秀樹」カテゴリーアーカイブ

梅雨時のイングリッシュガーデン

 午後には降りだすとの予報でしたので、朝から横浜イングリッシュガーデンを尋ねました。折しも開催地有だった放映中のアニメ『ある魔女が死ぬまで』とのコラボメニューから『メグのラズベリーソーダ』を戴くことができました。 【再訪:2025-06-17/20

世界バラ会連合World Federatiom of Rose Societies 選出-殿堂入りバラWFRS ROSE HALL OF FAME

 世界バラ会連合は、世界40ヶ国のバラ会の連合体で、3年に一度大会を開催し、これまでに33品種の殿堂入り品種を選定しています。今年2025年は日本の福山で第20回大会が開催され、オールドローズ、モダンローズ各1品種が殿堂入り品種に追加されました。写真を整理していて、殿堂入り33品種の写真が少なくとも1枚はありましたので、この機に整理してみました。
 バラ属 バラ科 バラ目群 植物界 真核生物


【原種およびオールドローズ】14品種
ロサ・ガリカ ‘ヴェルシコル’ ロサ・ガリカ ‘オフィキナリス’ キモッコウ オールド・ブラッシュ シャルル・ドゥ・ミル ブラッシュ・ノワゼット マダム・アルディ スーベニール・ドゥ・ラ・マルメゾン グロワール・ドゥ・ディジョン コント・ドゥ・シャンボール グルス・アン・テプリッツ マダム・アルフレッド・キャリエール セシル・ブリュネ ロサ・キネンシス ‘ムタビリス’


【モダンローズ】19品種
ニュー・ドーン ピース クィーン・エリザベス カクテル アイスバーグ フラグラント・クラウド (ドゥフトボルケ) パスカリパパ・メイアン ダブル・デライト サリー・ホームズ ボニカ ジャスト・ジョーイ グラハム・トーマス エリナ イングリッド・バーグマン ピエール・ドゥ・ロンサール ガートルード・ジェキル フラワーカーペット・ローズ・ピンク ノックアウト


ロサ・ガリカ ‘ヴェルシコル’
Rosa gallica ‘Versicolor’ syn. Rosa mundi
系統:原種-野生バラ(Sp)
作出年:1581年以前 作出者:不明
選出:2009年第15回バンクーバー大会(カナダ)
撮影:2022-05-28 大船フラワーセンター

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ロサ・ガリカ ‘オフィキナリス’
Rosa gallica ‘Officinalis’
系統:原種-野生バラ(Sp)
作出年:1600年以前 作出者:不明
選出:2012年第16回サントン大会(南アフリカ共和国)
撮影:2017-05-20 生田緑地薔薇園

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キモッコウ
Rosa banksiae ‘Lutea’
系統:原種-野生バラ(Sp)
作出年:1824年以前 作出者:不明(中国)
選出:2018年第18回コペンハーゲン大会(デンマーク)
撮影:2025-04-20 横浜こども植物園

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オールド・ブラッシュ
Old Blush
系統:オールドローズ-チャイナ(Ch)
作出年:1752年以前 作出者:不明(中国)
選出:1988年第8回シドニー大会(オーストラリア)
撮影:2017-05-20 生田緑地薔薇園

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シャルル・ドゥ・ミル
Charles de Mills
系統:オールドローズ-ガリカ(G)
作出年:1786年以前 作出者:不明(オランダ)
選出:2015年第17回リヨン大会(フランス)
撮影:2023-05-21 横浜こども植物園

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ブラッシュ・ノワゼット
Blush Noisette
系統:オールドローズ-ノワゼット(N)
作出年:1814年 作出者:フィリップ・ノワゼット(アメリカ)
選出:2025年第20回福山大会(日本)
撮影:2018-05-12 ヴェルニー公園

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マダム・アルディ
Mme. Hardy
系統:オールドローズ-ダマスク(D)
作出年:1832年 作出者:アレクサンドラ・アルディ(フランス)
選出:2006年第14回大阪大会(日本)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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スーベニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
Souvenir de la Malmaison
系統:オールドローズ-ブルボン(B)
作出年:1843年 作出者:不明(フランス)
選出:1988年第8回シドニー大会(オーストラリア)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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グロワール・ドゥ・ディジョン
Gloire de Dijon syn. Glory John, Old Glory
系統:オールドローズ-ティー(T)
作出年:1850年 作出者:ピエール・ジャコット, アンリ・ジャコット(フランス)
選出:1988年第8回シドニー大会(オーストラリア)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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コント・ドゥ・シャンボール
Compte de Chambord
系統:オールドローズ-ハイブリッド・パーペチュアル(HP)、ポートランド(P)
作出年:1860年 作出者:モロー・ロバート(フランス)
選出:2022年第19回アデレード大会(オーストラリア)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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グルス・アン・テプリッツ
Gruss an Teplitz
系統:オールドローズ-チャイナ(Ch)
作出年:1867年 作出者:ゲシュヴィント(オーストリア=ハンガリー帝国)
選出:2000年第12回ヒューストン大会(アメリカ)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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マダム・アルフレッド・キャリエール
Mme. Alfred Carrière
系統:オールドローズ-ノワゼット(N)
作出年:1879年 作出者:J. シュヴァルツ(フランス)
選出:2003年第13回グラスゴー大会(イギリス)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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セシル・ブリュネ
Cécile Brünner
系統:オールドローズ-ポリアンサ(Pol)
作出年:1881年 作出者:デュシェ(フランス)
選出:1988年第8回シドニー大会(オーストラリア)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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ロサ・キネンシス ‘ムタビリス’
Rosa chinensis ‘Mutabilis’
系統:オールドローズ-チャイナ(Ch)
作出年:1894年以前 作出者:不明
選出:2012年第16回サントン大会(南アフリカ共和国)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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ニュー・ドーン
New Dawn
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ウィクライアナ(Hwich)
作出年:1930年 作出者:ヘンリー・ドリーア(アメリカ)
選出:1997年第11回ベネルクス大会(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)
撮影:2017-05-21 ヴェルニー公園

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ピース
Peace
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1945年 作出者:フランシス・メイアン(フランス)
選出:1976年第3回オックスフォード大会(イギリス)
撮影:2018-11-15 横浜イングリッシュガーデン

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クィーン・エリザベス
Queen Elizabeth
系統:モダンローズ-グランディフローラ(Gr)
作出年:1954年 作出者:Dr. ウォルター E. ラマーツ(アメリカ)
選出:1979年第4回プレトリア大会(南アフリカ)
撮影:2022-10-26 大船フラワーセンター

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カクテル
Cocktail (MEImic-569, MEImick)
系統:モダンローズ-シュラブ(S)
作出年:1956年以前 作出者:マリー-ルイ-ズ・メイアン(フランス)
選出:2015年第17回リヨン大会(フランス)
撮影:2017-05-20 生田緑地薔薇園

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アイスバーグ
Iceberg (KORbin)
系統:モダンローズ-フロリバンダ(FL)
作出年:1958年 作出者:レイマー・コルデス(ドイツ)
選出:1983年第6回バーデンバーデン大会(ドイツ)
撮影:2019-05-12 大船フラワーセンター

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フラグラント・クラウド (ドゥフトボルケ)
Fragrant Cloud (TANellis) – syn. Duftwolke, Nuage Parfume
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1963年 作出者:マチアス・タンタウ Jr.(ドイツ)
選出:1981年第5回エルサレム大会(イスラエル)
撮影:2021-11-11 大船フラワーセンター

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パスカリ
Pascali (LENip)
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1963年 作出者:ルイス・ランス(ベルギー)
選出:1991年第9回ベルファスト大会(イギリス)
撮影:2019-05-12 大船フラワーセンター

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パパ・メイアン
Papa Meilland (MEIcesar, MEIsar)
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1963年 作出者:アライン・メイアン(フランス)
選出:1988年第8回シドニー大会(オーストラリア)
撮影:2021-11-11 大船フラワーセンター

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ダブル・デライト
Double Delight (ANDeli)
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1976年以前 作出者:A.E. & A.W. エリス, ヘルベルト C. スウィム(アメリカ)
選出:1985年第7回トロント大会(カナダ)
撮影:2022-05-28 大船フラワーセンター

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サリー・ホームズ
Sally Holmes (HMsk)
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ムスク(HMsk)
作出年:1976年 作出者:フライヤーズ・ローズ(イギリス)
選出:2012年第16回サントン大会(南アフリカ共和国)
撮影:2022-05-22 横浜こども植物園

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ボニカ
Bonica (MEIdomonac) – syn. Bonica 82
系統:モダンローズ-シュラブ(S)
作出年:1981年 作出者:マリー-ルイ-ズ・メイアン, ジャック・ムショット(フランス)
選出:2003年第13回グラスゴー大会(イギリス)
撮影:2022-05-28 大船フラワーセンター

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ジャスト・ジョーイ
Just Joey (CANjujo)
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1982年 作出者:ロジャー・ポージー(イギリス)
選出:1994年第10回クライストチャーチ大会(ニュージーランド大会)
撮影:2019-10-20 横浜イングリッシュガーデン

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グラハム・トーマス
Graham Thomas (AUSmas)
系統:モダンローズ-シュラブ(S)
作出年:1983年 作出者:デヴィッド・オースティン(イギリス)
選出:2009年第15回バンクーバー大会(カナダ)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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エリナ
Elina (DICjana) – syn. Peaudouce
系統:モダンローズ-ハイブリッド・ティー(HT)
作出年:1983年 作出者:ディクソン(イギリス)
選出:2006年第14回大阪大会(日本)
撮影:2023-05-05 八景島バラ園

