秀樹」カテゴリーアーカイブ

雨が降る前に弘明寺から戸部へ

 今日は、午後から雨の予報でしたので、ショートコースです。
【主な経路】
 (弘明寺駅)-永田東-永田南-永田北-保土ヶ谷-神戸-天王町-平沼-(戸部駅)
 永田東でみかけたアサガオは、葉の形からみるとマルバアサガオのようでしたが、念のため萼片をみると毛が全くなかったので、白花のソライロアサガオと思われます。


【参考】
 ソライロアサガオ Ipomea tricolor (白花)
 トネアザミ Cirsium incomptum
 ムベ Stauntonia hexaphylla
 ホトトギス Tricyrtis hirta
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 ガマ Typha latifolia
 スイフヨウ Hibiscus mutabilis cv. Versicolor
 カキノキ ‘禅寺丸’ Diospyros kaki
 ホソバヒャクニチソウ Zinnia angustifolia
 ハヤトウリ Sechium edule
 フジバカマ Eupatorium japonicum
 ツルムラサキ Basella alba

神奈川区の名木古木、など

 昨日に続いて、今日は神奈川を起点にして歩いてみました。
【主な経路】(東神奈川駅)-白幡-大口-西寺尾-白楽-三ツ沢-松ヶ丘-横浜イングリッシュガーデン-(日ノ出町駅)
  横浜市指定名木古木マップ


横浜市指定名木古木 No.201305,201306 ケヤキ:神奈川区白幡南町35
 近辺でサクラ(201304)を探していて、偶然見つけました。


横浜市指定名木古木 No.48043,48044 タブノキ:神奈川区白幡東町13-6
 銘板は設置されていませんでしたが、おそらくこの2本でしょう。


横浜市指定名木古木 No.200204 コブシ:神奈川区西寺尾3丁目13-35


横浜市指定名木古木 No.51007 ヌマスギ:ガーデン山団地6号棟東側


 その他、本日撮影の写真です。


【参考】
 セイロンベンケイ Kalanchoe pinnata
 ケヤキ Zelkova serrata
 タブノキ Machilus thunbergii
 大口子育地蔵尊:大口通66
 ザクロ Punica granatum
 サクラ Cerasus sp.
 ホソバヒャクニチソウ Zinnia angustifolia
 ヌマスギ Taxodium distichum
 ベニバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubra
 横浜イングリッシュガーデン
 八重咲コスモス Cosmos spp.
 シュウメイギク Anemone hupehensis
 サルビア・ガラニチカ Salvia guaranitica
 ヤマブキ Kerria japonica

鶴見区の名木古木など

 良いお天気に恵まれましたので、以前に廻り残していた名木古木などを尋ねました。
【主な経路】(神奈川新町駅)-七島-仲手原緑道-上の宮-北寺尾-獅子ヶ谷-駒岡-末吉-尻手-(川崎駅)
  横浜市指定名木古木  訪問済みの神社  石塔など  ひまわりを訪ねる


横浜市指定名木古木 No.201204 サクラ:上郷神明社


 まだ生きてはいましたが、腐朽菌が蔓延していますので、長くは持たないと思われます。


横浜市指定名木古木 No.201210 シイノキ:稲荷社(上末吉2丁目20-6)


 陸の孤島の様になった稲荷神社の森の隅に残されていました。


成田山七島不動堂
稲荷神社:七島不動堂境内
浅間社碑:七島不動堂境内


政所稲荷神社:松見町4丁目
庚申塔:政所稲荷神社境内


 オイラの名前は「ゴン」。ゴン狐って呼んでねッ…!(^^)!
江戸時代の昔、ここ松見村は畑と林ばかリで、子供たちが遊んでいた。狐(きつね)のオイラも、その子たちと一緒に遊んで仲良しだったんだ。こうして、オイラ、ゴン狐は松見村の子供たちの「守り神」になったんだ。明治の時代になって、誰かが、この狐小屋(稲荷神社)を建ててくれたんだ。
 オイラ、また昔のように、皆んなと一緒に遊びたい…!(^^)!
え、ここの来るとバチが当たるって…(゚д゚)!?
そんなこと、誰が言ったのぉ~。オイラ、そんなことシナイよ。
でもぉ、オイラの狐小屋をコワしたり、ご飯の皿を盗む子供にはバチを当てるかもねェ~。
          オイラの名前は、ゴン狐。
     時々、ここに遊びに来てくれると嬉しい…!(^^)!


地蔵堂:鶴見区馬場7丁目13
稲荷社跡地:鶴見区上の宮1丁目5


 稲荷社は、ゴルフ場と一緒に処分されてしまったようです。


(上の宮)八幡神社:鶴見区上の宮1丁目32-2


石塔群(庚申塔1基、巡礼供養塔2基):北寺尾7丁目26


【左】庚申塔 元禄九年11月(1696)、北寺尾別所谷鶴田勘左衛門他、板碑形、六臂青面金剛立像、三猿を浮彫り
【中央】巡礼供養塔 安永九年5月(1760)、施主滝川氏、舟形、地蔵立像浮彫り。四國西國坂東秩父巡礼供養
【右】巡礼供養塔 文化二年六月(1805)、施主滝川氏、撫肩角塔。坂東、西国、秩父巡礼供養
【文献】鶴見区史編集委員会(1982)第三章石碑一覧、in 鶴見区史.


