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シンノウヤシ和名の由来など

 シンノウヤシ(Phoenix roebelenii)は、ヤシ科コウリバヤシ亜科に分類されるフェニックス属のヤシです。お好みソースの甘みになくてはならないデーツを実らせるナツメヤシや結構大きく育つカナリーヤシなどと同属ですが、本種は比較的耐寒性があり、あまり大きくならないため、地植えだけでなく鉢植えも見かけます。
 『シンノウ』ヤシときいて、当然、中国最古の本草書(薬物書)とされる『神農本草経』に記載されている薬効あらたかなヤシだと思っていたのですが、確認のため調べてみたところそうではありませんでした。


 『神農』ではなく『親王』に由来するそうで、原田(2010)によれば、シンノウヤシの和名は、空海十大弟子のひとり真如(高岳(たかおか)親王)が、同種の自生地ラオスを訪ね客死(865年頃)したことを偲んで松崎直枝により1930年に記載公開されたのだそうです。今となっては、高岳親王はもちろん神農本草経も一般にはあまり知られていないでしょうから、別名のヒメナツメヤシのほうが和名としてふさわしいのかも知れません。
 『神農本草経』は2世紀頃に成立したと言われ、原典は散逸したものの同書の注解書に載っているヤシ科植物としては、ビンロウ(檳榔)があり、わが国でも正倉院薬庫に檳榔子(ビンロウの実)が所蔵され、8世紀末には実際に胃健薬、駆虫薬として処方されていたようです(柴田,1999)。また、村越(2019)によると、西暦1111年に任淵の注解により刊行された『山谷詩集注』には桄榔(クロツグ)と椰子皮が示されているそうです。さらに下って、わが国では貝原益軒の編纂により1709年に刊行された『大和本草』には、『沙菰米(さごべ)』(サゴヤシ:巻之四穀類)、『梹椰子』(ビンロウ:巻之十果木類)、『椶櫚』(シュロ:巻之十一木之中)、『犬椶櫚』(シュロチク:巻之十二木之下)が載っています。
【文献】
神農本草経、エーザイ収蔵品デジタルアーカイブ、URL: http://www.eisai.co.jp/museum/information/facility/archive/30159/comment.html, Accessed:2022-01-02.
村越貴代美(2019)『山谷詩集注』を読む:本草とその周辺、慶応大学日吉紀要, 51< 39-69, URL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN10032394-20191231-0039, Accessed:2022-01-02.
柴田承二(1999)正倉院の薬庫調査、ファルマシア, 34(2), 156-161, URL: https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/34/2/34_KJ00002924896/_pdf/-char/ja, Accessed: 2022-01-03.
貝原益軒編(1709)大和本草、URL: https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2557463, Accessed: 2022-01-07.
原田幸雄(2010)シンノウヤシ Phoenix roebelenii O’Brien の和名の由来、植物研究雑誌, 85, 51-52, URL: http://www.jjbotany.com/pdf/JJB_085_51_52.pdf, Accessed:2022-01-02
【参考】
 シンノウヤシ(親王椰子) Phoenix roebelenii
 ビンロウ(檳榔) Areca catechu
 クロツグ Arenga engleri
 サゴヤシ Metroxylon sagu
 シュロ Trachycarpus fortunei
 シュロチク Rhapis humilis

追浜七福神巡り『追浜九福神+α』

 正月なので、今日は近場の七福神巡り。追浜の七福神は2013年から公開されていますが、毘沙門天の像を保有する寺がふたつあるので、8カ所を巡ることになります。加えて浦郷町には大国主社があるのでこちらも併せて回ってみました。今日はいつもとは反対に右回りでした。
本日の経路マップ  2013年1月19日  2015年12月25日  2017年1月19日


【主な経路】
 (自宅)-久遠山良心寺(布袋尊)-無量山正光寺(福禄寿)-補陀山自得寺(大黒天)-おしんめ様-浦谷山法福寺(毘沙門天)-雷神社-金剛山正禅寺(毘沙門天)-楽浦山能永寺(弁財天)-深浦山独園寺(恵比須尊)-大国主社(大黒天)-坂中山観音寺(寿老人)-(自宅)

【参考】
 ソテツ(蘇鉄) Cycas revoluta
 シンノウヤシ(親王椰子) Phoenix roebelenii
 センダン(栴檀) Melia azedarach
 ニオイシュロラン(匂棕櫚蘭) Cordyline australis
 一遍上人象(能永寺)
 枝垂れ梅(能永寺)
 マサキ() Euonymus japonicus
 コミュニティハウス榎戸亭
 二ホンスイセン(日本水仙) Narcissus tazetta



