Cerasus speciosa
 キョウチクトウ Nerium oleander
 ニオイヒバ Thuja occidentalis
 ドクダミ Houttuynia cordata
 ユズリハ Daphniphyllum macropodum
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 サンゴジュ Viburnum odoratissimum
 ハウチワカエデ Acer japonicum
 ハッカチョウ Crested Myna Acridotheres cristatellus
 ムクドリ Sturnus cineraceus
 サクラ Cerasus sp.
 TPHO
 ハマナス Rosa rugosa
 ヘラオオバコ Plantago lanceolata
 ムギクサ Hordeum murinum
 カリン Pseudocydonia sinensis
 カワラバト Columba livia
 フェイジョア Acca sellowiana
【文献】
 北村四郎(1932)菊科植物雜碌Ⅰ、植物分類・地理、1、264-266.

横浜のモニュメント

 昨日、たまたま製作者のKさんから伺った横浜市内2か所のモニュメントを訪ねてみました。

大通公園光の波間広場の光のモニュメント
 いつも昼間にしか来たことがないので気づいていませんでしたが、夜は内蔵の蛍光灯で照明されるようになっているそうです。単なるモニュメントでなく、休憩するための空間と一体をなしているところが素敵です。


金沢動物園夏山口の壁画
 カンガルーもデザインされていると聞き確認したところ、今まで気づいていなかった西側の面に親子カンガルーと木にとまったクッカバラが確かに描かれていました。


 以下、その他の写真です。今日訪ねた地域(南区、港南区)にもオセアニアからの帰化植物マメカミツレが広く分布しているようです。南区笹下ではマメカミツレと比較的近いニッチを利用するカラクサナズナメリケントキンソウ、また関ヶ谷の辻公園周辺ではアオイゴケも確認しました。暗闇で撮影したイワタバコの花は既に見頃を迎えていました。


【本日の主な経路】
 京急日ノ出町駅-大通公園-蒔田公園-弘明寺公園-青木神社田中神社金沢動物園-関ヶ谷の辻公園-白山道六郎ヶ谷公園-六浦-(自宅)
【参考】
 スモークツリー Cotinus coggygria
 クチナシ Gardinia jasminoides
 オオニワゼキショウ Sisyrinchium iridifolium var. laxum
 富士山(弘明寺公園より)
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 コバノランタナ Lantana montevidensis
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 タチアオイ Althaea rosea
 メリケントキンソウ Soliva sessilis
 田中神社より
 ヒメシャラ Stewartia monadelpha
 ダールベルグデージー Thymophylla tenuiloba
 ハキダメギク Galinsoga quadriradiata
 ヒルガオ Calystegia japonica
 スダジイ Castanopsis sieboldii(横浜市指定名木古木:釜利谷市民の森)
 ブラシノキ Callistemon speciosus
 アオイゴケ Dichondra micrantha
 ツルマンネングサ Sedum sarmentosum
 ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
 ケイワタバコ Conandron ramondioides var. pilosus

浦和から大宮へ

 本日、18年ぶりの同窓会。少し早めに家を出て、浦和から大宮まで歩いてみました。途中で立ち寄った与野公園では、丁度バラ祭りが開催されていました。
昨年の与野公園(2017/5/14)
【主な経路】
 JR浦和駅-調神社-庚申社-与野公園バラ園-別所沼公園-東天紅JACK大宮店-JR大宮駅