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イングリッド・バーグマン
Ingrid Bergman (POUlman)
系統:モダンローズ-ラージ・フラワード・クライマー(LCl)
作出年:1985年 作出者:ポールセン(デンマーク)
選出:2000年第12回ヒューストン大会(アメリカ)
撮影:2018-11-15 横浜イングリッシュガーデン

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ピエール・ドゥ・ロンサール
Pierrre de Ronsard (MEIviolin)
系統:モダンローズ-クライマー(CL)
作出年:1985年 作出者:ジャック・ムショット(フランス)
選出:2006年第14回大阪大会(日本)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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ガートルード・ジェキル
Gartrude Jekyll (aka AUSbord)
系統:モダンローズ-シュラブ(S)
作出年:1986年 作出者:デビッド C. H. オースチン(イギリス)
選出:2025年第20回福山大会(日本)
撮影:2025-05-21 横浜こども植物園

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フラワーカーペット・ローズ・ピンク
Flower Carpet Pink (NOAtraum)
系統:モダンローズ-シュラブ(S)
作出年:1988年 作出者:ヴェルナー・ノアック (ドイツ)
選出:2022年第19回アデレード大会(オーストラリア)
撮影:2025-05-24 横浜こども植物園

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ノックアウト
Knock Out (RADrazz)
系統:モダンローズ-フロリバンダ(FL)
作出年:2000年 作出者:ウィリアム・ラドラー (アメリカ)
選出:2003年第13回グラスゴー大会(イギリス)
撮影:2018-05-12 ヴェルニー公園

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【文献】
上田義弘 (2010) バラとその栽培の歴史-人とバラとのかかわりから-, J Jap Assoc Odor Env, 41(3), 157-163, DOI: 10.2171/jao.41.157, Accessed: 2025-06-14.
野村和子 (2010) バラの原種の分類と分布, 園芸文化, 7, 24-30, URL: https://keisen.repo.nii.ac.jp/records/932, Accessed:2025-06-14.

ミヤコグサ属(Lotus)周辺の系統概要

 ミヤコグサ(Lotus japonicum)は、我が国にも広く分布していて、三浦半島エリアでも天神島周辺では普通にみかけることができます。ゲノムサイズが470 Mbpと比較的コンパクトであることから窒素固定能力のあるマメ科のモデル植物としても知られているのですが、従来は別属とされていたドリクニウム属(Dorycnium)がミヤコグサ属と近縁であることが分かったためミヤコグサ属に統合されていることを見つけましたので、関連の文献で推定されている系統関係を引用しておきます。
マメ科 バラ目群 植物界 真核生物


【ミヤコグサ属(Lotus)周辺の系統概要】Kramina et al.(2016)

  ┌プロストレイテッドカナリークローバー・クレード Lotus dorycnicum Clade
 ┌┤└カナリークローバー Lotus (Bonjaenea) hirsutus Syn. Dorycnium hirsutum 
 │├セイヨウミヤクグサ・クレード Lotus corniculatus Clade
┌┤│└ミヤコグサ Lotus (Lotus) japonicus 
││├Lotus (Erythrolotus) conimbricensis
││├フレアーグラス・クレード Lotus castellanus Clade
┤│├グレイバーズフットトレイフォイル・クレード Lotus graecus Clade
││├ロータス・ストリクタス Lotus (Bonjaenea) strictus
││└グレーターバダッシ Lotus (Bonjaenea) rectus
││ ┌ペドロシア・クレード Pedrosia Clade
││┌┼ハイネケニア-N・クレード Heinekenia-N Clade
│└┤└カマエロータス・クレード Chamaelotus Clade
│ └ロテア・クレード Lotea Clade
│ ┌Hammatolobium kremerianum
└┬┴Hammatolobium lotoides
 └ヘアリーカナリークローバー Cytisopsis pseudocytisus

【文献】
Kramina TE, Degtjareva GV, Samigullin TH, Valiejo-Roman CM, Kirkbride JHJr, Volis S, Deng T and Sokolof DDf (2016) Phylogeny of Lotus (Leguminosae: Loteae): Partial incongruence between nrITS, nrETS and plastid markers and biogeographic implications, TAXON, 65(5), 997–1018, DOI: 10.12705/655.4, Accessed: 2025-06-15.
Kramina TE , Lysova MV, Samigullin TH, Özbek MU and Sokoloff DD (2022) When Morphology and Biogeography Approximate Nuclear ITS but Conflict with Plastid Phylogeny: Phylogeography of the Lotus dorycnium Species Complex (Leguminosae), Plants, 11:410, 1-26, DOI: 10.3390/plants11030410, Accessed: 2025-06-15.
Kramina TE, Lysova MV, Samigullin TH, Schanzer IA, Özbek MU and Sokoloff DD (2021) Phylogenetic Placement and Phylogeography of Large-Flowered Lotus Species (Leguminosae) Formerly Classified in Dorycnium: Evidence of Pre-Pleistocene Differentiation of Western and Eastern Intraspecific Groups, Plants, 10:260, 1-28, DOI: 10.3390/plants10020260, Accessed: 2025-06-15.
Abou-El-Enain MM, El-Nahas AI, Aboel-Atta AI, Latif HH, Ahmed SM and Atya NHM (2014) Reassessment of the taxonomic relationships between closely related taxa of Papilionoideae, Pure Appl Bio, 3(1), 32-54, URL: https://www.thepab.org/files/2014/Mar-2014/PAB-MS-13034.pdf, Accessed: 2025-06-15.
橋口正嗣, 佐藤修正, 橋口拓勇, 田中秀典 and 明石 良 (2019) マメ科植物研究のためのミヤコグサバイオリソース, 植物科学最前線, 10:179m 1-11, URL: https://bsj.or.jp/jpn/general/bsj-review/BSJ-Review10C_179-189.pdf, Accessed: 2025-06-15.

手作り焼酎『山ほたる』-2025

 今年も娘たちが、山ほたるをプレゼントしてくれました。


『山ほたる』案内文より
2024年商品・手造り焼酎『山ほたる』のご案内
     ~高田酒造場の限定品です~
 この度は手造り焼酎『山ほたる』をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。せっかくですから、私どもがどんな蔵で、どのようにして焼酎をつくっているのか、ほんの少しご案内させていただきます。
     伝統を守る石蔵の麹室、かめ仕込み
高田酒造場は熊本県球磨郡あさぎり町深田におる小さな蔵です。まわりを1000m級の山々に囲まれ、すぐ近くを日本三大急流の一つ球磨川が流れ、初夏にはたくさんのホタルも飛び交うところです。
 藏は22年前に創業100年を迎えました。焼酎はすべて手作りで、もっとも神経を使う麹づくりは昔ながらの石蔵の麹室、仕込みは伝来のカメ仕込みです。
 カメの下部は土中に埋められているため温度が一定し、焼き物特有のはたらきで、もろみの発酵に適しています。また夜半や早朝にも経験をつんだ人の手が必要な石蔵の麹室は、九州でもほとんど見かけなくなりました。
     自家栽培の山田錦を使用
 『山ほたる』は、私が自分の田んぼで育てた酒米の山田錦と酵母の特性を生かしています。本年は20年目、追い求めていた吟醸の香りがただよう焼酎ができあがりました。
     720mlで約8800本の限定販売です。
 しかし、実は『山ほたる』の吟醸香の原酒は、小さなタンク二つ分しかありません。力不足で、まだまだそれだけしかつくれませんでした。
 『山ほたる』という名前には、焼酎づくりはすべてにわたって自然に徹したいという私の思いと、里山に乱舞するホタルたちに寄せる応援の気持ちを込めました。
 本年度は、720mlのビンで約8800本の限定販売です、ストレート、ロックがおすすめです。自然が贈ってくれた芳醇な香りをお楽しみください。
          高田酒造場 / 高田 啓世


『山ほたる』ラベルより
限定品 高田酒造場
     【石蔵の麹室・カメ仕込み】
 『山ほたる』の仕込み水は、蔵の中にある井戸から汲み上げられる地下水です。厳選した酒米と清冽な地下水、そして昔ながらの希少な石蔵の麹室とカメ壺で仕込みました。初夏にはホタルの群れが乱舞する里山で、自然の恵みと伝統の技が調和した本格※焼酎の逸品です。『山ほたる』の芳醇な香りとやさしい口当たりは季節のいろいろな料理とよく合います。ロック、水割り、などでお楽しみください。


『山ほたる』箱ラベルより
箱ラベルのホタルは光ります。
 ~お部屋を暗くして、ご覧ください~
箱のラベルを暗いところに置くと、黄色い円がホタルのように光ります。蔵元の近くの小川に舞うホタルの雰囲気をお楽しみください。


【参考】
 山ほたる(2024年:1839/8877):高田酒造場
 ゲンジボタル Luciola cruciata 2005-06-25 撮影地:広島市佐伯区湯来町伏谷