  獨園晩鐘
かならずと
 暁かけて
ちぎりしも
 獨り園生の
入りあひの鐘

  安政戊午旭松閣吉隆撰
     獨園晩鐘より
      加藤煌雪謹書

  獨園晩鐘
三浦半島北部の景勝地を浦郷八景と題し安政五年に撰された和歌の一首
北郷の静寂の中に獨園寺晩鐘の音がとける江戸時代の情景を表現しています
 浦郷八景(北郷八景)を巡る


市制施行七十周年記念
横須賀風物百選 官修墓地
 明治政府を辞めて、鹿児島に帰っていた西郷隆盛は、政府に不満を持つ人々の懇願に抗しきれず、ついに兵を挙げました。ときに明治十年二月十五日、西南の役であります。三万余の西郷軍を討つために明治政府は、有栖川宮熾仁親王を征討総督とし、総勢六万余の兵力を九州に向かわせました。大部分の兵士は徴兵でした。
 この戦役で、政府軍戦死者は六千二百余人にのぼり、戦傷病者は数えきれないほどでした。戦傷病者を輸送するため、和歌山丸と東海丸が派遣されましたが、その帰港中に船内でコレラが発生しました。政府は、両船に長浦湾口での停船を命じ、急きょ箱崎に仮の避病舎を建て、診療にあたりました。
 しかし、その努力もむなしく、十月二十一日以降、毎日のように死者が続きました。これらの遺体は、黒崎海岸(現在の浦郷町五丁目地先)で火葬に付されました。そのうち、遺族不明の四十八名は、そのまま黒崎に埋葬され、官修墓地として政府が維持管理にあたりました。
 明治四十五年、黒崎が海軍用地として買収されたため、大正二年四月、四十八基の墓石は、現在地に移され修復が加えられました。
 毎年、四月下旬には地元郷友会の人々によって慰霊祭が行われています。

ヤシ科植物の原産地

 休暇中は暇だったので、さらに写真を整理。ヤシ科植物の写真をGoogleMapに落としてみました。ココヤシを初めとして現在の分布が広域になっていて原産地の特定が困難な種も多いので、プロットは地球規模で見たときの凡その位置です。こうしてみるとワシントンヤシ、ブラジルヤシなど、日本でよく見かける種は、原産地も比較的高緯度であることがわかります。アフリカ東部のマダガスカル島周辺や東南アジア地域で特に種多様性に富んでいることもなんとなく見えてきました。
 何か傾向がみられないかと思って亜科ごとにアイコンの色を変えています。コウリバヤシ亜科は北半球に、アレカヤシ亜科は南半球に多いようにも見えますが、それほど定かではないようです。

→ Dransfield et al.(2008)によれば、コウリバヤシ亜科は化石の知見と系統発生の仮説から北半球の熱帯起源であることが強く支持されているそうです。一方、アレカヤシ亜科は白亜紀の終わりにケロクシロン亜科から分化したと考えられているそうですので、もともとの分布はカリブ周辺であったのかも知れません。白亜紀には既にアメリカ大陸はアフリカ大陸と分離していた筈なので、それからどうやって分布を拡大していったのかは興味深く思われます。いずれにせよ、アレカヤシ亜科は、ヤシ科のなかでは最も多くの属を分化しており、現在の分布は広域にわたっています。(2022/2/9)
【文献】
Dransfield J, Natalie WU, Lange CBA, Baker WJ, Harley MM & LewisCE (2008) Genera Palmarum – The Evolution and Classification of Palms, 219p., Kew Ryal Botanic Garden, UK,, DOI: 10.34885/92, Accessed: 2022-02-09.

年末はいつも通りにアルボの丘へ

 年末も迫ってきましたので、例年通りに叔母の住むアルボの丘へ。今年は家内に仕事依頼が入っていたので双子と三人でした。


【参考】
 ラナンキュラス(ハナキンポウゲ) Ranunculus asiaticus
 ベニアミメグサ Fittonia albivenis ‘Verschaffeltii’
 シロアミメグサ・コンパクタ Fittonia albivenis ‘Argyroneura Compacta’

ヤシ科植物の写真整理


 この二ヶ月ほどでヤシ科植物の写真がだいぶ溜まってきましたので一覧表に整理してみました。画像をクリックすれば拡大できます。表中の属の並び順は、Dransfield et al.(2008)の分類表に準拠しています。PALMwebによれば、ヤシ科には188属あるとのことですので、属レベルでのカバー率は15%程(28/188)ですが、この界隈で地植えできる種は限られていますので、今後、属数が増えることはあまりななさそうです。
 APG-IV体系による植物の目一覧
【主な撮影地】
 夢の島熱帯植物館 板橋熱帯環境植物館 江の島サムエル・コッキング苑 追浜、逗子 横須賀 葉山