渋澤稲荷神社:北寺尾5丁目2-54


   稲荷神社
鎮座地 横浜市鶴見区北寺尾五丁目二
御祭神 宇迦乃御魂神(うかのみたまのかみ)
例祭日 九月十五日
  由緒沿革
 往古この辺りは、鎌倉鶴岡八幡宮の社領で、文安四年(一四四七)閏二月の
八幡宮文書に「武州寺尾郷内澁澤村」と記されている。
 地域の人々から「渋沢の稲荷様」と呼ばれ。崇敬され親しまれてきた当社の
創建年代等については明らかでないが、新編武蔵風土記稿によると、北寺尾村
の条に「稲荷社、小名澁澤にあり、身體木の立像にして長八寸計、前に木の鳥
居を建、馬場村寶蔵院時」と見え、江戸時代には既にこの地域の守護神として
鎮座していたことが知られる。
 その後、明治初年(六年ころ)稲荷社から稲荷神社と改称した。
 昭和二十四年六月七日不慮の火災に遭い、社殿が焼失するという憂目をみた
が、ご神体は幸い焼け残った。経済の低成長が続く当時の世相の中では速やか
な再建は望みようもなく、規模を縮小して復旧した。
 その後氏子信徒相諮り、同五十一年春新社殿の造営に着手、同年六月旧観に
倍し鉄筋コンクリート入母屋造り、銅板葺きの華麗の中にも荘厳な鎮守社とし
てふさわしい社殿の完成を見、同月二十九日遷宮式が厳かに斎行され、翌五十
二年十一月二十七日竣工式が盛大に挙行された。
 社殿再建にともない、奉賛会設立の機運が高まり、平成三年六月三日渋沢稲
荷神社奉賛会が発足した。
 このような経過をたどりながら五穀豊穣の氏神としてお祀りしてきたが、社
会情勢の推移にともない今日においては商売繁盛、家内安全、無病息災・交通
安全の守護神として信仰されている。
    平成六年四月二日
                渋沢稲荷神社奉賛会


上郷神明社:獅子ヶ谷3丁目16-20
 境内社の多い神明社です。宇賀神と金毘羅神との関係は不明です。「うか(宇迦)」=「うが(宇賀)」の繋がりもありそうですが、境内の石坂供養塔には『辨天講』の字も見えますので、この地域には宇賀神と習合した弁天の信仰があったのかも知れません。


光猶大明神:上郷神明社境内社
山王大権現:上郷神明社境内社
金毘羅大権現碑(宇賀神宮):上郷神明社境内
石塔群:上郷神明社境内
 【左】石坂供養塔、享保5年11月(1720) 願主獅子ヶ谷村 横溝五郎兵衛、撫肩無塔、庚申講、弁天講中および、村中惣氏子の建立である。
 【中央】不詳
 【右】庚申塔、延宝8年11月(1680) 願主源左衛門他、剣型角塔 六臂青面金剛像を浮彫りとする。
【文献】鶴見区史編集委員会(1982)第三章石碑一覧、in 鶴見区史.


獅子ヶ谷鎮守上郷神明社
 鎮座地 横浜市鶴見区獅子ヶ谷町一六六番地
     (住居表示 獅子ヶ谷三丁目十六番地二十号)
 御祭神 天照大神(アマテラスオオミカミ)
 境内社 日枝神社・三峰神社
 往時の領主 小田切喜兵衛光猶候
 例祭日 九月十八日
 社殿 本殿神明造一〇.九坪
    神楽殿     七坪
 境内坪数 二八九坪(日枝神社跡地六四坪合)
   由緒沿革
 当上郷神明社の創建年代は不詳であるが、古来獅子ヶ谷一円
の氏神で、明治六年十二月村社に列した。新編武蔵風土記稿に
「例祭年々發月十二日本覚寺の持、上村の鎮守なり」とある。
 昭和二十年五月大東亜戦火により社殿焼失、同二十二年一月
新築復興した。現在の社殿は平成九年十月に竣功した。
 平成二十二年六月往時の領主小田切喜兵衛光猶(みつなお)候を祀った
光猶大明神石宮、狛犬一対について旧観を保って整備が行わ
れた。同二十三年六月神楽殿造営工事が竣功、加えて境内の
実測を行い日枝神社を法人合祀し、境内地も編入した。
    平成二十四年九月吉日
             上郷神明社奉賛会


     由来碑
 「光猶大明神」は上獅子ヶ谷村の領主小田切家の元祖喜兵衛光猶候
祀った石宮である。喜兵衛光猶候は天正十四丙戌年遠州浜松において
東照神君(徳川家康)の近習として使え、慶長二丁酉年九月武蔵国
小机郷獅子ヶ谷にて百五拾伍石を拝受。同十九甲寅年八月廿六日
四十九歳で卒去、石宮は天保十四癸卯年十一月同村の里正(名主)
横溝五郎兵衛と郷中により発願勧請した。
 「光猶大明神」を守護する狛犬一対は弘化二乙巳年八月小田切八代
領主従五位下土佐守源朝臣猶熈(凞)候三千五百石と名主横溝五郎兵衛
同郷中の奉納によるものである。
     平成二十四年九月吉日
                  上郷神明社奉賛会