梅雨入り前の鷹取山

 週明けから雨がちの天気になりそうですので、晴れ間のあるうちに鷹取山へ行ってきました。ハイキングコースはすっかり初夏の装いで、ヤマユリの開花ももうすぐです。

【系統概要(現生生物現生植物後世動物化石動物)】
【本日更新】鞘翅目 菌類



【参考】○は本日初撮影種
 エノキ Celtis sinensis
○ミドリスギタケ Gymnopilus aeruginosus
 ハツタケ Lactarius hatsudake
 コムラサキ Callicarpa dichotoma
 ムラサキニガナ Paraprenanthes sororia
 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum
 ヤブニッケイ Cinnamomum yabunikkei
 ナミギセル Stereophaedusa japonica
 チヂミザサ Oplismenus undulatifolius
○ヨツボシケシキスイ Librodor japonicus Syn. Glischrochilus japonica
 ノハカタカラクサ(斑入) Tradescantia flumiensis
 ヤマユリ Lilium auratum
 ホシハラビロヘリカメムシ Homoeocerus unipunctatus
 ムラサキシジミ Narathura japonica
 ウラハグサ Hakonechloa macra
 オニシバリ Daphne pseudomezereum
 オカトラノオ Lysimachia clethroides
 クロオオアリCamponotus japonicus
 ミズヒキ Persicaria filiformis
 鷹取山山頂付近
 ヌルデ Rhus javanica
 ヤマグワ Morus australis
 ビワ Eriobotrya japonica
 ニワトコ Sambucus sieboldiana
 ハナショウブ Iris ensata
 ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis
 ムシトリナデシコ Silene armeria
 ヒエンソウ Delphinium ajacis
 磨崖仏
 イヌビワ Ficus erecta
 ハツタケ Lactarius hatsudake
 ウバユリ Cardiocrinum cordatum
 コウゾリナ Picris hieracioides subsp. japonica
 イソヒヨドリ(♀) Monticola solitarius

バラ属の系統概要

 バラ属内には、フルテミア亜属(Hulthemia)、サンショウバラ亜属(Platyrhodon)、ヘスペロードス亜属(Hesperrhodos)、バラ亜属(Rosa)の4つの亜属が識別出来、比較的コンパクトな初めの3亜属は単系と考えられていますが、残りの多くの種を全て含むバラ亜属は多系であると考えられています。バラ亜属内では10程度の節(Section)が識別できるとされていますが、遺伝子解析の結果によれば、多くの入れ子構造が確認されています。ここでは、3つの葉緑体遺伝子配列に基づく系統推定結果(Liu et al.,2015)を引用しておきます。
 バラ科 バラ目群 殿堂入りバラ 植物界 真核生物


【バラ属 Rosaの系統概要】Liu et al.(2015)

      ┌───ロサ・フェティダ Rosa foetida            ┐
  ┌───┤┌──オーストリアン・カッパー R. foetida var. bocolor  │
 ┌┤   └┴──R. foetida var. persiana              ├ピンピネリフォリア節
 ││ ┌┬────満州バラ Rosa xanthina               │(Pimponellifoliae)
 ││┌┤└────ロサ・プリムラ Rosa primula             │
 │└┤└┬────ロサ・オメイエンシスRosa omeiensis         │
 │ │ └────ロサ・セリセア Rosa sericea             ┘
┌┤ │┌─────ロサ・ムリエラ Rosa murielae            ┐
││ └┤┌────ロサ・マクロフィラ Rosa macrophylla         ├ハマナス節
││  └┤┌───ロサ・スウェンズウィー Rose sweginzowii       │(Rosa)
││   └┤┌──ロサ・フォレスティアーナRosa forrestiana      │
┤│    └┤┌─ロサ・ダブリカRosa davurica             │
││     ├┴┬ハマナス Rosa rugosa               │
││     │ └ヤエシロバナハマナス Rosa rugosa var. albo-plena  ┘
││     └┬─ロサ・パルストリス’プレナ’Rosa palustris f. plena ─カロリナ節(Carolinae)
││      └─ロサ・マハリス Rosa majalis             ─ハマナス節(Rosa)
││  ┌─────ロサ・キネンシス ムタビリス             ┐
││  │      Rosa chinensis f. mutabilis            │
││  │┌────ノイバラ Rosa multiflora              │
││  │├────ショウノスケバラRosa multiflora var. watosoniana  │ノイバラ節
││ ┌┤├────ロサ・ブルノニー Rosa brunonii           │ (Synstylae)
││ ││├────タイワンノイバラ Rosa taiwenensis          ├  &
││ ││├────ロサ・オドラータ Rosa odorata            │コウシンバラ節
││ │├┤┌───ロサ・オドラータ エルベスケンス           │ (Chinensis)
││ ││││    Rosa odorata var. erubescens           │
││ │││├┬──ロサ・ヘレーネ Rosa helenae             │
││┌┤│└┤└──ロサ・オドラータ ギガンテア             │
│││││ │    Rosa odorata var. gigantea            │
│││││ └┬──ロサ・ウェイシエンシス Rosa weisiensis       ┘
│││││  └──ダマスクローズ Rosa X damascena          ─ガリカ節(Gallicanae)
│││││   ┌─ロサ・マルチフローラ イネルミス           ┐ノイバラ節
│││││  ┌┤  Rosa multiflora var. inermis           │ (Synstylae)
│└┤││ ┌┤└─ロサ・キネンシス ミニマRosa chinensis var. minima ├  &
│ │││┌┤└┬─サクライバラ Rosa multiflora var. cathayensis    │コウシンバラ節
│ │││││ └─ロサ・ラシオセパラ Rosa lasiosepala         │ (Chinensis)
│ ││└┤└┬──ロサ・ロンギクスピス Rosa longicupsis        ┘
│ ││ │ └──ロサ・クーペリー Rosa X cooperii          ─レビガータ節(Laevigatae)
│ ││ └┬───ロサ・ソウリエアナ Rosa soulieana          ┬ノイバラ節 &
│ ││  └───ロサ・リチアンゲンシスRosa lichiangensis      ┘ コウシンバラ節
│ ││┌─────ロサ・グラウカ Rosa rubrifolia           ┐
│ │└┴┬────イヌバラ Rosa canina               ├イヌバラ節
│ │  └────ロサ・アルウェンシスRosa arvensis          ┘(Caninae)
│ │     ┌─モッコウバラ Rosa banksiae            ┐
│ │    ┌┤┌ロサ・バンクシア・ノルマリス            │
│ │    │└┤ Rosa banksiae var. normalis            ├モッコウバラ節
│ ├────┤ └ロサ・バンクシア・ルテア              │(Banksianae)
│ │    │   Rosa banksiae var. lutea             │
│ │    └─┬ロサ・シモサ Rosa cymosa              │
│ │      └ロサ・シモサ・プベルラ Rosa cymosa var. puberula  │
│ ├──────┬ロサ・フォーチュニアーナ Rosa X fortuniana     ┘
│ │      └ナニワイバラ Rosa laevigata            ─レビガータ節(Laevigatae)
│ ├サンショウバラ亜属(Platyrhodon)
│ │└─────┬イザヨイバラ Rosa roxburghii           ┬ミクロフィラ節
│ │      └ヒメサンショウバラ Rosa roxburghii f. normalis   ┘(Microphyllae)
│ └───────カカヤンバラ Rosa bracteata             ─カカヤンバラ節(Bracteatae)
│       ┌─シマバライチゴ Rubus lambertianus          ┐
├───────┴┬クサイチゴ Rubus hirsutus             ├外群
│        └ビロードイチゴ Rubus corchorifolius         │(Outgroup)
└─────────ヤマシモツケ Spiraea trilobata           ┘

Liu C, Wang G, Wang H, Xia T, Zhang S, Wang Q and Fang Y (2015) Phylogenetic Relationships in the Genus Rosa Revisited Based on rpl16, trnL-F, and atpB-rbcL Sequences, HortSci, 50(11), 1618–1624, DOI: 10.21273/HORTSCI.50.11.1618, Accessed: 2025-05-31.

大船フラワーセンターのヤマアジサイ等

 本日尋ねた大船フラワーセンターにもヤマアジサイ園がありました。

瀬戸神社:2025-05-25 こども植物園:2025-05-24 瀬戸神社:2024-05-26 瀬戸神社:2023-05-27 こども植物園:2023-05-21 
アジサイ属 ユキノシタ科 植物界 真核生物
【更新ページ】 スイレン科 ウマノスズグサ科 キジカクシ科 パイナップル科 バラ科 アマ科 フウロソウ科 サクラソウ科 ウコギ科 セリ科 蜻蛉目


 ヤマアジサイ Hydrangea serrata

 ヤマアジサイ Hydrangea serrata
  ’霧島錦’
  ’咲耶姫’
  ’虹の谷’
  ’黒軸’
  ’石空川(いしうとろがわ)
  ’斑入りエゾ’
  ’弥彦’
  ’大甘茶’
  ’伊予紅てまり’
  ’神奈川’
  ’篤姫’
  ’白’
  ’丹後貝咲’
  ’舞子’
  ’筒井童子’
  ’七段花’
  ’芹生しぐれ’
  ’大山御所車’
  ’紫変化’
  ’御萩錦’
  ’長州維新’
  ’防長の羽衣’
  ’防長ナデシコ’
  ’普賢の華’
  ’大紅額’
  ’日向薄紅’
  ’九重のほまれ’
  ’津江の小雪’
  ’九重の桃姫’
  ’瑠璃美姫’
  ’阿蘇姫絞り’