【ヤシ科(Arecaceae)】

トウ亜科
Calamoideae
ニッパヤシ亜科
Nypoideae
コウリバヤシ亜科
Coryphoideae
ケロクシロン亜科
Ceroxyloideae
アレカヤシ亜科
Arecooideae
和名 画像 学名 英語名 原産地
トウ亜科 Calamoideae
トウ
(籐)
No Image Calamus sp. Rattan palms 東南アジア、オーストラリア、熱帯アフリカ
ニッパヤシ亜科 Nypoideae
ニッパヤシ ニッパヤシ
Nypa fruticans Nipa palm
Mangrove palm
東南アジア、オーストラリア
コウリバヤシ亜科 Coryphoideae  トップへ
カナリーヤシ カナリーヤシ
Phoenix canariensis Canary Island date palm
Pineapple palm
カナリア諸島
ナツメヤシ ナツメヤシ
Phoenix dactylifera Date palm 北アフリカ、中東、南アジア
シンノウヤシ シンノウヤシ
Phoenix roebelenii dwarf date palm
Pygmy date palm
中国南東部、ラオス、ベトナム北部
カブダチソテツジュロ カブダチソテツジュロ
Phoenix reclinata Wild date palm
Senegal date palm
熱帯アフリカ、アラビア半島、マダガスカル、コモロ諸島
チャボトウジュロ チャボトウジュロ
Chamaerops humilis European fan palm 地中海沿岸
シュロ
(棕櫚)
シュロ(棕櫚)
Trachycarpus fortunei Chinese windmill palm 日本、中国中南部、ミャンマー
トウジュロ
(唐棕櫚)
トウジュロ(唐棕櫚)
Trachycarpus fortunei
(Syn. T. wagnerianus)
Chinese windmill palm 中国中南部
カンノンチク
(観音竹)
カンノンチク(観音竹)
Rhapis excelsa Broadleaf lady palm 中国南部
シュロチク
(棕櫚竹)
シュロチク(棕櫚竹)
Rhapis humilis Slender Lady Palm 中国南部
ビロウ
(枇榔)
ビロウ(枇榔)
Livistona chinensis Chinese fan palm
Biro
南西諸島、台湾
ダイトウビロウ ダイトウビロウ
Livistona chinensis var. amanoi Daito-biro 北大東島
オガサワラビロウ オガサワラビロウ
Livistona boninensis Bonin Island Fan-palm 小笠原諸島
ウチワヤシ ウチワヤシ
Licuala grandis Grosse licuala palm
Ruffled fan palm
ソロモン諸島、バヌアツ諸島
ワシントンヤシ ワシントンヤシ
Washingtonia filifera Desert fan palm
California fan palm
米国
ワシントンヤシモドキ ワシントンヤシモドキ
Washingtonia robusta Mexican fan palm メキシコ
コモチクジャクヤシ コモチクジャクヤシ
Caryota mitis Clustering fishtail palm
Fishtail palm
インド、ジャワ島、インドシナ半島
クロツグ クロツグ
Arenga engleri Formosa palm 南西諸島、台湾
サトウヤシ サトウヤシ
Arenga pinnata Suger Palm
Arenga Palm
インド東部、マレーシア、インドネシア、フィリピン東部
ベニラタンヤシ ベニラタンヤシ
Latania lontaroides Red Latan palm レユニオン島(マスカリン諸島)
キラタンヤシ キラタンヤシ
Latania verschaffeltii Yellow latan palm ロドリゲス島(マスカリン諸島)
ケロクシロン亜科 Ceroxyloideae
クインディオロウヤシ No Image Ceroxylon quindiuense Quindío wax palm コロンビア、ペルー
アレカヤシ亜科 Arecooideae  トップへ
トックリヤシ トックリヤシ
Hyophorbe lagenicanulis Bottle palm ロンド島(マスカリン諸島)
トックリヤシモドキ トックリヤシモドキ
Hyophorbe verschaffeltii Spindle palm ロドリゲス島(マスカリン諸島)
カマエドレア・メタリカ
(メタリックヤシ)
カマエドレア・メタリカ
Chamaedorea metallica Metallic palm メキシコ南部
高性チャマエドレア 高性チャマエドレア
Chamaedorea oblongata Caugui palm ベリーズ、ホンジュラス、グァテマラ、メキシコ、他
テーブルヤシ テーブルヤシ
Chamaedorea elegans Parlor palm
Neanthe bella palm
メキシコ南部、グァテマラ
ダイオウヤシ ダイオウヤシ
Roystonea regia Cuban royal palm
Florida royal palm
メキシコ、中米、カリブ諸国、フロリダ
アメリカアミヤシ アメリカアミヤシ
Reinhardtia gracilis Giant Windowpane Palm ベリーズ、コスタリカ、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマ
ブラジルヤシ ブラジルヤシ
Butia capitata South American jely palm ブラジル、ウルグァイ
ヤタイヤシ ヤタイヤシ
Butia yatay Jelly palm
Yatay palm
アルゼンチン、パラグアイ
ココヤシ ココヤシ
Cocos nucifera Coconut palm 太平洋諸島(推定)
ギニアアブラヤシ ギニアアブラヤシ
Elaeis guineensis African oil palm アンゴラ、ガンビア
ユスラヤシ ユスラヤシ
Archontophoenix alxandrae Alexandra palm
King palm
クイーンズランド
レッドリーフ・パーム レッドリーフ・パーム
Chambeyronia macrocarpa Flame thrower ニューカレドニア
ビンロウ
(檳榔)
ビンロウ(檳榔)
Areca catechu Betel Palm 太平洋、アジア、東アフリカ
ピナンガヤシ ピナンガヤシ
Pinanga coronata Ivory Cane Palm アンダマン諸島、ジャワ島
ヤエヤマヤシ ヤエヤマヤシ
Satakentia liukiuensis Satake Palm 八重山列島
ノヤシ ノヤシ
Clinostigma savoryanum Pacific Beauty palm
Bonin Islands Palm
小笠原諸島
アレカヤシ アレカヤシ
Dypsis lutescens Areca Palm
Yellow Butterfly Palm
マダガスカル島東海岸
ミツヤヤシ ミツヤヤシ
Dypsis decaryi
(Syn. Neodypsis decaryi)
Triangle palm
Three sided palm
マダガスカル島
ヒロハケンチャヤシ ヒロハケンチャヤシ
Howea forsteriana Kentia palm ロードハウ島(オーストラリア)
シュロチクヤシ シュロチクヤシ
Ptychosperma macarthurii Macarthur palm クイーンズランド、ニューギニア
パラワンヤシ パラワンヤシ
Adonidia merrilli Manila palm パラワン島、ダンジュガン島
キリンヤシ キリンヤシ
Phoenicophorium borsigianum Thief palm セイシェル諸島
ショウジョウヤシ ショウジョウヤシ
Cyrtostachys renda Red sealing wax palm
Lipstick palm
タイ、マレーシア、スマトラ島、ボルネオ島