 車地蔵尊:鶴見区獅子ケ谷3丁目16
 石塔群:車地蔵尊境内
 十一面観音像:鶴見区獅子ケ谷3丁目19(車地蔵尊の向)


車地蔵
 この地蔵は、享保3年(1718)に建立されたもので、お堂の中で道行く人達を温かく見守り、人々からは、「子授け地蔵」とか「車地蔵」として親しまれてきました。
 お堂の左側の柱には、小さな木の車が取り付けられています。昔から、この峠を通る人たちは、この車を回す習慣が在りましたので、車地蔵の名が生まれたのでしょう。
 この車は、「地蔵車」または「後生車」と呼ばれ、これを回すことによって六道の苦難から救われると信じられ、後生安楽に成仏するといわれてきました。
 伝説によると、時おり、人びとの寝静まった夜半に、この車がひとりで回る音がして、これはお地蔵さんが回されるのだと、久しい間村人たちは信じてきました。
 この車地蔵が建っている峠道は、江戸時代、鶴見から師岡・綱島方面に至る唯一の街道でした。
  平成16年9月    鶴見区役所


   南無車地蔵大菩薩
    子育て・水子・延命地蔵尊
 地蔵歎偈(数ある地蔵経の中で一番短いお経です。)
一、釈迦牟尼如来の付属を受けて
二、此の世に出でし地蔵尊
三、地獄の責苦を代わりに受けて
四、飢えに苦しむ餓鬼共救う
五、あわれ畜生みちびき給い
六、わめき争う阿修羅をさとす
七、生死に迷う間助け
八、清浄世界の人を度す
九、南無地蔵願王尊、合唱礼拝も名唱え
十、此の世次の世しあわせにみつ
  南無地蔵願王尊(三回くり返し)
  真言(おん、かかか、びさまえい、そわか)
地蔵尊建立、享保三年(一、七一八)十月廿日
 総丈一九五糎、身丈一四〇糎、台座直径四九糎
為 滅罪生善、現世安穏後生善處
           施主 獅子ヶ谷村講中
              二世安楽同行二十三人
地蔵堂改修、平成八年(一、九九六)三月廿八日
為 世界平和、家内安全、交通安全、諸願成就
              施主 車地蔵建設委員
                 車地蔵講中一同


   車地蔵
一、建立 享保三年十月吉日
一、由来と伝説
 獅子ヶ谷の地古くは極めて住居少なく鶴見の宿から
師岡・綱島方面に通ずる唯一の街道が此所を通って
居た。約二百六十年前此の街道際に村を挙げて地蔵信仰が
行われて以来「子授け地蔵」或いは「車地蔵」として親しま
れて来たが、時折人の寝静まった夜半この車の廻る音が
するので地蔵菩薩が廻されるものと信ぜられた。
元来この車「地蔵車」又は「後生車」と呼びこれを廻すと
六道の苦患が除かれ後生安楽に成佛出来るというものです。


稲荷社:鶴見区上末吉3丁目11


稲荷社:上末吉2丁目20-6


小土呂橋親柱
かつての小土呂橋(昭和六年撮影 高須氏所蔵)


小土呂橋
 この通りに幅五メートルほどの流れがありました。新川堀と呼ばれ、ここからさらに渡田大島を経て海へ注ぐ用水でした。この堀が東海道と交わるこの地点に架けられていたのが「小土呂橋」です。
 小土呂は、砂子、新宿、久根崎とともに昔、東海道川崎宿と呼ばれた四町のひとつで、古くからの地名です。
 橋の名残は今、バス停や信号の名に見られるばかりですが、この先にあったいくつかの橋のうち、昔の流れに沿って「新川橋」「さつき橋」は今もその名をとどめています。
 この写真にある橋の親柱が残されていたのをここに移設し、当時をしのぶよすがとしました。
昭和五十九年 小川町町内会
市制六十周年を記念して
       川崎市文化財団
       東海道川崎淳2023
       川崎区役所


 その他、本日撮影の写真です。


【参考】
 パンパスグラス(シロガネヨシ) Cortaderia selloana
 ヤマトリカブト Aconitum japonicum var. montanum
 ツノアオカメムシ Pentatoma japonica
 染井吉野(ソメイヨシノ)Cerasus x yedoensis
 ハカワラタケ Trichaptum biforme
 チャノキ Camellia sinensis
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 ぱぷすなっく ひまわり:鶴見区駒岡1丁目12-22
 陸橋:駒岡1丁目
 太陽光発電セル(昭和薬品工業:川崎区堤根36)
 小土呂橋:川崎区砂子2丁目:

秋の桜と薔薇、など

 横浜イングリッシュガーデンでは、今、秋咲きの桜が楽しめます。薔薇もそろそろ見頃です。





 横浜イングリッシュガーデン
 サクラ Cerasus spp.
  子福こぶくCerasus x ‘kobuku-zakura’
  十月桜 Cerasus x subhirtella cv. Autumnalis
  鴛鴦おしどりCerasus incisa cv. Oshidori
 バラ Rosa spp.
  桜貝さくらがい
  ソワレ ‘Soire’
  カフェ・ラテ ‘Cafe Latte’
  エスプレッソ ‘Espresso’
  アイリッシュ・クリーム ‘Irish Cream’
  ロマンティック・ジュリア ‘ZENharomajuri’ ROMANTIC JULIA
  ジュリア ‘Julia’s Rose’ JULIA
  スパイスド・コーヒー(ヴィダル・サスーン) ‘MACjuliar’ Spiced Coffee
  フラグラント・ディライト ‘Fragrant Delight’
  マジック・シルバー ‘Magic Silver’
  ぜん ‘ZENfuzen’ Zen
  リトル・チョコ ‘Little Choco’
  エディス ‘Edith’
  チャーリー・アンバー ‘ZENmicharliam’ Charlie Amber
  チャーリー・ブラウン ‘ZENmicharlibro’ Charlie Brown
  アン・ヘンダーソン ‘Ann Henderson’
  ブラッシング・アイスバーグ ‘ZENfupinkice’ Blushing Iceberg
  シスター・エリザベス ‘AUSpalette’ SISTER ELIZABETH
  魅惑みわく
  エンジェル・フェイス ‘Angel face’
  シルバー・シャドウズ ‘Silver Shadows’
  サザン・ホープ ‘Southern Hope’
  ホワイト・セシル・ブリュネ ‘White Cécil Brunner’
  ボレロ ‘MEIdelweis’ Bolero
  白薔薇園
  サマー・スノー ‘Summer Snow’
  正雪まさゆき
  マダム・ブラヴィ ‘Mame Bravy’
  ユキ・サン ‘MEIdona’ Youki San
  ザ・ナイト ‘The Knight’
  スーパー・トゥルーパー ‘Super_Trouper’
  レディ・エマ・ハミルトン ‘Lady Emma Humilton’
  アンボス・フンケン ‘Ambossfunken’
  パーマネント・ウェーブ ‘Permanent Wave’
  マリア・カラス ‘Maria Callas’
  フェアリー・ボタン ‘Fairy button’
  マルチネス ‘Martinez’
  ラ・マリエ ‘La Mariée’
  ブランデー ‘AROcad’ BRANDY
  ウィスキー・マック ‘Whisky Mac’
  ミセス・オークリー・フィッシャー ‘Mrs. Oakly Fisher’
  アイリッシュ・エレガンス ‘Irish Elegance’
  アルパイン・サンセット ‘Alpne Sunset’
  タモラ ‘AUStamora’ TAMORA
  ゴールデン・オールディー ‘FRYescpae’ GOLDEN OLDIE
  田毎の月 ‘Tagoto no Tsuki’
  天津乙女 ‘Amatsu Otome’
  ドクター・A・J・フェルハーゲ ‘Dr.A.J.Verhage’
 ダーリア Dahlia spp.
 クレマチス Clematis spp.
 センニチコウ Gomphrena globosa
 コスモス(?) Cosmos spp.
 アノダ・クリスタータ Anoda cristata
 シュウメイギク Anemone hupehensis
 マルバフジバカマ(?) Ageratina altissima Syn.:Eupatorium rugosum(自称)
 (葉の形が違うような気もします。旧Eupatorium属の同定は特には難しいので…)
 カカリア Emilia coccinea
 ヒャクニチソウ Zinnia x hybrida
 サルビア Salvia spp.
 フヨウ Hibiscus mutabilis
 コムラサキ Callicarpa dichotoma
 オオヤエクチナシ Gardinia jasminoides f. ovalifolia
 イポメアの一種 Ipomea spp.
 イチョウ Ginkgo biloba:羽沢稲荷(西戸部町1丁目103)
 ピンクノウゼンカズラ Podranea ricasoliana
 メタセコイア Metasequoia glyptostroboides (西久保町公園:保土ケ谷区西久保町1-8)
 クスノキ Cinnamonum canphora
 アラカシ Quercus glauca
 平沼さわやか公園:西区西平沼町5−4
 モッコク Ternstroemia gymnanthera
 ウラナミシジミ Lampides boeticus
 ヤマトシジミ Pseudozizeeria maha
 ハナカタバミ Oxalis bowiei
 タマスダレ Zephyranthes candida
 キバナコスモス Cosmos sulphureus
 旧日輪山圓通寺客殿(金沢区瀬戸14-1)


円通寺・東照宮の石垣
④石垣と古い石垣
 旧円通寺客殿の敷地は、前面道路よりも2m程度標高が高く、道路堺には擁壁として石垣が築かれていました。この石垣は『相中留恩記略』にも描かれていて、江戸時代に築かれたものが一部積み直しが見られるものの、概ね現在まで残されたものと考えられます。
 この公園の整備事業では、石垣の位置にコンクリート擁壁を建設し、その表面に石垣の石をはりつけて景観の継承を行っています。
 石垣の再利用のため、石垣を解体したところ、一部の石垣の背面に、さらに古い石垣が発見されました。このま古い石垣は崩れたようにも見え、宝永14年(1707)に起きた富士山の大噴火の時に降り積もった火山灰層の下から発見されました。このことから、宝永4年(1707)10月に起きた宝永地震で崩れたのち、噴火による火山灰に埋もれた上に新たに地盤を造成し、石垣を築いたものと考えられます。さらに石垣解体時の調査では、古い石垣に伴う境内地は、現在より約80m地面が低かったことが分かりました。古い石垣の一部は管理休憩棟のエントランスの敷石に再利用しています。