【参考】○は本日、初撮影種
 大船フラワーセンター
 ウォレマイ・パイン Wollemia nobilis
○リシマキア・コンゲスティフロラ Lysimachia congestiflora Golden Globes
 ヒメコウゾ Broussonetia kazinoki
 ヒメマダラエダシャク Abraxas niphonibia
 マサキ Euonymus japonicus
 月下美人 Epiphyllum oxypetalum
 アサザ Nymphoides peltata
 ウキクサ Spirodela polyrhiza
 ルリミゾカクシ(ロベリア) Lobelia erinus
 スイレン Nymphaea sp.
 イタリアンパセリ Petroselinum neapolitanum
○ベニバナアマ Linum grandifrorum Scarlet Flax
 ボリジ Borago officinalis
 ルッコラ Eruca sativa
 ウスベニアオイ Malva sylvestris
 ジャーマンカモミール(カミツレ) Matricaria recutita
 オランダワレモコウ(サラダバーネット) Sanguisorba minor
○ウチワゼニクサ Hydrocotyle verticillata Whorled Pennywort
 オオフサモ Myriophyllum aquaticum
 イヌタヌキモ Utricularia tenuicaulis
 タケニグサ Macleaya cordata
 ハンゲショウ Saururus chinensis
 ミツガシワ Menyanthes trifoliata
 オルレア Orlaya grandiflora
○アオモンイトトンボ(♂) Ischnura senegalensis
 オオニワゼキショウ Sisyrinchium iridifolium var. laxum
 リュウキュウコンテリギ Hortensia scandens subsp. liukiuensis
 サンゴジュ Viburnum odoratissimum
 カオリバイカウツギ ‘ベル・エトワール’ Philadelphus X lemoinei ‘Belle Etoile’
 バイモ(アミガサユリ) Fritillaria thunbergii
 オオバギボウシ Hosta sieboldiana
○レンゲギボウシ Hosta fortunei Plantain Lily
○オハツキギポウシ Hosta undulata var. erromena Wavy Plantain Lily
 クロタネソウ Nigella damascena
 エバーフレッシュ Cojoba arborea var. angustifolia
 キバナミソハギ Heimia myrtifolia
 ビカクシダ Platycerium bifurcatum
 ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys
 ディスティクティス・ブッキナトリア Distictis buccinatoria
 ソラナム・ウェンドランディー Solanum wendlandii
 パイナップル Ananas comosus
 コダチヤハズカズラ Thunbergia erecta
 アリストロキア・ピロサ Aristolochia pilosa Birthwort
 アリストロキア・ブラジリエンシス Aristolochia braziliensis
 アリストロキア・トリアングラリス Aristolochia triangularis
○アリストロキア・ギガンテア Aristolochia gigantea Giant Dutchman’s Pipe
 ハカランダ(キリモドキ) Jacaranda mimosifolia
○フランネルフラワー Actinotus helianthi Flannel Flower
○エクメア・ラキナエ Aechmea racinae Christmas Jewels
 インコアナナス Vriesea carinata
 ジュンサイ Brasenia schreberi
 オゼコウホネ Nuphar pumila var. ozeensis
○サイコクヒメコウホネ Nuphar saikokuensis
 チユウキンレン(地湧金蓮) Musella lasiocarpa
 シダレグワ Morus alba ‘Pendula’
 ペンタス Pentas lanceolata
 キョウチクトウ Nerium oleander var. indicum
 リキュウバイ Exochorda racemosa
 リョウブ Clethra barbinervis
 アブラチャン Lindera praecox
 クマシデ Carpinus japonica
 イワガラミ Schizophragma hydrangeoides
 ニワトコ Sambucus sieboldiana
 ヤマグルマ Trochodendron aralioides
 ワルナスビ Solanum carolinense
○ツルオヘビイチゴ Potentilla reptans Creeping Cinquefoil
○アケボノフウロ Geranium sanguineum Bloody Cranesbill
 ワタゲツルハナグルマ Arctotheca prostrata
 ヒペリカム ヒドコード Hypericum patulum ‘Hidcote’
 オオムラサキツユクサ Tradescantia virginiana
 ハンカチノキ Davidia involucrata
 ロウバイ Chimonanthus praecox
 カシワバアジサイ Hydrangea quercifolia
 サラサウツギ Deutzia crenata f. plena
 イヌタヌキモ Utricularia tenuicaulis
 ヤナギハナガサ Verbena bonariensis
 マテバシイ Lithocarpus edulis
 スダジイ Castanopsis sieboldii
 ウミウ Phalacrocorax capillatusi
 トウカエデ Acer buergerianum
 イロハモミジ Acer palmatum
 ハクウンボク Styrax obassia
 メドハギ Lespedeza juncea
 大島桜(おおしまざくら)Cerasus speciosa
 タイサンボク Magnolia grandiflora
 コウゾリナ Picris hieracioides subsp. japonica
○ウチワゼニクサ Hydrocotyle verticillata Whorled Pennywort

瀬戸神社のヤマアジサイ-2025

 今年もヤマアジサイの季節を迎え、ガクアジサイの開花ももうすぐです。

大船フラワーセンター:2025-06-01 こども植物園:2025-05-24 瀬戸神社:2024-05-26 瀬戸神社:2023-05-27 こども植物園:2023-05-21 
アジサイ属 ユキノシタ科 植物界 真核生物



 ヤマアジサイ Hortensia serrata Syn. Hydrangea serrata
  ’白鷺’
  ’富士ナデシコ’
  ’美方八重’
  ’八重白扇’
  ’美里てまり’
  ’釜無山’
  ’紅月’
  ’姫甘茶'(‘小甘茶’)
  ’深山八重紫’
  ’伊予丸’
  ’日向紺青’
  ’伊予の残雪’
  ’土佐美鈴’
  ’薩摩紫紺’
  ’月ヶ谷てまり’
  ’伊予の薄墨’
  ’白風車’
  ’倉木てまり’
  ’伊予の夕立’
  ’日高新錦山’
  ’土佐の游蝶’
  ’剣の舞’
  ’七段花’
  ’清少納言’
  ’舞妓’
  ’由布残雪’
  ’緑星てまり’
  ’藍姫’
  ’酔湖の月’
  ’伊予の薄墨’
  ’紅剣’
  ’祖谷の風車’
  ’御車返し’
  ’紫紅梅’
  ’木曽変化’
  ’土佐美鈴’
  ’瀬戸の花嫁’
  ’紅額’
  ’唐津’
  ’瀬戸の春霞’
  ’咲耶姫’
  ’瀬戸の夕紅’
  ’入野絞り’
  ’紅花甘茶’
  ’SAKURA’
  ’夕鶴’
  ’静香’
  ’揚羽蝶’
  ’青覆輪清澄沢’
  ’光月’
  ’藍姫’
  ’乙姫’
  ’クレナイ’
  ’紅てまり’
  ’土佐あかね’
  ’伊予獅子てまり’
  ’防長の羽衣’
  ’土佐のまほろば’
  ’楊貴妃’
  ’花吹雪’
  ’普賢の華’
  ’天城甘茶’
  ’伊予時雨’



 エゾアジサイ Hortensia serrata var. yesoensis Syn. Hydrangea serrata var. yesoensis
  ’越の粧’


【交配種】

 ヤマアジサイ ‘清澄沢’ X ガクアジサイ Hortensia serrata X Hortensia macrophylla f. normalis
  ’KIMONO’
 ヤマアジサイ X コガクウツギ Hortensia serrata X Hortensia luteovenosa
  ’新宮五月雨’
  ’酔湖の月’
  ’伊予小紋’
  ’土佐の蛍’
  ’舞扇’
  ’おぼろ月’
 ヤマアジサイ X トカラアジサイ Hortensia serrata X Hortensia kawagoeana
  ’トカラの宝’
  ’黒龍’
 ヤマアジサイ X 西洋アジサイ Hortensia serrata X Hortensia macrophylla f. hortensia
  ’BENI’


【額紫陽花】

 ガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
  ’千代女’
  ’綾波’



 ヤクシマアジサイ Horensia kawagoeana var. grosseserrata



 イワガラミ Schizophragma hydrangeoides
  ’屋久島イワガラミ’
  ’黄金葉イワガラミ’



 コガクウツギHortensia luteovenosa
  ’桂浜の月’
  ’天女の舞’



 園芸種アジサイ cv.
  ’初恋’ (加茂花菖蒲園作出品種)
  ’群鷺’ (加茂花菖蒲園作出品種)
  ’ダンスパーティー’ (加茂花菖蒲園作出品種)
  ’黄金葉’ (渡辺宏欣氏作出)



 アメリカノリノキ ‘ピンクアナベル’ Hydrangea arborescens ‘NCHA1’ (Pink Annabelle)

二枚貝類の系統概要

 二枚貝類(斧足綱:Bivalvia)は現在8綱に整理されている軟体動物門(Mollusca)に属していて、石灰質の殻が化石として残りやすく、アマチュア研究者や収集家の層が厚かったため、現生種だけでなく絶滅種も含めた調査研究が進んでいたグループです。しかしながら、その反面、シノニム(同物異名)が非常に多く、軟体部の比較研究の行われていない種が多くを占めているなどの問題があったため、目レベルの所属は記載しない(できない)ことも珍しくありませんでした。その様な中、最近になって遺伝子解析技術を応用して二枚貝類全体を俯瞰する研究論文(Li et al.,2025)が発表されましたので、系統図部分を和訳引用してみました、
 【軟体動物】【真核生物】【植物界】【後世動物】【哺乳類】【鳥類】【魚類】【節足動物


【文献】
Li Y-X, Ip JC-H, Chen C, Xu T, Zhang Q, Sun Y, Ma P-Z and Qiu H-W (2025) Phylogenomics of Bivalvia Using Ultraconserved Elements Reveal New Topologies for Pteriomorphia and Imparidentia, Syst. Biol. 74(1):16–33, DOI: 10.1093/sysbio/syae052, Accessed: 2025-05-21.
Wang Y, Yang Y, Kong L, Sasaki T and Li Q (2023) Phylogenomic resolution of Imparidentia (Mollusca: Bivalvia) diversifcation through mitochondrial genomes, Mar Life Sci Technol, 5, 326–336, DOI: 10.1007/s42995-023-00178-x, accessed: 2025-05-20.