 原産地マップ
【文献】
Dransfield J, Natalie WU, Lange CBA, Baker WJ, Harley MM & LewisCE (2008) Genera Palmarum – The Evolution and Classification of Palms, 219p., Kew Ryal Botanic Garden, UK,, DOI: 10.34885/92, Accessed: 2021-12-21

板橋区立熱帯環境植物館の動植物など

 板橋清掃工場の排熱利用で加温されている板橋区立熱帯環境植物館を訪ねました。ここでは、植物に限らず熱帯環境をコンセプトに展示をしており、水族の展示もあってカメ目も4種飼育されています。ナツメヤシ、サトウヤシ、アブラヤシ、ココヤシなど関東地方では露地栽培が難しいヤシ科植物も観ることが出来ました。
 【ウナヅキヒメフヨウとタイリクヒメフヨウ】 【ショウジョウヤシとヒメショウジョウヤシ





【ウナヅキヒメフヨウとタイリクヒメフヨウ】
 ウナヅキヒメフヨウ(ピンク)は大船フラワーセンターの温室でも栽培されており、そこでの学名はMalvaviscus arboreus var. mexicanusとなっているのですが、ウェブ画像検索からみる限り、ここで示されているMalvaviscus penduliflorusの方が広く使われているようです。また、ウナヅキヒメフヨウ(赤)は、夢の島熱帯植物館で展示されているタイリンヒメフヨウと同じと思われ、学名も同じMalvaviscus penduliflorusです。
 Schery RW (1942)のモノグラフによると、
M. arboreusの品種へのキーは、
 var. penduliflorus 花の長さが4.2cm以上
 var. mexicanus 花の長さが2.3~4.2cm
と、花のサイズで識別できることになっていますが、その後80年のうちに品種ではなく種として格上げされているのかも知れません。学名が変更されたために、和名との関係が混乱することは十分にあり得ます。上位分類をみても、AGP体系による分類での旧アオイ科は、旧パンヤ科、旧シナノキ科などと統合再構成されていることもあり、いずれ調べたい課題が増えました。
【文献】
Schery RW (1942) Monograph of Malvaviscus, Annals of the Missouri Botanical Garden, 29(3), pp.183-236+238-244, URL: https://www.jstor.org/stable/2394317?seq=1#metadata_info_tab_contents, Accessed:2021-12-26.
Baum DA, Smith SDeW, Yen A, Alverson WS, Nyffeler R, Whitlock BA & Oldham RL (2004) Phylogenetic relationships of Malvatheca (Bombacoideae and Malvoideae; Malvaceae sensu lato) as inferred from plastid DNA sequences, Am J Bot, 91(11) 1863-1871, DOI; 10.3732/ajb.91.11.1863, Accessed: 2021-12-26.