秋の鷹取山ハイキングコースで……

 トケイソウは葉の変異が面白そうです。今日見かけたトケイソウ属の一種と思われる蔓草は花がなかったのですが、葉の形から下記などの可能性がありそうです。
トケイソウPassiflora属 P.setacea P. suberosa P. tarminiana

【参考】
 ブライダルベール Gibasis pellucidia
 コバノセンナ Cassia coluteoides
 ホトトギス Tricyrtis hirta
 ツゲ Buxus microphylla var. japonica
 ヒャクニチソウ Zinnia x hybrida
 トネアザミ Cirsium comosum ver. incomptum
 ミズヒキ Persicaria filiformis
 クコ Lycium chinense
 カワラタケ Trametes versicolor
 チヂミザサ Oplismenus undulatifolius
 がらめき切通
 ヤマトシリアゲ(夏型♂) Panorpa japonica
 オニドコロ Dioscorea tokoro
 サツマイモ Ipomoea batatas
 サトイモ Colocasia esculenta
 アカネ Rubia argyi
 ノダケ Angelica decursiva
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 シハイタケ Trichaptum abietinum
 コウヤボウキ Pertya scandens
 キクイモモドキ Heliopsis helianthoides
 ニシキギ Euonymus alatus
 ガマズミ Viburnum dilatatum
 ホウチャクソウ Disporum sessile
 セイタカアワダチソウ Solidago altissima
 コナラ Quercus serrata
 センニンソウ Clematis terniflora
 アオツヅラフジ Cocculus trilobus
 クロスジオオシロヒメシャク Problepsis diazoma
 横須賀軍港境域標第六十二號:六浦三艘第一公園
 キンギョソウ Antirrhinum majus
 フヨウ Hibiscus mutabilis
 イヌツゲ Ilex crenata var. crenata
 イヌビワ Ficus erecta
 イソヒヨドリ(♂) Monticola solitarius
 ユリノキ Liriodendron tulipifera
 トケイソウの一種 Passiflora spp.
 タンキリマメ Rhynchosia volubilis
 ウスギモクセイ Osmanthus fragrans var. thunbergii
 メキシコハナヤナギ Cuphea hyssopifolia
 アラゲカワラタケ Trametes hirsuta
 カキノキ(禅寺丸?) Diospyros kaki
 ヨモギ Artemisia indica
 クズ Pueraria lobata
 ヤマノイモ(雌花) Dioscorea japonica
 ルリマツリ Plumbago auriculata
 ヤマノイモ(実) Dioscorea japonica
 横浜市指定名木古木 No.201819 サクラ Cerasus sp. (六浦5丁目30)
 みかん食堂

【参考文献】
Chitwood DH and Otoni WC (2017) Morphometric analysis of Passiflora leaves: the relationship between landmarks of the vasculature and elliptical Fourier descriptors of the blade, GigaScience, 6, 1-13, URL: https://doi.org/10.1093/gigascience/giw008, Accessed: 2021-10-05.

近所のヤマノイモ類

 半世紀以上前に世界規模で実施された緑の革命(Green Revolution)により、稲、小麦、トウモロコシなどの品種改良と農業技術の改良が飛躍的に進み、穀物生産性が向上しました。その後も稲や小麦のゲノム研究や経営の集約化をはじめとして、穀物生産を高める努力は続けられていますが、米国農務省(USDA)の今年9月の統計によれば、2021/22年度の世界での穀物生産予測23億3721万トンに対して、消費予測は24憶3331万トンとなっており、既に需要を賄えない状態になっています。
 そのような中、低未利用資源の利用促進がますます大切になっており、温暖化が進む昨今では熱帯起源の植物利用に注目が集まっています。ヤマイモ類もその代表であり、この近所にも自生が見られます。今日は、ヤマイモ類につき少し調べてみました。  ヤマノイモ科の写真整理


【分類】
 ヤマノイモ属(Dioscorea)は、ヤマノイモ科(Dioscoreaceae)に属する蔓植物で、わが国にも10種以上が自生しますが、世界では、西アフリカと東南アジアの熱帯域を中心として約600種あるといわれています。ヤマノイモD. japonicaとヤマイモD. oppositaはしばしば混同されますが、本来は、我が国で食用として利用しているのは主としてヤマイモであり、自生するヤマノイモ(自然薯)は、同属の別種です。吉田(2016)等を参考にして整理すると、主なヤマノイモ類は下記のようになります。


ヤマノイモ属(Dioscorea)
学名 和名 英名
D. opposita
 Syn.D. polystachya
   D. batatas
ヤマイモ Chinese yam
D. japonica ヤマノイモ Japanese yam
D. tokoro オニドコロ(鬼野老) oni-dokoro
D. tenuipes ヒメドコロ(姫野老) sweet mountain yam
D. alata ダイジョ(大薯) violet Yam, greater yam
D. esculenta トゲドコロ(棘野老) lesser yam
D. bulbifera ニガカシュウ(苦荷首烏) aerial yam
D. pentaphylla アケビドコロ(木通野老)  fiveleaf yam