【自鰓亜綱(Autobranchia)周辺の系統の概要】Li et al.(2025)
 和訳部分での分類階級のレベルは参考程度です。ホタテガイが属するイタヤガイ目はふたつに分割されることになりそうです。
外群(Outgroup)
││┌頭足綱(Cephalopoda)
│└┤└ダイオウイカ Architeuthis dux 
┤ └腹足綱(Gastropoda)
│  │ ┌ナスビカサガイ Lottia gigantea
│  │┌┴┬ウロコフネタマガイ Chrysomallonsquamilerum
│  └┤ └エゾアワビ Haliotis discus hanni 
│   │┌スクミリンゴガイ Pomacea canalicurata
│   └┤┌┬ジャンボアメフラシ Aplysia californica
│    └┤└エリシア・クロロティカ Elysia chlorotica
│     └┬モノアラガイ Radix auricularia 
│      └ビオファラリア・グラブラータ Biomphalaria glabrata
│┌原鰓亜綱(Protobranchia)
│││┌クルミガイ目(Nuculida)
││└┤└┬コグルミガイ Eunucula tenuis
││ │ └ユーヌクラ・クミンギイ Eunucula cumingii
└┤ └ヌクラニダ目(Nuculanida)
 │  │┌エゾソデガイ Yoldia hyperborea
 │  └┤┌┬アラボリロウバイ Nuculana yokoyamai
 │   └┤└メガヨルデア・リシュケイ Magayoldia lischkei
 │    └┬ヨメディラ属の一種 Yoldiella sp.
 │     └┬エクイヨルデイア・エイツィイ Aequiyoldia eightsii
 │      └┬カタデスミィア・クネアータ Katadesmia cuneata
 │       └ヌクラータ・イネクゥイスカルプタ Nuculana inaequisculpta
 └自鰓亜綱(Autobranchia)
  │┌翼形類(Pteriomorphia)
  │││ ┌イタヤガイ目(Pectinida)
  │││ ││┌ネズミノテ属の一種 Plicatula sp.
  │││┌┤└┴┬マドガイ Placuna placenta
  │││││  └ナミマガシワガイ Anomia chinensis
  │││││┌ミノガイ目(Limida)
  └┤││└┤└┬リマ属の一種1Lima sp. 1
   │││ │ └リマ属の一種2Lima sp. 2
   │└┤ └イタヤガイ目(Pectinida)
   │ │  └┬ミヒカリメンガイ Spondylus nicobaricus
   │ │   └┬カティロペクテン・マルガリタス Catillopecten margariatus
   │ │    └┬ヨーロッパホタテガイ Pecten maximus
   │ │     └┬アカザラガイ Chlamys farreri
   │ │      └ホタテガイ Mizuhopenten yessosnsis
   │ │┌カキ目(Ostreida)
   │ │││ ┌アトリナ・エクスタ Atrina exusta
   │ │││┌┴アトリナ属の一種 Atrina sp.
   │ ││└┤┌┬シュモクガイ Malleus albus
   │ ││ ││└┬マベガイ Peteria penguin 
   │ └┤ └┤ └┬イソニョーモン・インブレカータ Isognomon imbricata
   │  │  │  └┬モスソアコヤ Pinctada albina
   │  │  │   └ミドリアオリ Pinctada maculata
   │  │  └┬シャコガキ Hyotisa hyotis
   │  │   └┬シドニーロックオイスター Saccostrea glomerata
   │  │    └┬アメリカガキ Crassostrea vrginica
   │  │     └┬マガキ Crassostrea gigas 
   │  │      └┬スミノエガキ Crassostrea ariakensis
   │  │       └ホンコンカキ Magallana hongkongensis
   │  │┌フネガイ目(Arcida)
   │  │││┌ミミエガイ Striarca symmetrica
   │  ││└┤ ┌アーサー・プリカータ Acer plicata
   │  └┤ │┌┴┬ヌノメアカガイ Cucullaea labiata
   │   │ └┤ └タマキガイ Clycymeris aspersa
   │   │  │┌アカガイ Anadara broughtoni
   │   │  └┴┬フモンカイガイ Barbatia decussata
   │   │    └バルバティア・トラペチーナ Barbatia trapezina
   │   └イガイ目(Mytilida)
   │    │ ┌ホトトギスガイ属の一種 Arcuatula sp.
   │    │┌┴┬ミドリイガイ Perna vrridis
   │    └┤ └ミドリイガイ Perna vrridis
   │     │┌イガイ Mytilus unguiculatus
   │     └┴┬チチュウカイスキゲヒバリ Brachidontes variabilis
   │       └┬クジャクガイ属の一種 Septifer sp.
   │        └┬シギノハシ Lithophaga zitteliana
   │         └┬イシマテ Lithophaga curta
   │          └┬ヘイトウシンカイヒバリガイ Gigantidas platifrons
   │           └ホソスジヒバリガイ Modiolus philippinarum
   └異殻亜綱(Heteroconchia)
    │ ┌古異歯類(Palaeoheterodonta)
    │┌┤└Potamilus streckersoni
    ││└原始異歯類(Archiheterodonta) ───────────────────────┐
    └┤ └┬Cardita veriegata                            │
     │  └Astarte sulicata                            │
     └真異歯類(Euheterodonta)                      異歯亜綱  ┤
      │┌異靱帯類(Anomalodesmata)                   (Heterodonta)
      │││┌カスピダリア・ウンダータ Cuspidaria undata              │
      └┤└┴┬ブリオパ・ラタ Bryopa lata                     │
       │  └┬ソトオリガイ属の一種 Laternula sp. 1               │
       │   └ソトオリガイ属の一種 Laternula sp. 2               │
       └不完全歯上目(Imparidentia)                         │
        │┌ルガルシナ・ベトナミカ Rugalucina vietnamicaツキガイ目       │
        └┤┌ハナシガイThyasira tokunagai        ┘(Lucinida)       │
         └┤┌ツクエガイ目(Gastrochaenida)                    │
          ││└ツクエガイ科(未定) Gastrochaenidae indet.            │
          └┤  ┌キヌマトイガイ属の一種 Hiatella sp.             │
           │ ┌┴┬ラサイア属の一種 Lasaea sp.┐               │
           │ │ └アルテナム・チャルコティ  ├ウロコガイ目         │
           │ │   Altenaeum charcoti    ┘(Galeommatida)        │
           │ │  ┌タカノハガイ属の一種 Cultellus sp.           │
           │┌┤ ┌┴アゲマキガイ Sinonovacula constricta┐         │
           │││┌┤┌マテガイ Solen stricus       ├マテガイ目    │
           ││└┤└┴┬マテガイ属の一種 Solen sp, 1   │(Adapedonta)   │
           ││ │  └マテガイ属の一種 Solen sp. 2   ┘         │
           └┤ └ザルガイ目(Cardiida)                    │
            │  │ ┌シズクガイ Theora lubrica               │
            │  │┌┴┬アサジガイ科(不定) Semelidae indet.         │
            │  └┤ └<アサジガイ属の一種 Semele sp.           │
            │   │┌┬マスオガイ Gari elongata              │
            │   └┤└ミナトマスオ Gari inflata              │
            │    │┌リュウキュウシラトリ Quidnipagus palatam      │
            │    └┴┬モモノハナ属の一種 Moerella sp.          │
            │      └┬ケショウシラトリ Macoma calcarea        │
            │       └チヂミアサジガイ Semele crenulata        │
            └┬オオノガイ目(Myida)                      │
             ││┌┬イシゴロモ属の一種 Aspidopholas sp.           │
             │└┤└イシゴロモ Aspidopholas yoshimurai           │
             │ └┬ヒラタヌマコダキガイ Potamocorbula laevis        │
             │  └オオノガイ Mya arenaria                 │
             └マルスダレガイ目(Venerida)                  │
              │┌┬リュウキュウヒルギシジミ Geloina expansa        │
              └┤└グラウロノーム・ストラミネア Glauconome straminea    │
               │┌┬ウネナシトマヤガイ Neotrapezium liratum        │
               └┤└タガソデモドキ Neotrapezium sublaevigatum       │
                │┌ケイトウガイ Chama dunkeri              │
                ││  ┌バカガイMactra chinensis           │
                └┤ ┌┴┬イソハマグリ Atactodea striata        │
                 │┌┤ └イソハマグリ Atactodea striata        │
                 │││┌タイヘイヨウマルシオガマ Zemysina orbella    │
                 └┤└┴┬シレノイダ科(不定) Cyrenoididae indet. 1   │
                  │  └シレノイダ科(不定) Cyrenoididae indet. 2   │
                  │┌アーカイベシカ・マリシニカ Archivesica marissinica
                  └┤ ┌シナハマグリ Meretrix petechialis       │
                   │┌┴┬オキシジミ Cyclina sinensis         │
                   └┤ └オキシジミ Cyclina sinensis         │
                    │┌カガミガイ Dosinia japonica         │
                    └┤┌リュウキュウアサリ Tapes literatus     │
                     └┴┬アサリ Ruditapes philippinarum     │
                       └アサリ Ruditapes philippinarum      ┘