【ショウジョウヤシとヒメショウジョウヤシ】
 ショウジョウヤシ(Cyrtostachys renda)は、タイ、マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島、すなわちウォレス線の西(東洋区)に分布します。一方、ヒメショウジョウヤシは、ボルネオ島サラワクのクチンで採集された標本に基づきC. lakka として命名された学名に対して設けられた和名の様ですが、現在では、C. lakkaC. rendaのシノニムとされているので、ヒメショウジョウヤシとショウジョウヤシは同じものと考えてよさそうです。
【文献】
Heatubun CD, Baker WJ,Mogea JP, Harley MM, Tjitrosoedirdjo SS & Dransfield J (2009) A monograph of Cyrtostachys (Arecaceae), Kew Bull, 64, 67–94, URL: https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s12225-009-9096-4.pdf, Accessed: 2012-12-28.


【参考】
 板橋区立熱帯環境植物館
 ビルマムツアシガメ Manouria emys phayrei
 ジーベンロックナガクビガメ Chelodina siebenrocki syn. Chelodona rugosa
 ニシキマゲクビガメ Emydura subglobosa
 ボルネオカワガメ Oritia borneensis
 アダン Pandanus odoratissimus
 ウナヅキヒメフヨウ(ピンク) Malvaviscus penduliflorus
 ウナヅキヒメフヨウ(赤) Malvaviscus penduliflorus
 ニッパヤシ Nypa fruticans
 ナツメヤシ Phoenix dactylifera
 オウギバショウ(タビビトノキ) Ravenala madagascariensis
 ハスノハギリ Hernandia nymphaeidolia
 ゴバンノアシ Barringtonia asiatica
 スノーフレークツリー Trevesia palmata
 ヤエヤマヤシ Satakentia liukiuensis
 サトウヤシ Arenga pinnata
 ナンヨウソテツ(雄株)(Queen sago palm) Cycas rumphii
 パパイヤ ‘ソロ’ Carica papaya ‘solo’
 ココヤシ Cocos nucifera
 ビンロウ Areca catechu
 リュウビンタイ Angiopteris lygodiifolia
 ウチワヤシ Licuala grandis
 ヤエヤマアオキ Morinda citrifoila
 ムラサキモクワンジュ(ムラサキソシンカ) Bauhinia purpurea
 ハネフクベ Alsomitra macrocapra
 テーブルヤシ Chamaedorea elegans Syn. Collonia elegans
 トックリヤシ Hyophorbe lagenicanulis
 ヒメショウジョウヤシ Cyrtostachys renda Syn. Cyrtostachys lakka
 ウツボカズラの交配種 Nepenthes ventricosa x N. truncata
 ウツボカズラの1種 Nepenthes sp.
 パラワンヤシ(マニラヤシ) Adonidia merrilli Syn.Veitchia marrillii
 ガルデニア・シャクナゲ Rhododendron gardenia
 ハシカンボク Bredia hirsuta
 ロキアエ・シャクナゲ Rhododendron lochiae
 ジゴニシア ‘紫小町’ Zygopetalum x Aganisia ‘Murasakikomachi’
 サンゴノボタン Medinilla speciosa
 ブラキキルム・ホースフィールディー Brachychilum horsfieldii
 カクチョウラン Phaius tankervilleae
 コモチクジャクヤシ Caryota mitis
 アンスリウム・ジャングルキング Anthurium crassinervium
 ギニアアブラヤシ Elaeis guineensis
 ビヨウタコノキ Pandanus utilis
 アレカヤシ Dypsis lutescens
 タイガーオーキッド Grammatophyllum speciosum
 オーガスタ(ルリゴクラクチョウカ) Strelitzia nicolai
 スギノハカズラ ‘スプレンゲリ’Asparagus densiflorus ‘Sprengeri’
 ビカクシダ Platycerium bifurcatum
 アンスリウム・ジャングルキング Anthurium crassinervium
 ドワーフモンキーバナナ Musa cv.
 ホソバアラリア Polyscias fruticosa
 モンステラ Monstera deliciosa
 マレー凧「ワウ」
 パラミツ(ジャックフルーツ) Artocarpus heterophyllus
 シンノウヤシ Phoenix roebelenii
 オトヒメエビ Stenopus hispidus
 ニシキテグリ Synchiropus splendidus
 トランススルーセントグラスキャットフィッシュ Kryptopterus bicirrhis
 スポッテッドナイフフィッシュ Chitala ornata
 ニシキアナゴ Gorgasia preclara
 コンゴウフグ Lactoria cornuta
 レッドライントーピードバルブ Puntius denisoni
 レッドテールブラックシャーク Epalzeorhynchos bicolor
 タイガーヒルストリームローチ(?) Sewellia marmorata
 ハタタテサンカクハゼ Fusigobius longispinus
 アカシマシラヒゲエビ Lysmata amboinensis
 レインフォースゴビー koumansetta rainfordi
 アオギハゼ Trimma caudomaculatum
 キイロサンゴハゼ Gobiodon okinawae
 ヒメセミエビ Scyllarus cultrifer
 アカメカブトトカゲ Tribolonotus gracilis
 カットハウス飛行船
 馬頭観音:板橋区坂下3丁目23-25
 地蔵尊:板橋区小豆沢3丁目12
 シュロ(左)、トウジュロ(右) Trachycarpus fortunei
 イヌシデ Carpinus tschonoskii
 ハウチワカエデ Acer japonicum
 赤羽台トンネル碑