 以下、本日撮影の写真です。


【参考】
 調(つき)神社
 別所沼
 与野公園バラ園
 翔(ブロンズ像)
 ハマナス Rosa rugosa
 バラ(Rosa spp.)の栽培品種
  ジュビレ・デュ・プリンセス・ドゥ・モナコ
  コンラッド・ヘンケル
  クイーン・マザー
  ボレロ
  モナリザ
  マリー・アントワネット
  優花
  ジャルダン・ドゥ・フランス
  エイプリル・イン・パリ
  ランドラ
  レオナルド・ダ・ヴィンチ
  ブライダル・ピンク
  伊豆の踊子
  ソリドール
  ゴールド・シャッツ
  ハンス・ゲーネバイン
  センティッド・エアー
  ヨハネパウロ2世
  ビバリー
  ラ・セビリアーナ
  エア・フロイリッヒ
  プリンセス・ミチコ
  サマー・レディー
  アンネの思い出
  アリンカ
  メリナ
  クッパー・ケニング
  ブラン・ピエール・ドゥ・ロンサール
  プチ・トリアノン
  夢
  ダブル・ディライト
  結愛(ゆあ)
  恋心(こいごころ)
  ゴールドマリー
  クリーミー・エデン
  アシュラム
  ハマナス・ジャパン(スカーレット・ルゴサ)-ハマナスとの交配種
  ピース
  緑光(りょくこう)
  ストロベリー・ダイキリ
  サラバンド
  金蓮歩(きんれんぽ)
  常夏(とこなつ)
  ラ・フランス
  ミス・しまだ
  銀嶺(ぎんれい)
  ビクトル・ユーゴー
  マダム・ヴィオレ
  ハーモニー
  ピーチ・ドリフト
  レッド・ドリフト
  岳の夢(がくのゆめ)
  オスカル・フランソワ
  アライブ
  花山吹(はなやまぶき)
  月光(げっこう)
  スウィート・メリナ
  ルーピング
  サハラ’98
  エバー・ゴールド
  春風(はるかぜ)
  グラハム・トーマス
  羽衣(はごろも)
  ロイヤル・ジャポニカ
  レッド・クイーン
  シンプリー・ヘブン
  キャラ・ミア
  ラ・ペルラ
  乾杯
  フラウ・ホレ
  杏奈(あんな)
  フェルゼン伯爵
  ルイの涙
  ロザリーラ・モリエール
  新雪(しんせつ)
 ケヤキ Zelkova serrata
 スイレン Nymphaea spp.
 タケニグサ Macleaya cordata
 ツメクサ Sagina japonica
 ノビル Allium macrostemon
 ワルナスビ Solanum carolinense


 庚申社(さいたま市中央区本町西1丁目1)
 旧与野地区でたまたま通りかかった辻にあったお社です。参拝に来たらしい初老の男性に祭神について伺っても「わかりません」とのこと。格子の間から暗い社内を撮影すると「猿田彦大神」と読め、庚申社であることが判明しました。庚申信仰は武蔵国でも盛んでしたから、庚申塔、庚申堂は数多くみかけますが、本式の社屋に祀られているのを目にするのは初めてです。