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【異歯亜綱(Heterodonta)不完全歯上目(Imparidentia)の系統の概要】Plazzi et al.(2023)
     ┌マルスダレガイ目(Venerida)
    ┌┤│          ┌┬サツマアカガイ Paphia amabilis
    │││         ┌┤└スダレガイ Paphia euglypta
    │││        ┌┤└┬パラタペス・テクスタリス Paratapes textilis
    │││       ┌┤│ └イヨスダレ Paratapes undulatus
    │││       ││└ヒメリュウキュウアサリ Tapes belcheri
    │││      ┌┤└┬タペス・コンスペルサス Tapes conspersus
    │││     ┌┤│ └ヤエヤマスダレ Marcia hiantina
    │││     ││└ヨーロッパアサリ Ruditapes decussatus
    │││     ││ ┌┬コタマガイ Macridiscus aequilatera
    │││     ││┌┤└オキアサリ Macridiscus multifarius
    │││    ┌┤└┤└クリプトネマ・プロダクタ Cryptonema producta
    │││    ││ └アサリ Ruditapes philippinarum
    │││    ││  ┌┬カガミガイ Dosinia japonica 
    │││    ││ ┌┤└マルヒナガイ Dosinia troscheli
    │││    ││┌┤└ドンセンキコウ(钝缀锦蛤) Dosinia altior
    │││    │││└┬ハナガイ Placamen foliaceum
    │││    │└┤ └プラカメン・イサベリナ Placamen isabellina
    │││    │ │ ┌┬シオヤガイ Anomalodiscus squamosus
    │││    │ │┌┤└オオハナガイ Anomalodiscus lamellaris
    │││    │ └┤└ヌノメガイ Periglypta puerpera
    │││    │  └┬オニアサリ Leukoma jedoensis
    │││   ┌┤   └ホンビノスガイ Mercenaria marcenaria
    │││   ││     ┌┬タイワンハマグリ Meretrix mercetrix
    │││   ││    ┌┤└シナハマグリ Mercetrix petechialis
    │││   ││   ┌┤└ハマグリ Meretrix lusoria 
    │││  ┌┤│  ┌┤└チョウセンハマグリ Meretrix lamarckii
    │││  │││ ┌┤└ミスハマグリ Meretrix lyrata
    │││  │││┌┤└┬ウチムラサキ Saxidomus purpurata 
    │││ ┌┤│└┤│ └カリスタ・エンリシナ Callista enricina
    │││ │││ │└オキシジミ Cyclina sinensis
    │││ │││ └┬シラオイガイ Circe scripta
    │││ │││  └ホソスジイナミ Gafrarium pectinatum
    │││┌┤││ ┌┬ヒロバナギナタシロウリガイ Calyptogena extenta
    │││││││┌┤└カリプトジェナ・マリシニカ Calyptogena marissinica
    ││││││└┤└┬ターネロコンカ・マグニフィカ Turneroconcha magnifica
    ││└┤││ │ └ピロカネディア・フルミナ Pliocardia fluminea
    ││ │││ └ナギナタシロウリガイ Abyssogena phaseoliformis 
    ││ │││┌┬タイワンシジミ Corbincula fluminea
    ││ ││└┤└ターネロコンカ・マグニフィカ Turneroconcha magnifica
    ││ ││ └アイスランドガイ Arctica islandica
    ││ ││ ┌┬アリソガイ Mactra antiquata
    ││ ││┌┤└バカガイ Mactra chinensis 
    ││ │└┤└ウバガイ Pseudocardium sachalinense
    ││ │ └┬オオトリガイ Lutraria maxima
    ││ │  └カモジガイ Lutraria rhynchaena
    ││ │┌┬ネツケザル Chama limbula
    ││ └┤└ケイトウガイ Chama dunkeri
    ││  └キクザル Chama asperella
    │└オオノガイ目(Myida)
   ┌┤ └┬オオノガイ Mya arenaria
  ┌┤│  └オニニオガイ Barnea manilensis
 ┌┤│└─マテガイ目(Adapedonta)
 │││  │  ┌┬オオマテガイ Solen grandis
 │││  │ ┌┤└マテガイ Solen strichus
 │││  │┌┤└アゲマキガイ Sinonovacula constricta
 │││  └┤└ヒアテッラ・アークティカ Hiatella arctica
 │││   │┌┬ナミガイ Panopea abrupta
 │││   └┤└アメリカナミガイ Panopea generosa
 │││    └メキシコナミガイ Panopea globosa
┌┤│└──ザルガイ目(Cardiida)
│││   │       ┌┬センシコウ(尖紫蛤) Hiatula acuta
│││   │      ┌┤└ムラサキガイ Hiatula diphos
│││   │     ┌┤└┬タイワンキヌタ Hiatula chinensis
│││   │    ┌┤│ └イタボシガイ Sanguinolaria ovalis
│││   │    ││└マスオガイ Gari elongata
│││   │   ┌┤└キヌタアゲマキ Solecurtus divaricatus
│││   │   ││ ┌┬サギガイモドキ Scrobicularia plana
┤││   │  ┌┤│┌┤└アサジガイ科の新属新種(Semelidae gen. et sp.)
│││   │  ││└┤└バルチックシラトリ Macoma balthica
│││   │ ┌┤│ └テリザクラ Iridona iridescens
│││   │ ││└セメレ・スカブラ Semele scabra
│││   │┌┤│ ┌┬コガタフランスナミノコ Donax semistriatus
│││   ││││┌┤└ニヨリフランスナミノコ Donax vittatus
│││   │││└┤└フランスナミノコ Donax trunculus
│││   └┤│ └ドナックス・ヴァリエントゥス Donax variegatus
│││    │└ワスレイソシジミ Nuttallia obscurata
│││    │    ┌┬ヒメジャコ Tridacna crocea
│││    │   ┌┤└ヒレシャコガイ Tridacna aquamosa 
│││    │  ┌┤└トガリシラナミ Tridacna noae
│││    │ ┌┤└ヒレナシシャコガイ Tridacna derasa
│││    │┌┤└オオシャコガイ Tridacna gigas 
│││    └┤└シャゴウガイ Hippopus hippopus
│││     │┌┬イボザル Acanthocardia tuberculata
│││     └┤└ヨーロッパザルガイ Cerastoderma edule
│││      └トリガイ Fulvia mutica
││└────オウナガイ Conhocele cf. bicecta        ┐
│└───┬─クテナ・ダイバージェンス Ctena divergens    ├ツキガイ目
│    └┬セイヨウツキガイ Lucinella divearilata     │(Lucinida)
│     └ロリペス・オービキュリトゥス Loripes orbiculatus
外群(Outgroup)/span>
 └┬ヒロクチソトオリガイ Laternula elliptica:真異歯類ソトオリガイ科(Laternulidae)
  └ミドリイガイ Perna viridis:翼形類イガイ科(Mytilidae)

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ヤマアジサイ、ハーブ、バラなど

 こども植物園では、今はヤマアジサイが見頃で、ヤマアジサイ展とハーブ展が開催されていました。
大船フラワーセンター:2025-06-01 瀬戸神社:2025-05-25 瀬戸神社:2024-05-26 瀬戸神社:2023-05-27 こども植物園:2023-05-21>
アジサイ類陸上植物小葉植物と大葉シダ植物裸子植物被子植物(APG-IV体系)】【生物系統樹
【本日更新】シソ科 キク科 バラ科 セリ科 ヒルガオ科 キジカクシ科 クズウコン科 クワ科 サボテン科 ラン科 ベンケイソウ科 キンポウゲ科 ナデシコ科
収録種数

【紫陽花園】



可憐な美しさと多様な変異が人を魅了する
ヤマアジサイ Hydrangea serrata
■小さく繊細な、こころに残る美しさ
 ヤマアジサイはガクアジサイやエゾアジサイとともに日本列島に自生している小ぶりのアジサイです。あまり丈が大きくならず、花が小さく、葉も小さくて細長く光沢がないのが特徴です。
■自然が生み出す変異の妙
 ヤマアジサイは沢筋の斜面で地下水が染み出し、午前中の日差しは入るけれども午後は日陰になるような環境を好みます。このような場所は離れて点在しがちなため、地域ごとに変異が見られます。伊予、九重、大山、土佐、日向など、地域や山域の名がついた品種名が多いのはそのためです。ヤマアジサイを観察したり育てたりするするときには、どの地域で生まれた品種なのか、思いを馳せてみたいものです。
■ヤマアジサイには東日本型、西日本型、韓国型の3つがあり、横浜を含む関東地方のヤマアジサイは一重の白花がほとんどです。稀に紅色の覆輪があるものや紅花が発見されます。
 多く見かける青や紫のヤマアジサイは、西日本型や韓国型のものです。
注:アジサイ類の多くは、従来Hydrangea属とされてきましたが、2016年に公表された研究結果でHydrangea属を6つに分割することが提案され、本邦に自生するアジサイ類の殆どは、Hortensia属に移されることになります。


ヤマアジサイ Hortensia serrata var. serrata Syn. Hydrangea serrata var. serrata
 普賢の華(フゲンノハナ) ‘Fugen-no-hana’
 乙姫(オトヒメ) ‘Otohime’
 深山黒姫(ミヤマクロヒメ) ‘Miyama-korohime’
 クレナイ ‘kurenai’
 紫変化(ムラサキヘンゲ) ‘Murasaki-henge’
 九重山(クジュウサン) ‘Kujusan’
 花吹雪(ハナフブキ) ‘Hanafubuki’
 紅てまり(ベニテマリ) ‘Beni-temari’
 富士撫子(フジナデシコ) ‘Fuji-nadeshiko’
 伊予の残雪(イヨノザンセツ) ‘Iyo-no-zansetsu’
 伊予の盃(イヨノサカヅキ) ‘Iyo-no-sakazuki’
 伊予の十字星(イヨノジュウジセイ) ‘Iyo-no-jujisei’
 筒井童子(ツツイドウジ) ‘Tsutsui-doji’
 黒姫(クロヒメ) ‘Kuro-hime’
エゾアジサイ Hortensia serrata var. yesoensis Syn. Hydrangea serrata var. yesoensis
 雪小紋(ユキコモン) ‘Yuki-homon’
 佐橋の荘(サハシノショウ) ‘Sahashi-no-syo’