 自生するのは、ヤマノイモ、オニドコロ、ヒメドコロで、このうちオニドコロは苦いので食用には不向きです。


 わが国で食用として主に流通するヤマイモ(D. oppasita)は、芋の形態から ナガイモ(長芋)群、イチョウイモ(銀杏芋)群、ツクネイモ(つくね芋)群の三つの品種群に分けることができ、可食部である芋の粘りはこの順に強くなります。ツクネイモ群よりさらに粘り強いのが自生種のヤマノイモ(D. japonica)であり、このため高値で取引されることがあるようです。
 ヤマノイモ属の植物は基本的に雌雄異株のようですが、イチョウイモ群とツクネイモ群では雌株が栽培されるのに対して、ナガイモ群は殆どが雄株であり、このことは雄株と雌株の両方が普通にみられるヤマノイモとの違いです。ヤマイモは茎が紫色を呈すること、ヤマノイモが対生するのに対して、ヤマイモのうちイチョウイモ群とツクネイモ群では互生であることなども判別するのに役立ちます。ヤマノイモも稀に互生することがあると報告されているようですが、葉の形がヤマノイモのようで互生する植物は、寧ろヒメドコロ(D. tenuipes)ではないかと思われます。


【利用】
 ヤマノイモ属のうち食用種をヤム(Yam)と総称しますが、米国では植物分類では全く異なる系統であるサツマイモまで区別せずにヤムに含めることがあるので注意が必要です。Knoemaの統計によれば、2019年のヤムの生産量は全世界で7,400万トンあまり、そのうち7,240万トンはアフリカ諸国、わが国での生産は15.8万トンと全体の0.2%でした。わが国での生産量はほぼ横ばい状態ですが、世界的には今世紀に入って生産量がほぼ倍増しており、今後も伸びていくことが期待できます。
 ヤマノイモ属の可食部は担根体と呼ばれる組織学的には茎と根にあたる部分が主体で、通常これを芋と称します。また、種や品種によっては零余子むかごを形成し、これも芋と同様に食用になります。わが国では、粘り気の少ないナガイモ群の品種の生産が主体ですので、サクサク感を生かした酢の物、漬物、フライなどでの利用が多いようですが、ツクネイモ群やイチョウイモ群などの品種では、すりおろして『とろろ芋』にする料理も沢山考案されています。粘り気の高いヤマノイモ(自然薯)は『とろろ芋』に適しているほか、鹿児島の特産和菓子『軽羹かるかん』に使用されます。
 二ホンウナギの産卵場は現在では西マリアナ海嶺周辺と推定されていますが、かつてはウナギの故郷がわからなかったため、ウナギはヤマイモから生まれてくるという説も信じられていました。ウナギ価格の高騰する現在では、ヤマイモのウナギ風蒲焼も考案されています。
 中国原産のヤマイモが日本に入ったのはかなり古いらしく、江戸時代には既に栽培されていたようですが、静岡県丸子で松尾芭蕉が食したとろろ汁は、ヤマノイモ(自然薯)だったと考えられています。


梅若菜
 丸子の宿の
   とろろ汁
     松尾芭蕉
東海道五拾三次之内 丸子名物茶店:歌川広重
東海道五拾三次之内丸子名物茶店:歌川広重 (東京富士美術館所蔵)

梅若菜 丸子の宿の とろろ汁
 猿蓑:坤巻5(11p/全26p)所収、芭蕉の死後『笈の小文』を編したことで知られる川合乙州おとくにが江戸に向かって旅立つ際に選別として贈った句だそうです。


【参考】
(午後から出かけようとしたら、雨が降り出したので撮れたのはこれくらいでした。)
 ヤマイモ Dioscorea opposita
 ヤマノイモ Dioscorea japonica
 オニドコロ Dioscorea tokoro
 オキナワスズメウリ Diplocyclos palmatus
 ソライロアサガオ Ipomoea tricolor


【文献】
Bandana Padhan and Debabrata Panda (2020) Potential of Neglected and Underutilized Yams (Dioscorea spp.) for Improving Nutritional Security and Health Benefits, Front Pharmacol., DOI: 10.3389/fphar.2020.00496, accessed: 2021-09-26.
吉田康徳(2016)ヤマイモ類の生態特性と栽培技術等について、URL: http://www.jsapa.or.jp/pdf/seminer/h28yoshida.pdf, Accessed: 2021-09-26.
秋葉隆(1995)食材図典、小学館、東京.
Kenoma(2021)The production of yams in the World、URL: https://knoema.com/data/agriculture-indicators-production+yams, Accessed: 2021-09-26.
米国農務省(2021)世界の穀物生産量
USDA (2021) World Agricultural Supply and Demand Estimates, URL: https://www.usda.gov/oce/commodity/wasde, Accessed: 2021-09-26.
農畜産業振興機構(2016)やまいもの需給動向、URL: https://www.alic.go.jp/content/000143875.pdf, Accessed: 2019-09-26.
松尾芭蕉(1691)、餞乙刕東武行、猿蓑:坤巻5 (向井去来・野沢凡兆編)、URL: https://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/bunko31/bunko31_a0383/bunko31_a0383_0002/bunko31_a0383_0002.pdf, Accessed: 2021-10-02.