  赤羽台トンネル
 三千三百世帯の人々が生活する緑豊かな赤羽台団地に、赤羽地区のまちづくりを促すために都市計画道路の建設が提議された。
 団地を南北に分断するこの道路は、交通の利便性と引き替えに住環境の悪化と、生活の便益を損なうおそれがあった。このため団地住民は全面地下方式を強く主張し、行政は半地下掘割方式を提示し、両者のあいだに数年に及ぶ相克がつづいた。
 住民は悩み、考え、行動し、深い苦渋をもって行政側の要望を選択した。その後両者は細部に及ぶ円満な合意づくりをめざして、対話と研究に多大の努力をかさねたすえ、今ここに、新しく修景された“赤羽トンネル”の実現をみた。
 この地に住む人々の知恵とたゆみない努力の結晶として生まれたこの周辺環境が真に住民のためのものとして末永く健全に守られ、育成されることを願い、ひたむきに取り組んた多くの人々の努力の証として、この碑を置く。
          平成四年四月
          東京都北区
          赤羽台団地自治会


 マレー凧「ワウ」
 マレー語で「Wau(ワウ)」と呼ばれるマレーの代表的な娯楽で、マラッカ王朝時代から盛大な競技会が行われていたそうです。特に東海岸のトレンガヌ州やクランタン州で、収穫の時期に楽しまれてきました。
 マレー凧の起源はさまざまな説があり、風の精霊との交信に用いたとか、農作物を荒らす鳥を遠ざけるために作られた、などと言われています。

サムエル・コッキング苑のヤシ科植物など

 江の島には熱帯植物園があると聴いて尋ねたのですが、サムエル・コッキング苑の温室は遺構が残されているだけでした。とはいえ、寒さに強い地植え可能なヤシ科植物は概ね揃っていてなかなかいい感じでした。ここのButia属は、ヤタイヤシと表示されていましたが、学名は表示されておらず、いつか実のなっている時期に確認したいと思います。
 ブラジルヤシとヤタイヤシ
 帰りは鎌倉まで散策しましたが、このエリアでは個人宅にも比較的大きくなる海外産ヤシ科樹木を見かけることが出来ます。


【藤沢市指定天然記念物】
 苑内には市指定の天然記念物が4件あります。牧野富太郎の命名によるツカミヒイラギの原木は枯死したのかも知れません。本種は、あくまでも品種であって葉に棘のない個体は時折見かけます。クックアロウカリアは初めて目にしましたが、関東地方でも時折見かけるシマナンヨウスギとの違いはわかりませんでした。


ツカミヒイラギ Osmanthus ilicifolius
 サムエル・コッキングが自宅の庭に植えたもので、昭和8年(1933年)植物分類学者、牧野富太郎博士が命名した名前であります。
 この種は、常緑低木で普通のヒイラギとくらべて葉はだ円形でとげがなく先がまいており、つかんでも痛くないというので名付けたといわれています。
 国立科学博物館にも、かつては標本さえなかったといわれ、学術上貴重な存在であります。
 養生観察中 高さ約2.5m 幹周 約0.5m
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla (Salisb.) Franco
英名:Norfolk Island Pine
 1774年、英国の軍人・探検家のジェームズ・クックが発見し、命名したノーフォーク島(オーストラリア領)が原産地で、ノーフォーク松とも呼ばれます。
 ナンヨウスギ類の葉の形は日本の杉にも似ていますが、その祖先はおよそ2億年前に出現してから、その姿を大きく変えておらず、いわゆる「生きている化石」と考えられています。
 ナンヨウスギ科のうちでも樹形が美しく、均整のとれた姿を持ち、密生した葉が日本の杉の葉を思わせます。
 原産地 南太平洋/ノーフォーク島
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


クックアロウカリア Araucaria columnaris (G.Forst.) Hook
英名:Cook Pine
 南太平洋の仏領ニューカレドニア(ニューカレドニア島、イルデパン島、ロワイヨテ諸島)原産のナンヨウスギ科の仲間です。英国の軍人・探検家のジェームズ・クックが1714年にその植生を目撃し、「松(Pine)の島(île)」と名付けたのがイルデパン島です。
 樹形は柱状で、水平の大枝を出し、葉のつきかたに特徴が見られ、樹皮は紙のようにはがれます。
 ここに育っているのは、江の島植物園創設者のサムエル・コッキングが植えたもので、江の島のような高緯度の地で成長しているのは珍しく貴重です。
 原産地 南太平洋/ニューカレドニア
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