ヒメアジサイ Hortensia serrata ver. yesoensis f. cuspidata
牧野富太郎のお気に入りのひとつ
ヒメアジサイ(姫紫陽花) Hydrangea serrata ver. yesoensis f. cuspidata
 植物学者の牧野富太郎は昭和3年に信州から東北にかけての植物採集旅行に人家の庭先で見つけたアジサイの一種を昭和4年に「ヒメアジサイ」として発表しました。ヒメアジサイのヒメ(姫)は小さいという意味ではなく、美しいという意味です。本種は学名上、エゾアジサイの品種ということになっていますが、ホンアジサイとエゾアジサイの交雑起源により誕生したと考えられています。庭園や道路沿いの植栽などによく利用されているので、知らずに見ている場合が多いと思われます。
〈特徴〉
■装飾花のひとつひとつはホンアジサイにくらべて小ぶりながらも、花房全体はいくつかの花房からなりボリュームがあります。(栄養状態によります)
■葉はホンアジサイにくわべ明るい緑色でつやがなく、葉脈がくぼんで見えます。
■葉はややしなりその先に花を着けます
■最大の特徴は花色で、赤味のない澄んだ青色をしています。また、アルカリ土壌ではあざやかな桃色になります。(ヨーロッパでは石灰質の土壌が多く、桃色花のアジサイとして知られています。)
西洋アジサイの発色のよさはヨーロッパに持ち込まれたヒメアジサイに起因しているといわれます。
牧野富太郎はこのヒメアジサイを特に気に入っていたそうで、練馬の自宅の庭に植えていました。(現在は絶えてしまっています。)
※アジサイの花の発色の要因のひとつに土壌のPHがあり、酸性よりの場合青色に、アルカリ性よりの場合は赤色に発色する場合が多い。



ガクアジサイ Hortensia macrophylla f. normalis Syn. Hydrangea macrophylla f. normalis
 ミカンバアジサイ(蜜柑葉紫陽花) ‘Mikanba-Gaku-ajisai’
 エンドレスサマー Hortensia macrophylla ‘Endless summer’



コガクウツギ ‘花笠’ Hortensia luteovenosa ‘Hanagasa’ Syn. Hydrangea luteovenosa


ヤクシマコンテリギ(屋久島紺照木) Hortensia kawagoeana var. grosseserrata Syn. Hydrangea grosseserrata


イワガラミ Schizophragma hydrangeoides


【ヤマアジサイ展】

ヤマアジサイ Hortensia serrata var. serrata Syn. Hydrangea serrata var. serrata
 クレナイ
 乙姫
 野庭ヤマアジサイ
 霧の夕映え
 木沢テマリ
 富士の滝
 桃色ヤマアジサイ
 土佐のまほろば
 星の雫
 坊ヶ鶴の華
 揚羽蝶
 黄金アツヒメ
 九重の花吹雪
 紅剣
 土佐青鈴
 木沢の光
 横浪の月
 剣の舞
 美方八重
 深山黒姫
 あゆみ
 満天星
 久住小手毬
 日向紅子持
 藍姫錦
 藍姫
 摩耶山
 紫式部
 倉木の光
 木沢星
 九重至宝
 土佐美鈴
 坊ヶ鶴の華
 瀬戸の花嫁


【香草類:薬草園】○は本日初撮影種

 ハナハッカ(オレガノ) Origanum vulgare
 グリークオレガノ Origanum vulgare ssp. hirtum
○マジョラム Origanum majorana Sweet Marjoram
 タチジャコウソウ(タイム) Thymus vulgaris
○レモンバーム(香水薄荷) Melissa officinalis Lemon balm
 コモンセージ(薬用サルビア) Salvia officinalis
 エゾネギ(チャイブ) Allium schoenoprasum
 アシタバ Angelica keiskei
 ウイキョウ(フェネル) Foeniculum vulgare
○オランダワレモコウ(サラダバーネット) Sanguisorba minor Salad Burnet
○セイヨウノコギリソウ Achillea millefolium Yarrow
 キンレンカ Tropaeolum majus

【香草展】


 タラゴン Artemisia dracunculus
 コモンセージ(ヤクヨウサルビア) Salvia officinalis
○セイヨウノコギリソウ Achillea millefolium Yarrow
 アップルミント Mentha suaveolens
○レモンタイム(シトラスタイム) Thymus citriodorus Lemon Thyme
 ワイルドストロベリー Fragaria vesca
 タチジャコウソウ(タイム) Thymus vulgaris
○マジョラム Origanum majorana Sweet Marjoram
○イタリアンパセリ Petroselinum neapolitanum
 パセリ Petroselinum crispum
 エゾネギ(チャイブ) Allium schoenoprasum
 ハナハッカ(オレガノ) Origanum vulfare
○オランダワレモコウ(サラダバーネット) Sanguisorba minor Salad Burnet
 ステビア Stevia rebaudiana
 キンレンカ Tropaeolum majus
 ルバーブ Rheum rhabarbarum
 セリ Oenanthe javanica
 ミョウガ Zingiber mioga
 アシタバ Angelica keiskei
 プリンスオブオレンジペラルゴニウム Pelargonium X citriodorium
○ニガヨモギ Artemisia absinthium
 モナルダ(ベルガモット) Monarda didyma
 ジャーマンカモミール(カミツレ) Matricaria recutita
 ゲッケイジュ Laurus nobilis
 ローズマリー(マンネンロウ) Rosmarinus officinalis
 ラバンディンラベンダー Lavendula X intermedia


ハーブ展示
  期間:令和7年4月23日(水)~5月28日(水)
 こども植物園で鉢植えにより栽培しているハーブの中から、日本のハーブも含め主なものを展示いたしました。どうぞお楽しみください。
 ラベルには、一般的になじみのあるハーブ名を使用しています。なお、和名・別名のあるものは併記しています。


【薔薇園】

 ノイバラ Rosa multiflora
 ’アンバー・メイアンディナ’ ‘Amber Meillandina’ (Min)


 ’はまみらい’ ‘Hamamirai’ (HT)
 2007(平成19)年に、横浜開港150周年を記念するシンボルの一つとして選ばれたハイブリッドローズの品種です。「横浜の未来のさらなる発展」を願って数ある候補の中からこの名前に決定されました。
 明るいサーモンピンク色の大輪花で、香りが強く、丈夫で育てやすいという特徴があります。
 こども植物園以外でも、市内各所の公園で植栽されており、美しい花を観賞することができます。


 ’ピンクドリフト’ ‘Pink Drift’ (S)
 ’ジャスミナ’ ‘Jasmina’ (Cl)
 ’セント・オブ・ヨコハマ’ ‘Scent of Yakohama’ (F)
 ’ボレロ’ ‘Bolero’ (F)
 ’アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルク’ ‘Astrid Grafin von Hardenberg’ (HT)
 ’ジュビリー・セレブレーション’ ‘Jubilee Celebration’ (S)
 ’ガーデン・オブ・ローゼズ’ ‘Garden of Roses’ (F)
 ’フロレンティナ’ ‘Florentina’ (Cl)
 ’ダーシー・ビュッセル’ ‘Darcey Bussell’ (S)
 ’プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント’ ‘Princess Alexandra of Kent’ (S)
 ’リッチフィールド・エンジェル’ ‘Lichfield Angel’ (S)
 ’クレア・オースチン’ ‘Claire Austin’ (S)
 ’ラ・ローズ・ドゥ・ベルサイユ’ ‘La Rose de Versailles’ (HT)
 ’サンガーハウザー・ユビレウムスローゼ’ ‘Sangerhauser Jubilaumsrose’ (F)
 ’ザ・ジェネラス・ガーデナー’ ‘The Generous Gardenar’ (S)
 ’ローズ・ヨコハマ’ ‘Rose Yokohama’ (HT)
 ’ウイズリー 2008′ ‘Withley 2008′ (S)
 ’ノヴァーリス’ ‘Novalis’ (F)
 ’シークレット・パフューム’ ‘Secret Perfume’ (HT)
 ’ストロベリー・ヒル’ ‘Strawberry Hill’ (S)
 ’クリスティアナ’ ‘Christiane’ (F)
 ’エンチャンテッド・イヴニング’ ‘Enchanted Evening’ (F)
 ’プリンセス・アイコ’ ‘Princess Aiko’ (F)
 ’ジ・アレンウィック・ローズ’ ‘The Alnwick Rose’ (S)
 ’レディ・エマ・ハミルトン’ ‘Lady Emma Hamilton’ (S)
 ’グレイス’ ‘Grace’ (S)
 ’伊豆の踊子’ ‘Izu-no-Odoriko’ (F)
 ’レディ・オブ・シャーロット’ ‘Lady of Charlotte’ (S)
・’マダム アルディ’ ‘Madame_Hardy’ (D)
・’フラワーカーペット ローズピンク’ ‘Pink Flower Carpet’ (S)
・’ノックアウト’ ‘Knock Out’ (FL)
・’サリー ホームズ’ ‘Sally Holmes’ (S)
・’エリナ’ ‘Elina’ (HT)
・’ボニカ ’82’ ‘Bonica ’82’ (S)
・’イングリッド バーグマン’ ‘Ingrid Bergman’ (LCL)
・’ジャスト ジョーイ’ ‘Just Joey’ (HT)
・’パスカリ’ ‘Pascali’ (HT)
・’アイスバーグ’ ‘Ice Berg’ (FL)
・’ドゥフトボルケ’ ‘Duftwolke’ (HT)
・’クィーン エリザベス’ ‘Queen Elizabeth’ (Gr)
・’オールド ブラッシュ’ ‘Old Blush’ (Ch)
・’セシル ブリュネ’ ‘Cécile Brünner’ (Pol)
・’グルス アン テプリッツ’ ‘Gruss an Teplitz’ (Ch)
・’マダム アルディ’ ‘Madame_Hardy’ (D)
・ロサ・ガリカ ‘ヴェルシコル’ Rosa gallica ‘Versicolor’ (G)
・ロサ・キネンシス ‘ムタビリス’ Rosa chinensis ‘Mutabillis’ (Ch)
・ロサ・ガリカ ‘オフィキナリス’ Rosa gallica ‘Officinalis’ (G)
・’シャルル・ドゥ・ミル’ ’Charles de Mills’ (G)