初秋のイングリッシュガーデン

 やりたいことは沢山あって、いざ時間ができるとなにから始めてよいか迷ってしまいます。今日は、秋薔薇に期待の膨らむ横浜イングリッシュガーデンを下見してきました。秋薔薇はまだ走りですが、早咲きのユキツバキの開花が始まっていました。
【主な経路】
 (横浜駅)-横浜イングリッシュガーデン-浅間町-藤棚-霞ヶ丘-(南太田駅)


【参考】
 モッコク Ternstroemia gymnanthera
 ホテイアオイ Eichhornia crassipes
 ハロウィーン飾りつけ
 シマトネリコ Fraxinus griffithii
 バラ Rosa spp.
 センニチコウ Gomphrena globosa
 ユキツバキ ‘炉開ろびらき’ Camellia rusticana ‘Robiraki’
 ムクゲ Hibiscus syriacus
 薔薇 ‘サー・セドリック・モリス’ Rosa ‘Sir Cedric Morris’
 ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius
 コムラサキ Callicarpa dichotoma
 マルバフジバカマ Eupatorium rugosum
 フサフジウツギ Buddleja davidii
 サルビア・カナリエンシス Salvia canariensis
 カカリア Emilia coccinea
 ペルシカリア Persicaria amplexicaulis
 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata
 カボチャ(ハロウィーン用)
 ヒャクニチソウ Zinnia x hybrida
 アシ Phragmites australis
 アノダ・クリスタータ Anoda cristata
 クレマチス Clematis spp.
 シュウメイギク Anemone hupehensis
 サルスベリ Lagerstroemia indica
 ハナカンナ Canna spp.
 ピンク・アナベル Hydrangea arborescens ‘NCHA 1’ (‘Pink Annabelle’)
 ジンジャーリリー Hedychium spp.
 フジウツギ Buddleja japonica
 トレニア Torenia fournieri
 キジバト Streptopelia orientalis
 ニラ Allium tuberosum
 ソバ Fagopyrum esculentum
 ヴィオルナ系クレマチス Clematis viorna
 イワガラミ Schizophragma hydrangeoides
 サルビア・ガラニチカ Salvia guaranitica
 ひなたぼっこ:藤棚地区センター
 ヒヨドリジョウゴ Solanum lyratum
 ヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis
 セダムの一種 Sedum spp.

六浦界隈を…

 本日も年休消化、仕事するわけにもいかず、近場を少しは歩いてみました。
【主な経路】(自宅)-瀬ヶ崎-六浦-六浦南-湘南鷹取-(自宅)


【参考】
 横浜市指定名木古木 No.201819 サクラ Cerasus sp. (六浦5丁目30)
 カルガモ Anas poecilorhyncha
 小児せき之塚:六浦5丁目36-1
 カキノキ Diospyros kaki
 ホトトギス Tricyrtis hirta
 ヒヨドリバナ Eupatorium makinoi
 如来像
 キブシ Stachyurus praecox
 ヤブタバコ Carpesium abrotanoides
 アカネ Rubia argyi
 キンミズヒキ Agrimonia pilosa
 シラヤマギク Aster scaber
 イワヒバ Selaginella tamariscina
 セイヨウカラシナ Brassica juncea
 コムラサキ Callicarpa dichotoma

横浜から東神奈川へ

 今日は、横浜駅周辺を少しだけ散策。滝の橋付近の滝の川ではスズキが遡上していました。
【主な経路】(横浜駅)~彫刻通り~高島台~東急フラワー緑道~東神奈川~神奈川公園~(横浜駅)
  街角のアート作品


髙島先生顯彰碑
呑象髙島嘉右衛門先生ハ
壯年明治維新ノ風雲ニ際
會シ志ヲ國運ノ興隆ニ致
シ近代産業ノ先駆ヲ爲シ
就中横浜市發展ノ基礎ヲ
築ケル功績大ナリ殊ニ巷
ノ經論ノ易理ニ鍳テ實践
セラレシハ最モ偉ナルト
稱スベシ仍チ先生幼ヨリ
周易ヲ喜ビ研鑽倦ス其ノ
堂奥ニ㕘ジ是ガ功ト利ト
ヲ公益ニ顯揚セラレ其ノ
學ト術トハ大成シテ髙島
易断ノ著トナル傳ヘテ五
十年茲ニ其ノ稿成ルノ地
ニ記念ノ碑ヲ建ツ
 昭和三十一年五月吉日
  汎日本易學協会