ヴェルニー公園の薔薇など

今日は午後から汐入方面へ。
【ヴェルニー公園】
 今年はバラも一週間以上早く見頃を迎えているようでした。



【コロボックルの小径】
 ほぼ一年ぶりに訪ねた西逸見では、コロボックルの数が増えていました。


 以下、その他の写真です。


【参考】
 ロサ・ニティダ Rosa nitida
 ロサ・ガリカ “ヴェルシコロール” Rosa gallica “versicolor”
 イヌバラ Rosa canina
 ハマナス Rosa rugosa
 バラ(Rosa spp.)の品種
  ノックアウト
  ペイント ザ タウン
  レオナルド ダ ヴィンチ
  サンライズ サンセット
  マジカル ミラクル
  バフ ビューティー
  ラスト タンゴ
  フラグラント アプリコット
  ラ レーヌ ヴィクトリア
  レッド ドリフト
  ピンク ドリフト
  ピエール ド ロンサール
  アプリコット ドリフト
  ローブリッター
  ラベンダー メイディランド
  バレリーナ
  マジカル ミステリー
  プロスペリティー
  ニュー ドーン
  アイスバーグ
  マダム サチ
  ブルームーン
  わたらせ
  フィリップ ノワール
  スイート ドリーム
  ファニー フェイス
  アルブレヒト デューラー ローズ
  桜霞(さくらがすみ)
  ピンク サクリーナ
  ニコロ パガニーニ
  つるゴールド バニー
  ミミ エデン
  イースター イエロー
  クールビューティー
  インディアン メイアンディナ
  スイート ダイアナ
  スカーレット オベーション
  ティア ドロップ
  (ひめ)
  桜木(さくらぎ)
  デンティ ベス
  ミセス オークリー フィッシャー
  ホワイト ウィングス
  鎌倉(かまくら)
  ローズ ヨコハマ
  ラブミー テンダー
  はまみらい
  ラベンター ラッシー
  コテージ ローズ
  ザ ダーク レディー
  チャールズ レニ マッキントッシュ
  アンジェラ
  つるサマー スノー
  プリンセス ミチコ
  プリンセス アイコ
  ジュビレ ドゥ プリンス ド モナコ
  ロイヤル プリンセス
  プリンセス サヤコ
  トレジャー トローブ
  ブラッシュ ノアゼット
  粉粧楼(Fen Zhang Lou)
  フィンブリアータ
  スーヴェニール ドゥ ラ マルメゾン
  マダム アルディー
  レダ
  イレーネ ワッツ
  一葉(いちよう)
  (くれない)
  天の川(あまのがわ)
  琴音(ことね)
  聖火(せいか)
  (うたげ)
  クリスチャン ディオール
  ヘルムット コール ローズ
  つるアイスバーグ
  ゴールド バニー
 フキ Petasites japonicus
 ユキノシタ Saxifraga stolonifera
 キショウブ Iris pseudacorus
 マドガ Thyris usitata
 ツメクサ Sagina japonica
 ヒメイタビ Ficus thunbergii
 キキョウソウ Triodanis perfoliata
 ニワゼキショウ Sisyrinchium rosulatum
 ヒメコバンソウ Briza minor
 マメカミツレ Cotula australis
 キランソウ Ajuga decumbens
 オオイヌノフグリ Veronica persica
 サナエタデ Persicaria lapathifolia
 トケイソウ Passiflora caerulea
 サクラ Cerasus sp.
 マルバマンネングサ Sedum makinoi
 ヒメツルソバ Persicaria capitata
 アオイゴケ Dichondra micrantha
 カラクサナズナ Lepidium didymum
 ハマヒルガオ Calystegia soldanella
 ハマダイコン Raphanus sativus var. raphanistroides
 クスノキ Cinnamomum camphora
 ヒエガエリ Polypogon fugax
 ヒメキンギョソウ Linaria bipartita
 イノモトソウ Pteris multifida
 ホウライシダ Adiantum capillus-veneris
 オニヤブソテツ Cyrtomium falcatum
 
 
 タイトゴメ Sedum oryzifolium
 アマリリス Hippeastrum sp.
 ミカン Citrus sp.
 ユウゲショウ Oenothera rosea
 ツワブキ Farfugium japonicum

【文献】
 Butler, Arthur G. (1879)Descriptions of new species of Lepidoptera from Japan, The Annals and Magazine of Natural Histtory 5th ser. 4:23, 349-374.
 マドガ(Thyris usitata)の原記載標本は、横浜で採集されたようです。
(原文より)


48. Thyris usitata, n. sp. (no.252).
Dark purplish brown, with cupreous reflections: wings spotted with golden yellow, most of the spots forming a submarginal series; primaries with two unequal and nearly central hyaline while spots, the larger one in front of the smaller; secondaries with a broad, irregular, hyaline, while belt upon the basal half, but not reaching the coastal margin : head, collar, and palpi golden yellow at the sides; tegulæ edged internally with yellow; a snow-white spot on the shoulder; abdomen crossed by two slender white bands. Wings below nearly as above, the yellow spots larger and more numerous: venter crossed by two broad while belts. Expanse of wings 8½ lines.
The above description is taken from specimens obtained by Mr. Jonas. I delayed describing the species as I not only felt doubtful as to its correct location, but was uncertain as to the constancy of the characters distinguishing it from T. fenestrella of Europe. I now feel satisfied that it is distinct, having seen additional examples; and I have little doubt that its natural position is amongst the Noctuites, in the neighbourhood of Penicillaria.