横浜で発見された「ミステリーローズ」
 開国前から国内に存在するこのバラは根種が特定できないため、「ミステリーローズ」と呼ばれています。2017(平成29
)年に、平安時代に中国から渡ったバラと同系統とみられる品種が市内で発見されました。


 イヌバラ Rosa canina
 ノイバラ Rosa multiflora
 ’キャトル・セゾン’ ‘Quatre Saisons’ (D)
 ’シャポー・ドゥ・ナポレオン’ ‘Chapeau de Napoléon’
 ’スーベニール・ドゥ・ラ・マルメゾン’ ‘Souvenir de la Malmaison’ (B)
 ’デュシェス・ドゥ・ブラバン'(桜鏡) ‘Douchesse de Brabant’ (T)
 ’ファンタン・ラトゥール’ ‘Fantin-Latour’ (C)


 ’ラ・フランス’ ‘La France’ (HT) 【企画展示の解説より】
完全な「四季咲き」・ハイブッリドティー第一号品種
 作出年は1867年で、甘いモダンマスクの香りがあり、明治から大正にかけて日本では「天地開てんちかい」と呼ばれていました。中国からヨロッパにもたらされた四季咲き性をもったバラは、さまざまな系統のバラと交配されました。最終的にハイブリッド・パーペチュアルとティーの2系統が交配された結果、ハイブリッドティーという完全な四季咲きの系統が誕生しました。ハイブリッドティーという系統のバラの特徴は完全な四季咲き性を持つ以外にも、それまで半つる性であったバラが木立ち性になったという点です。このラ・フランス以降のバラをモダンローズ(現代バラ)、以前をオールドローズとして分ける考え方があります。


 ’ブルボン・クイーン’ ‘Burbon Queen’ syn. ‘Queen of Bourbons’ (B)
 ’アンリ・マルタン’ ‘Henry Martin’ (M)
 ’ブランシュフルール’ ‘Blanchefleur’ (C)
 ロサ・ダマスケナ ‘トリギンティペタラ’ Rosa X damscena ‘Trigntipetala’ (D)
 ’スレイターズ・クリムゾン・チャイナ’ ‘Slater’s Crimson China’ syn. Rosa chinensis ‘Semperflorens’ (Ch)
・’マダム・アルフレッド・キャリエール’ ‘Mme. Alfred Carrière’ (N)
 ’メイデンズ・ブラッシュ’ ‘Maiden’s Blush’ (A)
 ’ブラッシュ・ノアゼット’ ’Blush Noisette’ (N)
 ’ブライトサイド・クリーム’ ‘Brightside Cream’ (T)
 ’スーベニール・デュ・ドクトゥール・ジャマン’ ‘Souvenir du docteur Jamain’ (HP)
 ’ジェネラル ジャックミノー’ ‘Général Jacqueminot’ (HP)
 ロサ・ケンティフォリア Rosa X centifolia (C)
 ’コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン’ ‘Comtesse Cécile de Chabrillant’ (HP)
 ’シャンプニーズ・ピンク・クラスター’ ‘Champney’s Pink Cluster’ (N)
 ’クイーン・オブ・デンマーク’ ‘Queen of Denmark’ (A)
 ’カーディナル・ドゥ・リシュリュー’ ‘Cardinal de Richelieu’ (G)
 ’紫玉’ ‘Shigyoku’ (G)
 ロサ・リカルディ Rosa X richardii (G)
○ロサ・モスカータ Rosa moschata (Sp)
 ’プリンセス・ミチコ’ ‘Princess Michiko’ (F)
 ’ロイヤル・ハイネス’ ‘Poyal Highness’ (HT)
 ’フリージア’ ‘Freesia’ (F)
 ’ブライダル ピンク’ ‘Bridal Pink’ (F)
 ’たそがれ’ ‘Tasogare’ (F)
 ’ビルゴ’ ‘Virgo’ (HT)
 ’オフェリア’ ‘Ophelia’ (HT)
 ’ホワイト・クリスマス’ ‘White Christmas’ (HT)
 ’聖火’ ‘Seika’ (HT)
 ’ゴールデン・セレブレーション’ ‘Golden Celebration’ (S)
 ’ガートルード・ジェキル’ ‘Gartrude Jekyll’ (S)
 ’エグランタイン/マサコ’ ‘Eglantyne / Ausmak’ (S)
 ’ローラ’ ‘Laura’ (HT)
 ’マルコポーロ’ ‘Marcopolo’ (HT)
・’グラハム・トーマス’ ‘Graham Thomas’ (S)
 ’カーディナル’ ‘Kardinal’ (HT)
 ’ドフトツァーバァ ’84’ ‘Duftzaubar ’84’ (HT)
 ’芳純’ ‘Hojun’ (HT)
 ’オリンピック・ファイヤー’ ‘Olympic Fire’ (F)
・’ピエール・ドゥ・ロンサール’ ‘Pierrre de Ronsard’ (CL)
・’フラワーカーペット・ローズ・ピンク’ ‘Pink Flower Carpet’ (S)
 ’グリーン・アイス’ ‘Green Ice’ (Min)
 ’うらら’ ‘Urara’ (F)
 ’フレンチ・レース’ ‘French Lace’
 ’月光’ ‘Gekko’ (HT)
 ’バレンシア’ ‘Valencia’ (HT)
 ’春芳’ ‘Shunho’ (HT)
 ’ノスタルジー’ ‘Nostalgie’ (HT)
 ’桜貝’ ‘Sakuragai’ (HT)
 ’レッド・シンプリシティ’ ‘Red Simplicity’ (F)


【その他】

 メタセコイア Metasequoia glyptostroboides
 フウトウカズラ Piper kadsura
 パフィオペディルム交配種 Paphiopedilum cv.
○ディコンドラ・アルゲンテア Dichondra argentea Silberregen
 セイロンニッケイ Cinnamomum verum
 オオインコアナナス Vriesea X ‘Poelmanii’
 トラフヒメバショウ Calathea zebrina
 クロバナタシロイモ(ブラック・バットフラワー ) Tacca chantrieri
 ミッキーマウスの木 Ochna serrulata
 ホウライシダ Adiantum capillus-veneris
 カルダモン(小荳蔲(ショウズク)) Elettaria cardamonum
○シロシマセンネンボク Dracaena fragrans ‘Warneckii’ Dracaena Warneckii
五色矢羽蕉(ゴシキヤバネショウ) Calathea makoyana Peacock Plant
○インドゴムノキ Ficus elastica Indian Rubber Tree
○リプサリス・ピロカルパ Rhipsalis pilocarpa Hairy-fruited Wickerware Cactus
 サクララン属の一種 Hoya sp.
○ニオイセンネンボク Dracaena fragrans
 カルミア Kalmia latifolia
 大葉麒麟(オオバキリン) Pereskia grandifolia Syn. Rhodocactus grandifolius
○ミルメコフィラ・ティビキニス Myrmecophila tubicinis
○クラッスラ・ムルティカヴァ Crassula multicava Fairy Crassula
 サンセベリア(アツバチトセラン) Dracaena Trifasciata
 万宝(マンポウ) Senecio serpens Syn. Curio repens
白眉(ハクビ) Cotylecon orbiculata Pig’s Ear
 アオノリュウゼツラン Agave americana
○クチブトヒゲボソゾウムシ Ophryophyllobius polydrusoides
 ヒメシロコブゾウムシ Dermatoxenus caesicollis
 ユキノシタ Saxifraga stolonifera
○カザグルマ Clematis patens
 豆桜(マメザクラ) Cerasus incisa
 ゼンマイ Osmunda japonica
○キリンソウ Phedimus aizoon ver. floribundus Aizoon Stonecrop
 ハマボッス Lysimachia mauritiana
 ハナイカダ Helwingia japonica
 ヒレハリソウ Symphytum officinale
 タラノキ Aralia elata
○カッコウチョロギ Betonica officenalis Betony
日向当帰(ヒュウガトウキ) Angelica tenuisecta var. Furcijuga
 サネカズラ Kadsura japonica
 メハジキ Leonurus japonicus
○カワミドリ Agastache rugosa Anise Hyssop
 ウツギ Deutzia crenata
 ビャクブ Stemona japonica
 タチテンモンドウ(立天門冬) Asparagus cochinchinensis var. pygmaeus
 チョウセンアザミ(カルドン) Cynara cardunculus
 ヤマボウシ Cornus kousa
 ハナマキ Callistemon citrinus
 アマチャ Hortensia serrata var. thunbergii
 ガマズミ Viburnum dilatatum
 シモツケ Spiraea japonica
 ツクシイバラ Rosa multiflora var. adenochaeta
 サラサウツギ Deutzia crenata f. plena
 オオデマリ Vibrunum plicatum f. plicatum
 コバノズイナ Itea virginica
 ヒペリカム ヒドコート Hypericum patulum ‘Hidcote’
 トウカエデ Acer buergerianum
 カキノキ Diospyros kaki絵御所えごしょ
 オニグルミ Juglans ailantifolia
 カシワバアジサイ Hydrangea quercifolia
 ツボサンゴ Heuchera sanguinea
 ホソバイヌビワ Ficus erecta var. sieboldii
 ハボタン Brassica oleracea var. acephala
 ヤナギバシャリントウ ‘オータムファイアー’ Cotoneaster Salicifolius ‘Autumn Fire’
○カーネーション Dianthus caryophyllus
 ヒメシャラ Stewartia monadelpha
 ツボサンゴ Heuchera sanguinea
 キンギョソウ ‘トゥイニー’ Antirrhinum majus ‘Twinnie’