横浜市地域史跡
 弁玉(べんぎょく)歌碑
     平成四年十一月一日登録
     碑高二四六cm
     碑幅一五三cm
     碑厚十五cm
 この碑は、幕末・明治初期にかけて神奈川三宝寺の住職であった歌人弁玉の歌碑兼顕彰碑です。
 弁玉は文政元年(一八一八)江戸浅草俵町に大熊卯八(うはち)の四男として生まれています。天保元年(一八三〇)十三歳で江戸下谷の清徳寺大潮(せいとくじだいちょう)のもとで得度し、下総国飯沼弘経寺で修行したのち、芝の増上寺に入り、嘉永三年(一八五〇)三宝寺(さんぼうじ)に住職に転じ、以後、明治十三年に没するまで神奈川の人となっています。
 和歌は橘守部、岡部東平、普門寺瓊音(けいおん)などに学んだ。とくに長歌に秀れ、文明開化初期には、石鹸王。伝信機などの新事物を巧みに捉えて長歌にうたい注目されています。また、明治一〇年、横浜の発展に尽くした高島嘉右衛門の功績を称え建立された「望欣台碑」の碑文を揮毫し、文明開化期の横浜の発展経路を明確に伝えています。
 長歌集「由良牟呂集(ゆらむろしゅう)」は、明治十二年(一八七九)弁玉が没する一年前に門人によって出版されています。
 文明開化期の横浜の発展を知るうえで貴重な史跡です。
  平成五年三月
          横浜市教育委員会


辨玉師墓碣誌并銘
           従二位藤波大中臣敎忠篆額
我東京之人資竺輕簿雖有才慧不能耐事故於商賈亦難成業況於僧徒呼況於
技藝呼余之雚識僧辨玉者久寓芝山與余來往相熟然不知其善國家不知其為
東京之人也一別杳然絶無信息側聞其隱棲于神奈川又聞其善國家之名余欲
訪之而事業倥偬不得命駕也庚申四月二十五日溘然傾逝現六十三年其徒某
具小行狀而請余碑文余閲之即辨玉為東京淺草之人大熊卯八之次男幼稱鐵
之助十歳投於下谷清德寺就大潮和商受戒祝髪旣長而梵誦之餘暇入橘守部
之問而學和歌又接先輩定玄東平以傳承歌法殆經十六年是故得臻妙域而四
法来學者得敎千百人嗚呼東京之人而成此偉藝豈不奇哉豈不寄哉辨玉長在
芝山僧寮竟住檀林而披香紫至于其極則可箽增上知恩大刹而著朱緋此暇榮
則榮矣然較之善歌不朽之名則固不待言也今春旣巳建碑又無幾而當刻歌集
也辨玉之靈含笑于泉不可知互余於東京會與善歌人締交其尤者為游清遊翁
文雄此三人住京之故其名赫奕然至于伎倆則未勝辨玉也今時現存之歌人碌
碌不足數年余謂辨玉若住東京則其来學之多不止於數十百人呼抑辨玉愛神
奈川之佳景而不欲住東京也可謂清矣可謂高矣余欽仰之餘乃為之銘曰
 神奈川濱 隱殆三紀 梵唄纔終 古歌便起 唯娯水石 豈念桑梓 玩
 東海光 契西行旨 齡欠脩遐 名數遠邇 此勒貞珉 不朽足恃
維跱明治十六年 歳次癸禾春三月東京下谷隠士枕山大沼厚撰并書
                           露木宗吉銘

【参考】
 上昇 高橋秀 1992年:西区北幸1丁目11-20
 作品名不詳:西区北幸2丁目1-22
 ヤマブドウ Vitis coignetiae
 髙島先生顕彰碑
 弁王歌碑
 望欣台の碑
 アケビバナナ Musa velutina
 亀
 スズキ Lateolabrax japonicus

こども植物園へ

 台風一過で秋晴れの今日、柿の実が色づくには少し早かったようです。
【主な経路】(横浜駅)~東神奈川~六角橋~反町公園~幸ヶ谷公園~彫刻通り~浅間下~松原商店街~こども植物園~(井土ヶ谷駅)
  街角のアート作品  名月(2013年9月19日)


【参考】
 ウラギンシジミ Curetis acuta paracuta
 ヘクソカズラ Paederia scandens
 ナガエコミカンソウ Phyllanthus tenellus
 ヒメユズリハ Daphniphyllum teijsmannii
 マメアサガオ Ipomoea lacunosa
 キヅタ Hedera rhombea
 作品名不詳(西区北幸2-3-19)
 作品名不詳(西区北幸2-10-39)
 作品名不詳(相鉄本社前)
 動きだす球 1988 堀内正和
 みんなげんきに 2000 SHIRO HAYAMA:神奈川県国保会館
 石塔群(西区浅間町4丁目365)
 外川商店(松原商店街)
 帷子川よりランドマークタワー
 庚申堂(東海道相州追分)
 仲よし幼稚園
 横浜市立子ども植物園
 ナンバンギセル Aeginetia indica
 サクラタデ Persicaria odorata subsp. conspicua
 シラヤマギク Aster scaber
 ヤブミョウガ Pollia japonica
 カリガネソウ Tripora divaricata
 カキノキ Diospyros kaki
  水島 ‘Mizishima’
  富有 ‘Fuyu’
  清姫 ‘Kiyohime’
  清白寺 ‘Seihakuji’
 老爺柿ロウヤガキ(衝羽根柿) Diospyros rhombifolia
 ミヤギノハギ Lespedeza thunbergii
 プルメリア Plumeria obtusa
 イビツウツボカズラ Nepenthes ventricosa
 オオタチカラクサ Dichoridanfra thyrsiflora
 金花茶きんかちゃ Camellia petelotii (syn. C. chrysantha)
 (pre)十三夜