タイミンチク群 Pleioblastus gramineus
 大明竹という意味で、古く中国大陸の竹かと思われていましたが、原産国は沖縄、九州南方諸島であります。
 イネ科に属し、葉は細長くとがり、茎は密に叢生し、先端は深くたれ下がってタイミンチクのトンネルを作ります。
 うっそうと茂る姿はヤシ科、ユリ科などとは違った独特の景観があります。
  高さ 7~8m
          藤沢市観光課 藤沢市教育委員会


【参考】
 江の島大橋より
 江ノ電車窓より
 江の島
 ワシントンヤシ Washingtonia filifera
 ニオイシュロラン Cordyline australis
 ビロウ Livistona chinensis var. subglobosa
 アオノリュウゼツラン Agave americana
 ソテツ Cycas revoluta
 ヤタイヤシ Butia yatay
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 チャボトウジュロ Chamaerops humilis
 マオラン(ニューサイラン) Phormium tenax
 道祖神(藤沢市松本市提携40周年記念、平成13年9月贈松本市、松本市長有賀正書)
 ヒイラギナンテン Mahonia japonica
 ウミウ Phalacrocorax capillatus
 アオサギ Ardea cinerea
 キダチロカイ(アロエ) Aloe arborescens
 シボリカタバミ Oxalis versicolor
 フヨウカタバミ Oxalis purpurea ‘Alba’
 オオキバナカタバミ Oxalis pes-caprae
 大弦月城(アーモンドネックレス) Senecio herreanus Syn. Curio herreanus
 トビ Milvus migrans
 馬頭観音:稲村ガ崎3丁目15-22
 イソギク Chrysanthemum pacificum
 コマツヨイグサ Oenothera laciniata
 ハマオモト Crinum asiaticum
 二ホンスイセン Narcissus tazetta var. chinensis
 魚籃観音:由比ガ浜4丁目
【藤沢市天然記念物】
 ツカミヒイラギ Osmanthus heterophyllus var. undulatifolius 原木
 タイミンチク Pleioblastus gramineus
 シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla
 クックアロウカリア Araucaria columnaris

足跡化石特別展示など

 今日は良いお天気で風の塔がよく見えた一日でした。午後から足跡化石の特別展示を開催最中の横須賀市自然人文博物館を久しぶりに訪ねたのですが、お隣の平和中央公園は改修が終わって、平和モニュメントが撤去されていました。帰りに見かけた月は明日が満月です。


【参考】
 風の塔
 オープン・ザ・コスモ・ヨコスカ(平坂貝塚跡)
 ワシントンヤシ Washingtonia filifera
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 ナウマンゾウ Palaeoloxodon naumanni
 サケガシラ Trachipterus ishikawae
 リュウグウノツカイ Regalecus glesne
 足跡化石特別展示
 平和モニュメント跡地(平和中央公園)
 イソギク Chrysanthemum pacificum
 オボロヅキ Graptopetalum paraguayense
 ソテツ(左:雄花、右:雌花) Cycas revoluta
 ビロウ Livistona chinensis
 ビロウの実
 カナリーヤシの実
 ブラジルヤシ Butia capitata
 ソテツの実
 明日は満月

カナリーヤシとブラジルヤシ

 午後から家内と買い物に出かけた金沢文庫で、カナリーヤシとブラジルヤシが並んで植栽されているのをみかけました。


 左がカナリーヤシ、右がブラジルヤシです。ある程度生育していれば、ブラジルヤシでは、葉が白っぽく見え、葉が下の方に垂れ下がらないので、遠目でもなんとなくわかります。それとシダが着生しているのは大抵カナリーヤシです。さらに、近くによることが出来れば、葉の付け根の方の複葉が変形した棘の長さで確実に判断できます。カナリーヤシのほうが明らかに長くてトゲトゲです。
 一方、ブラジルヤシと同属の異種ヤタイヤシも耐寒性が強く関東地方でも地植えが可能なので区別は簡単ではなさそうです。これは、後日、別途調べてみたいと思います。


【ブラジルヤシとヤタイヤシ】
→ ブラジルヤシ(B.capitata) と ヤタイヤシ(B.yayai) とは、こちらのサイトに従って種子で識別するのがよさそうです。(2021-12-29)
   ココスヤシ ヤタイヤシ ブラジルヤシ ブティア
→ 種の観察から大船フラワーセンターのButia属ヤシは、ブラジルヤシであることを確認しました。(2022-03-13)

 わが国では、Buita属のヤシをひっくるめてココスヤシとして流通することがあるのは、外部形態から識別することが困難なためと思われますが、実がなっていれば、ブラジルヤシとヤタイヤシの識別はなんとかなりそうです。
 ブラジルヤシの原産地はブラジル、ウルグアイですが、ヤタイヤシはアルゼンチン、パラグアイに自生するので、現地では天然木の識別に困ることはあまりないと思われます。ただし、自生地域が同じで類似しているBuita属もあるので、組織レベルの識別法が研究されています。
 わが国で流通しているブラジルヤシは、そもそもB. capitataではないのではないかとの疑惑があるそうで、日本のブラジルヤシは本当はこちらではないかと言われているB. odorataとの比較では、SANT’ANNA-SANTOS et al.(2015)の報告があり、B.capitataでは形成される束晶(raphide)がB. odorataがみられないとのことですので、これが両種の識別に役立ちそうです。
【文献】
SANT’ANNA-SANTOS BF, CARVALHO GO Junior & AMARAL VB (2015) Butia capitata (Mart.) Becc. lamina anatomy as a tool for taxonomic distinction from B. odorata (Barb. Rodr.) Noblick comb. nov (Arecaceae), An. Acad. Bras. Ciênc., 87:1, 71-81, DOI: 10.1590/0001-3765201520130457. Accesed: 2021-12-19.
【参考】
 カナリーヤシ Phoenix canariensis
 ブラジルヤシ Butia capitata
 ヤタイヤシ Butia yatay

夢の島熱帯植物館のヤシ科以外の植物など


 

 イエロー・メランチ Shorea acuminatissima
 ソテツ Cycas revoluta
 シマナンヨウスギ Araucaria heterophylla
 パンパスグラス(シロガネヨシ) Cortaderia selloana
 ゴクラクチョウカ Strelitzia reginae
 サゴソテツ Dioon edule
 ムラサキバギンヨウアカシア Acacia baileyana ‘Purpurea’
 キダチロカイ Aloe arborescens
 アオノリュウゼツラン Agave americana
 アコウ Ficus superba
 エリカ・クリスマスパレード Erica x hiemalis cv. chrismas parade
 キンマ Piper betle
 バナナ Musa x paradisiaca
 ラトルスネークプラント Goeppertia crotalifera syn. Calathea crotalifera
 パナマソウ Carludovica palmata
 ベニヒモノキ Acalypha hispida
 コーヒーノキ Coffea cv,
 セイロンマンリョウ Aradisia elliptica
 パンノキ Artocarpus incisus
 サラダノキ Pisonia grandis
 タコノキ Pandanus boninensis
 オウギバショウ(タビビトノキ) Ravenala madagascariensis
 バニラ Vanilla mexicana
 ホナガソウ Stachytarpheta urticifolia
 エパクリス・ロンギフローラ Epacris longiflora
 カミヤツデ(ツウダツボク) Tetrapanax papyrifer
 ムシトリスミレ属 Pinguicula sp. (メキシカン・ピンギキュラ)
 ブロッキニア Brocchinia sp.
 ウツボカズラ Nepenthes sp.
 サラセニア Sarracenia sp.
 ラフレシア Rafflesia arnoldii
 ベニゴウカン紅合歓(緋合歓)Calliandra eriophylla
 ハカランダ Jacaranda sp.
 ダージリンバナナ Masa sikkimensis
 チユウキンレン地湧金蓮 Musella lasiocarpa Syn. Ensete lasiocarpum, Musa lasiocarpa
(注:バショウ科(Musaseae)には、Musa(バナナ), Ensete, Musellaの3属がありますが、地湧金蓮はいずれにも属するとされることがあったようです。現在の有効名はおそらくMusellaと思いますが、要調査です。)
 キンカン Citrus japonica
 タイリンヒメフヨウ Malvaviscus penduliflorus (別名ウナヅキヒメフヨウ?)
 ベニゲンペイカズラ Clerodendrum x speciosum
 マルハチ Cyathra mertensiana
 デンファレ Dendrobium phalaenopsis
 ベニツツバナ Odontonema strictum
 カトレヤ Cattleya sp.
 エピデンドラム Epidendrum sp.
 オンシジューム Oncidium sp.
 カルダモン Elettaria cardamonum
 ウナヅキヒメフヨウ Malvaviscus arboreus ver. mexicanus ‘Pink Flower’
 モモタマナ Terminalia catappa
 ヒカゲヘゴ Cyathea_lepifera
 マルハチ Cyathea mertensiana
【文献】
Yang C-Y, Huang Y & Long C (2009) Isolation and Characterization of 17 Polymorphic Microsatellite Loci for Musella lasiocarpa (Musaceae), HortScience, 44:7, DUI: 10.21273/HORTSCI.44.7.2041, Accessed: 2021-12-19.
Cheesman EE (1947) The classification of the bananas, Kew Bull. 2, 97-117, URL:https://www.jstor.org/stable/4109207, Accessed: 2021-12-19.


 以下は、その他の写真です。

 第五福竜丸展示館
 深川富岡八幡宮
 深川はしもと(左:観音竹、右:棕櫚竹)
 輝き-月島 (2003 望月Mochizuki 菊麿Kikuma
 落日(佃大橋より)